本記事では、多くの人に愛されている赤ワインのおすすめ銘柄15選と、初心者でも飲みやすい赤ワインの種類を解説していきます。
日常から自宅で飲むこともあれば、デートで行くようなお洒落な居酒屋や、結婚式の披露宴などでも提供されている、赤ワイン。
そんな赤ワインですが、世の中には多くの種類があり、初心者には選び方が難しかったりしますよね。
この記事では、そんな赤ワインの選び方を紹介いくので、是非参考にしてみてください。
- 初心者でもわかりやすい赤ワインと白ワインの違い
- 初心者でも飲みやすい赤ワインのおすすめな選び方
- 赤ワインのおすすめ|ライトボディ
- 赤ワインのおすすめ|ミディアムボディ
- 赤ワインのおすすめ|フルボディ
- 赤ワインの産地
- 番外編:赤ワインの飲み方
初心者でもわかりやすい赤ワインと白ワインの違い
ワインには、赤ワインと白ワインがありますが、どういった違いがあるのでしょうか。
大きな違いは、「原料」です。
赤ワインは「黒ブドウ」を使用するものに対して、白ワインは「白ブドウ」を使用するもの。
そのため、色が違ってくるのは、初心者でも分かりますが、製造方法も異なってきます。
赤ワインは黒ブドウの果汁、種や皮を一緒に発酵させますが、白ワインは白ブドウの果汁のみ発酵させます。
赤ワインの味や香りを表すボディという言葉。
このボディは3つの種類があり、それぞれに異なった特徴があります。
(参考:WINE OPENER)
初心者でも飲みやすい赤ワインのおすすめな選び方
ここからは、初心者でも飲みやすい赤ワインのおすすめな選び方をご紹介します。
- ボディの違いによって選ぶ
- ブドウの品種によって選ぶ
上記2点について解説していきます。
ボディの違いによって選ぶ
初心者でも飲みやすい赤ワインを選ぶためには、ボディの違いによって選ぶことが大切です。
ボディの種類は以下のとおりです。
ライトボディ
ライトボディは、その名の通り「軽めのワイン」です。
アルコール度数も3つの中で一番低く、渋みや酸味も最も少ない特徴と、フルーティーな味わいを楽しめます。
フルーツを漬け込んだり、さまざまなアレンジを楽しめるのも、このワインの特徴。
赤ワインが苦手な方や、初心者にもオススメのワインです。
ミディアムボディ
ミディアムボディは、フルボディとライトボディの中間的立ち位置のボディです。
ミディアムボディですが、渋みや酸味などを含めて、ちょうど良いく程よい味わい。
バランスが非常に良いため、万人向けのワインといえます。
タンニンも強すぎないので、初心者でも飲みやすいのが特徴です。
フルボディ
フルボディは、赤ワインの中で最もコクが深く、香りや味がとても濃厚です。
アルコール度数が高いですが、渋みや酸味も強いのが特徴的。
色も一番濃いため、実物を見るとフルボディであることが分かります。
口当たりは優しいですが、ボリューム感があるため、余韻が非常に長く感じるものや、余韻にかけて重厚感を感じるものがフルボディに該当します。
(参考:AEON de WINE)
ブドウの品種によって選ぶ
初心者でも飲みやすい赤ワインを選ぶ2つ目の選び方は、ブドウの品種によって選ぶというもの。
ブドウの品種も多数あり、それぞれ酸味や渋みが異なります。
ここでは、ブドウの品種をそれぞれ解説します。
カベルネ・ソーヴィニョン
カベルネ・ソーヴィニョンは、「渋い」味わいの赤ワインが造られる原料として使用されます。
カベルネ・ソーヴィニョンは赤ワインの原料の中でも、「王様」といっていいような存在。
長期間の熟成にも耐えられることも特徴の一つです。
フランスのボルドーやオーストラリアをはじめ、カルフォルニアや世界中で栽培されています。
メルロー
メルローは、きめ細かなタンニンを含み、口当たりがまろやかなワインです。
カベルネ・ソーヴィニョンと同様にボルドーで栽培されており、渋みや酸味がそこまで強くなく、果実味に富んだワインができるのも特徴。
ピノ・ノワール
ピノ・ノワールは、フランスのブルゴーニュ原産で赤ワイン用のブドウ品種です。
色合いは明るく、渋みもそれほど強くありませんが、一方で酸味は強い傾向にあります。
タンニンも少ないため、なめらかな味わいが特徴。
カベルネ・ソーヴィニョンが「理想のワイン」と呼ばれていますが、ピノ・ノワールは「官能のワイン」といわれています。
人気の品種ではありますが、栽培が難しいため価格が高く、品質も安定しないといった問題点があります。
