焼酎はクセが強く、その独特な香りや風味から苦手な方も多いのではないでしょうか。もしくは、その独特な香り・風味が好みの方も多いと思います。高級焼酎はクセが少なく、まろやかな風味が楽しめ焼酎が苦手な方はもちろん、焼酎独特の香りが強く、味わい深いものまで多くの種類があります。

また、ボトルが非常に綺麗で包装が木箱のものもあり、大切な方へのギフト・贈り物にもおすすめです。

しかし、中には生産数が少なく、ネット価格と正規販売価格との差もあることから、なかなか手に入れることが難しい銘柄もあります。今回は、正規販売価格とのギャップが大きい高級焼酎から、比較的手に入りやすい銘柄も含めて紹介致します。

芋焼酎に限らず、米・麦も合わせた3種類のオススメの銘柄や、製造方法や、酒造から選ぶ方法についても具体的に説明致します。ぜひ、自分へのご褒美や大切な方、目上の方へのプレゼントとして選ぶ参考にしてみてはいかがでしょう。

高級焼酎の定義は?

焼酎は一般的にクセが強く、飲みにくいと呼ばれがちですが高級焼酎は一般的な焼酎の値段よりも高い焼酎になります。一般的な価格は720mlで800円〜1,500円、1.8Lのものなら1,200〜2,500円程度と言われています。この価格帯より高いものを高級焼酎と呼ばれています。高級焼酎は、一般的な焼酎に比べて知名度や人気が高いのはもちろん、クセが少なく、飲みやすいく、口当たりが良いのが特徴です。焼酎の独特の香りが苦手な方や普段お酒を飲まれない方でも飲みやすい製品が多くあります。 

 

高級焼酎と普通の焼酎の違いとは?

高級焼酎は、一般的に販売されている焼酎に比べて値段が高いのはもちろん、生産量も少なく希少性が高いです。また、原料や製造方法に強いこだわりがあります。例えば、一般的な焼酎の熟成期間が1〜3ヶ月ほどなのに対し、高級焼酎は1〜3年以上じっくり熟成されているものが多いです。また、大量生産を行わず、職人の手作りで行われている焼酎も高級焼酎の中では多いです。ここでは、具体的に原材料や熟成期間について詳しくご紹介いたします。 

 

原材料

高級焼酎は一般的な焼酎よりもこだわった原料を使用して作られる銘柄が多いです。焼酎の原材料としては、主に芋、麦、米などありますが、品質のレベルが普通の焼酎に比べ高く、有機栽培のものや焼酎造り専用の希少品種を厳選して使用しているモノも多いです。 

 

熟成期間

一般的な焼酎の熟成期間は1〜3ヶ月ほどに対し、高級焼酎は1〜3年以上じっくり熟成されているものが多いです。3年以上越えたものは、泡盛の場合は「古酒」と呼ばれるようになります。古酒は一般的な焼酎と比較して香りや味、コクなどが豊かなのが特徴で、お酒が苦手という人でも深い味わいを楽しむことができおすすめの焼酎のひとつです。また、焼酎の熟成を行うとき、重要になるのが貯蔵の方法です。容器の保存場所などが異なり、それが銘柄の個性として味や香りに反映されていきます。 貯蔵方法は、一般的にはタンクによる貯蔵が一般的ですが、かめ貯蔵、樽貯蔵、ステンレス製やホーロー製のタンクなどにも貯蔵されます。

 

樽熟成

酒樽といえば、ワインやウイスキー、ブランデーなど洋酒の貯蔵や熟成に使われるイメージがありますが、最近では、高級焼酎にも樽熟成が使われるようになってきました。樽熟成は樽材(木の種類)によって香りが変わっていきます。ウイスキーやバニラのような香りのアメリカンホワイトオーク。またドライフルーツ・クローブのような香りのセシルオーク。少し控えめの香りを放つコモンオーク。そして、お線香や香木のような香りのミズナラがあります。酒造によって、その特徴が異なります。長い間、樽熟成された焼酎は非常に人気も高く多くの焼酎ファンを虜にしています。是非、ご自身の好みの樽熟成の方法を探してみてはいかがでしょうか。

 

プレミアム焼酎とは?

プレミアム焼酎

プレミアム焼酎の明確な定義はありませんが、一般的には確かな品質で人気を集めながらも、需要に供給が追いつかないことから値段が高い焼酎銘柄のことを指します。また、プレミアム焼酎は、その希少性から入手困難な焼酎も多数あります。クセが少なく、まろやかな舌触りするプレミアム焼酎は、一般の焼酎とは全く違う満足感を味わえるのでは間違いない焼酎になります。

 

プレミアム焼酎の代表格「3M」とは?

