【この記事でわかること】

  • モエピカの概要
  • モエ・エ・シャンドンはどんなシャンパンか
  • モエ・エ・シャンドンが日本でも人気の理由
  • モエ・エ・シャンドンのシャンパンの選び方
  • モエピカ以外のモエ・エ・シャンドンのシャンパン8種類
  • モエ・エ・シャンドンのシャンパンを美味しく味わう方法
  • まとめ

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モエピカとは?

引用元:TANDEM

モエピカとは、フランス・ブルゴーニュで生まれたモエ・エ・シャンドンの人気ラインナップです。「シャンパーニュの王道」と称されるモエ・エ・シャンドンは、英王室御用達のハイクオリティなシャンパンとして知られています。

モエピカは、ルミナスベースを押すとイルミボトルにチェンジする斬新さが特徴。「モエピカ」と呼ばれるようになった意味は、この妖しくライトアップされたボトルが由来です。

気になるシャンパンの味は、ボトルデザイン同様に女性に愛される甘口のドゥミセック。華やかに広がるアロマはフルーティでエレガントです。

世界唯一のラグジュアリーロゼシャンパン、モエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアルロゼ。煌めくボトルがテーブルに花を添え、夜の街を彩るホストクラブでは女性からの支持も圧倒的。モエ・エ・シャンドンは多彩な種類がありますが、モエピカは斬新な切り口で独自の魅力を開花しました。

モエピカはモエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアル ロゼ(N.I.R)

引用元:楽天

モエピカとは2015年9月にリリースしたモエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアルロゼの愛称で、「ボトルがピカッと光るモエ・エ・シャンドン」という意味から付けられました。

シャンパンは略した呼称で親しまれている銘柄も多く、モエ・エ・シャンドンは「モエシャン」、ドンペリニョンは「ドンペリ」、アルマンドブリニャックは「アルマンド」と呼ばれています。

モエ・エ・シャンドンは様々な種類がありますが、当ラインナップは妖しく光るサーモンピンクのボトルで一躍注目を集めました。

モエピカの値段

モエピカ(モエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアル ロゼ)の値段は、13,000円~10,500円が相場です。ショップによって値段が変わるので、購入時には複数の販売店をチェックしておきましょう。

モエシャンと呼ばれているモエ・エ・シャンドンは、基本的に入手しやすいラインナップがそろっています。例えば、モエアンペリアル 白は約7,500円、アイス アンペリアル ロゼは約12,500円、 ロゼ アンペリアルは約11,000円です。

モエピカといえばホストクラブで人気ですが、気になる相場は約100,000円です。ホストクラブの料金設定は定価の約10倍で、入手困難な銘柄であればさらに価格はアップします。

モエピカの味・度数

モエピカ(モエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアル ロゼ)は、芳醇なアロマと優しい甘口が印象的な飲みやすいシャンパンです。

ピーチの甘く優しいアロマに、ブラックカラントやレッドカラント、ストロベリーなどのフレッシュな香りが重なります。

味は柔らかな甘味とフレッシュな酸味が優しく広がり、口当たりは円やかでエレガント。「シャンパンといえば辛口」と思っている人が多いかもしれませんが、モエ・エ・シャンドンの味わいは多彩。辛口のモエ アンペリアル、甘口のアイスアンペリアル、超辛口のグランヴィンテージなどがあります。

モエピカのアルコール度数は12%、モエシャンのスタンダードボトル・ブリュット アンペリアルも同じく12%です。

モエ・エ・シャンドンはどんなシャンパン?

モエピカを手掛けているのはフランス・ブルゴーニュ地方で名高いモエ・エ・シャンドン。シャンパン愛好家なら誰もが知る有名な銘柄ですが、「モエ・エ・シャンドンとは?」という疑問を持っている人もいるでしょう。そこで今からは、以下に挙げた3つの項目について解説していきます。

  • モエ・エ・シャンドンの歴史や名前の意味
  • モエ・エ・シャンドンの味や度数は?
  • モエ・エ・シャンドンの評価は?