マスカット・ベーリーA
マスカット・ベーリーAは、1927年に川上善兵衛が開発した日本の品種。
ベーリーとマスカット・ハンブルグを交配させて誕生させた品種であり、日本の赤ワインにも多く使用されています。
マスカット・ベーリーAはキャンディーのような甘い香りと、なめらかで優しい口当たりが特徴。
2013年にOIV(国際ブドウ・ワイン機構)に登録され、ヨーロッパでも知名度が上がってきています。
シラー
シラーは、フランスのローヌ地方、オーストラリアで栽培されている品種です。
タンニンとフルーティーさのバランスがとても良く、力強い味わいが特徴。
ローヌ地方の品種には、酸味があり、しなやかさもある特徴が出てきますが、オーストラリアの品種には、「ジャムのような」かなりこってりとした特徴が出てきます。
(参考:KIRIN)
赤ワインのおすすめ人気ランキング5選|ライトボディ
まず、ライトボディに分類される、おすすめの赤ワインを5つご紹介します。
- フランジア
- マルセル・ラピエール レザン・ゴーロワ2019
- ケン・ライト・セラーズ
- 山辺ワイナリー
- ニュダン コルトン ブレッサンド グラン クリュ2015
フランジア
(引用元:Amazon)
価格:550円
アルコール度数:11.5%
産地:カルフォルニア
フランジアは、カルフォルニアの農家で育ったブドウを使用し、朝積みで冷たいうちに醸造をおこなうことで、フレッシュな味わいに仕上がっている赤ワイン。
チェリーやラズベリーの香りが広がり、口当たりも非常に軽く、丸みのある味わいが特徴的です。
価格も非常に安価でありますし、ワインカクテルなどの工夫した飲み方も可能なので、普段使いに適しているワインであるといえます。
マルセル・ラピエール レザン・ゴーロワ2019
(引用元:Amazon)
価格:2640円
アルコール度数:12.5%
産地:フランス
マルセル・ラピエール レザン・ゴーロワ2019は、ACモンゴル区画のガメイ種のブドウを使用した赤ワインです。
樹齢の若い樹から採取したブドウを使用して、ステンレスタンクで発酵と熟成をします。
そのため、軽快でスムーズな軽い飲み口に仕上がり、チャーミングな果実味も感じられるワインです。
ケン・ライト・セラーズ
(引用元:楽天市場)
価格:7909円
アルコール度数:12.5%
産地:アメリカ・オレゴン
ケン・ライト・セラーズは、アメリカのオルゴン州で製造された赤ワインです。
畑が東向きにあることから、柔らかい日光を浴びる特徴があります。
また、ブドウの皮は薄く、繊細なピノ・ノワールに仕上がっているといえます。
プラムやブラックチェリーのようなアロマ、まろやかなタンニンが重なって、複雑な味わいを実現。
過去に世界1位を取ったことがあるほど、高い知名度を誇るワインです。
山辺ワイナリー
(引用元:山辺ワイナリー)
価格:1980円
アルコール度数:10.5%
産地:長野県
山辺ワイナリーは、果実味と酸味がしっかりとしていて、とてもフレッシュ感のあるワインです。
リンゴ、スグリ、グミ、木イチゴの香りが感じられます。
山辺ワイナリーはワインの評価も高く、日本ワインコンクールでは6年連続で賞を獲得している実績があり、国内ワインの有名な銘柄の一つです。
ニュダン コルトン ブレッサンド グラン クリュ2015
(引用元:Amazon)
価格:12320円
アルコール度数:13.0%
産地:フランス・ブルゴーニュ地域
ニュダン コルトン ブレッサンド グラン クリュ2015は、ラドワ・センリーに代々続く造り手であるドメーヌ・ニュダンが製造している赤ワインです。
ブドウの栽培において、化学合成肥料を使用していません。
タンニンが柔らかく、繊細な味わいが特徴的です。
また、過度の樽香を着けずフレッシュな果実味を、若いうちから楽しめる工夫をしています。
赤ワインのおすすめ人気ランキング5選|ミディアムボディ
次に、ミディアムボディに分類される、おすすめの赤ワインをご紹介します。
- ドメーヌ・ド・クロヴァロン レ・ポマレード 2019
- バス・フィリップ プレミアム ピノ・ノワール 2018
- コスタ・ブラウン ”ギャップス・クラウン・ヴィンヤード” ピノノワール ソノマコースト
- セント ハレット タティアラ カベルネ & シラーズ
- オー・ボン・クリマ “ツバキラベル” ピノノワール サンタバーバラ