プレミアム焼酎の最も代表的なものは3M(スリーエム)と呼ばれる、鹿児島の幻の名酒になります。「森伊蔵」「村尾」「魔王」と、どれも頭文字がMから始まるため3Mと総称されています。焼酎ファンのみならず、お酒好きの方にも非常に有名なお酒です。多くの焼酎ランキングでも必ず上位に位置するこの3Mは、どれも生産量が少なく、市場になかなか出回らなく入手困難なお酒です。中には定価とネット販売では5倍以上金額が高いモノまであります。自分へのご褒美はもちろん、大切な方へのギフトとしても人気がある銘柄です。

 

高級焼酎の選び方

高級焼酎の選び方はご存知でしょうか。選び方の決まりはありませんが、一般的に「知っている銘柄」から選ぶのはもちろんですが、コアな焼酎ファンは「原材料の種類」、「焼酎の分類」「酒造」などから選択する方も多いです。今回はその3つの視点から焼酎の選び方をご紹介いたします。 

 

種類から選択

焼酎にはさまざまな原材料から作られており、それぞれ特徴があるので味わいも違ったものとなります。代表的な芋焼酎、麦焼酎、米焼酎について具体的に説明していきます。 

芋焼酎 

芋焼酎はサツマイモを原料に造られた焼酎です。独特の濃厚な香りと風味が特徴ですが、高級焼酎では芋のクセが抑えられとても人気な焼酎が多いです。芋らしい風味を残しつつ、洗練された味わいが楽しめ、芋の種類によっては、フルーティな味わいなモノ、芋の香りを強くしたモノまでさまざまな個性が楽しめるのが非常に魅力的です。 

 

麦焼酎 

麦焼酎は、麦を原料に造られた焼酎です。麦焼酎は芋焼酎とは異なり、あっさりした優しい味わいが特徴で、クセが少ないため焼酎独特の香りが苦手な方に人気です。また、高級麦焼酎の中には、木樽で熟成させた製品もあり、麦ならではの香ばしさと樽の香りがマッチし、より高級感あふれる味わいに仕上がっている銘柄もあります。 

 

米焼酎 

米焼酎は、米を原料に造られたモノです。麦焼酎同様にクセが少なく、すっきりとした口当たりが特徴です。高級米焼酎では、米を磨き上げ(精米歩合で50%以下)のものもあり、米の上品な香りが堪能できるモノもあります。また、長期熟成した製品も多く、日本酒のような味わいが楽しめるため、日本酒好きにも人気です。熟成方法や年数、米の種類などでもさまざまな味・香りが楽しめます。 

 

焼酎の分類から選択

甲類 

甲類焼酎とは、原料であるもろみを連続して投入しながら蒸留を行う連続蒸留によって造られた焼酎でアルコール度数は36度未満とされています。無色透明で、ピュアな味わいを楽しめるのが甲類焼酎の特徴です。クセが少ないため、そのまま飲まむほか酎ハイなどのベースとして使用するのもおすすめです。大量生産にも向いており、比較的リーズナブルな価格帯で楽しめる焼酎です。 

乙類 

乙類焼酎とは、もろみを一度投入し一度だけ蒸留を行う単式蒸留によって造られた焼酎で、アルコール度数は45%以下とされています。日本で古くから行われてきた技法で、アルコール以外の香味成分も抽出されるため、芋や米、麦などそれぞれの原料が持つ風味や香りがしっかりと味わえるのが乙類焼酎の最大の魅力です。原料本来の香りや旨味を味わうためにロックやお湯わりなど、シンプルな飲み方がおすすめです。 

 

混和焼酎 

混和焼酎とは、甲類焼酎と乙類焼酎をブレンドして造られた焼酎のことです。甲類焼酎と乙類焼酎のいいとこ取りをした焼酎として近年、人気になってきました。また、ブレンドで製造するため、設備投資が少なくコスパが良い銘柄が揃っているのも人気のひとつです。乙類焼酎のクセが強すぎるけど、甲類焼酎では物足りない方におすすめの焼酎です。 

 

酒造から選択

焼酎の酒造は新しいところだと数十年の歴史ですが、古いと100年以上の歴史がある酒蔵も珍しくありません。その酒蔵によってのこだわりや焼酎造りに対する思いもそれぞれ異なります。今回はその中でも歴史が長く、非常に有名な西酒造と、黒木本店についてご紹介いたします。

