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魔王焼酎とはどんなお酒?

魔王_どんなお酒
魔王は、市場での値段の高さから手を出しにくいプレミアなお酒の一つです。しかし、芋焼酎ファン以外も魅了し、高い評価を得ています。「高くてもいいから実際に飲んでみたい」と感じていただけるように、魔王とはどんなお酒なのかご紹介します。

「3M」と呼ばれるプレミアム芋焼酎の1つ

鹿児島県産の芋焼酎の中で、特に人気を集める3つの銘柄があります。そのうちの1つが魔王、残りの芋焼酎は”森伊蔵”と”村尾”です。3つの頭文字がすべてMで始まることから「3M」と呼ばれています。

3Mが有名になるきっかけは、2000年代前半に起きた第3次本格焼酎ブームです。本格焼酎ブーム以前までは麦焼酎が主流で、飲み方も酎ハイのように割って飲むのが一般的でした。そこに芋焼酎が広まり、焼酎そのものの味わいを楽しむように飲み方が変わりました。作り手のこだわりが詰まった3Mは評価され人気を集めましたが、こだわりゆえに造り手の体制から生産量は多くありません。結果として希少価値が高まり、プレミアム芋焼酎として存在感を増していきました。

現在でも鹿児島県産の3Mは人気が高く、定価で販売されることは稀。抽選販売やセット販売ぐらいでしか購入できないプレミアなお酒です。芋焼酎魔王、森伊蔵や村尾は定価での入手は難しいものの、プレゼントに大変喜ばれるのでAmazonなどでチェックしてみることをおすすめします。

魔王の味わい

魔王の特徴は、日本酒の吟醸香とも評される華やかな香りと、穏やかな飲み口です。魔王誕生の背景には、若者の芋焼酎離れを防ごうという白玉醸造の狙いがありました。

1970年代にテレビCMをきっかけにして、最初の焼酎ブームが始まりました。当時は、穏やかな味わいが特徴の白麹を使って作られた芋焼酎が人気を集め、お湯割りで飲む文化が広まりました。2000年代に入ってからは一転し、どっしり芋を感じさせる黒麹仕込みの芋焼酎が台頭。若い人には、クセが強くて飲み慣れないお酒となってしまいました。

そこで白玉酒造は、芋焼酎らしさをあえて抑えた黄麹仕込みの魔王を開発。さらに従来の流れとは違うロックという飲み方を提唱したことで、芋焼酎を飲まない人からも愛され、評価されるお酒になりました。

魔王の名前の由来

魔王の名前は、昔のウイスキー職人たちが作った「エンジェルズシェア」という言葉に由来します。

ウイスキーをはじめとしたお酒の中には、樽に貯蔵して一定期間熟成させるものがあります。しかし、樽に使用している木材の表面からお酒が蒸発していくため、少しずつ原酒が減少していくことに。減少するお酒のことを、昔の職人は「天使が飲んでいる」と考え、エンジェルズシェアと呼んでいました。

この天使を誘惑し、魔界へお酒をもたらす悪魔という意味で魔王と名付けられました。天使すら誘惑してしまう芋焼酎ですので、当然人間界の評価は最高ランク。

ただし、元々は薩摩の王から「摩王」と名付ける予定だったものを、ラベルの印刷会社からの提案で「魔王」にしたとも言われています。真相が気になる方は、ぜひ蔵元の白玉酒造に足を運んで聞いてみてください。

魔王の蔵元「白玉醸造」とは

魔王の蔵元は、鹿児島県の南端部、大隅半島に本社を置く「白玉醸造合名会社」です。本土最南端の焼酎蔵としても知られています。

鹿児島県の白玉醸造の創業は1904年で、100年以上の歴史を持つ会社。焼酎のほかにも、ポンカン酒の「ポンカア」をはじめとしたリキュールも製造していました。現在社長を務める玉利誠章氏が、若者の焼酎離れを危惧し魔王を開発。どんな人にも飲みやすいすっきりとした飲み口と、焼酎✖️ロックという新しい飲み方で、第3次焼酎ブームに大ヒットを呼びます。魔王という名称も当時として斬新であり、そのインパクトは「大魔王」のような類似名称の焼酎が現在溢れていることからもうかがい知れますね。

