【この記事でわかること】

  • ラガヴーリンの概要
  • ラガヴーリンの種類と価格
  • ラガヴーリンのおすすめの飲み方

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ラガヴーリン(LAGAVULIN)とは?

ラガヴーリン(LAGAVULIN)の創業は1816年と言われています。個性的な香りと口に含んだ際の味わいが絶妙なバランスで成り立っており、瞬く間にアイラ島産ウイスキーの人気を牽引するような存在になりました。そんなラガヴーリンのウイスキーとはどのようなウイスキーなのでしょうか。

『ラガヴーリン』はスモーキーなウイスキー

ラガヴーリン(LAGAVULIN)の蒸留所があるアイラ島は、個性的な香りのウイスキーが造られる一大産地であることが有名です。アイラモルトの香りは、大麦を乾燥させるために燃やすピート(泥炭)の煙の香りが強く移った香りです。それに加わるのは磯の様子を思わせる香り。海沿いに蒸留所が造られることが多いため、潮の香りもするようになると言います。

人によっては風味が合わず、まずいと評することもあるような味わいではありますが、ウイスキーをこよなく愛する人々からは強く愛されています。中にはアイラモルトでないと物足りないと思うほどに魅了される人も出ているほどです。ラガヴーリンも例に漏れず、アイラモルトらしいスモーキーさが大きな特徴です。

ラガヴーリン 16年とは?

ラガヴーリン(LAGAVULIN)の主力商品は、長らくの間このラガヴーリン16年のみでした。最低でも16年熟成させないとボトリングできないこだわりは、とてつもない熱意を感じさせます。そんなラガヴーリン16年とはどんなお酒なのでしょうか。

ラガヴーリン 16 年の価格&価格推移

ラガヴーリン16年の定価は1万200円とされています。これは2022年に実施された値上げ後の価格です。その前は8800円だったようで、1400円の値上がりです。この値上げを受けて、ウイスキーファンの間では終売の噂も流れました。

ラガヴーリン(LAGAVULIN)から公式な発表は出ていないので、終売の話については噂程度に留めておくと良さそうです。ECサイトなどでの価格推移ですが、シングルモルトウイスキーにありがちな極端な値上がりとはなっていないようです。それでも定価の1.5倍から2倍程度が相場となっており、定価での購入は非常に難しいです。

Amazonでは1万5000円を超え、その他のサイトでは最高で1万8700円というお店もあります。買取についてですが、終売の噂が影響しており、お店によっては販売価格以上の値で買取しているとの話もあるようです。

ラガヴーリン 16 年の評価は?

ラガヴーリン(LAGAVULIN)16年は「アイラの巨人」「アイラモルトの決定版」などの呼び声を集めるウイスキーです。その評価ですが、2017年に開催されたサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションにおいて、ダブルゴールド賞と13年~19年熟成カテゴリベストディスティラーズシングルモルトスコッチを受賞しています。

味わいについては、アイラモルトの中で最もリッチな味とされており、口コミの中にも、アイラモルトとしては甘めの味わいという意見も見受けられるようです。値上げ前は同じ熟成年数のシングルモルトウイスキーと比較すると購入しやすい価格でしたが、買取価格の上昇が予想されているように、購入価格も今後は上昇するものとよそうされます。

ラガヴーリン(LAGAVULIN)の種類や価格は?

ラガヴーリン(LAGAVULIN)の主力商品は16年ものとなりますが、昨今ではその他のラインアップも発売されています。中には販売会社企画の限定ボトルなども存在しており、販売価格や時期などの情報から目が離せません。一体どのようなラインアップがあるのか、順に見ていきましょう。

ラガヴーリン 16年

出典:Amazon

ラガヴーリン(LAGAVULIN)のシングルモルトウイスキーではじめに紹介するのは、ここまで解説している「ラガヴーリン16年」です。ラガヴーリンのメインボトルとも言え、同ブランドのフラッグシップでもあります。

ラインアップの主力としては熟成年数が比較的長く、値上げ前はお得感を感じさせるものでもありました。味わいですが、スモーキーさもさることながら、舌の上ではドライな風味も顔を出します。口の中に漂う後味では磯の景色を感じさせ、広大な海のイメージが膨らんでいくことでしょう。

2023年2月現在、ラガヴーリン16年の定価は1万200円とされていますが、市場価格はそれをやや上回っています。平均すると、およそ1万4000円から1万3000円程度での取引が主流のようです。公式な発表はありませんが、終売の噂も広がっていることから今後更なる価格の上昇が予想されます。まだ定価に近い価格で購入できる場所もあるようですから、ぜひ探してみてはいかがでしょう。

ラガヴーリン 12年 カスクストレングス

出典:Amazon

ラガヴーリン(LAGAVULIN)のシングルモルトウイスキーで続いて紹介するのは、「ラガヴーリン 12年 カスクストレングス」です。こちらはラガヴーリン蒸留所を所有するディアジオ社による、スペシャルリリースのシリーズの中の1つで、年に一度数量限定で販売されています。

目を引くようなラベルも特徴の1つ。ラガヴーリン以外にも、ディアジオ社傘下の複数の蒸留所から出ているシリーズです。こちらの商品はカスクストレングスであることも大きな特徴となっています。通常のボトルのようにブレンドや加水の工程を経ず、樽からそのままボトリングされることで、原酒本来の味わいを楽しめます。

アルコール度数は56.5%と通常よりも高く、価格も2021-2022年モデルで税別1万6000円と、16年より高いです。各ECサイトでは各年のボトルが2万円超の価格で推移していて、買取店などでも同程度の価格が参考価格として提示されていることから、評価の高さも窺えます。

