[この記事でわかること]

  • アイスクリームとは?
  • アイスにかけるお酒の種類とおすすめの組み合わせ一覧
  • まとめ

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アイスクリームとは?

世代や性別を問わず多くの人に愛されているアイスクリーム。ラクトアイスやアイスミルクなど種類や味わいは様々で、近年はお酒をかけて愉しめるデザートとしても注目され始めました。本記事ではそんなアイスの特徴や歴史について解説していきます。

アイスクリームの特徴

優しい甘さとクリーミーな食感、ヒンヤリとした口当たりが特徴のアイスクリーム。ミルクを主原料としているため、乳製品ならではの濃厚な味わいを堪能できるのが特徴です。

アイスと一口に言っても厳密には3種類に分類されます。アイスの中で最も乳固形分と乳脂肪分を多く含有しているのがアイスクリームです。アイスクリームの基準は乳固形分15%以上・乳脂肪分8%以上を含んでいることで、植物油を添加した製品は該当しません。

乳固形分10%以上・乳脂肪分3%以上の製品をアイスミルクといいます。アイスミルクは植物油を添加した製品も含まれ、乳成分の含有量は牛乳とほとんど同じです。

最も乳固形分が少ないアイスをラクトアイスといいます。ラクトアイスは乳固形分を3%以上含んでいますが、乳脂肪分は含有していません。スッキリとした味わいと多彩な種類のフレーバーが特徴で、比較的リーズナブルな商品がそろっています。

ちなみに日本の法律上では乳成分を含まないアイスは氷菓に分類され、アイスクリーム類とは区別されています。例えばシャーベットやかき氷、ジェラートなどのような乳固形分3%未満のアイスはすべて氷菓です。

サッパリしたラクトアイスは大吟醸や白ワイン、シャンパンとのマリアージュを愉しめます。濃厚なバニラアイスクリームはとろりとした果実感が魅力の「罪」にピッタリです。

アイスクリームの歴史

アイスクリームは古代ギリシャ・ローマ時代を司ったアレキサンダー大王が、兵士の士気を高めるために果汁に蜂蜜に氷雪を混ぜて与えたことが起源といわれています。

乳脂肪分を含んだクリーミーなアイスクリームが誕生したのは17世紀末、イタリアの菓子職人・フランソワ ブロコープ氏がシャーベット状の氷菓「グラニテ」にホイップクリームを混ぜた「グラス・ア・ラ・シャンティー」を開発したことがはじまりです。

1851年には、アメリカで牛乳商を営んでいたヤコブ・フッセル氏がアイスクリーム生産工場を設立。大量生産されると共に世界的にアイスクリームが認知されるようになりました。

初めて日本でアイスクリームを食したのは1860年に渡米した遣米使節団といわれています。アメリカで学んだ氷菓の製法を日本に持ち帰り、「アイスクリン」という名前で牛乳・砂糖・卵黄だけで造ったアイスを発売。しかし当時のアイスクリンは現在価格に換算すると1人前約8,000円で、一部の人しか味わえない高級なお菓子でした。

一般的にアイスクリームが普及し始めたのは1920年、冨士食料品工業(現:森永乳業グループ)がアメリカから大型冷凍庫を輸入したことがきっかけです。冨士食料品工業は東京・深川の地に工場を設立し、以降アイスクリーム市場は急成長していきました。

1921年には極東練乳三島工場(現:明治乳業)でもアイスクリーム生産が開始されます。1923年には北海道の自助園農場(現:雪印乳業)でバニラ・チョコ・ストロベリーの「3色アイス」が発売され、アイスクリームの種類も多様化していきました。

アイスにかけるお酒の種類とおすすめの組み合わせ一覧

お酒の種類によって相性の良いアイスは異なります。バニラアイスやチョコアイス、チョコミントアイス等、アイスの種類によって組み合わせるお酒を変化させることが大切です。

ぜひ今からお伝えするアイスにかけるお酒の種類とおすすめの組み合わせ一覧を参考に、お酒とアイスのペアリングから生まれる魅惑的な味わいを愉しんでみてくださいね。

バニラアイス

バニラアイス×赤ワイン

アイスにかけるおすすめのお酒は赤ワインです。赤ワインをクリーミーな味わいのバニラアイスと組み合わせると、タンニンの収斂味と芳醇なアロマ、奥行きあるコクがまろやかに変化します。

おすすめはバニラアイスの上に赤ワインを少量かけるレシピです。乳成分の配合率が高いアイスクリームに大さじ一杯程度の赤ワインをかけると、バニラアイスの味わいが深まりクオリティが一気にアップします。