現在も規模は小さくとも品質を大切にした酒造りを続けており、芋焼酎の「白玉の露」や、梅酒の「さつまの梅酒」など、魔王以外のお酒も高い評価を得ています。

魔王が幻の焼酎と言われる理由

魔王は3Mだけでなく、幻の焼酎と呼ばれることもあります。そのわけは、2000年前半に起こった第3次焼酎ブームのときに、人気が高まりすぎて全く手に入れられなかったことに由来します。

魔王の蔵元である白玉醸造合名会社は、現在もホームページすら持たない規模が小さな会社です。そのため生産量は大手のように増やせません。また、焼酎ブームのときには、芋焼酎の原料であるサツマ芋の不作が重なり、生産量はさらに減少。数少ない魔王を多くの人が求めた結果、滅多に出会うことができない「幻の焼酎」と言われるようになりました。

現在でも高く評価されている魔王ですが、インターネットの普及により、Amazonなどで魔王を見つけることは簡単になりました。しかし、当時と値段の違いはあれど、依然として定価で入手することは困難。定価で入手するためには、公式の店舗に長期間の予約待ちを覚悟して申し込むか、稀に販売店が行っている抽選会で入手するしかありません。

現在でも定価の魔王は、幻の焼酎といえます。

魔王のランク・評価

プレミアな焼酎である魔王に関する市場でのランク・評価はどのようになっているのでしょうか? 結論として、味わいについては幅広い層から高く評価されているものの、コスパには不満を持っている人が多い状況です。

背景には、芋焼酎らしさを抑えた誰にとっても飲みやすい味わいと、定価の何倍ものプレミアム価格で取引されている現状が考えられます。

黄麹が醸すフルーティーな香りと、低圧蒸留による穏やかな味わいにより、魔王は良い意味で芋焼酎らしくないお酒です。口コミを調べると、芋焼酎特有の匂いが苦手な人でも魔王なら飲めるという声や、従来とは異なる味わいを楽しむ声が見つかります。

ただし、インターネットで商品を購入しようとすると、一升瓶(1800ml)で10,000円弱、4合瓶(720ml)でも4,000円前後が必要です。商品の定価はそれぞれ3,100円、1,500円ですので、値段の違いを考えるとコスパが悪いと感じてしまう人がいても不思議ではありません。

プレミアム価格は高い評価の裏返しですが、価格はもう少し落ち着いてほしいですね。

魔王の味わいを実現する製造方法の秘密

魔王_製造方法
魔王は、焼酎から離れていた若者を引き戻すため、芋焼酎らしさをあえて抑えた味わいになっています。繊細な香りや味わいは第3次焼酎ブーム下で高い評価を得て、3Mと呼ばれるに至りました。具体的にほかの芋焼酎とはなにが違うのか、特別な味わいを実現する製造方法の秘密について解説します。

日本醸造りに使われる「黄麹」を使用

魔王の特徴は、吟醸香とも評される華やかでフルーティーな香りです。この香りを生み出している秘密が黄麹。

黄麹は日本酒造りをはじめ、味噌や醤油造りにも使用されている、日本人と縁の深い麹です。黄麹を使うことにより、柑橘類などの果物を想わせる華やかな香りが生まれます。この特徴を活かしたお酒造りにより、芋焼酎を普段飲まないような人にも親しみやすい魔王が誕生しました。

しかし、焼酎造りによく使われる白麹や黒麹と異なり、黄麹は雑菌にとても弱いという欠点もあります。そのため、黄麹を使う場合には、雑菌が繁殖しにくい冬場だけ酒造りを行うことが一般的です。

黄麹の力を活かすことで、魔王は芋焼酎が苦手な人でも飲みやすいお酒になっています。一方で、大量生産が難しくなるため、希少性を高める要因になっている可能性は否定できません。

