ドンペリニヨンの種類
(画像出典:http://domperignondecoding.tumblr.com/)
ではドンペリニヨンの種類、いくつあるかご存じですか?
ここでは、製法やブドウの品種などで分けられるドンペリニヨンの種類、価格などを見ていきたいと思います。
ドンペリニヨン
【参考価格:~20,000円】
ドンペリニヨンの中で、最も広く知られるシンボル的な存在ですね。先に説明したように約7年間熟成を経ており、白の辛口タイプで透明な黄金色、爽やかな果実香と熟成感が特徴です。
ドンペリニヨン・ロゼ
【参考価格:約30,000円~40,000円以上】
ピンク色が美しいロゼシャンパン、このシャンパンの特徴でもあるピンク色は、黒ブドウの果皮の色を残すことでワインに色をつけています。
熟成期間も長く8~10年間熟成しており、ピノ・ノワールのまろやかさ、しっかりとした品格が絶妙のバランスで女性に人気の逸品です。但し残念なことに稀少性が高く入手困難なため、入手出来たとしても値段は高いです。
ドンペリニヨン・エノテーク
【参考価格:約30,000円~50,000円以上】
ドンペリニヨンを造る中で特に優れたワインを選び、セラーで最低13年間熟成させた、芳醇で力強いシャンパンです。別名「ドンペリ・ブラック」とも呼ばれています。
ドンペリニヨン・エノテーク(プラチナ)
【参考価格:約100,000円以上】
1976年以前に造られたエノテークを「ドンペリ・プラチナ」と呼び、エノテークでは最低13年の熟成ですが、プラチナは特に優れたワインを30年以上寝かせます。
ドンペリニヨン・レゼルヴ・ド・ラヴェイ
【参考価格:約100,000円~200,000円以上】
ドンペリ・ゴールドとも呼ばれる、20年間熟成させたドンペリニヨンの最上級品で、その味わいは神秘と称されています。あえて澱引きをせずにセラーで貯蔵された、生産量の少ない希少なシャンパンです。
ドンペリニヨン P2
【参考価格:約40,000円~50,000円】
1998年に収穫されたぶどうを、16年熟成させた力強くふくよかなシャンパン。ドンペリニヨンでは熟成期間をプレニチュードと呼び、第一から第三プレニチュードまであるうち、第二プレニチュードを経たシャンパンとして、2014年にリリースしました。
ちなみに第一プレニチュードは、8年、第二プレニチュードは16年、第三プレニチュードは25年の熟成期間を要するそうです。
それぞれのプレニチュードは、人間でいうならば第一成長期とかそういった、ワインのターニングポイントなんでしょうね。
ドンペリニヨン P3
【参考価格:300,000円~600,000円】
「25年以上の時を経て、3度目となる最後のピークのを迎えた、ドンペリニヨン」というキャッチフレーズでリリースされたドンペリニヨン P3。第三二プレニチュードの25年を経た、最高級のシャンパンです。
長期熟成しすぎて飲み頃を過ぎたワインは、いずれ水に戻ります。この25年という長期間の熟成に耐え、それでも味わいを失わず、かつ更なる変化を見せたドンペリだけが、”P3″としてリリースされるという、まさに希少なシャンパンですね。
ここまでいくと、さすがにお値段もお高いです。
ドンペリニヨンを美味しくのむために
お祝いや記念日のためにドンペリニヨンを入手したら、最高の状態で、少しでも美味しく飲みましょう!
めったに飲める代物ではありませんから、最高の想い出に残るよう、食事などもお酒の味を引き立たせるものにしたいですね。
ドンペリニヨンの飲み頃の温度は10~12度です。急激に冷凍庫で急激に冷やすのはあまりよくありません。風味や美味しさ損ねやすいので、氷を入れたクーラーに入れて20~30分入れて冷やすのがよいでしょう。
ドンペリニヨンにあう食事
ドンペリニヨンP3なんて、とんでもなく高くて手が出ないけど、25年物のシャンパンなんて想像だけで、垂涎ものですね。いつか宝くじに当たったら、絶対買うぞと心に決める筆者でした。
ドンペリニヨンP3なんて、とんでもなく高くて手が出ないけど、25年物のシャンパンなんて想像だけで、垂涎ものですね。いつか宝くじに当たったら、絶対買うぞと心に決める筆者でした。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。