モエ・エ・シャンドンの歴史や名前の意味

1743年、ワインの目利きであったクロード・モネによりモエ・エ・シャンドンの歴史は始まりました。

モエ・エ・シャンドンという銘柄は、この創業者クロード・モネに由来します。

クロード・モネの孫にあたるジャン・レミ・モエがブランドを後継し、その後ジャン・レミ・モエの娘婿、ピエール・ガブリエル・シャンドンが事業継承しました。

その際に、娘婿の苗字を取ってモエ・エ・シャンドン社を設立しました。モエ・エ・シャンドンという銘柄は、モエ・エ・シャンドンを継承した人名を意味しているのです。

モエ・エ・シャンドン社は1700年代に、「シャンパンの王様」と称されるドンペリニョンの商標権を獲得。以降ドンペリニョンは、モエ・エ・シャンドン社のプレスティージュシャンパン(ブランド最高峰のシャンパン)としてその名を馳せています。

モエ・エ・シャンドン社は1971年、フランスのLVMH( モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)傘下となり、コニャックで有名なヘネシー社と合併。企業名をモエ ヘネシー社に変更し、LVMHグルーブの洋酒部門として躍進します。

1987年にはディアジオの合弁会社と合併し、MHD (モエ ヘネシー ディアジオ株式会社)としてさらに事業は拡大。現在も年間200万ケース超の出荷量を誇るとして成長を続けています。

モエ・エ・シャンドンの味や度数は?

モエ・エ・シャンドンは、シャルドネとピノノワールが醸す華やかな香り、調和のとれたエレガントな味わいが特徴です。

モエ・エ・シャンドンは辛口のブリュットや甘口のセックなど、種類ごとに味わいも多彩。アイスアンペリアルはフルーティな甘口で、定番のモエアンペリアルはシャープな辛口です。ネクターアンペリアルは女性好みの甘さが際立ちます。

スッキリ爽やかな味わいはフードペアリングにも最適で、煌びやかに輝く繊細な泡と共にテーブルに華やかさをプラス。アルコール度数は12度で、ベーシックなシャンパンとほぼ同じです。

モエ・エ・シャンドンの評価は?

モエ・エ・シャンドンとは、世界各国で高い評価を受けてきたシャンパンです。

1748年、フランス国王・ルイ15世に愛飲され、その後フランス王室御用達になりました。フランス革命以降はナポレオン1世に愛され、イギリス王室でもモエ・エ・シャンドンは高く評価されます。

現在は、フランス・エペルネーに自社を構え、世界屈指のシャンパンメーカーへと成長。近年は、アメリカ・ゴールデングローブ賞のオフィシャルシャンパーニュとして30年以上採用されています。

2018年には国際的に評価が高いIWCで、モエ・エ・シャンドンMCⅢが最優秀賞を受賞。多彩な種類のラインナップと洗練された味わいは世界各国で高く評価されています。

モエ・エ・シャンドンが日本でも人気の理由は?

モエ・エ・シャンドンとは、今や日本でも屈指の人気を誇るシャンパンです。煌びやかなボトルがホストクラブで注目され、ピンクに光るモエピカがキャバ嬢から支持されています。

今や「夜の街でモエシャンを知らない人はいない」といわれるほどの人気です。今からは注目のモエシャンについて、以下の2点に絞って解説していきます。

  • ホストやキャバクラなど夜のお店でモエシャンが人気!
  • モエはシャンパンの中でも値段がリーズナブル

ホストやキャバクラなど夜のお店でモエシャンが人気!

モエ・エ・シャンドンとは、ホストやキャバクラなど夜のお店で人気のシャンパンです。芳醇なアロマとエレガントな味わい、そして何といってもラグジュアリー感溢れる煌びやかなボトルデザインは夜の街にピッタリ。ボトルネックに施されたメダル風のロゴは、フェミニンな雰囲気を纏ったブランドイメージを象徴しています。

夜の街ではモエシャンの愛称で親しまれ、ホストやキャバ嬢はモエシャンを入れてもらうとインスタに挙げるのが一つのステータス。特にピンクに光るモエピカ(モエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアルロゼ)はインスタ映えが抜群で、Twitterやフェイスブックで見かけることもあります。

モエシャンは種類も豊富で値段も比較的リーズナブルですが、ホストクラブで入れる場合は100,000円、キャバクラでは30,000円程度が相場です。ただし店舗によって価格設定は違うので、あくまで目安としてください。

ブランデーからシャンパンがメインに

キャバクラやホストクラブで人気のお酒は、以前までブランデーが主流でした。ブランデーもシャンパン同様にエレガントな味のお酒で、夜の街を象徴するようなラグジュアリーなバカラグラスも注目を集めていました。

