入手困難な日本酒

入手困難な日本酒"十四代 龍泉"の魅力について

数多くある日本酒の中で、最も入手困難とされている「十四代」の、その中でも最高峰といわれるお酒が「純米大吟醸 龍泉」です。日本酒好きなら、一度は飲んでみたいと思う幻のお酒。そんな日本最高峰のお酒を造り出しているのは、山形県村山市に蔵を構えている高木酒造さん。

2016.02.04

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数多くある日本酒の中で、最も入手困難とされている「十四代」の、その中でも最高峰といわれるお酒が「純米大吟醸 龍泉」です。

 

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日本酒好きなら、一度は飲んでみたいと思う幻のお酒。そんな日本最高峰のお酒を造り出しているのは、山形県村山市に蔵を構えている高木酒造さん。

 

創業の歴史を辿れば大変古く、1615 年の江戸時代初期まで遡り400 年という長い歴史を刻んでいる蔵元さんです。山形県村山市といえば、さくらんぼ佐藤錦の産地としても有名で、豊かな自然と美しい水に恵まれているところですね。

 

■「十四代」名前の由来


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高木酒造は年間生産量二千五百石と、地方にある小さな蔵の一つで、「朝日鷹」と呼ばれる日本酒を県内向けに造り、地元民に親しまれていました。もともと「十四代」という銘柄は十四代目当主の高木辰五郎氏がつけたもので、本当はこれ以外にも「十三代」「十四代」「十五代」「十六代」と、商標登録を出願していたそうです。

 

実は数字の商標は通常取れませんが、何故か「十四代」だけが登録された為、辰五郎氏はこの銘柄を特別な古酒のみにつけていました。定かではありませんが、「トシヨ」などの名前と間違われたのではないかという説があります。

 

そしてその後、御子息の十五代目顕統氏が理想とする、芳醇旨口に拘った日本酒造りを始め、新酒が完成したのをきっかけに、芳醇旨口系ニューウェーブとして「十四代」という銘をひっさげ、全国区へデビューしたのです。

 

■「十四代 龍泉 純米大吟醸」 赤デキャンタ


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原料米:龍の落とし子

精米歩合: 40%

度数: 16 度

 

特徴的な深紅色の瓶に詰められている「龍泉」で、発売当初から2010年頃まで発売されていました。中国明王朝の時代を思わせる曲線美を描くデザインボトルで、コレクターの方にも人気が高いようですね。少なくてもこの瓶に入っている龍泉は、古い日本酒になりますので、購入する際は品質管理が行き届いているお店で購入して欲しいです。

 

■「十四代 龍泉 純米大吟醸」現行の龍泉


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原料米:龍の落とし子

精米歩合: 35%

度数: 16 度

 

現在は赤いデャンタより簡素な、紫色ベースの四合瓶で出荷されていますが、精米歩合は発売当初の40%から35%になっています。瓶の価格の分、赤いデキャンタより定価は抑えられています。

 

■高木酒造オリジナルの酒米「龍の落とし子」


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十四代 龍泉」に使われている酒米「龍の落とし子」は、高木酒造のオリジナル酒米。十四代目当主の高木辰五郎氏が自ら開発し、父系に山田錦と金紋錦を掛け合わせた「山酒4号」と、母系にたかね錦に放射線処理を行い、突然異変によって誕生した「美山錦」を十八年の歳月をかけて交配・育種を重ねた酒造好適米です。

 

現在高木酒造が商標登録している為、「龍の落とし子」を酒米に使った日本酒は、高木酒造でしか味わえません。この辰五郎氏、自らが想い描く日本酒の味を表現する為とはいえ、お米から開発するなんてちょっと次元が違いますよね。

 

□代表的な「十四代」シリーズ

 

◼︎十四代 本丸 本丸秘伝玉返し


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本丸秘伝玉返し」と書かれた特別本醸造酒です。秘伝のアルコール添加技術を駆使した代表的な一本で、ほのかに香るフルーティーさがあります。口にふくむとクセのない上品な甘みが広がり、フレッシュなのどごしが特徴です。

 