西酒造 

創業弘化2年(1845年) の歴史を持つ酒蔵です。日本三大砂丘の一つ吹上浜から山間部へ約2kmの地点で西助左衛門が焼酎造りを始めたところから蔵の歴史は始まります。西酒造の焼酎は「宝山」も大地から始まり、本社の周囲は高峰山を中心に豊かな山々が広がっております。西酒造は、この空から舞い降りた水はこの山々に蓄えられ長い歳月を経て清らかで豊富な自然水となって焼酎の源となっております。また、西酒造が取り組む「愛の職人集団」としての「こだわり」、鹿児島の自然が導く「ことわり」、そのすべては天からの授かりものであると考え、折り目正しく誠実に鹿児島の風土と向き合い、魂を込めて旨いお酒を追求しています。代表的な銘柄は、「天使の誘惑」、「薩摩宝山」、「富乃宝山」があり非常に人気な銘柄のひとつです。

黒木本店 

創業明治18年の歴史を持つ宮崎の酒蔵です。黒木本店は焼酎造りのために農業から焼酎造りを始めます。土地を耕し、種を蒔き、栽培から収穫まですべてを自分たちの手で行っています。さらに製造過程で生じる廃棄物は有機肥料として有効利用し、自然の恵みを自然に還す。それが黒木本店の焼酎造りです。原料も40ヘクタールに及ぶ畑で原料栽培を行い、有機栽培に積極的に取り組んでいます。水の質にもこだわり、使用する水は緑豊かな尾鈴山水脈より流れ出る小丸川の伏流水とされる地下水。この良質の軟水を安全に濾過し、発酵や割水に適した理想的な水に仕上げます。そこから生まれる焼酎は、麦焼酎の百年の孤独をはじめ、焼酎マニアは一度は聞いたことのある人気のプレミアム焼酎を多く製造しております。 

 

高級焼酎の人気・おすすめ銘柄一覧

芋、麦、米焼酎に分けて、高級焼酎の人気・オススメ銘柄についてご紹介致します。ひとくちに焼酎といっても種類が非常に多いため、最初の高級焼酎はどれを飲んだらいいか悩んでしまいます。今回は定番の芋焼酎、麦焼酎、米焼酎に分けてオススメの銘柄をご紹介します。本記事を参考にして、お気に入りの1本を見つけてみてください。 

 

高級芋焼酎の人気・おすすめ銘柄15選

高級芋焼酎の人気・おすすめ銘柄15選をまとめました。プレミアム焼酎を代表する3M(スリーエム)はもちろん、その3Mに匹敵する焼酎も揃えてご紹介致します。 どの銘柄も、様々な記事でランキング上位に位置しています。

 

魔王 

魔王

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驚くほどまろやかな味わいとフルーティな香りを放つ  

鹿児島県、白玉酒造より「魔王(芋焼酎)」です。プレミアム焼酎を代表する銘柄の一つです。インパクトのある銘柄は「天使を誘惑し、魔界への最高の酒を調達する悪魔たちによってもたらされた特別なお酒」が由来と言われています。生産量が少なく、希少が高いことから幻の焼酎とも言われ日本一の人気を誇る芋焼酎の一つです。ネット上では一升瓶(1,800ミリリットル入り)が1万円以上もの価格で販売されており、非常に高級な銘柄ですが、特別な時のご褒美や目上へのプレゼントに喜ばれるおすすめの高級芋焼酎になります。 明治37年(1904年)創業の老舗蔵で、「魔王」のほかに芋焼酎「白玉の露」、米・芋焼酎「天誅」、麦焼酎「元老院」などの銘柄を生み出しています。「魔王」は若者の酒離れを危惧した現社長が生み出した銘柄で、芋の甘味や香りはあえて抑え、芋焼酎を飲み慣れていない人でもおいしく飲める、すっきりした味わいに仕上がっています。

 

村尾 

村尾

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高級芋焼酎には珍しい、芋本来の香ばしい風味が特徴的 

鹿児島県、村尾酒造より「村尾(芋焼酎)です。魔王、森伊蔵同様にプレミアム焼酎を代表する銘柄の一つです。口に含んだ瞬間に、芋の強烈な風味が最大の特徴です。焼酎好きの方には、一口目はぜひストレートで飲んでみてはいかがでしょうか。「村尾」本来の風味を味わうことができます。こちらも魔王、森伊蔵同様に生産量が少なく、需要が非常に高いことから幻の焼酎とも言われ日本一の人気を誇る芋焼酎の一つです。ネット価格は非常に高級な銘柄ですが、特別な時のご褒美や目上へのプレゼントに喜ばれるおすすめの高級芋焼酎になります。 