年月をかけて熟成させる

魔王が評価されている点の一つに、角がなく穏やな飲み口があります。この飲み口を生み出す秘密は熟成です。

芋焼酎は蒸留後、日本酒と同様に数ヶ月間寝かせます。この期間中に、原材料由来の油分を取り除きつつ、製造過程で生じる不快な臭いの成分を揮発させます。寝かせることにより、品質の向上と安定を図っているわけです。

一般的な芋焼酎は寝かせたあとに割り水をして出荷しますが、魔王はさらに熟成させています。熟成期間を伸ばすことで、アルコール分子が水分子に包み込まれるような物理的反応が進展。また、お酒の成分が化学変化することで、香味が落ち着き、まるみをもった味わいになります。

時間をかけることで落ち着きが出たりまるみが出たりする点は、人間みたいですね。

プレミアム焼酎「魔王」の購入方法

魔王_購入方法
3Mや幻の焼酎と呼ばれる魔王。プレミアム芋焼酎として、市場では定価の何倍もの価格がつけられています。ドンキホーテなど、一般的なディスカウントストアでは見かける機会が少ない魔王ですが、購入方法とそれぞれの特徴についてご紹介します。

白乃さとで定価購入する

魔王の購入方法として最初にご紹介したいのが、白玉醸造の正規販売店である「白乃さと」(旧玉里商店)から注文書を取り寄せて購入するルートです。

  • 受付時間:平日9時〜10時
  • 電話番号:0994-40-3741

今でも評価が高いプレミアム芋焼酎だけあり、納品までに6ヶ月ほどかかります。

白乃さとから購入するメリットは、定価で購入できること。また、蔵元から直送されることから保存状態を心配する必要がなく、確実に美味しく飲める点も魅力ですね。

一方、デメリットとしては購入までに時間がかかる点のほか、セット販売しかしていない点が挙げられます。魔王だけの購入はできず、同量の別銘柄のお酒を購入しなければなりません。一升瓶(1800ml)であれば魔王1本+別銘柄1本から、4合瓶(720ml)であれば魔王3本+別銘柄3本から販売しています。

日常的にお酒を飲む人に対しては、確実に定価で手に入るルートとしておすすめです。

酒販店の抽選販売に申込む

「ほかのお酒はいらない、魔王だけが飲みたい!」という人にご紹介したい購入方法は、酒販店で行われる抽選販売です。デパートや酒屋で、稀に抽選販売を行なっていることがあります。

抽選販売で購入するメリットは、定価、かつ魔王だけを購入できる点です。特に贈答用に購入を考えている人にとって、ほかの芋焼酎とセットで販売されていると、魔王以外のお酒は無駄になりますよね。無駄なく、必要なものだけを購入できる点は、余計な出費によるストレスがなく魅力的です。

一方デメリットとして、抽選会を開催している時期がよめないことと、一升瓶(1800ml)にするか4合瓶(720ml)にするかも選べない点が挙げられます。

抽選に参加するチャンスを逃さないために、お店へ足繁く通ったり、メルマガに登録したりするのがおすすめです。

ドンキホーテなどで購入する

白玉醸造の正規販売店や酒販店ではなく、ドンキホーテなどの一般的なディスカウントストアで購入する方法も考えられます。しかし、結論から言えばあまりおすすめはできません。その理由は次のとおりです。

  • 芋焼酎に向いた保管方法が用意されていない
  • 定価よりも高いことがある

芋焼酎の味は保存状態によって変化します。特に保存場所によっては、魔王の魅力である華やかな香りと穏やかな風味が損なわれてしまう恐れがあります。しかし、お酒を専門に扱うお店でなければ、適切な環境を用意することは難しいでしょう。

また、値段の違いも気になります。一升瓶(1800ml)と4合瓶(720ml)ともに、魔王はもともとリーズナブルな価格設定です。定価の数倍で販売し、利益を優先しているお店には、保管方法への配慮は期待できません。