もちろん今もレミーマルタンルイ13世やハーディなど数々のブランデーが人気ですが、近年ブランデーからシャンパンに人気が移行しつつあります。それは、ブランデーのアルコール度数が高いこと、ブランデーは超高級であることが理由です。

お酒を飲む機会が多いホストやキャバ嬢にとっては、アルコール度数の高いお酒は余り好まれません。またお客さまにボトルを下ろしてもらうとき、「数百万円近いブランデーはお願いしにくい」ということも理由です。

シャンパンは1本単位で注文しても良いですが、シャンパンタワーのように複数本まとめてオーダーすることもできます。シャンパンは現状、ブランデーよりもお客さまのニーズと従業員のニーズを満たしているため夜の街で高い支持を受けているのです。

ピンクに光るモエピカ(モエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアルロゼ)等、華やかな種類のシャンパンが増えたことも理由の一つといえるでしょう。

モエはシャンパンの中でも値段がリーズナブル

モエ・エ・シャンドンは、シャンパンの中でもリーズナブルな値段の銘柄です。シャンパンは基本的に高級な銘柄が多く、最も有名なのはモエ・エ・シャンドン社のプレスティージュシャンパン・ドンペリニョンが挙げられます。

ドンペリニョンはヴィンテージや種類によっても価格は大きく変動しますが、最低価格でも30,000円、最高では100万円を超える銘柄も数多存在します。その他にはクリュッグ、アルマンドブリニャックなどもハイクラスな銘柄です。

モエ・エ・シャンドンはラインナップによって大きな価格変動がなく、ピンクに光るモエピカ(モエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアルロゼ)でも、12,000円~10,500円程度が相場です。ただしホストクラブの料金設定は定価の約10倍なので、注文するときは価格をチェックしておきましょう。

モエ・エ・シャンドンのシャンパンの選び方

人気のシャンパン、モエ・エ・シャンドンの選び方を今から解説します。選び方のポイントは以下に挙げた2点です。

  • 味で選ぶ
  • 値段で選ぶ

今から順に解説していきます。

味で選ぶ

モエ・エ・シャンドンを選ぶときは、まず味をチェックしましょう。モエ・エ・シャンドンは味わいが多彩で、辛口のブリュット、中甘口のセック、甘口のドゥミセックがあります。辛口のラインナップが主流ですが、辛口にもレベルがあるので、あらかじめ味の種類をチェックしておいてください。

白とロゼ

モエ・エ・シャンドンは白とロゼがあり、それぞれで味わいや特徴が異なります。定番ラインナップのモエ アンぺリアルも白とロゼに分かれていて、どちらも同じブリュット(辛口)です。

しかし白とロゼでは風味や口当たり、アロマが異なり、それぞれ好みもはっきり分かれます。ハイクオリティなラインナップ・グラン ヴィンテージも白とロゼの2種類あり、やはり同じ味わいではありません。

モエシャンで人気のネクターアンペリアルロゼは、銘柄通りにロゼシャンパンです。淡いピンクがボトル越しに妖しく光を放つために、放射状にカッティングされたクリアボトルを採用しています。

値段で選ぶ

モエ・エ・シャンドンを選ぶときは、値段をチェックすることも大切です。基本的にモエ・エ・シャンドンは種類によって値段が大きく変わることはありません。

スタンダードボトルのモエアンペリアルは約7,500円、アイス アンペリアルは約12,500円、ネクター アンぺリアル ロゼ ドライ(モエピカ)は約11,000円と比較的大きな金額差は見られない銘柄です。

しかしMCIIIに限り現行品がなく、買取市場ではプレミアム価格で取り引きされています。また、ケースの有無によっても値段は異なるので、贈答品か否かで購入商品を選ぶと良いでしょう。

基本的にシャンパンは高級銘柄が多いですが、モエシャンの場合上記のMCIII以外はお求めやすくなっています。

モエピカ以外のモエ・エ・シャンドンのシャンパン8種類

モエピカ(モエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル ロゼドライ)以外にもモエ・エ・シャンドンは様々なラインナップがあります。今からは以下に挙げた人気のシャンパン8種類をご紹介していきます。

  • モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル
  • モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアル
  • モエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル
  • モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル
  • モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル ロゼ
  • グラン ヴィンテージ
  • グラン ヴィンテージ ロゼ
  • MCIII

モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル

引用元:マチュザレム

モエ・エ・シャンドン創業初期から受け継がれてきたスタンダードボトル、辛口のモエ アンペリアル。メゾン秘伝の100種類以上の原酒が奏でるエレガンスを調和を兼ね備えたラインナップです。アンペリアルとは、「皇帝」という意味があります。ナポレオンも愛したモエ・エ・シャンドンを味わえるシャンパンです。

モエ アンペリアルの値段

モエアンペリアルはボトルの種類が豊富で、合計7種あります。

モエ アンペリアルの値段は、200mlで2,640円、375mlで4,895円、750mlで7,810円です。

ビッグボトルは、1500mlで16,280円、3,000mlで61,270円、6,000mlで121,000円、9,000mlで183,260円となっています。

375mlボックス入りで5,115円、750mlボックス入りで8,410円です。

ホストクラブではシャンパンが人気ですが、モエ・エ・シャンドンをオーダーする場合約10倍の値段となります。例えば一般的な750mlボトルを下した場合、78,100円は必要になるでしょう。

モエ アンペリアルの味・度数

モエ アンペリアルとは、モエ・エ・シャンドンのアイコン的ラインナップです。創業以来継承してきたフルーティな香りと調和のとれた辛口を堪能できます。

ノンヴィンテージシャンパンならではの安定した味わいは、フードペアリングとしても最適。シャルドネやピノノワール、洋ナシのフレッシュな香りは、白身魚のムニエルやジャーマンポテト、小海老のフリッターなど様々な料理とのペアリングにピッタリです。

モエ アンペリアルのアルコール度数は12%、同じ辛口のモエアンペリアルロゼよりもクリアでシャープな味が濃厚に漂います。

モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアル

引用元:成城石井

モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアルは、ロゼと白の2種類あります。ロゼシャンパンとは、ロゼワインから造られたシャンパンのことです。ロゼの意味は、ピンクに光るワインの色から付けられています。

ロゼ アンペリアルの値段

ロゼ アンペリアルは4種類あります。

ロゼ アンペリアル375mlは5,390円、750mlは9,240円です。ボックス入りの値段は、375mlは5,610円、750mlは9,515円。ビックボトルは1,500mlで19470円、3,000mlで67,540円です

ロゼならではの芳醇なアロマ、パステル調のサーモンピンクのパッケージがホストクラブでは人気で、「モエロゼ」「モエピン」と呼ばれるスタンダードなシャンパンです。

ロゼ アンペリアルの味・度数

フレッシュな果実香漂う力強くシャープな味わいのロゼ アンペリアル。ピノノワール、シャルドネ、ムニエの香りにピーチやベリーのアロマが重なり合う、複雑なアロマのシャンパンです。

ベースはモエアンペリアルと同じブリュットで、まろやかでエレガントな味わいがプラスされています。ちなみにブリュットの意味は「辛口」です。

ネクター アンぺリアル ロゼ ドライ(モエピカ)と同じロゼで、アルコール度数も同じく12度。カラーも同様に淡いピンクですが、味はロゼ アンペリアルの方が辛口なので購入時には注意しておきましょう。

モエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル

引用元:AEONdeWINE

芳醇なフルーツの香りと甘くシルキーな口当たりのモエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル。ベリーやピーチなど、様々な種類の果実の香りが重なり合うトロピカルな味わいのシャンパンです。

ネクターとは、ギリシャ神話で神々が飲んでいた不老長寿の飲み物「ネクタル」が語源で、現在は果実を粉砕して作った濃厚なジュースという意味で使われています。

ネクター アンペリアルの値段

ネクター アンペリアルは1種類のみがリリースされていて、値段は750mlボトル9,680円です。ケース付き商品はないので注意しておきましょう。

モエ アンペリアル、ロゼ アンペリアルと共に3本セットで販売していて、価格は26,730円です。ネクターのように甘く飲みやすい味わいが女性に人気で、ホストクラブでも注目度の高いシャンパンです。

