1.十四代について

十四代を査定する鑑定士

まず最初にチェックしておきたいのが、お酒についての基本知識です。基本的な知識がないまま「高そうだから…」というだけで売却に踏み切った場合、損をしてしまう可能性も。

十四代を売る前に、基本的な知識を身に着けておきましょう。

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どんなお酒か?

そもそも十四代(じゅうよんだい)とはどのようなお酒なのでしょうか?蔵元は山形県村山市に蔵を構えている「高木酒造」です。高木酒造は創業1615年の長い歴史を持つ蔵元で、人里離れた雪深い山奥にあります。

もともと「朝日鷹」という銘柄が地元で愛され、蔵元の知名度を上げていきました。そしてついに十四代を世に出し、全国的に愛される蔵元となったのです。

しかし、これほどまでに有名な高木酒造にはホームページがなく、少し謎めいた存在としても知られています。

十四代の特徴とは?

十四代(じゅうよんだい)は、端麗辛口の日本酒が主流であった平成6年頃としては異色の、フルーティーで甘みのある大吟醸として人気を博した日本酒。

また、ラベルは箔押しの輝く「十四代」の文字が特徴的です。これはお酒が傷まないような冷暗所で見ても、他とは一線を画す主張したデザインになっています。

 

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2.十四代の相場高騰中の種類TOP5

大人気の十四代。その中でも人気上位の銘柄5種を詳しくご紹介します。人気の種類を知っておくことで、売りたいと思っている十四代の需要を把握できるはずです。

1位:十四代のレギュラー酒「本丸」

十四代本丸のボトル全体

本丸は十四代のレギュラー酒で、お城にたとえられており本丸がしっかりとしていないと落城するという思いで命名されています。本丸秘伝玉返しは特別本醸造酒。

秘伝玉返しとは、アルコール添加に純米粕取り焼酎を使用するという秘伝の技術が用いられているからです。

味は吟醸酒そのもので、穏やかながら上品な甘さが広がり酸味や苦みが抑えられた複雑さのないまっすぐな締りのある後味です。

原料米:五百万石
精米歩合:60%
度数:15度

2位:発売当初の瓶が素敵な「龍泉」

十四代龍泉のボトルと箱

龍泉は、酒米「龍の落し子」を35%まで精米した純米大吟醸酒。現在は通常の四合瓶が、発売当初は赤いデキャンタで希少なため、コレクター心をくすぐります。

味は、お米本来の味わいが楽しめるとろけるような甘みで、後味はすっきり。飲み方としては、冷酒から熱燗までどんな温度でも楽しめます。

原料米:龍の落とし子
精米歩合:40%
度数:16度

3位:氷温熟成させた限定品「龍月」

朧月は十四代の中でも希少な限定品で、「山田錦」特米を40%まで磨き、氷温熟成させた最上級の純米大吟醸です。

品質を安定させるために大きなガラス瓶の中で貯蔵する「斗瓶囲い」がされており、その証となる「七垂二十貫」の記載があります。

2009年11月出荷分より米が変更されているため、変更前後の味の違いを楽しむこともできます。変更前の愛山は味わい深いタイプ、変更後の山田錦は香り高くキレがあるタイプです。

原料米:2009年までは愛山、2009年11月出荷分より兵庫県特A地区吉川町産 山田錦
精米歩合:40%
度数:16度

4位:芳醇旨口な「七垂二十貫1800ml」

十四代七垂二十貫1800mlのボトル全体

4位は、「七垂二十貫」です。しちたれにじゅっかんと読み、名前の七垂はお酒という意味で、二十貫というのは尺貫法で表している酒粕のことです。

約75kg(二十貫)のお米から絞り取れるる量について、わずか七垂れであるということを表したこの銘柄名。それだけ贅沢なお酒である、ということが名前だけでわかるようになっています。

