【この記事でわかること】

    • カミカゼについての基本情報
    • カミカゼのレシピ・作り方
    • カミカゼにおすすめのウオッカ
    • カミカゼにおすすめのホワイトキュラソー

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そもそもカミカゼとは?

カミカゼ
カミカゼはウォッカをベースにして作るカクテルのことで、中辛から辛口でキリっとした味わいが特徴のお酒です。バーでも人気メニューの1つで、時間をかけてゆっくりとお酒の味を楽しみたい方におすすめできます。

ここでは、カミカゼの名前の由来や味、度数、カクテル言葉について詳しく解説します。

日本酒の九郎左衛門 超裏・雅山流 神風とは全く別の酒

カミカゼと聞くと、日本酒かな?と思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本酒の中にも「神風」という銘柄の純米酒がありますが、日本酒の神風は山形県米沢市発祥のお酒で、お米の香りとフレッシュな味わいが特徴で、アルコール度数は15度。

それに対してカクテルのカミカゼは、ウォッカをベースにしてホワイトキュラソーと合わせ、ライムを添えて飲むのが一般的です。レシピや作り方によって異なりますが、アルコール度数は約25%程度になります。

日本酒の神風とカクテルのカミカゼは、名前は同じでも全く別のお酒なので注意しましょう。

カミカゼの名前の由来・意味

カミカゼの発祥地は、実は日本ではなくアメリカであると言われています。

第二次世界大戦のときに日本で発足した「神風特攻隊」が名前の由来となっており、神風特攻隊のように強く辛口で鋭い口当たりが特徴であることからカミカゼと呼ばれるようになりました。また、米軍占領時代に横須賀基地で作られたものが初めてという諸説もあります。

日本人だけでなく海外の方にとっても、カミカゼは戦争時の神風特攻隊を彷彿とさせる思い入れの深いカクテルの1つでしょう。

度数が高めのお酒であるため、カクテルグラスやショットで提供されることが一般的となっています。また、カミカゼ以外に「サムライ」という和名が付いたカクテルも、外国人観光客から大きな人気を集めています。

カミカゼの味は?

カミカゼはベースとなるウォッカや一緒に混ぜるホワイトキュラソーによって風味が変わりますが基本の作り方は同じです。ウォッカベースのカクテルなので、味は中辛から辛口でとてもパンチの効いた印象があります。

アルコール度数が強いため、初めて飲む方にとってはきついお酒とイメージされやすいですが、添えられたライムの風味で後味はスッキリとしているのが特徴。カミカゼの味はよく「ポカリスエットに似ている」と例えられることが多く、さっぱりしているからゴクゴク飲める・女性にもおすすめのお酒という声も多いです。

しかしながらカミカゼはカクテルの中でもアルコール度数の高い分類に入るので、一気に飲みすぎるのは要注意!きついなと感じたら、氷が溶けるのを待ちながら味の変化を楽しむのも良いですね。

カミカゼの度数

カミカゼのアルコール度数は約25%くらいが一般的となっています。ウォッカの分量やバーテンダーの作り方によっても度数は変わってきますが、カクテルの中ではアルコール度数が高い方なので、お酒が苦手な人や弱い人にとってはきつく感じるかもしれません。

カクテルの定番であるジントニックは5%、モスコミュールは10~15%なので、人気カクテルと比較してもかなり度数が高めであることがわかります。

カミカゼをロックグラスで飲む際は、時間を置いて氷が溶けて味が少し薄まってから飲むとスッキリと飲むことができると思いますよ!

カミカゼのカクテル言葉は?