魔王は芋焼酎の中でも特にデリケートなお酒です。どうしてもディスカウントストアで購入する場合には、管理方法に信頼がおけるお店で購入しましょう。

ネットで購入する

多くの人が最初に考える購入経路が、Amazonなどのインターネットではないでしょうか? 焼酎ブームのときには幻の焼酎とまで呼ばれた魔王ですが、現在ではAmazonなどですぐに在庫を見つけられます。

しかし、値段の違いは一目瞭然。一升瓶(1800ml)の定価が3,100円であるのに対して、Amazonなどのインターネットの相場では10,000円弱。4合瓶(720ml)の場合は、定価1,500円に対して4,000円前後です。また、最高ランクのお酒であるため、ほかの芋焼酎や日本酒とのセット販売をしているサイトもあり、より多くの予算が必要になる場合も。

それでも24時間いつでも手に入れられる点は魅力であるため、すぐに飲みたい人や、贈答用に欲しい人に向いています。ただし、特に暑い時期や地域で購入する場合には、味の劣化を避けるためにも、クール便で配送してもらうことをオススメします。

購入方法による値段の違いの原因は?

定価からプレミアム価格まで、魔王は購入方法によって支払額が大きく変わるお酒です。値段の違いが生まれる一つの原因として、次のような販売目的の違いが考えられます。

  • 白乃さと:多くの人に自社の商品を飲んで欲しい
  • 抽選販売:目玉商品を目当てに、多くの客にお店へ来て欲しい
  • そのほか:魔王を売ることでなるべく大きな利益を得たい

白玉醸造の正規販売店である白乃さとは「自社商品を飲んで欲しい」という、メーカーとして当たり前の目的で販売していると考えられます。抽選販売をしている店舗では、魔王を客寄せパンダにして人を集め、ほかの商品も一緒に買ってもらうことを目的にしているでしょう。どちらも魔王から多額の利益を得ることが目的ではないため、定価で販売できます。

一方で、ドンキホーテやAmazonなどで一般販売する場合には、商売の基本的な考え方として、需要に見合った価格をつけます。芋焼酎の中で最高ランクの評価を得ている魔王であれば、高くても購入する人がいるので、結果として定価の数倍の値段がついているというわけです。

魔王の蔵元「白玉醸造」の人気銘柄一覧

魔王_白玉醸造
魔王を世に送り出している白玉醸造は、創業100年を超える老舗です。2000年代に魔王を生み出して有名になりましたが、ほかにも高く評価されているお酒があります。今回は、白玉醸造の商品ラインナップから、人気の芋焼酎銘柄をご紹介します。

白玉の露

魔王_白玉の露

出典:Amazon

白玉の露は、白玉醸造合名会社が創業したときから販売している銘柄です。ただし、現在白玉の露に使われている白麹は、創業年の1904年には発見前であるため、中身は変わっていると考えられます。

白玉醸造で唯一常圧蒸留をしている商品で、飲んでみるとしっかりと芋の風味を感じる、魔王とは正反対に位置する正統派の芋焼酎。おすすめの飲み方はお湯割りで、グラスに口をつけるときに芋の甘い香りを楽しめますよ。価格がお手頃なので、晩酌用に購入するのもおすすめです。

ラベルも戦前の創業当時から変わっておらず、現代人の感性では生み出せないような重みを感じさせてくれます。

アルコール度数 25%
白麹
蒸留方式 常圧蒸留
定価 一升瓶(1800ml):1,620円、4合瓶(720ml):865円

元老院

魔王_元老院

出典:Amazon

白玉醸造の元老院は、オーク樽で長期熟成させた麦焼酎と芋焼酎をブレンドして作られています。口当たりが軽く、芋の香りだけでなく、オーク樽で熟成させたことによるバニラのような香りも楽しめるお酒です。「ウイスキーが好きだけど、もっとアルコール度数を気にせず気楽に飲みたい」という人は、ぜひ一度試してみてください! 魔王とは違ってお手頃なランク帯であるため、ふところにも優しく飲めますよ。

オススメの飲み方は、ストレート、またはロックです。芋焼酎の風味がもっと欲しい場合には、35〜40度の人肌に温めてください。グラスから芋の香りがよく立つようになり、違った味わいを楽しめます。