 

森伊蔵 

森伊蔵

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芋焼酎独特の臭みがなく、まろやかな味わいで日本のみでなく、世界にもファンが多い芋焼酎です 

 鹿児島県、森伊蔵酒造より「森伊蔵(芋焼酎)」です。魔王、村尾同様にプレミアム焼酎を代表する銘柄の一つです。鹿児島さんの有機栽培のサツマイモを原料とし、昔ながらの伝統的な「かめつぼ仕込み」により製造されています。こちらも魔王、村尾同様に生産量が少なく、希少性が高く入手困難なことから幻の焼酎とも言われ、日本一の人気を誇る芋焼酎の一つです。ネット価格は非常に高級な銘柄ですが、特別な時のご褒美や目上へのプレゼントに喜ばれるおすすめの高級芋焼酎になります。 中でも「村尾」はまろやかな味わいで甘口、べたつくような甘さではなくスッキリとしているのであまり芋焼酎が得意でない方でもロックにすれば、水を飲むような感覚で味わえるくらい飲みやすくなっています。

 

佐藤 黒 

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黒麹仕込みによる芋のどっしりした力強いボディのある味わい 

鹿児島県、佐藤酒造より「佐藤 黒(芋焼酎)」です。鹿児島県霧島市にある佐藤酒造は1906年(明治39年)創業です。火山群としても有名な霧島山付近は自然に溢れ、そこからくみ上げられる水を使った「佐藤の黒」は芋が本来もつどっしりと力強い味わいでキレの良い焼酎に仕上がります。代表銘柄「佐藤の他に、ブランド銘柄「さつま」を造っています。先ほど紹介した3M(スリーエム)の森伊蔵、魔王、村尾とも並び称されるのが高級焼酎の一つ佐藤 黒(芋焼酎)です。黒麹仕込みで、黄金千貫を使用して造られています、黒麹仕込みによる芋のどっしりした風味が力強く広がります。後味もキレの良さでサツマイモ本来の香りが心地よく、芋焼酎を楽しめみたい方におすすめの逸品です。 特別な時のご褒美や目上へのプレゼントにいかがでしょうか。

 

天使の誘惑 

天使の誘惑

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インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)で本格芋焼酎初とのなる最高金賞を受賞した高級焼酎 

 鹿児島県、西酒造より「天使の誘惑(芋焼酎)」です。ユニークな名称ですが、こちらもプレミアム焼酎と呼ばれ、その美味しさも折り紙付きの芋焼酎です。インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)」にて、本格芋焼酎初となる最高金賞を受賞し、さらには部門の最高賞であるトロフィーまでも受賞しました。天使の誘惑は薄い琥珀色をしており、樽熟成された焼酎ならではの甘い香り、芋のまろやな味わいが特徴です。特別な時のご褒美や目上へのプレゼントにおすすめの高級芋焼酎です。

 

特別蒸留きりしま(白)

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日本一の売上を誇る霧島酒造の最高傑作の高級焼酎

鹿児島県、霧島酒造より「特別蒸留きりしま(白)(芋焼酎)」です。製造過程でのブレンダーと作り手の密な連携により醸し出される本格芋焼酎です。その製法は特別蒸留にふさわしく、霧島酒造独自の蒸留方法により、味わい豊かで華やかなな香味成分を豊富に含んでいます。穏やかなサツマイモの香り、なめらかな口当たりとすっきりとした後味が特徴です。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品です。

 

伊佐美 

伊佐美

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不動の人気銘柄「伊佐美」昔ながらの黒麹を使用した味わい深い芋焼酎らしい素朴な味わいの高級焼酎

鹿児島県、甲斐商店より「伊佐美(芋焼酎)」です。伊佐美は焼酎ブームになった2000年よりもずっと前から愛され続け、プレミアム焼酎の中でも元祖と言われます。伊佐美は盆地で、夏は気温が高く、冬は氷点下にまで気温が下がるほど環境で、この環境が焼酎造りに向いていると言われ、焼酎発祥の地としても有名です。プレミアム焼酎の特徴である、クセが強くなく、あっさりとした飲み口が特徴です。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品です。

 

爆弾ハナタレ 

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アルコール度数44%、華やかで強く揮発的な香りとフルーツ感が特徴の高級焼酎