ラガヴーリン 10年

出典:Amazon

ラガヴーリン(LAGAVULIN)のシングルモルトウイスキーで続いて紹介するのは、「ラガヴーリン 10年」です。こちらは免税店向けにリリースされたボトルで、発売開始は2019年と比較的最近のことです。複数の種類の樽で熟成された原酒をブレンドし、ラガヴーリンが持つスモーキー且つ潮の香りを大きく引き立てています。

16年と比較すると、マイルドさがなく感覚は軽めという評価です。通常の購入方法では手に入らないボトルであることから、定価や値上げに関する情報はなかなか見つかりません。終売についても同様です。

各ECサイトでは並行輸入品として販売されているものが目立ち、1万円から1万2000円の間で取引されています。買取価格の相場については、同程度がやや低めとなるようです。

ラガヴーリン 8年

出典:Amazon

ラガヴーリン(LAGAVULIN)のシングルモルトウイスキーで続いて紹介するのは、「ラガヴーリン 8年」です。こちらは2023年2月現在、ラガヴーリン公式サイトにて16年と並び定番商品としてラインアップされているボトルです。

ラガヴーリン蒸留所の200周年を記念して2016年に数量限定で発売されたものでしたが、あまりに高い評価を得たことから販売の継続、定番化に至ったという経緯を持っています。香りや味わいは16年と比較するとライトではありますが、ラガヴーリンを思わせる風味はしっかりと残されています。2023年2月現在の販売価格ですが、定価は6400円とされています。

こちらも16年と同様に2022年に値上げされているのですが、値上げ幅は僅か300円と小さいです。各ECサイトでも安いサイトでは定価と同程度の価格で流通していますが、高いところでは1万円に迫る値段で推移しています。買取価格については、相場とされているのが3000円程度です。

ラガヴーリン 16年の終売や値上げ情報

ラガヴーリン16年ですが、先述のとおり2022年に値上げを実施しています。他の蒸留所では原酒不足による値上げの後に終売が相次いでいたことから、1400円の値上げを実施したラガヴーリンについても、ウイスキーファンの間では終売が近いのではという噂が流れるようになりました。

ラガヴーリン(LAGAVULIN)による公式の発表がされていないことから、終売に関する情報の真偽は定かではないですが、市場での取引価格や買い取り相場に多少の影響は与えています。このような情勢であることから、今後も品薄が続くと予想され、それに伴って市場価格も値上がりする思われます。 買取価格についても、多少の上昇がみられるでしょう。

ラガヴーリン 16 年おすすめの飲み方

最後にラガヴーリン16年のおすすめの飲み方を3つご紹介します。人によってはまずいと感じるほど独特の風味が強く、豊かな香りを楽しめる銘柄ですから、飲む際はそれを存分に味わえるような飲み方で飲んでみましょう。

ストレート

ラガヴーリン(LAGAVULIN)16年のおすすめの飲み方、1つめはストレートです。ウイスキーをストレートで飲むことはあまり馴染みがないという人もいるでしょうが、風味豊かなシングルモルトスコッチウイスキーでは積極的に試して欲しい飲み方です。

口に含んですぐに飲み込むのでは、まずいと感じる危険もあります。口にウイスキーを含んだら、空気と混ぜ合わせるようにして、鼻から香りが抜けるように味わってみましょう。アイラモルトが隠し持つ、潮の風味が目の前に広がることでしょう。飲み込んだ後は、常温の水を追うようにして飲んでみてください。

アルコールに包まれるようにして潜んでいた甘みが強く感じられるといった不思議な体験ができることでしょう。このことから、ウイスキー好きの間では評価が高い飲み方です。

ロック

ラガヴーリン(LAGAVULIN)16年のおすすめの飲み方、2つめはロックです。大きめのグラスの中に氷を入れておき、その上からウイスキーを注いで飲む飲み方です。日本でも馴染みのある飲み方ですから、知っていたという人も多いでしょう。

ウイスキーが冷たく冷やされることで、独特の香りは多少控えめになります。まずいと感じる人も少なくなるでしょう。氷が溶け行くと共に、ストレートに近い味わいから徐々に水割りに近くなり、一度で様々な濃さのウイスキーが楽しめるとして評価するウイスキー愛好家も多いです。

美味しいロックを作るコツは、なるべく大きな塊の氷を用意すること。最も適しているとされているのは、表面積が最も小さくて溶けにくい、球体の形をした氷です。

トワイスアップ

ラガヴーリン(LAGAVULIN)16年のおすすめの飲み方、3つめはトワイスアップです。グラスに注いだウイスキーを、常温で同量の真水で割って飲む飲み方です。

ウイスキーの風味を損なわないどころか、ストレートよりも香りが立ち、甘さも引き立つ飲み方であることから、ウイスキーを最も美味しく飲む飲み方として評価が高いです。トワイスアップならまずいと感じるウイスキーは限りなく少なくなるでしょう。

飲む時の楽しみ方はストレートとほぼ同じです。常温の水で割られたウイスキーからは、ウィスキーが本来持ち合わせる甘みや香りがより強く開いて、鼻や舌を突いてきます。水割りの一種とも考えられますが、それまで経験した水割りとは全く別の世界を感じられるでしょう。

まとめ

ラガヴーリン16年はアイラモルトを代表するシングルモルトウイスキーの銘柄の一つで、国内外のスコッチウィスキーファンから、高い評価を受けています。値上げによる終売の噂もあり、市場価格は高騰しています。

しかし熟成年数によってはまだ手に入りやすい物もあるので、これからアイラモルトを楽しんでみたいという人にもおすすめです。飲む際は是非今回紹介したおすすめの飲み方で試してみてください。そしてネットや街中のお店でお手頃な価格のラガヴーリンを見つけたら、ぜひ手に手に取って味わってみましょう。