ドメーヌ・ド・クロヴァロン レ・ポマレード 2019
(引用元:ワイン通販専門店「リカープラザえちごや」)
価格:4015円
アルコール度数:12.5%
産地:フランス・ラングドック
ドメーヌ・ド・クロヴァロン レ・ポマレード 2019は、ピノ・ノワールを100%使用した赤ワインです。
醸造添加物を一切加えずに醸造しているのが特徴的。
ルビーのような色合いで、チェリー、キルシュ、香辛料、腐植土の複雑な香りがあります。
また、レッドフルーツやスグリの風味があり、ビダーなミドルパレットとスパイシーなフィニッシュが感じられます。
バス・フィリップ プレミアム ピノ・ノワール 2018
(引用元:Amazon)
価格;33660円
アルコール度数:13.2%
産地:オーストアリア・ギプスランド
バス・フィリップ プレミアム ピノ・ノワール 2018は、オーストラリアとブルゴーニュの生産者がタッグを組んで誕生した赤ワインです。
書籍「死ぬまでに飲むべき1001ワイン」にも掲載されている、ピノ・ノワールの傑作です。
鮮やかな果実味、スパイスやカカオ、腐葉土などのさまざまな味わいが重なり、香水のような香りがすることで有名。
コスタ・ブラウン ”ギャップス・クラウン・ヴィンヤード” ピノノワール ソノマコースト
(引用元:楽天市場)
価格:17424円
アルコール度数:14.2%
産地:カルフォルニア
コスタ・ブラウン ”ギャップス・クラウン・ヴィンヤード” ピノノワール ソノマコーストは、2009年にワインスペクテイターが発表する「年間トップ100」の第1位に選ばれた赤ワインです。
第1位に選ばれるだけでなく、全米歴代ピノ・ノワール最高スコアも保持しているなど、非常に優れた赤ワイン。
ラズベリーやさくらんぼの紫果実のアロマや、やわらかなニュアンスも感じられ、非常に凝縮感のある味わいですが、微かに塩味もあるのが特徴。
セント ハレット タティアラ カベルネ & シラーズ
(引用元:楽天市場)
価格:798円
アルコール度数:12.0%
産地:オーストラリア
セント ハレット タティアラ カベルネ & シラーズは、バロッサの名門であり5つ星のワイナリー『セントハレット社』が生産しているワインです。
ダークチェリーやカシスを感じさせる果実の香りと、黒コショウやユーカリなどのスパイスが感じられて、果実味とコクのバランスが良いのが特徴。
余韻は比較的に短めで、非常にバランスの取れた味わいです。
オー・ボン・クリマ “ツバキラベル” ピノノワール サンタバーバラ
(引用元:楽天市場)
価格:3168円
アルコール度数:13.5%
産地:カルフォルニア
オー・ボン・クリマ “ツバキラベル” ピノノワール サンタバーバラは、日本限定シリーズの赤ワインです。
ラズベリーの香りと花々の心地の良いニュアンスが重なり、層になって感じられます。
とても複雑な味わいで、柔らかなタンニンと大地の香りが特徴。
全体的にとてもバランスの取れたワインです。
赤ワインのおすすめ人気ランキング5選|フルボディ
最後に、フルボディに分類される、おすすめの赤ワイン5選を紹介します。
- ターリー エステート ジンファンデル
- レルミタ アルバロ・パラシオス2018
- シャトー レオヴィル ラス カーズ2018
- シリタ カベルネソーヴィニヨン2005
- [2018]コングスガード シラー ナパヴァレー
ターリー エステート ジンファンデル
(引用元:楽天市場)
価格:9328円
アルコール度数:14.9%
産地:カルフォルニア
濃厚でパワフル、酸味との調和も素晴らしいカルフォルニアの赤ワイン
ターリー エステート ジンファンデルは、カルフォルニアで最も優れているジンファンデルとプティシラーの造り手が製造している赤ワインです。
口当たりが非常になめらかなだけでなく、口の中でオリーブや肉のような風味が広がり、さらに、柔らかいタンニンとフレッシュさがあるため、飲んだ時に非常に説得力があります。
価格も安価であるため、比較的に初心者でも手を出しやすいワインといえます。
レルミタ アルバロ・パラシオス2018
(引用元:トスカニー イタリアワイン専門店)
価格:127050円
アルコール度数:14.5%
産地:スペイン・カタルーニャ
レルミタ アルバロ・パラシオス2018は、スペイン最高峰のフルボディの赤ワインです。
生産量がわずか200ケース程の、非常に希少な赤ワインの一つ。