味わいは贅沢でキレの良さが際立っており、フルーティさも感じられます。十四代の中でも知る人ぞ知るお酒です。

原料米:愛山
精米歩合:40%
度数:16度

5位:「中取り大吟醸 播州山田錦 1800ml」

十四代中取り大吟醸 播州山田錦のボトルと箱

入手困難といわれる中取り大吟醸 播州山田錦。低温熟成により、じっくり造られているこのお酒は、その製法ゆえに味に締まりがあり、キレの良さも感じられます。

兵庫県の特A地区の山田錦を贅沢に35%も磨き上げ、手しぼりの”ふね”という機器で丁寧に造りあげる、贅沢な逸品。

原料となっている米と水のふくよかな旨みをじっくりと味わえるプレミア感の強い純米吟醸です。

原料米:特A地区山田錦
精米歩合:35%
度数:16度

日本酒十四代は何種類あるのか

十四代の種類といえば、龍泉をはじめとして有名な銘柄が21種類ほど。他にも近年になってから発売されるなど、新商品の開発も盛んです。まだまだ他にもたくさんの種類あり、全部を把握するのは至難の業。

まずは有名どころの龍泉、龍の落とし子、龍月などからはじめ、そのうち全種類制覇!という楽しみ方もできる為、一度ハマってしまうとコレクターになる方が多いお酒でもあるのです。

 

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3.十四代の買取相場

査定する鑑定士

3つ目に知っておきたいポイントが、買取相場についてです。高値で取引されることで有名な十四代ですが、いったい買取相場はいくらくらいなのでしょうか。

酒買取の専門業者であるストックラボの鑑定士による買取相場を確認しておけば「家で手つかずの十四代が実は高額…!?」という可能性も。また、十四代の最高価格になるとどれくらいの値段となるのかもお教えします。

十四代の買取相場が知りたい!

市場での価値も高騰している十四代。一部ではありますが、その買取相場についてご紹介します。十四代を買取に出したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【十四代 買取相場】

  • ●本丸
    ~30,000円前後
  • ●龍泉
    ~450,000円前後
  • ●龍月
    ~150,000円前後
  • ●七垂二十貫1800ml
    ~100,000円前後
  • ●中取り大吟醸 播州山田錦 1800ml
    ~45,000円前後

(※2022年8月現在,製造年月によって変動)

十四代の最高価格はどのくらい?

十四代の最高価格は純米大吟醸「龍泉」。国内外を問わず非常に人気で、約40万円前後で取引されることが多くなっています。

貴重な「龍泉」、一度は味わってみたいですね。

 

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4.十四代の買取価格が高額になる理由

高額の理由を掲げる女性

驚きの高額買取がされている十四代ですが、なぜこれほどまでに高額な買い取り価格になったのでしょうか。その理由について知ることも大切なポイントです。

酒造の人気が急上昇

先にも書いた通り高木酒造は400年の歴史を持つ由緒正しい老舗酒造です。

もともとは地元に愛される「朝日鷹」を製造していましたが、「十四代」の製造で瞬く間に全国手に大人気の酒造になりました。

生産の少なさからプレミア価値に

生産技術の向上により生産量を増やし、酒造や銘柄の宣伝をホームページやSNSでさかんに行う酒造が昨今は多くなっています。

しかし、高木酒造はホームページがなく謎に包まれており、昔ながらの思いを引き継ぎ一本づつ丁寧に力をいれているため生産量が少ないのです。そのため希少性が高く、プレミア価値となっています。

 

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5.十四代の買取方法

十四代龍泉を持つ鑑定士

十四代を売る時に利用できる買取サービス

十四代を売る前にきちんと知っておきたいのが、どんな買取方法を利用できるのか、というポイント。自分に合った買取方法がまずどういった方法なのか、まずチェックしておきましょう。

 

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まとめ

十四代の特徴や魅力、高額になる理由などをご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。これら十四代についての情報は、買取サービスを利用するときに役立つはずです。ぜひ、参考にしてみてください。

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