[この記事でわかること]
- お中元にビールはいらない!
- お中元にビールはいらない理由3選
- お中元にもらって困るもの1位がビール
- 本当にお中元にビールはいらないのか?
- お中元でもらって嬉しいビール銘柄
- まとめ
お中元にビールはいらない!

お中元は、日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを伝える日本の風習として定着しています。
お中元でビールは定番の贈り物ですが、必ずしも喜ばれるとは限りません。お中元=ビールという考え方は、もはや過去の常識になりつつあります。
アンケート調査によると、お中元でもらって困るものとして、アルコール飲料が上位にランクインしています。ビールは誰でも好む飲み物と思われがちですが、実はビールはいらないと思っている方や、特定の銘柄を好む方も少なくないのです。
やはり、せっかくの贈り物ですから、相手の好みを考え、より喜ばれるものを贈りたいものです。相手の好きな食べ物や趣味に合わせたギフトを選ぶのはもちろんですが、もし「ビールにこだわりたい」という場合は、相手の好みを事前に確認する、または地域のクラフトビールなど、高級で個性的なビールを選ぶのも良いでしょう。
お中元選びに迷ったら、一度これまでの贈り物を振り返り、相手の反応を思い出してみましょう。より良いお中元を届けるためにも、好みを把握して双方にとって良い思い出を作ることが大切です。
参照:mapion「もらって困るお中元、1位は?」
お中元にビールはいらない理由3選

お中元にビールはいらない、困っているという方は、何を理由としているのでしょうか?以下では、お中元にビールはいらない理由を3選ご紹介します。
理由①ビールが好きじゃない

ビールをお中元にもらって困る理由の一つに、ビール自体が好まれなくなったという背景があります。
国税庁の『酒類課税移出数量の推移』のグラフ(図3)を見ると、ビールの消費量は平成5年をピークに減少傾向にあり、近年はビールの消費量がピーク時の約1/2から1/3にまで減少していることが示されています。
これは、Z世代を中心に、ビールよりも甘味のあるチューハイやカクテル、サワーなどの飲料が好まれていることが理由です。これらの飲料は、比較的アルコール度数が高く、フレーバーも多様であることが、昨今の若年層の嗜好に合っているためといわれています。
一方、ビールについては、やはり若年層を中心に「苦味が苦手」という声も多く聞かれます。多様な嗜好を持つ現代において、ビール一辺倒の贈り物は必ずしも喜ばれるとは限らないことがお中元での人気低迷の背景にあるのです。
理由②ビールよりも他のお中元の方が嬉しい
ビールをお中元にもらって困る、いらないという理由の一つに、ビールよりも他のお中元の方が嬉しく感じる方が多いことも挙げられます。最近のアンケート調査では、お中元でもらって困るものとしてお酒が1位にランクインしており、特にビールは人気が低迷しています。
一方、もらって嬉しいもの第1位は「デジタルギフトカードやポイント」、次いで「アイスクリームやゼリー、そうめん」といった冷たい食べ物、そして第3位は「感謝の言葉」でした。これらの結果から、現代では、自分の好きなものを自由に選べるギフトや、季節感に合った食べ物が好まれることが分かりました。
「感謝の言葉」が上位にあることから、時代の変化に合わせ、お中元で物を送るという習慣自体を不要と感じる方が増えてきていることも推察されます。特に不要だと答える人々の回答を分析すると、「コスト面での負担が大きい」といった意見が目立ちました。これらから、お中元という贈り物の形態が実用性や自由度を求める方向にシフトしていることがうかがえます。
理由③保管場所に困る
ビールをお中元にもらって困る、いらないという理由には、保管場所に困るということも挙げられます。ビールは、通常、12本から24本程度のまとまった量で贈られることが多く、そのため、非常にかさばり、重く、もらったとしても置き場所に困る人が少なくありません。
ビールは、直射日光を避け、涼しい場所で保管する必要があります。そのため、外の物置などに置いておくと、温度変化や湿気の影響で品質が劣化してしまう可能性が高いです。ビールの理想的な保存温度は20度前後で、30度を超えると風味が損なわれてしまいます。また、直射日光に当たると、日光臭と呼ばれる嫌なにおいが発生し、風味を損なう原因となります。
つまり、ビールを適切に保管するためには、室内に涼しく、直射日光の当たらない場所が必要であるため、これらの制限の中、かさばるを保管できないという声が多く見られるのです。
お中元にもらって困るもの1位がビール

先ほどお伝えしたように、お中元でもらって困るもの第1位はお酒で、特にビールの人気が低迷しています。ビールをもらって困る方が増えている背景には、若年層、特にZ世代のビール離れが挙げられます。
Z世代は、ジュースのような感覚で飲める甘く飲みやすい、明るく親しみやすいパッケージのチューハイやカクテルを好みます。一方、ビールのパッケージは、伝統や高級感を重視したデザインが多く、若者にとっては親しみづらいと感じるケースが多いようです。
近年、清涼飲料水のようなパッケージのチューハイやカクテルが人気を集めているのは、こうした若者の嗜好の変化が背景にあると考えられます。若年層は、幼少期から親しみのある清涼飲料水のパッケージに親近感を覚え、自然とチューハイやカクテルを選ぶ傾向にあるのです
本当にお中元にビールはいらないのか?