宮崎県、黒木本店より「爆弾ハナタレ(芋焼酎)」です。その凝縮した味わい、富海のある食感をもち、終始滑らかな焼酎です。水割りにすると、華やかさがましフローラルな風味となり、甘やかな飲み心地の口当たりとなります。お湯割りでも香りの華やかさは強調され、芋の風味に余韻が残ります。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品です。

 

鷲尾 芋焼酎 

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まろやかで香ばしい芋の香りと甘さがキレが共存した心地良い飲み口の高級焼酎

鹿児島県、田村合名会社より「鷲尾 芋焼酎(芋焼酎)」です。創業30年創業、代々受け継がれてきた甕壷(かめつぼ)による一次仕込みを守り続けてきてますが、鷲尾 芋焼酎は蔵の個性をより明確に表現するために、一次だけでなく、2次仕込みも甕壷(かめつぼ)で仕込んだ限定品になります。芋の香ばしい香り、バニラ香りに近い枯れた円やかな味わいの中に、軽快で滑らかな程よい余韻を感じます。全体にふんわりと膨らむような穏やかなで優しい印象が特徴的です。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品です。

 

剣 

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芋焼酎の主張をそのままに原料の特質を最大限に活かし、キリッとした切れ味を持った高級焼酎 

鹿児島県、神酒造より「剣(芋焼酎)」です。河内菌黒麹ゴールドを用いた甕壺(かめつぼ)に仕込まれた原酒を貯蔵用甕壺に2年間貯蔵熟成した芋焼酎です。熟成されたことにより厚みのある濃厚な味わいの中に、まろやかな甘みと旨味が印象的なキレのある仕上がりです。クドさがなくグイグイ行ける感じで、本格派の芋焼酎がお好きな方にはオススメです。ロックも美味しいですが、この焼酎の魅力を最大限に味わうのはお湯割りです。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品です。

 

鶴の一声

鶴の一声  

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長期間熟成することによって生まれた、まろやかで口当たりが良い高級焼酎 

次にオススメするのは、鹿児島県、出水酒造が造る「鶴の一声(芋焼酎)」です。鹿児島県限定販売されている焼酎で、鹿児島県産の良質なさつまいもを使用し、昔ながらの甕壺で仕込み、味わいのバランスよく貯蔵し瓶詰めされています。口当たりよく非常にまろやかな味わいに仕上がっているプレミム焼酎です。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品です。

 

薩摩古秘  

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香りとコクと甘味のバランスが大変良く、濃厚でまろやかな そして洗練された味わいに仕上がりの高級焼酎

次にオススメするのは、鹿児島県、雲海酒造が造る「薩摩古秘(芋焼酎)」です。蔵のある出水市の南部に位置する紫尾山は北薩の名峰と呼ばれています。その豊かな森に降り注いだ雨が、長い歳月をかけることで出水平野に豊富に湧き出しています。この名水を仕込み水に、厳選されたサツマイモ(黄金千貫)を原料とし黒麹を用いて造らた銘柄です。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品です。

 

侍士の門 

侍士の門

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幕末から明治にかけて鹿児島の侍たちが飲んでいたであろう芋焼酎の復刻品 

 次にオススメするのは、鹿児島県、大久保酒造が造る「侍士の門(芋焼酎)」です。使用される米、白玉は154年以上栽培していなかった幻の高級焼酎です。白玉と霧島連山の麓の悠久の森で採取された超軟水で作った「 侍士の門」は154年以上前の侍がいたであろう当時の香りを感じさせる本格焼酎です。栓をあけるとやわらかい芋の甘い香りが穏やかに漂います。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品です。

 

青酎 芋 

青酎 芋 

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伊豆諸島、青ヶ島(東京)で造られる強烈な個性をはなつ高級芋焼酎 

次にオススメするのは、東京、田島屋酒店が造る「青酎 芋(芋焼酎)」です。昔ながらの「どんぶり仕込み」で個性豊かな焼酎に仕上げられています。主原料のサツマイモや麹菌や酵母まで全て青ヶ島産で造られています。すっきりした洗練された味わいにはプレミアム焼酎の名に恥じない銘柄です。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品です。

 

原酒 屋久杉 

原酒 屋久杉 

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一滴も水を加えない原酒ならではのコクと甘み、その味わいは刻を忘れ、時に浸れる一杯です 