ネクター アンペリアルの味・度数

ネクター アンペリアルはフルーティで甘く、芳醇なアロマが華やかに広がる女性好みの味です。モエ・エ・シャンドンの種類ではアイスアンペリアルと共に甘味が強く、ブラックに輝く格調高いゴールドのボトルデザインと共に人気を集めています。

モエ・エ・シャンドン唯一のドゥミセックなので、「スイートな味わいのシャンパンが飲みたい」という人にピッタリ。ドゥミセックとは、フランス語で「サブレ(クッキー状のお菓子)」、シャンパンでは「甘口」という意味があります。アルコール度数は12%、飲みやすく華やかなシャンパンです。

モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル

引用元:AEONdeWINE

ホワイトのボトルとシックなブラックのリボンが美しいモエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル。アイス アンペリアルとは「氷の皇帝」「氷の帝国」という意味があり、その名の通り氷を入れて飲むシャンパンです。モエシャンの中で最も濃厚なアイスアンペリアルは、白・ロゼの2種類があります。

アイス アンペリアルの値段

アイス アンペリアルの値段は、10,285円(750ml)です。ボトルサイズは1種類のみとなっています。モエ・エ・シャンドンでは比較的高級なラインナップで、ロゼよりは価格が若干リーズナブルです。

氷を入れて愉しむシャンパンなので、ホストクラブで人気のシャンパンタワーには向いていません。ちなみにシャンパンタワーは一回100万円から200万円が相場で、使う量は10本から15本程度が平均です。

アイス アンペリアルの味・度数

アイス アンペリアルの味はドゥミセックで、シルキーな口当たりと芳醇なアロマ漂うエレガントなシャンパンです。ドゥミセックとは甘口という意味で、ワインやシャンパンの味を表現するときに使われます。

アイス アンペリアルは氷を入れて飲むシャンパンなので、通常のモエ・エ・シャンドンよりも濃厚な味に造られています。白とロゼの2種類ともに高い濃度です。

マンゴーやグァバなど南国系フルーツのトロピカルなアロマにベリーの香りがプラスされ、余韻はスパイシーなジンジャーがプラス。アルコール度数は12%、使用されているブドウ品種はピノノワールが45~55%、ムニエは35~45%、シャルドネは10%程度です。

モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル ロゼ

引用元:楽天

モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル ロゼとは、アイス アンペリアルのロゼヴァージョンです。同じくトロピカルで濃厚な味わいが特徴ですが、赤系ベリー由来の爽やかな酸味がプラスされています。

ちなみにロゼシャンパンの原酒はロゼワインですが、ロゼワインといわれる意味は、赤ワインと白ワインの2種類をブレンドしたからではありません。赤ワインと同じブドウから作られていますが、発酵時間を短縮しているのでピンク色のロゼワインとなっています。

アイス アンペリアル ロゼの値段

アイス アンペリアル ロゼの値段は、10,780円(750ml)です。ボトルサイズは1種類のみで、価格はアイス アンペリアルより若干高めとなっています。

前述したようにアイス アンペリアルシリーズは氷を入れて飲むシャンパンなので、果実が凝縮された濃厚な口当たりと味わいです。

メタリックに輝くホワイトとピンクのコントラストが美しく女性人気も高いですが、ホストクラブで人気のシャンパンタワーには利用できません。甘口シャンパンでタワーをするときは、クリアな味わいのモエ・エ・シャンドンネクター アンペリアルが適してます。

アイス アンペリアル ロゼの味・度数

アイス アンペリアル ロゼは、まろやかで甘い果実にベリーの香りがプラスされ、グラスに注ぐと淡いピンクが煌めくロゼシャンパンです。味はドゥミセックで、モエ・エ・シャンドンの中でも甘いラインナップに分類されます。ドゥミセックとは「甘口」という意味があり、シャンパンの味を分類するときに使われる言葉です。

アイス アンペリアル ロゼのアルコール度数は12%、ブドウ品種はピノノワールとムニエが主に使われています。

グラン ヴィンテージ

引用元:buzaemon

モエ・エ・シャンドンが手掛けた75番目のヴィンテージシャンパン・グラン ヴィンテージ。ヴィンテージシャンパンとは単一年度に採れたブドウのみで造られたシャンパンという意味があります。使用しているブドウはシャルドネ、ピノノワール、ピノムニエの3種類。格調高い超辛口の味わいを堪能できます。