しかし、お中元にビールをもらって困る、いらないと思っている人ばかりではありません。ビールは多くの人から愛されており、「お中元にもらってうれしい」と回答している方も多数存在します。
ここでは、「お中元にビールは本当にいらないのか」という視点から、より深く考察していきましょう。
- お中元にビールをもらって嬉しい人もいる
- お中元でビールよりもお菓子などの方が人気
- 事前にお中元を送る相手がビールを飲むか確認する
お中元にビールをもらって嬉しい人もいる
ビールをお中元にもらって困る、いらないという人もいれば、ビールは人気が高く、もらって嬉しいという人もいます。
株式会社レビューの調査レポートによると、もらって嬉しいお中元の第1位は「ビール・お酒」、第2位は「精肉・ハム・ソーセージ」という結果になりました。
ビールが1位になった理由としては、「普段は我慢しているビールを、お中元でもらえると嬉しい」「暑くなってくる時期なので、ビールが美味しく飲める」といった声が挙げられています。また、「精肉・ハム・ソーセージ」も、高騰する食費の足しになったり、普段は買わない高級なものを楽しめたりするため、人気を集めているようです。
この調査結果から、お中元としてビールやお酒が人気を集めているのは、普段自分では購入しにくいものを贈り物として受け取れるという点が大きいと考えられます。また、食料品全般は、実用的で喜ばれる贈り物として定着していることも明確になりました。
参照:プレスリリース
お中元でビールよりもお菓子などの方が人気
お中元にビールをもらって困る、いらないという方が多いのは、ビールよりもお菓子の方が人気であることも理由の一つです。冒頭でお伝えしたmapionによるアンケート調査では、もらって嬉しいお中元第2位にアイスクリームやゼリーなどのお菓子がランクインしていました。
また、先ほど紹介した株式会社レビューの調査レポートでは、もらって嬉しいお中元の第1位が「ビール・お酒」で、お菓子は第3位でした。つまり、これらの商品は、ビールと同様に夏の暑さを乗り切るのに役立つ爽やかな食品として、多くの人から支持されているようです。
ビールは人気が2分する反面、お菓子はどの調査でも上位を獲得する人気のお中元であることも分かります。
参照:mapion「もらって困るお中元、1位は?」
事前にお中元を送る相手がビールを飲むか確認する
お中元でビールをもらって困る、いらないと思われないためには、お中元を送る前に、相手がビールを飲むかを確認しましょう。送り主自身がビール好きであれば、「誰もがビールをもらって嬉しいだろう」と考えるかもしれませんが、実際には、お酒は好きでもビールは飲まないという人もいます。
単に「お酒が好き」という情報だけでは、相手がビールを好むかどうかは判断できません。具体的にどのような種類のお酒を普段飲んでいるのか、詳しく聞いてみることをおすすめします。
ビールは、重くてかさばるため、一度もらってしまったら、処分するにも、他の誰かに譲るにも手間がかかります。そのため、相手が本当にビールを喜ぶか、事前にしっかりとリサーチすることが大切です。
お中元でもらって嬉しいビール銘柄

続いて、お中元でもらって嬉しいビールの銘柄をご紹介します。
- サントリー プレミアムモルツ
- サッポロ ヱビスビール
- アサヒ スーパードライ
- キリン 一番搾り
サントリー プレミアムモルツ

お中元でもらって嬉しいビールの銘柄は、サントリー プレミアムモルツです。その理由は、きめ細やかでクリーミーな「神泡」をはじめとする、卓越した品質にあるといえるでしょう。
プレミアムモルツの「神泡」は、優れた原料と丹念な製法によって実現されています。「磨きダイヤモンド麦芽」を使用し、「ダブルデコクション製法」で丁寧に二度煮出すことで、深いコクと華やかな香りを抽出。また、欧州産アロマホップを厳選し、「アロマリッチホッピング製法」で豊かな香りをプラス。ビールの90%を占める水には、サントリーの厳選された天然水のみを使用しています。
これらのこだわりが、プレミアムモルツを単なるビールではなく、お中元としての価値を高める要素となっています。贈る相手にも、受け取る相手にも、特別な喜びと満足感を与えてくれるでしょう。
サッポロ ヱビスビール