最後にオススメするのは、鹿児島県の原酒屋久杉が造る「原酒 屋久杉(芋焼酎)」です。甘く柔らかな屋久杉の水と良質なサツマイモを原料に甕壺でじっくり仕込んだ芋焼酎です。屋久島には九州最高峰「宮之浦岳」を中心に千メートルを超える峰々が36座もあり、千年以上の樹齢を持つ屋久杉の原生林が広がります。世界自然遺産の島、屋久島の大自然に包まれた手造り甕仕込みの蔵「屋久島伝承蔵」で造られる芋焼酎の原酒です。屋久島伝承蔵杜氏が伝統の技により造り出す渾身の自信作をそのまま味わえます。 プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

高級麦焼酎の人気・おすすめ銘柄5選

高級麦焼酎の人気・おすすめ銘柄5選をまとめました。黒木酒造の誇るプレミアム焼酎の「百年の孤独」はもちろん、どの銘柄も、様々な記事でランキング上位に位置しています。

 百年のこどく  

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麦焼酎の最高峰と言われる銘酒 

最初にオススメする高級麦焼酎は宮崎県、黒木酒造が造る「百年の孤独(麦焼酎)」です。「百年の孤独」は蒸留した麦焼酎をホワイトオーク樽の中で長期間貯蔵しているのが最大の特徴です。ホワイトオークは、ウイスキーなど洋酒を育てる際に使われる樽のことです。ウイスキーの製法と同じように樽の中でじっくりと熟成させることで、淡く美しい琥珀色と、むぎの香ばしさにオークやシガーなど熟成香が折り重なった上品な香りを引き出しています。さらに、全国屈指の日照時間を誇り、良質な湧水にも恵まれ黒木酒造の「大地と一体となる酒造造り」を理念に掲げて造られた最高峰の麦焼酎です。「百年の孤独」はストレートやロックなど、香りをシンプルに堪能できる飲み方が適しています。特にダイレクトに麦やオーク、シガーの香りを楽しみたい方はストレートがオススメです。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

千年の眠り 

千年の眠り

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厳選した大麦を原料に、蒸留後樫樽で貯蔵し、長期間熟成させた本格的な古酒 

次にオススメするの高級麦焼酎は福岡県、篠崎が造る「千年の眠り(麦焼酎)」です。「千年の眠り」は、厳選した大麦を原料に、地元の地下水で仕込み、蒸留後樫樽で長期熟成された本格的な古酒の麦焼酎です。蒸留後、樫樽で長い眠りについた原酒は、刻を経て琥珀色の焼酎へとその姿を変えていきます。栓を開けた瞬間から甘味のある柔らかい香りが感じられ、舌触りはトロッとした印象です。口当たりは超マイルドで、口中でもアルコールの刺々しさが全くなく、甘味を感じながら喉を通り過ぎていきます。アルコール度数も40度と高いですが、それを感じさせない華やかなまろやかな焼酎です。ベルギーの食品審査会「モンドセレクション」アルコール飲料部門で、最高金賞を受賞nのほか、多くの品評会での受賞歴もある日本の代表する高級麦焼酎です。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

中々  

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コク、深みを兼ね備えた麦焼酎の逸品 

次にオススメする高級麦焼酎は鹿児島県、黒木本店が造る「中々(麦焼酎)」です。乙な名前が付けられた麦焼酎「中々」は黒木本店を代表する焼酎の一つ。ローストされたような香ばしい麦の香りが広がる逸品です。飲み口はさらりとして飲みやすい、なのにその深みは一級品。とてもこの価格で楽しむことができる焼酎とは思えません。コクのある味わいは辛すぎず、甘すぎず、絶妙のバランスを保っています。クセのない旨みは生来の焼酎ファンをも虜にし続けています。お湯割りでは、甘みに深みが生まれ、コクがあり、香ばしさとの相性がより良くなります。ロックや水割り、ソーダ割にも相性がよく、色々な楽しみ方があるお酒です。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

兼八 

兼八

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まるで麦チョコを思わせるロースト感の強い香ばしさ 

次にオススメする高級麦焼酎は大分県、四ツ谷酒造が造る「兼八(麦焼酎)」です。香りはまるで、麦チョコを思わせるようなロースト感の強い香ばしさ。 甘みのある香り、味わいはなめらかで柔らかいコクがあります。 さらに、後味として残る強い麦の風味は、他の麦焼酎と比べても個性の強い味わいです。四ツ谷酒造は「麦一粒一粒を大事にし、自家製常圧蒸留器を用いて蒸留、過度な製法は行わない」と述べています。また、兼八の特徴は、大麦でなく裸麦を使用しています。裸麦を通常の気圧で常圧にする、常圧蒸留の手法を取り入れると、大麦よりも柔らかくなり、裸麦の原料そのものの風味や旨み、麹のもつ個性をそのまま残した”きれいな原酒”に仕上がるのだそうです。この裸麦を最大限に楽しむのは、ロックがオススメです。徐々に氷が溶けていく中で、まろやかな味わいを楽しむことが出来ます。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