アルコール度数 25%
白麹
蒸留方式 低圧蒸留
定価 一升瓶(1800ml):2,121円、4合瓶(720ml):1,043円

天誅

魔王_天誅

出典:Amazon

天誅は、米焼酎と芋焼酎をブレンドした白玉醸造のお酒です。日本人にとって馴染みのある奥深い米の味わいに、芋焼酎のまろみを加えた飲み口で、高い評価を受けています。

魔王に負けず劣らず印象深いネーミングですが、もともとは「天から与えられた豊かな実りで醸した焼酎」という意味で「天酎」となる予定でした。しかし、焼酎業界に生じている激動の環境を鑑みて「天誅」と名付けられました。

強烈なネーミングとは裏腹に、繊細で奥深い味わいを楽しむおすすめの飲み方は、やはりストレートかロックです。日本酒同様に米を原材料にしていることから、日本食に合わせやすい点も嬉しいですね。

アルコール度数 25%
白麹
蒸留方式 低圧蒸留
定価 一升瓶(1800ml):2,019円、4合瓶(720ml):販売なし

魔王の美味しい飲み方は?

魔王_味わい
初めて芋焼酎魔王を飲む人には、米の味わいの日本酒の冷酒と同じように飲むことをオススメします。

なぜならば、黄麹で醸したことで生まれるフルーティーな香りと、減圧蒸留による穏やかな味わいを、最もダイレクトに感じ取れる飲み方だからです。芋焼酎のようにアルコールが強いお酒を飲みなれていない場合には、少し水で割っても問題ありません。ただし、あまり多くの水を加えると味や香りが薄まりすぎてしまうので、できれば芋焼酎と同量までに抑えてください。

また、少量をワイングラスで試し飲みするのもオススメです。ロックグラスよりも香りが残る形状になっているため、魔王をより深く味わえますよ。

もちろん甘みがあるもので割るなど、ほかの飲み方でも魔王は美味しくいただけます。しかし、一度魔王が持つ本来の味わいを評価したあとに、ロックやお湯割りを試してみるといいでしょう。

魔王の保存方法は?

魔王_保存方法
芋焼酎は度数が高く雑菌が繁殖しないため、賞味期限が設けられていません。ただし風味を維持するためには、仮に未開封であっても、保存方法に注意する必要があります。具体的には次のとおりです。

  • 日光や照明を避ける
  • 高温多湿になる場所を避ける
  • 冷蔵庫の野菜室よりも寒い場所を避ける

日光や強い光に当てると、光に含まれる紫外線によって劣化が進み「日光臭」と呼ばれる異臭が生まれます。

また、ほかの食品と同様に、高温多湿になる場所は味の劣化に繋がるので避けましょう。ただし、焼酎の場合には、寒すぎる場所でも味の劣化が生じます。これは焼酎に含まれる成分が澱(おり)として凝集され、雑味を感じさせるためです。

インターネットやドンキホーテなどのディスカウントストアで、値段の違いを不審に感じた場合は、不適切な保存方法による劣化を疑いましょう。高価な魔王を購入する前には、お店の評価を確認し、保存方法に問題がないか確認することをオススメします。

まとめ

魔王_まとめ
この記事では魔王の基本情報から購入方法、オススメの飲み方を紹介しました。

魔王はほかの3Mとは違い、芋焼酎らしさをあえて抑えることで、新しい焼酎ファンの獲得を目指したお酒です。芋焼酎が大好きという人も、芋焼酎特有の匂いが苦手という人も、一度は試してみてはいかがでしょうか?

造り手の都合により定価での入手が困難な逸品です。購入にあたっては値段の違いだけでなく、お店の評価を参考にして保管状態も比較し、劣化品を購入しないようにご注意ください。魔王は日本酒のように、繊細な香りが評価されているお酒です。日光臭や雑味が混じっては、魔王の価値を完全に失ってしまいます。ほかの焼酎以上に、保存方法には気を配りましょう。

また、白玉醸造ではほかにも美味しいお酒を作っています。ぜひほかの商品もお試しください。