カミカゼのカクテル言葉は「あなたを救う」です。

カクテル言葉の解釈は人によって異なると思いますが、カミカゼのカクテル言葉には、第二次世界大戦中に命がけで日本の為に戦いアメリカ軍を恐れさせた神風特攻隊の、「日本を救う・あなたを救いたい」という強く熱い想いが込められていると感じます。

カミカゼのパンチの効いたキリっとした鋭い口当たりは、当時の神風特攻隊そのものを表現していると連想する方も多いようです。日本の歴史や命の尊さを感じられるこのカクテルは、大切な人・守りたい人と一緒に飲むにぴったりの一杯であると言えます。

カミカゼのレシピ・作り方

カミカゼ レシピ
ここからは、カミカゼのレシピ・作り方について詳しくご紹介していきましょう。

カクテルを作るのは一見難しそうに感じますが、基本となる作り方をしっかり覚えればご自宅でもオリジナルのカミカゼを気軽に作って楽しむことができます。バーに行くのは緊張する、自分で作ってみたいという方はぜひ以下でご紹介するレシピを参考にしてみてください。

材料

  • ウォッカ 20ml
  • ホワイトキュラソー 20ml
  • フレッシュライムジュース 20ml

カミカゼはウォッカをベースにして、ホワイトキュラソーやフレッシュライムジュースを合わせて作るカクテルです。ウォッカは無味無臭のため、どれを選んでも同じでは感じる方も多いと思いますが、ウォッカにもさまざまな種類と特徴があり、使用するベースによって風味も変わってくるので自分の好みのものを見つけてみましょう。

レシピはバーテンダーによって異なりますが基本となる作り方は同じです。ロックグラスに入れる氷は、比較的溶けにくい市販のロックアイスを使用するのがおすすめ。一緒に生のライムを添えて、果汁を絞りながら飲むとよりスッキリとした味わいを感じることができるでしょう。

割合

  • ウォッカ:1
  • ホワイトキュラソー:1
  • フレッシュライムジュース:1

バーで飲むカミカゼはバーテンダーの作り方やレシピによって味や度数が変わってきます。キリっとした辛口の風味を強く感じたい方はウォッカを多めに、柑橘の香りや甘めに仕上げたい方はホワイトキュラソーを多めにして、それぞれ分量を調節しながら自分好みの味を見つけてみてください。

お酒に弱い方がバーでカミカゼをオーダーする際などは、割合を調節してくれることもあるので気軽にバーテンダーに相談してみましょう。

カミカゼの作り方の手順

  1. ウォッカ・ホワイトキュラソー・フレッシュライムジュースをシェイカーに入れてシェイクします。あまり強い力でシェイクすると泡立ってしまうので、強すぎず弱すぎない丁度良い加減でシェイクしましょう。
  2. 氷の入れたロックグラス(もしくはカクテルグラス)にゆっくりと注ぎ入れます。
  3. これでカミカゼの完成ですが、一緒に生のカットライムを添えると、よりお店の雰囲気や味に近づけて楽しむことができますよ!

美味しいカミカゼを作るためのコツ

カミカゼの作り方はとても簡単ですが、より美味しいカミカゼを作るにはいくつかポイントがあります。

ポイント1:氷は市販のロックアイスがおすすめ
上記の「作り方」でもご紹介しましたが、氷は市販のロックアイスがおすすめです。自宅の冷蔵庫の製氷機で作った氷を使用しても良いですが、ロックアイスよりも小さい場合が多いのでシェイカーの中で砕けたり溶けたりしてしまう可能性があるので、比較的サイズが大きくて溶けにくい氷をチョイスしましょう。

ポイント2:生のカットライムでキレとスッキリさをアップ
カミカゼには材料としてウオッカ・ホワイトキュラソー・フレッシュライムジュースを使用しますが、更にキレとスッキリさを味わいたいという方は生のカットライムを絞って入れてみると良いでしょう。柑橘の香りも際立ちより一層美味しく味わうことができますよ。

ポイント3:時間をかけてゆっくり飲む
カミカゼは度数の高いカクテルなので一気に飲み干してしまうとすぐに酔ってしまいます。その場の雰囲気を楽しみながらゆっくり時間をかけて飲むことで、よりカミカゼの美味しさを感じることができるでしょう。