博多少女部 古久 

博多少女部 古久 

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最後にオススメする高級麦焼酎は福岡県、光酒造が造る「博多少女部 古久(麦焼酎)」です。やさしいコクのある常圧蒸留をブレンドした博多小女郎麦焼酎を、昔懐かしい「通い徳利」を想わせる風情です。本格焼酎の麦の旨味や香りが心ゆくまで楽しめます。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

高級米焼酎の人気・おすすめ銘柄7選

高級米焼酎の人気・おすすめ銘柄7選をまとめました。日本酒でも有名な「獺祭」からどの銘柄も、様々な記事でランキング上位に位置しています。

獺祭 

獺祭

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日本酒でも有名な獺祭が焼酎としても人気絶大です 

最初にオススメする高級米焼酎は山口県、旭酒造が造る「獺祭(米焼酎)」です。日本酒でも非常に有名な銘柄が、焼酎としても醸造されています。獺祭の焼酎は、大吟醸を造る際に残った酒粕のみを原料に造られています。酒粕は白色の固形物で、量が多く取れず、当初は日本酒を搾った後の副産物である「酒粕」を蒸留して造った焼酎は、旭酒造がある山口県内でしか売られていませんでした。酒粕を使用しているため、生産量が極端に少なく、ほとんど市場に出回りません。入手困難であることから、幻の焼酎とも言われています。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

初代亀蔵 

初代亀蔵 

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美濃東部で作られた美濃焼の甕壺は飲み終わった後も別の焼酎を入れて熟成させることができます 

次にオススメする高級米焼酎は岡山県、宮下酒造が造る「初代亀蔵(米焼酎)」です。本格焼酎をシェリー樽でじっくりと熟成させ、さらに甕詰することで(遠赤外線効果)により、より一層まろやかにした最高級の米焼酎です。ほんのり香る甘い香りの中にふくらむ、芳醇で上品な味わいです。使用している甕壺は、岐阜県の土岐市、多治見市を中心とする美濃東部で作られた美濃焼です。飲み終わった後はまた別の焼酎を入れて熟成させてお飲みになれます。ロックはもちろん水割り、お湯割りで少し薄めて飲んでも美味しい一品です。 プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

メローコヅル・エクセレンス 

メローコヅル・エクセレンス 

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炊き立てご飯を思わせる米の甘みが特徴 

次にオススメする高級米焼酎は鹿児島県、小正醸造が造る「メローコヅル・エクセレンス(米焼酎)」です。実はこの小正醸造こそ、焼酎の熟成を日本で初めて行った蔵元で有名です。長期のオーク樽貯蔵により、まるでバニアラのような甘く芳醇な香りと、米焼酎由来によるふくよかでまろやかな味わいが特長です。このまろやかな甘みが特徴で、食後のデザートにも合い、特に少し酸味の聞いたデザートにはより高相性です。度数も41度と高いため、ロックでじっくりと楽しめる銘柄です。また、炭酸割りでスタイリッシュな飲み口もお楽しみいただけます。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

秘蔵ブレンデッド オーク樽20年熟成 

秘蔵ブレンデッド オーク樽20年熟成 

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オーク樽20年熟成させて高級米焼酎 

 次にオススメする高級米焼酎は福岡県、柳川酒造が造る「秘蔵ブレンデッド オーク樽20年熟成(米焼酎)」です。しずくのような美しいデザインのボトルが素敵な高級焼酎。シンプルなボトルに、淡い琥珀色の液色が映えます。木箱入りで高級感があるため、お酒好きな方へのプレゼントにするのもおすすめです。 本製品はオーク樽にて20年以上も熟成させた米焼酎と、厳選して造られた米焼酎の原酒をブレンドして造られているのが特徴。長期熟成ならではのまろやかで複雑なうまみが楽しめます。アルコール度数も40%と高めですが、旨味や香りが強いためロックでゆっくりと味わうのがオススメです。もちろんダイレクトにストレートで風味や香りを楽しむこともできます。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