レルミタ アルバロ・パラシオスを製造しているのは、「プリオラート4人組」と世界中に名を広めた造り手です。
修道士が古くから守ってきているワイン造りの手法を尊重しており、それを活かしたワイン造りが特徴。
樹齢が85~100年を超える古樹を使用しており、果実の凝縮館、なめらかなタンニン、パワフルでエレガントさを感じさせる味わいを実現。
スペインを代表するワインの一つとなっています。
シャトー レオヴィル ラス カーズ2018
(引用元:お酒買取専門店 ファイブニーズ )
価格:42980円
産地:フランス・ボルドー メドック サンジュリアン
シャトー レオヴィル ラス カーズ2018は、メドック格付け第二級の実力派ワインです。
シャトー レオヴィル ラス カーズは、二級ワインでありながらも一級並みの品質を保っており、一級ワインへの格上げを主張するファンがいるほど。
一級並みの品質を保ちながらも、価格はそこまで高価な値段となっていない点も含めて、人々に愛される要因です。
西洋杉、カシスやブラックベリー、さくらんぼなどのアロマとやわらかい舌触りを味わえます。
甘さを凝縮した果実味、上品な酸や香ばしいニュアンスのバランスも完璧。
シリタ カベルネソーヴィニヨン2005
(引用元:ワイングロッサリー)
価格:9802円
アルコール度数:15.9%
産地:カルフォルニア
シリタ カベルネソーヴィニヨン2005は、トリュフのような香り、エレガントさのある華やかな香りを楽しめる赤ワインです。
渋みが強くもありますが、滑らかさで深みがあり、スパイシーさも感じるようなバランスが特徴。
15年~16年後の香りや味を計算して製造されているのは、生産者のこだわりを感じます。
コングスガード シラー ナパヴァレー2019
(引用元:楽天市場)
価格:33000円
アルコール度数:14.1%
産地:カルフォルニア、ナパヴァレー、カーネロス
コングスガード シラー ナパヴァレー2019は、ジューシーな果実味とシルキーなタンニンを凝縮している赤ワインです。
黒コショウ、燻製肉、バラ、オレンジの皮の香りが感じられます。
そのため、全体的に少し酸味の強いというのが特徴。
・赤ワインの産地
(引用元:ロコタビ)
初心者が赤ワインを楽しむためには、赤ワインの産地をチェックすることも大切です。
ここでは、赤ワインの代表的な産地と、それぞれの特徴を解説していきます。
- フランスワイン|ボルドーとブルゴーニュの特徴
- チリワイン|果実味が濃いワインが多い
- イタリアワイン|多様性のワイン
- オーストラリアワイン|低価格で高品質のワイン
- アメリカワイン|万人受けしやすいワイン
- 日本ワイン|飲みやすいワイン
赤ワインの産地と特徴を照らし合わせ、自分に合った赤ワインを選びましょう。
フランスワイン|ボルドーとブルゴーニュの特徴
フランスワインの代表的なボルドーとブルゴーニュのワインの特徴をそれぞれ紹介していきます。
ボルドーのワインは、複数のブドウの品種をブレンドすることで製造する、長期熟成のワインが多い、味が濃厚で、タンニンの「収れん感」が多いといった特徴。
ブルゴーニュのワインは、単一のブドウの品種から製造する、フルーティーで酸味のある味わいが特徴です。
チリワイン|果実味が濃いワインが多い
チリは「3Wの国」と言われており、ワインが美味しい国としても有名です。
また、チリはワインの製造に適した自然環境や気候が整っており、よく熟した品質の高いブドウが育ちます。
そのため、果実味が濃くて、フルーティーなワインが造ることが可能です。
フランスのワインと比較すると、香りや味わいがはっきりとしている特徴があります。
イタリアワイン|多様性のワイン
イタリアは国の全土がワイン造りに適しているため、世界一の生産量を誇っています。
そんなイタリアですが、地域によって、さまざまな種類のワインを製造しており、イタリアワインは「多様性」のあるワインが特徴的です。
①ロンバルディア州
ロンバルディア州はシャルドネ、ピノ・ネーロなどの国際品種をはじめ、ネッピオーロやクロアティーナなどの土着品種まで、非常に幅広い種類のワインが造られています。
②ヴェネト州
ヴェネト州はイタリアで最も生産量が多く、ヴァルポリチェッラのような有名な銘柄のワインを造っています。
果実味がしっかりしているだけでなく、酸味を感じることのできるワインが多いのが特徴。