◼︎十四代 龍月 純米大吟醸


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酒造好適米でもある「山田錦」特米を 40%まで磨きあげ、低温でじっくりと発酵させています。醗酵後少しずつ丁寧に搾ったお酒を、斗壜に入れて氷温で丁寧に熟成させた、最上級の純米大吟醸酒です。華やかな上立ち香と、滑らかな口当たりが特徴の素晴らしい逸品で、十四代シリーズの中でも希少性の高い限定品となります。

 

◼︎十四代 龍の落とし子 純米吟醸


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原材米:龍の落とし子

精米歩合: 50 %

度数: 16 度

 

酒米には「十四代 龍泉」と同じ「龍の落とし子」が使われています。酒蔵が開発した酒米の名前がついているだけあり、当然お酒には適したものになっています。ほのかに香るフルーティーさがありながら、フレッシュな若々しい味わいが特徴ですが、後味もスッキリして、龍の落とし子本来の味も楽しめます

 

■「十四代 龍泉」の入手方法


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まず大前提として、「十四代」という日本酒はどのシリーズにおいても普通に酒屋に行っても買えません。もしも運よく店頭で購入出来た場合、それは非常に運が良かったと思って下さい。それでもどうしても入手方法が知りたい!という方は、これから挙げる入手方法を参考にして下さいね。ちなみに上から順に難易度が高く、時間がかかるものとなっています

 

▷店頭で購入する方法


 

高木酒造いい酒販店を自ら選び、お酒を置いてもらっています。品薄なので全く出荷されてないイメージがしますが、そんなことはなく、全国各地にきちんと出荷されています。(量はわかりませんが)品質管理が徹底されている酒販店は、「十四代」シリーズも取り扱っている可能性がありますが、酒販店の多くは一般販売せず大抵得意先(居酒屋など)へ卸します。

 

1》いい酒販店を見つける

 

2》店頭販売してくれるところを見つける

 

この2つの条件が必須となってきますが、店頭販売してもらう為にはさらに手間が必要になります。

 

1》抽選販売

 

2》抱き合わせ販売

 

3》お得意様販売

 

店頭販売で買う場合、この3つが要といえるでしょう。抽選販売の場合は、酒販店のホームページなどに大抵の場合告知がありますが、ひたすら応募するのみです。抱き合わせ販売の場合は、そもそも抽選販売と抱き合わせが多く、例えば「当選者のみに他の銘柄2本とセットで販売します」といった内容のものです。

 

この場合、まず抽選販売(もしくは抱き合わせ販売)している情報を見つける手間と、折れない心で応募し続ける根性が必要になってきます。次にお得意様販売ですが、これは「十四代」シリーズを取り扱っていそうな酒販店を探し、ひたすら通って店主と親しくなり、売ってもらうといった方法です。これは「お金」と「時間」と「コミュ力」が必要になってきますが、自信のある方にはオススメの方法といえるでしょう。

 

何故なら、店主と親しくなって購入する場合、定価もしくは、それに近い価格で買える可能性が非常に高いからです。それに希望すれば、入荷するたびに購入出来るかもしれないという秘めた可能性もあります。

 

▷オークションや通販で購入する方法


 

十四代 龍泉」をオークションで落札する場合、もしも少しでも安く購入したいと思う場合、競合になりますので入札で他の人に勝たなければ行けません。その場合はやはり難易度は高くなってきます。逆に金額に下限がなければ、通販で購入という手もあり入手は容易になるでしょうが、ここで気をつけないといけないことがあります。

 

「品物の保管状態は良いか。」

 

正直お酒は銘柄より前に、保管状況が非常に大事です。お酒の事を良く知らない方が、適正な管理下に置かず数年放置していたお酒を、出品する場合もありますので、充分に注意して下さい。オークションの場合、プロのチェックが入っていないケースが多いので見極めが非常に難しいですね。

 

通販の場合も、どのような環境下で商品が管理されていたのかわからないので、相場より安いからといって即ポチするようなことは注意したほうがいいかもしれません。口コミ情報などを利用して、安心出来るお店から買ってほしいと思います。

 

▷お酒の買取店で購入する


 

お酒を買取ってくれるお店は、鑑定士がチェックしたものを販売しているので安心です。「プレミアム価格でいいから一度飲んでみたい!」と思うのであれば、店頭販売より難易度は低く、オークションや通販に比べ安心出来るので、良い選択肢の一つだと思います。 

 

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