野うさぎの走り 

野うさぎの走り 

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不思議な国のアリスに登場する白ウサギがモチーフ 

次にオススメする高級米焼酎は宮崎県、黒木本店が造る「野うさぎの走り(米焼酎)」です。名前の由来は、不思議な国のアリスに登場する白うさぎです。日本酒の吟醸酒をイメージして造られた米焼酎です。長い時間甕壺で寝かされた古酒ともち米焼酎がブレンドされており、きめ細かく上品な口当たり、心地よい米の風味、そしてとろけるような余韻が楽しめます。アルコール度数が42%と高めですが、飲み慣れるにつれてより深い味わいを堪能できます。ゆったりとした飲み心地はまさにイメージにピッタリです。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

吟香鳥飼 

吟香鳥飼 

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まるでトロピカルフルーツのような華やかな香りがする高級米焼酎 

次にオススメする高級米焼酎は熊本県、鳥飼酒造が造る「吟香鳥飼(米焼酎)」です。 「清酒で実現していた吟醸香を米焼酎でも実現する」という想いから、15年の歳月を経て造られた本格焼酎です。吟醸麹(ぎんじょうこうじ)と酵母を、50日間の長期低温発酵から生まれる香りと、杜氏(とうじ)が鳥飼しかつくらないという信念のもと造られる力作で、上品な味わいです。日本酒を思わせる白桃やトロピカルフルーツのような香りが広がり、非常にソフトでキレ味があり、上品な味わいが特徴です。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

いごっそう43度 

いごっそう43度

出典

「これは焼酎の大吟醸だ!」と言われた至極の逸品 

最後のオススメする高級米焼酎は高知県、司牡丹酒造が造る「いごっそう43度(米焼酎)」です。伝統的な日本古来の蒸留法をそのまま活かし、原料が持っている芳醇な香りとコク味が特徴の「本格焼酎」。厳選された原料と伝統の手法によって、じっくり発酵・蒸留した本格焼酎をさらに熟成させた高級本格古酒。「いごっそう」とは、がんこ者・へんくつ者といった意味の土佐弁。どんな放言をしてもにくめないその明解さは、南国独自の明るい風土を反映しているのかもしれない。プレゼントやギフトなどにもおすすめの一品の高級焼酎になります。

 

 

本当にうまい高級焼酎の飲み方

せっかくの高級焼酎の本当にうまい飲み方についてご紹介します。ストレート、ロックそれぞれに楽しみ方があり、是非この記事を参考にご自身の美味しい飲み方を探してみてはいかがでしょう。 

 

香りや味そのものを楽しむ「ストレート」「ロック」

高級焼酎の香りと風味をダイレクトに堪能したい場合は、グラスに焼酎のみを注ぐ、シンプルな「ストレート」で飲むのがオススメです。ただし、高級焼酎は度数が高いのも多く、お酒が弱い方や芋焼酎初心者の方は無理しないようにしましょう。もちろん、ストレートで飲みながらチェイサーを片手にゆっくり飲むのもおすすめです。 また、ロックは焼酎本来の風味を感じつつ、アルコールを抑えられます。氷が溶けるについれ水割りのようなやさしい味わいになり、味の変化をゆっくり堪能することができます。 

 

料理とのペアリングを楽しむ

高級焼酎は度数が高いものが多い料理との合わせ方に迷われる方も多いのではないでしょうか。蒸留酒である焼酎はアルコール自体に甘味、苦味、刺激があるので、味に厚みが出るため、アルコール由来の甘味は、食べ物の味を丸く包んでくれます。そのため、チーズと一緒に楽しむ方が非常に多いです。また、銘柄に合わせて香りや味わいが似ているもの同士を組み合わせる方法や、苦いものでさっぱりするのも非常に好まれます。銘柄に合わせて、以上のことを意識しながら料理と合わせてみてはいかがでしょう。

まとめ

プレミアム焼酎まとめ

高級焼酎は、お酒や焼酎が好きな方へのプレゼントやお礼の品としても活用でき多数種類があります。クセが少なく、飲みやすい焼酎はもちろん、原料の香り、味が色こく主張する焼酎まで様々あります。高級焼酎は、入手しやすいお酒もあれば入手が難しいものまで様々です。選び方として、酒造、種類、飲み方などあります。もちろん、その銘柄の製造のストーリーから選ぶのも面白いのではないでしょうか。贈り物で選ばれる場合は、送る方の好みに合わせて産地や好みの種類などを聞いて選ぶのも良いと思います。また、旅行先でそこの高級焼酎(地酒)を楽しむのもいかがでしょう。本記事で少しでも高級焼酎に興味を持っていただけたら嬉しいです。