カミカゼにおすすめのウォッカ

カミカゼにおすすめのウォッカ
ここではカミカゼを作る際におすすめのウォッカを5つご紹介します。

ウォッカを選ぶ際のポイントは「アルコール度数の高すぎないものを選ぶ」ことです。カミカゼはウォッカ次第で味が変わってくるので、あまりにもアルコール度数の高すぎるウォッカを選ぶとかなり味がきつくなってしまうためカクテルには向きません。

アルコール度数は40%前後で、ライムの風味を消さないくらいの丁度いいウォッカを選びましょう。

ギルビー ウォッカ

ギルビー ウォッカ
ギルビーウォッカはイギリスのロンドンで生まれたウォッカで、アルコール度数は37.5%。約35mほどの高さがある連続式蒸留機で2回蒸留し、雑味が取り除かれていてスッキリとしたクリアな味わいが特徴のお酒です。

ほんのり甘い香りも感じられ、そのままでも美味しく飲めるという声も多いギルビーウォッカですが、カクテルベースにも非常に向いているのでカミカゼを作る際におすすめのウォッカだと言えるでしょう。

グレイグーズ ラ ポワール

グレイグーズ ラ ポワール
グレイグーズ ラ ポワールはフランスが原産国で、フランス産最上級の冬小麦・グランシャンパーニュの湧水・こだわり抜かれた蒸留など、品質の良さを追求して作られたウォッカです。1997年には、世界一美味しいウォッカとして評価された実績もあります。

グレイグーズ ラ ポワールのアルコール度数は40%。ラ・フランスの上品な甘い香りと芳醇でフルーティーな味わいが特徴で、さまざまな素材との相性も抜群のためカクテルベース向きのお酒です。洋梨フレーバーのウォッカなので、カミカゼを作る場合は豊かな香りとほんのり感じる甘みを楽しむことができると思います。

アブソルート ウォッカ

アブソルート ウォッカ
アブソルートウォッカはスウェーデンが原産国で、アルコール度数は40%です。世界で唯一、南スウェーデンのオフスにある蒸留所で一元製造・管理で造られているウォッカで、世界的なブランドとし各国からとても高い評価を得ています。

穀物を思わせるリッチで複雑な香味のなかに、ほのかに感じるドライフルーツの香りを感じられるのが特徴で、口当たりはとてもなめらかです。さまざまなカクテルを作る際に用いられるウォッカですが、アブソルートウォッカでカミカゼを作ったらスッキリとした味わいを感じられるでしょう。

ロシア ウォッカ リモンナヤ

ロシア ウォッカ リモンナヤ
リモンナヤは原産国がロシアで、白樺活性炭でろ過した高級ウォッカを使用しており、爽やかな口当たりとほのかなレモンの香りを感じられるレモン色のウォッカです。ロックやソーダ割りなどでそのまま飲んでも美味しいですが、バラライカのようなレモン系のカクテルとの相性が良いお酒です。

アルコール度数は40%で、カミカゼを作るのにもおすすめ。実際にリモンナヤを飲んだ方の口コミでは「そこまでレモン感は強くない」「飲んだ後の香りが良い」という声が多く、見た目よりもレモン味は控えめのようなので、無味無臭のウォッカから気分を変えたいときに試してみるのに丁度いいウォッカかもしれません。

スミノフ ブラック

スミノフ ブラック
スミノフブラックは、スミノフシリーズの中でも少数生産されたプレミアムウォッカで、単式蒸留機(ポットスチル)で製造されています。スミノフは1864年にウォッカ発祥の地であるロシアで誕生し、現在は世界各国で愛される販売世界ナンバーワンのウォッカとして高い評価を得ています。

スミノフブラックのアルコール度数は40%で、まろやかで上品な味わいが特徴のお酒です。カクテルベースとしてバーではよく目にしますが、自然な甘みもほのかに感じられ、ストレートやロックでウォッカ本来の味を楽しむのも良いでしょう。柑橘系リキュールとも相性が良いのでカミカゼを作る際にもおすすめのウォッカです。