③ピエモンテ州
ピエモンテ州はバルバレスコ、バローロなどの高級ワインをはじめ、アスティなどのスパークリングワインなど、単一品種のワインの製造が多い傾向にあります。
同じ気候の中で採られたトリュフとの相性は抜群。
④トスカーナ州
トスカーナ州は、イタリアを代表するワインであるトスカーナワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、スーパートスカーナなどを輩出していきました。
郷土料理のお肉と合わせると相性が抜群に良いのが特徴。
⑤シチリア島
シチリア島は、マルサラが有名なワインの一つ。
海の幸に合うような白ワインが有名な土地です。
オーストラリアワイン|低価格で高品質のワイン
オーストラリアワインの最大の特徴は、高品質なワインなのに低価格であること。
また、オーストラリアは国土が広いため、製造している地域の特徴により、ワインの種類が異なってくるのも、特徴の一つです。
有名な赤ワインに、『フィフス・ジェネレーション・バロッサ・シラーズ』や『フィフス・ジェネレーション・バロッサ・カベルネ・メルロ』があります。
アメリカワイン|万人受けしやすいワイン
アメリカワインの特徴は、フランスのワインと比べると味が分かりやすく、個性が抑え目であるため、万人受けのしやすいワインです。
赤ワインは甘みが強いのが特徴的で、豊かな果実香を持っているワインが多いといえます。
カルフォルニアワインが生産量の9割を占めるなど、「アメリカワイン=カルフォルニアワイン」といっても過言ではありません。
日本ワイン|飲みやすいワイン
日本のワインは、上品な甘さと飲みやすさが特徴的。
香りもフルーティで、おだやかな味わいが感じられます。
日本ワインに使用される主なぶどうの品種は、マスカット・ベーリーAと甲州。
日本のワインは、日本料理との相性が良いように造られています。
(参考:KIRIN)
番外編:赤ワインの飲み方
ここでは、番外編として赤ワインの飲み方を3つご紹介します。
- 飲み頃の温度で味わう
- スワリングでアロマを味わう
- 料理とのマリアージュで味わう
赤ワインの飲み方を知ることで、より楽しめるといえます。
飲み頃の温度で味わう
赤ワインは温度によっても、味わいが変化してきます。
ワインの種類によって、飲み頃の温度は多少異なりますが、平均的に「15℃前後」で味わうのがベストであると言われています。
(参考:SUNTORY)
スワリングでアロマを味わう
ワイングラスを回すことを「スワリング」と呼びますが、スワリングをおこなうことで、グラスの中でワインと空気が触れ合い、さまざまな香りが出てきます。
この香りのことをアロマと呼び、品種由来のフルーツなどの香りを第1アロマ、スワリングをおこなうことで感じられるのが第2アロマと第3アロマ。
第2アロマは醸造由来のヨーグルトやキャンディなどの香り、第3アロマは熟成由来の土壌やキノコの香りのことをいいます。
(参考:WINE OPENER)
料理とのマリアージュで味わう
ワインは料理とのマリアージュで味わえば、より一層楽しめます。
マリアージュの合わせ方を一部ご紹介します。
・ワインの色と料理の色を合わせる方法
ワインの色を料理の色と合わせることで、味わいの系統を近づけて、簡単に合うワインを見つけられます。
・ワインの格と料理の格を合わせる方法
ここで言う格とは、「お値段」のこと。
高級料理には、高級なワインを合わせ、庶民的な料理には一般的なワインを合わせるといいでしょう。
高級食材を使用した料理に値段の安いワインを合わせると、食材の風味にワインの味わいが負けてしまい、バランスが悪く感じてしまいます。
もちろん、ワインと料理の格を合わせるのは雰囲気などの理由もありますが、食材とワインがお互いを引き立て合えないのであれば、「合うワイン」だとは言えません。
それぞれの料理や食材に合うようなワインを選んでいきましょう。
まとめ:ライターからのひとこと
この記事では、赤ワインの種類をはじめ、ぶどうの品種の違い、ボディの違い、それぞれの国のワインの違いなどを書かせて頂きました。
赤ワインは、非常に奥の深いお酒の一つだといえます。
この記事を読んで頂いて、少しでも興味を持って頂けて、色んな赤ワインにチャレンジして頂けると嬉しく思います。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。