十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦が高額になる理由
貴重な山田錦を使用した「高級酒」
十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦は、日本酒の鑑評会での金賞受賞率が高く、酒造好適米として知られる山田錦というお米を使用し造られています。
さらにその中でも、兵庫県の特A地区で栽培されたものだけを選び、35%まで贅沢に磨き上げられて造られているのです。
こだわりの製造で生産数が少ない
十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦は、原料のお米を厳選しているだけでなく、その製造にもこだわりが。
磨き上げた山田錦から、芳醇な香りと甘みを引き出すための長期低温発酵に加え、手しぼりの「ふね」という機器で丁寧に仕上げられるので生産数が少なくなっています。
希少性が高く需要が安定
昨今では、様々な銘柄や酒造がインターネットやSNSなどを使用し、生産販売を広げていますが、十四代は生産数の少なさだけでなく取り扱い酒販店の少なさからも希少性が高くなっています。
杜氏自らが選んだ、取り扱いが丁寧な酒販店でしか直接取引をしておらず、結果、常に高い需要が生まれているのです。
十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦を高く売るには
十四代の価値や相場を知ろう
現在手元にある方も、これから手に入れようとしている方も、十四代が市場でどのような価値や相場になっているのか知っておくことは、買取に出す際に大きな役に立ちます。
状態によって相場は前後するので、実際に査定に出すのも手ですが、ストックラボではプロが教える売る前に知りたい情報をまとめた記事をご用意しているので、そちらの方も参考にしてみてください。
十四代 播州山田錦を売る前に買取業者の比較
より良い取引、高額の査定を目指すのであれば、なんとなく一つの業者に任せてしまうのではなく、買取業者の比較検討が有効です。
利用者の口コミ評価や、公開されている取引実績など参考にしながら、ご自身が気持ちよく取引できる業者を探してみてください。
買取に出す前に確認しよう
十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦は、綺麗な化粧箱に入っています。もちろん箱が無いと買取できないようなお酒ではありませんが、可能な限りすべてそろった美品であることが望ましいです。
さらに、日本酒なのでどのように保管、保存しているかは重要なポイントなので確認と注意をするようにしてください。
十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦について知る
十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦とは?
山形県村山市にある高木酒造株式会社が造る日本酒、それが十四代ですが、実はそれ以上のことは詳しく分かっていません。ホームページもなく、秘密のベールに包まれています。それゆえか、幻のお酒と言われることもしばしばです。
ただ、この酒蔵は創業1615年と、400年以上の歴史を誇る由緒ある酒蔵であり、その酒蔵が自信と信頼をかけてだしているのが、この十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦というお酒になのです。
十四代 播州山田錦の入手方法
十四代 播州山田錦に限らず、十四代のシリーズは大変手に入りにくいお酒です。
プレミア価格であればネット通販などで手に入れられますが、もし定価で手に入れたいのであれば、高木酒造が提携している酒屋に足繁く通うか、もしくはその酒屋が行っている抽選会に参加し当たれば適正価格で手に入れることができます。
どちらにせよ、ハードルは高いと言えそうです。
十四代 播州山田錦に定価はあるか?
十四代の価格を調べるとそのほとんどが実勢価格というプレミアの値段が出てきますが、十四代 播州山田錦の定価は720mlで4,200円となっています。
ちなみに、その実勢価格ですが、5~6倍の値がついていて、20,000~25,000円ほどのようです。
十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦の買取相場
日本酒全体の浮き沈みやブームはあれど、十四代は常に高い人気をキープしている銘柄です。ただ、日本酒は長期保管する場合はきちんとした環境が必要なので、もし飲む予定がなく保管している場合には売りに出してみるのもいいかもしれません。
過去の取引実績や市場相場を踏まえると、十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦の買取相場は1800mlで~3,8000円前後となっています。
他にも知っておきたい十四代 播州山田錦のこと
十四代 播州山田錦のおすすの飲み方は?
長期低温熟成で手造りされている十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦は、他の大吟醸にも言えることですが、熱燗で飲むのはあまりおすすめしません。
もちろん好みではありますが、せっかくの香りが飛んでしまう恐れがあります。そこで、十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦のおすすの飲み方をご紹介します。
初心者の方は自分の好みを知っておこう
十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦は、初心者の方でも飲みやすい日本酒とも言われます。
が、日本酒初心者の方は、できればこのお酒を飲む前に、一般的な日本酒がどのような味なのか知った上で飲んでみてください。
そうすれば、きっと違いとともに驚きや発見があって、よりこのお酒を楽しめのではないでしょうか。
冷やし過ぎず、常温過ぎず
一般的には5度前後に冷やして飲むのが良いと言われていますが、おすすめは冷やしたものを常温に戻しつつ飲む飲み方です。
冷えている状態でのキレ、常温に近づくにつれ開いていく香りと、深まるコク。というような変化を楽しんでみてください。
まとめ
十四代 中取り 大吟醸 播州山田錦は、原料から製法までこだわり抜かれており、大変な人気を誇るお酒です。もし、棚の飾りになっているのであれば買取を検討してみるのもいいかもしれません。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。