カミカゼにおすすめのホワイトキュラソー

ホワイトキュラソー
続いては、カミカゼを作る際におすすめのホワイトキュラソーを3つご紹介します。

より美味しいカミカゼを作るにはベースとなるウォッカも大切ですが、一緒にかけ合わせるホワイトキュラソーの選び方も重要。ホワイトキュラソーとは、オレンジを主原料にしたリキュールでほのかな甘みや爽やかな柑橘の風味が特徴のお酒です。

カクテル作りだけでなく、ケーキなどのお菓子作りのアクセントとしても使われるため、自宅に1本置いておくととても便利です。ホワイトキュラソーのアルコール度数は40%前後のものが多く、チョイスする銘柄や作り方によってさまざまなカミカゼの味を楽しむことができますよ!

コアントロー

コアントロー
コアントローはフランス産のホワイトキュラソーの1つで、アルコール度数は40%、エキス分は27%です。ビターオレンジ・スイートオレンジが主原料で、オレンジの爽やかな香りとまろやかな甘さが特徴のお酒となっています。

バーテンダーの作り方や分量によって味や風味も若干変わってきますが、カクテルを作るうえではメジャーなリキュールなので初心者の方でも失敗が少なく美味しいカミカゼを作ることができると思います。

ボルス トリプルセック

ボルス トリプルセック
ボルストリプルセックはオランダ産のリキュールで、キュラソー島産のオレンジの果皮をふんだんに使用しています。アルコール度数は38%、色は無色透明でオレンジの爽やかな香りと甘酸っぱさを感じられる味わいが特徴のお酒です。

柑橘系のカクテルを作る際によく用いられるため、カミカゼを作る際にもおすすめできます。ボルストリプルセックを使ったカミカゼの作り方はさまざまですが、もともと香りの高いリキュールなので、柑橘の香りをより強く感じたい方は分量を多少多めにしてみてもいいかもしれません。

アフロディーテ

アフロディーテ
アフロディーテはきらきらと舞うパールパウダーが入った甘いオレンジの香りを楽しむことができるホワイトキュラソーです。ギリシャ神話の女神である「アフロディーテ」から名付けられ、シルクやベルヴェットのような舌触りが特徴のお酒となっています。

アルコール度数は9%でそれほど高くなく、お酒がちょっぴり苦手な方や女性にもおすすめ。バーではカラフルなフルーツ系のカクテルを作る際などによく用いられますが、基本的にはどのような材料とも馴染みやすいのでカミカゼを作るうえでも相性が良いでしょう。

作り方はバーテンダーによって異なると思いますが、アフロディーテの分量を少し多めにすることでオレンジの甘みをより強く感じることができ、パールパウダーで見た目の印象もとても華やかな一杯に仕上げることができると思いますよ!

カミカゼの適量を知って楽しく飲む

カミカゼ 適量
繰り返しになりますが、カミカゼはウォッカベースのカクテルの中でもアルコール度数の高い分類に入ります。「神風特攻隊」の名前の由来の通り、キレがあってスッキリとした味わいなので飲みやすいと評定のあるお酒ですが、美味しいからといって飲みすぎには注意しましょう。

カミカゼは使用するウォッカ・ホワイトキュラソーによってさまざまなレシピで楽しめることができるお酒なので、自分に合った適量を見つけてお酒と共に楽しい時間を過ごしてみてください。

まとめ

カミカゼ まとめ
いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、バーの人気メニューである「カミカゼ」の名前の由来や味、度数、カクテル言葉について詳しく解説してきました。カクテルはシンプルに味を楽しむのもいいですが、名前の由来や歴史、時代背景などを知ることでそのお酒に対してより一層親しみが湧きますよね。

カミカゼは日本人だけなく外国人観光客からもとても人気のあるカクテルで、カクテル言葉の通り、自分が大切に思っている人や守りたいと感じる人と一緒に飲むのにおすすめです。

バーに出向かなくとも、シェイカーさえ用意すればご自宅で簡単に作ることができるので、この記事でご紹介したレシピや作り方を参考に、ぜひ自分だけのオリジナルの一杯を作ってみてはいかがでしょうか。