グラン ヴィンテージの値段

グラン ヴィンテージの値段は11,330円(750ml)、箱付は11,550円です。グラン ヴィンテージ、グラン ヴィンテージロゼの2種類があります。

グラン ヴィンテージとは、「特別な年」という意味があり、その名にふさわしく良質なシャルドネが豊富にとれた年度に造られたシャンパンです。

グランヴィンテージはネクターアンペリアルより高く、モエ・エ・シャンドンの中でもプレミアムなラインナップです。ホストクラブでも通常のモエ・エ・シャンドンとは値段が異なっている場合があります。

グラン ヴィンテージの味・度数

エクストラブリュットにピノノワールの芳醇な香りを纏うグラン ヴィンテージ。エクストラブリュットとは、超辛口シャンパンという意味があります。ミディアムな超辛口ですが、繊細かつエレガントな味わいもプラスされています。

グラン ヴィンテージは、フルーティな洋ナシや桃に、芳ばしいカシューナッツと蜂蜜の香りが広がる複雑なアロマが特徴です。7年間の熟成期間が育んだコクと深み、微かな苦みのフィニッシュはグラン ヴィンテージならではといえます。

アルコール度数は12.5度、グラン ヴィンテージロゼと同じです。モエ・エ・シャンドンの中ではアルコール度数が最も高いので、購入時には注意しておきましょう。

グラン ヴィンテージ ロゼ

引用元:楽天

モエ・エ・シャンドンが手掛けた44番目のヴィンテージロゼ シャンパン・グラン ヴィンテージ ロゼ。シャルドネの当たり年に造られた芳醇なアロマは、ヴィンテージシャンパンならではです。シャルドネとはブドウの種類で、ヴィンテージは生産年度という意味です。

グラン ヴィンテージ ロゼの値段

グラン ヴィンテージ ロゼは12,870円(750ml)、箱付は13,090円で販売されています。ちなみにヴィンテージシャンパンとは、ブドウの当たり年のみ生産するシャンパンです。

グラン ヴィンテージシリーズは白とロゼの2種類があります。現行販売されているモエ・エ・シャンドンの中では最高級ラインナップで、ホストクラブでの価格設定も基本的には高いです。一般的には希少性・値段ともに高く、プレミアム価格で取り引きされる傾向があります。

グラン ヴィンテージ ロゼの味・度数

エクストラブリュットのシャープなコクとフレッシュな酸味が融合したグラン ヴィンテージ ロゼ。エクストラブリュットとは超辛口という意味で、12.5度という高めのアルコール度数と共にスッキリ・キレのある味わいを表現します。

レモンやピーチの豊かな果実香にミントの爽やかな香りが重なり、余韻は微かにフリント(火打石)が漂います。ブドウはピノノワール、シャルドネ、ピノムニエの3種類をバランス良く配合し、まろやかな酸味と甘味をプラス。モエ・エ・シャンドン社の威信をかけたハイクオリティなシャンパンです。

MCIII

2016年9月にリリースされたモエ・エ・シャンドンのウルトラ プレミアム キュヴェ・MCIII。キュヴェとは元々「発酵槽の中にあるワイン」という意味ですが、現在は生産者の思いが込められた特別なワイン・シャンパンを指してキュヴェと表現します。モエ・エ・シャンドン究極のキュヴェであるMCIIIは1種類のみです。

MCIIIの値段

MCIIIの値段は販売店によって異なり、約65,000円~90,000円が相場です。ボトルは750ml1種類のみで、箱付き・箱なしで販売されています。

モエ・エ・シャンドンの中でもMCIIIは希少性が高く、取り扱い終了・在庫なしのショップも少なくありません。輸入方法によっても販売価格は異なるので、購入時には複数の販売価格をチェックしておいてください。

モエ・エ・シャンドンとはラインナップの種類が多いシャンパンで、価格も比較的リーズナブルです。しかしMCIIIはプレミアム価格で取り引きされているので、ホストクラブでも高値でおろされています。ピンクに光るモエピカも価格が上昇中です。

MCIIIの味・度数

モエ・エ・シャンドンが培ってきた270年超の集大成であるMCIII。調和の取れたコクと深みのある味わいで、アルコール度数は12%、メゾンの威信をかけた複雑かつ究極のシャンパンです。

MCIIIとはモエ・エ・シャンドンの頭文字MCが由来で、熟成、発酵、アッサンブラージュの3種類の味が融合したという意味です。3種類(メタル、ウッド、ガラス)の工程を経て誕生したという意味も含まれています。モエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル ロゼドライと双璧を成すラインナップです。

モエ・エ・シャンドンのシャンパンを美味しく味わうには?