ペアリングする素材を引き立てるバニラアイスは、果実味溢れる「罪」との相性も抜群。ちなみに罪はストロベリー、マンゴー、キウイの3種類があり、全てのフレーバーはバニラアイスにかけるために開発されています。

バニラアイス×ウイスキー

アイスにかけるお酒といえばウイスキーも欠かせません。ウイスキーはアルコール度数が高いお酒なので、飲むと血行が促進し体がポカポカしてきます。甘くヒンヤリとしたアイスは、ウイスキーで温かくなった体を優しく冷やしてくれるおすすめの組み合わせです。

ウイスキーは特にバニラアイスと相性が良いお酒で、銘柄はザ・マッカランやサントリーローヤル、メーカーズマークなどがピッタリ。微かにバニラの香りがするスモーキーなアードベッグもバニラアイスとのペアリングに最適です。

ところで、ウイスキーはアードベッグのようにバニラ香漂う銘柄が多いことにお気づきでしょうか?それはウイスキーを熟成するときに使う樽に理由があります。

ウイスキー熟成樽の主流はオーク樽で、オークの樹はバニリンというバニラの元となる香味成分を含んでいます。ウイスキーとバニラアイスの相性が良いのは、オーク樽を使っている銘柄が多いからなのですね。

ウイスキーとバニラアイスのレシピはとても簡単で、バニラアイスの上に約15mlのウイスキーをかけるだけでOK。ダイエット中の人はバニラアイスの量を減らして、フルーツを添えてもおいしくいただけます。

バニラアイス×ブランデー

アイスにかけるおすすめのお酒はブランデーもあります。ワインを蒸留して造られているブランデーは元々ほんのりとした甘みとコクがあるため、アイスを初めとした甘いスイーツとの相性が抜群です。ブランデーならではの芳醇な香りは、パウンドケーキや生チョコなどのレシピにプラスするとハイクオリティな味わいに変化します。

スイーツにブランデーを組み合わせるようになったのはフランスが発祥で、アイスクリームにブランデーをかけ始めたのも同じくフランスです。クリーミーで濃厚なバニラアイスとブランデーのペアリングは誰もが虜になるほど魅惑的な味わいに満ちています。

カミュVSOPはバニラの風味とカミュならではのオレガノ・バジルなどの芳香がコクと複雑味をプラスし、余韻は紅茶の香りが緩やかに漂います。

人気レシピはレミーマルタンVSOPと乳成分の含有量が多めのバニラアイスです。バニラの味わいにレミーマルタンが溶け合って、濃厚なブランデーの風味がクリアに変化します。レミーマルタンVSOPの量はお好みで調整して構いませんが、お互いの風味を引き立てるにはバニラアイスと同量程度がおすすめです。

チョコアイス

チョコアイス×日本酒

チョコアイスにかけるおすすめのお酒一覧として、まず最初に日本酒を紹介します。チョコレートに合うお酒の種類といえば、ワインやブランデー、ウイスキーなどを想像しがちかもしれません。もちろんこれらの洋酒との相性も良いですが、日本酒ならではの酸味と甘み、吟醸香はチョコレートとナチュラルに融合します。

ところで、「白ワインを彷彿とする大吟醸を味わったことがある」という人もいるのではないでしょうか?日本酒はワインと同じく発酵して造られている醸造酒で、原料に違いはあるものの製法そのものは非常に近い部分があります。日本酒と白ワインの風味に似た部分があるのは製法が似通っているからなのです。

ワインとチョコレートは同じ発酵食品で、同じく日本酒も発酵した蒸留酒に分類されます。チョコアイスと組み合わせると豊かなマリアージュが堪能できるのは、発酵食品同士の相性が良いことも理由の一つです。

チョコレートアイスは酸味のあるお酒とのペアリングに向いているため、アイス専用の果実酒「罪」のストロベリーやキウイなど酸味の強いフレーバーともマッチします。

チョコアイス×ウイスキー

続いてアイスにかけるお酒の組み合わせ一覧としてご紹介するのはウイスキー×チョコアイスです。ウイスキーはバニラアイスとの相性も良いですが、チョコレートアイスならではのコクと風味にもぴったりマッチします。

チョコレートとウイスキーの相性の良さの例としては昔懐かしいウイスキーボンボンや近年人気のウイスキー生チョコレート、トリュフとウイスキーの組み合わせなどが挙げられます。ニッカウイスキーの余市、竹鶴と生チョコとのコラボ製品「The Nikka Bar」は、札幌・薄野発の有名なチョコレート菓子として有名です。