お中元でもらって嬉しいビールの銘柄は、サッポロ ヱビスビールです。サッポロ ヱビスビールは、130年以上の歴史を持つ国内で最高ランクのビールとして知られており、お中元などの贈答品に選ぶ方も多く見られます。
3つのこだわりのもと作られたヱビスビールは、エステル香、麦芽香、ホップ香が織りなすいわゆる「ヱビス香」が特徴です。これは、ドイツ・バイエルン産の厳選されたアロマホップ、および100%麦芽により生み出された深い味わいで、他のビールにはない豊かな風味を表現しています。
また、通常のビールの1.5倍もの熟成期間をかけることで、まろやかさとコクが絶妙なバランスで調和し、洗練された味わいを提供します。さらに、注いだ時のきめ細やかな泡と美しい黄金色は、見た目にも美しく、お中元としての格調を飲む瞬間まで与えるビールです。
アサヒ スーパードライ

お中元でもらって嬉しいビールの銘柄は、アサヒ スーパードライです。アサヒ スーパードライは、冷やせば冷やすほど冴え渡る飲みごたえで夏のお中元シーズンにぴったりの贈り物として多くの人々に選ばれています。喉を通り過ぎる瞬間の鮮烈さ、後味のキレの良さ、夏の暑さを吹き飛ばす爽快感は、アサヒ スーパードライならではの魅力といえるでしょう。
アサヒスーパードライは、伝統的な辛口の味わいをベースに、発酵による芳醇な香りとホップの香りが絶妙なバランスで融合しています。力強い飲みごたえと、後味のキレの良さが特徴で、「躍動感あるうまさ」を体験できます。
また、アサヒスーパードライのパッケージデザインも特徴的です。大きく配置されたロゴは、見る人の記憶に残りやすく、文字の傾きや間隔にもこだわりが感じられます。このような細部へのこだわりが、ブランドイメージを向上させ、お中元の定番商品としての地位を確立させています。
キリン 一番搾り

お中元でもらって嬉しいビールの銘柄は、キリン 一番搾りです。キリン一番搾りは、2024年には世界の「金賞」を受賞し、国際的に認められた品質の高さを誇ります。
麦芽100%にこだわり、一番搾りの製法で「麦のおいしいところだけ」を丁寧に抽出し、雑味や苦みを抑えたすっきりとした味わいも特長。さらに、「低温麦汁過技術」により、ホップの香りや味わいを最大限に引き出し、奥深いコクも表現しました。この洗練された味わいは、幅広い年齢層から支持されており、お中元など贈る相手を選ばないのも魅力の一つです。
また、おいしさの証として長年親しまれてきたキリンビールブランドの象徴である聖獣は、マスターブリュワーの田山智広氏の監修のもと、より明るく現代的なデザインへと進化を遂げています。
お中元でビールをもらった場合は?

お中元でビールをいただいた場合、苦手意識がある方も、一度飲んでみることをおすすめします。贈り主の方が選んでくださったビールですから、その思いを感じながら味わってみると、新たな発見があるかもしれません。
飲めない場合はお酒買取店もおすすめ
しかし、どうしてもビールが苦手、またはアルコールが飲めないという場合は、お酒買取店に依頼するという選択肢も考えられます。
一般的に、お酒買取店ではウイスキーやブランデーなどの買取がメインですが、一部の専門店ではビールの買取に対応している場合があります。ビールの買取に対応しているお店は少ないため、まずは各社の公式サイトで、ビールの買取を行っているかを確認しましょう。
お酒買取店の利用方法
お酒買取店を利用する具体的な手順は以下の通りです。
- インターネットで「お酒 買取」などのキーワードで検索
- お酒買取専門店の公式サイトにアクセス
- 「買取品目」や「取り扱い商品」といった項目を確認
- ビールの買取に対応しているか確認
- 問い合わせフォームなどを通じて査定依頼
- 査定額に納得したら成約
- 成約後買取金額を入手
なお、買取価格は、ビールの種類、状態、市場の相場などによって異なり、一部の買取店では、ビールの買取に条件(1本は不可など)を付けているケースもあります。
買取を依頼する前に、各社のサービス内容をよく確認したうえで、利用を決定してください。できれば複数店舗で見積もりを取り、買取価格を比較検討してから買取先を決定しましょう。
まとめ

お中元でビールはいらない、もらって困るという意見が多い反面、もらって嬉しいと回答する方も同程度存在することが分かりました。
受け取った方に喜ばれるビールを選ぶのはもちろんですが、苦手に感じる方がいることもしっかり理解して、別の商品を選択することも重要です。
もし、ビールをお中元で送る場合、ぜひ本記事で紹介した4銘柄を選択肢に入れてください。これらは多くの方に親しまれており、伝統と格式ある銘柄なので、お中元でビールを送った際、受け取り手から喜ばれる確率がグッと高まるでしょう。

古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。