モエ・エ・シャンドンを飲むときは、以下の3点に注意してください。ポイントを押さえた上でシャンパンを飲むと一層味わい深くなります。

  • シャンパンは12℃程度で保存する
  • シャンパンはフルートグラスで飲む
  • ペアリングはシャンパンの種類によって変える

シャンパンは12℃程度で保存する

モエ・エ・シャンドンを美味しく飲むためには、12℃程度を保てる場所に保存してください。シャンパンはアルコール度数が低くデリケートなお酒で、保管温度が適切でなければ味わいが落ちてしまいます。

温度以外にも光量や置き方、振動など保管方法にいくつも決まりがあるので、モエ・エ・シャンドンを購入する予定があれば事前に調べておきましょう。シャンパンはノンヴィンテージやヴィンテージ、ロゼや白などがありますが、種類やグレードを問わず取り扱いは同様です。

保管方法に自信がないという場合は、ワインセラーを利用してみてください。ワインセラーとは、「ワインを保存する貯蔵庫」という意味があり、基本的に上記の条件をすべて備えています。

シャンパンはフルートグラスで飲む

キラキラと立ち上がる繊細な泡がグラス越しに煌めくフルートグラス。フルートグラスとは、丸みを帯びた円筒状のグラスのことです。細くコンパクトなボディはシャンパン独特のシュワっとした炭酸が抜けにくく、かつスッキリとした酸味がダイレクトに味わえます。

フルートグラスの意味は、管楽器のフルートと形状が似ているためといわれています。フルートグラスは元々フレーバーが効いたフルーツビールを飲むために造られました。

グラスにはいろいろな形状がありますが、シャープなフォルムのラッパ型、下部が膨らんだうりざね型の2種類がフルートグラスです。

ブリュットはラッパ型、ドゥミセックはうりざね型がピッタリ。シャンパンゴールドの色彩を活かしたいときは、ラッパ型が煌びやかに映えます。

モエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル ロゼドライ(モエピカ)のような甘く華やかなシャンパンは、口当たりがエレガントな厚みの薄いフルートグラスを選びましょう。

ペアリングはシャンパンの種類によって変える

スッキリとした爽やかな味、華やかに広がるアロマが魅力のシャンパン。シャンパンはフードペアリングに適したお酒ですが、シャンパンの種類によってペアリングを変えると豊かなマリアージュが愉しめます。

シャンパンの主流は辛口のブリュットです。しかしシャンパンのバリエーションは多彩で、中辛口のエクストラドライ、甘口のドゥミセック、超甘口のドゥーなどがあります。

ブリュットはジェノベーゼパスタや小海老とパクチーの生春巻きなど、香味の効いたフレッシュな料理がピッタリ。ドゥミセックはサーモンのパイ包み焼き、チーズフォンデュなどコクのある料理との相性が抜群です。

ガトーショコラやチョコレートブラウニーなど、濃厚なスイーツは極甘口のドゥーと一緒に食べるとエレガントな味になります。ピンクに光るモエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル ロゼドライは、スパイシーチキンなど香味のある肉料理とのペアリングがおすすめです。

まとめ

この記事ではモエピカの愛称で人気のモエ・エ・シャンドンネクター アンペリアル ロゼドライについてご紹介しました。

シャンパンの聖地フランス・シャンパーニュ地方で生まれたモエ・エ・シャンドン。ルイ15世、ナポレオンなどフランス史に名を残す偉人たちに愛され、270年を超える伝統を刻み続けてきました。

現在はフランス最大のコングロマリット(複合企業)モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン社の傘下となり、「シャンパンの王様」と称されるドンペリニョンも手掛けるなど企業規模は拡大の一途をたどっています。

洗練されたエレガントを醸すモエ・エ・シャンドン。飲みやすく華やかな味わいがホストクラブ、キャバクラなどでも人気です。近年話題のモエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル ロゼドライは、ピンクに光るボトルと共に夜の街を華やかに彩る注目のラインナップです。