チョコレートアイスの種類は、スッキリとしたラクトアイスやザッハトルテ風チョコレートアイス、またはバニラアイスにチョコをコーティングした製品など多彩にそろっています。

濃厚なビターテイストのチョコレートアイスとオンザロックのウイスキーは、チョコの酸味と苦みがゆっくり広がるウイスキーのアロマと調和して馥郁とした余韻をもたらすベストな組み合わせです。

チョコミントアイス

アイス×お酒でおすすめなのはチョコミントアイスとウイスキーです。チョコミントならではの爽やかさとビターなコク、スッキリとした甘みは、ほろ苦いウイスキーと爽やかなハーモニーを奏でます。

ニッカウイスキー公式Twitterでおすすめしている飲み方はハイボールとのペアリングです。人気漫画凪のお暇(なぎのおいとま)でも紹介された組み合わせで、漫画内では主人公・凪がそのおいしさに思わず絶叫してしまうほど。ウイスキーの種類は知多やザ・マッカラン、タリスカーなどハイボールに合う銘柄がピッタリです。

レシピはお好みの濃度で作ったハイボールにチョコミントアイスを浮かべたらOK。爽やかな味わいだけではなくかわいい見た目はSNS映えも抜群です。一般的にはチョコミントフロートハイボールという名前で親しまれ、「大人のクリームソーダ」と称され世代や性別を超えて愛されています。

アイス専用の果実酒「罪」がリリースしている季節限定販売フレーバー「激情オレンジ」と合わせるのもおすすめです。ミントの爽やかさにシトラスの風味がマッチして、果実のフレッシュな味わいを一層引き立ててくれます。

その他の味のアイスの組み合わせ

ガリガリくんサワー

お酒の組み合わせにピッタリのアイスにはガリガリくんも挙げられます。酎ハイとの相性が抜群で、直接お酒にガリガリくんをダイブさせるガリガリくんサワーが人気です。Twitterではレモンサワーにガリガリくんを組み合わせるユーザーの声が多く見られます。

ガリガリ君は前述したようにアイスクリーム類ではなく氷菓に分類されるアイスです。乳脂肪分を含んでいないために、乳製品独得のコクやまろやかさはありませんが、その分お酒のフレーバーとして愉しむことができます。

ガリガリ君の種類を変化させるとお酒の味わいも変化するので、「いつものお酒をアレンジしたい」「暑い日にサッパリとしたお酒が飲みたい」という人にもピッタリ。フルーティな「罪」とガリガリくんサワーのペアリングは、ダイエット中の人や乳製品を避けたい人にもおすすめです。

アイスボックス割り

アイスボックスとお酒を組み合わせると新鮮な味わいを愉しめます。アイスボックスで飲むお酒はアイスボックス割りといい、アイスにかけるお酒とは異なり氷の代わりにアイスボックスを用いる飲み方です。

アイスボックスは種類も多彩で、グレープフルーツやレモン、巨峰、サイダーなどがあります。アイスクリーム類の中では最もカロリーが低いのはラクトアイスですが、無脂肪で糖分も低いアイスボックスを使うとよりダイエットには効果的です。近頃はチューハイ専用のアイスボックスもリリースされています。

アイスボックスだけでは物足りない場合は「罪」を組み合わせるのもおすすめです。罪はアイスにかけるためのお酒として発売されていますが、お酒自体にプラスしてフレーバーをアレンジしながら愉しむこともできます。

まとめ

この記事ではお酒に合うアイスクリームの組み合わせをご紹介しました。「お酒に合うアイスクリームは想像以上に多かった」という人もいるのではないでしょうか?

お酒といえば塩気の強い肴と味わう、もしくはフードペアリングとして愉しむと認識している人が多いかもしれません。しかし和菓子と共に日本酒を飲んだり、チョコやドライフルーツとウイスキーを堪能したりなど、元々お酒は甘いスイーツとの相性が良いことでも知られていました。

近年は、お酒とアイスクリームのペアリングに着目したアイス専用果実酒「罪」が注目を集めています。罪は美しい色合いとフルーティな味わい、ドロリとした贅沢な果実感が魅力のお酒です。

本来アイス自体にかけて愉しむのが罪ですが、お酒のフレーバーとして用いるといつものお酒をアレンジできます。罪はラインナップも豊富にそろっているので。シーンや気分に合わせて独自の楽しみ方で味わってみてはいかがでしょうか?