DRCモンラッシェ 2005年が高額になる理由

ワイン畑

名実ともにワインの世界の頂点に君臨するドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ。ブルゴーニュといえば「赤」といわれるほど赤ワインが優勢を占める彼の地において、著名人たちを平伏させるパワーを持つのが、DRCモンラッシェです。

ドメーヌが製造する唯一の白ワイン、当たり年の2005年の本質とは?買取相場が高額となっているその理由について迫ります。

年間250ケースと生産量が少なく希少性が高い

DRCのワインは赤が主役で白はつけたし、などと考えているとしっぺ返しをされます。白ワインとしては、まれにみるほど複雑で華麗な味わいを誇るDRCモンラッシェ。

驚くべきは、その生産数の少なさです。入手困難で知られるドメーヌの顔「ロマネコンティ」は、年間生産数約450ケース。一方、白ワインのモンラッシェはわずか250ケース!

ちなみに、当たり年といわれる2005年のヴィンテージは、3415本のみ!需要があるものだけに、その生産量の少なさが希少性を高くしています。それだけに、高額となっているのです。

2005年は当たり年として高評価!

DRCモンラッシェ2005年は、名だたるワイン批評家たちから絶賛の嵐でした。

「ワイン・スペクテーター」の100点満点を筆頭に、アレン・ミドウズが98点、セラートラッカーが97点!比類ない複雑さとドライ感は、2005年のヴィンテージの中で際立っています。

「未来を向いている白ワイン」というコメントまで獲得した、偉大なるヴィンテージなのです。

「モンラッシェ」は超高級な白ワインとして有名

モンラッシェのクリュは、総面積が8ヘクタール。ブドウの栽培が非常に難しい土壌であり、ここで栽培されるシャルドネを原料とする白ワインはまさに「世界一」といわれています。

DRCは、このうちの0,6759ヘクタールを所有。モンラッシェのクリュは18人のオーナーによって運営されていますが、DRCのモンラッシェはまさにその筆頭。「人類史上最古の辛口の白」と称えられているのです。

高い知名度を誇っているだけに、手に入れたい人が後を絶ちません。さらに2005年は当たり年だけあって注目の的。高額となるのも頷けます。

DRCモンラッシェ 2005年を高く売るには

赤ワインに比べると、評価が低くなりがちな白ワイン。その理由の一つに、長期の熟成が難しいという事実があります。しかし、DRCの経験と技術を結集させて作られるモンラッシェは、長期の保存が可能という稀有なる資質を有しています。

シャルドネワインの真骨頂といわれるDRCモンラッシェ2005年だけに、高額での買取は期待できるでしょう。それだけに、より高く売るコツを抑えておきたいものです。

「DRCモンラッシェ」の価値や相場を知ろう

ヴィンテージによっては、生産数が3000本にも満たない幻の白「DRCモンラッシェ」。白ワインでありながら抜群のパワーと品格に恵まれ、口に含めばまるで「次々に打ち上げられる花火のようなインパクト」とも。

ロバート・パーカーも、「この世に存在しるワインの中で最も凝縮感を実感できるワイン」と絶賛。売る前に、まずは「DRCモンラッシェ」全体の買取相場を確認しましょう。

DRCモンラッシェ 2005年を売る前に買取業者の比較

通常、ワインの評価はどうしても「赤ワイン重視」に偏りがち。しかし、「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ」と「モンラッシェ」という無双の名が二つもあるこのワインについては、その問題はありません。

白ワインだからといって、安易な価格でお取引をされないようお勧めいたします。まずは売る前に買取業者の比較検討を。

酒買取の専門業者であるストックラボがそのポイントを解説しています。ぜひ事前にチェックしておきましょう。

買取に出す前に確認すべきことは?

赤ワインよりも保存に弱いといわれる白ワイン。冷暗所で保管されることが理想です。また、ワインの買取価格は、もちろんその銘柄の販売価格が反映されます。

これに加え、保存状態も価格を決める条件となります。ラベルや栓の状態をまずはご確認ください。

気にかかる点は、お気軽にストックラボにご相談ください。ベテランの職員が、丁寧に対応させていただきます。

DRCモンラッシェ 2005年について知る

白ワインと料理

評価、価格において世界のトップに君臨するドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティが生産する唯一の白ワイン、「モンラッシェ」。シャルドネの白としては、人類史上最高とまで称えられる「DRCモンラッシェ」。

その中でも、当たり年と評判の2005年のヴィンテージについて買取相場も含め、まとめてみました。

DRCモンラッシェ 2005年とは?

ブルゴーニュワインの筆頭に名を連ねるドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ。もはやその名は、富裕層のステイタス。そのDRCが生産する唯一の白ワイン、それがモンラッシェです。

ロバート・パーカー氏が絶賛した豪奢な味わいに加え、年間生産数が3000本ほどという世界で最も入手が難しいワインのひとつでもあります。

2005年のヴィンテージは、唯一無二のドライさ、繊細な複雑さが特徴です。

DRCモンラッシェ 2005年の入手方法

入手の難しさでは、ロマネコンティの中でも最高レベルといわれるモンラッシェ。とくに評価の高い2005年は、10万円近い価格がつきます。しかし問題は、価格ではありません。

ワインファンの必須サイト「ワイン・サーチャー」によると、DRCモンラッシェ2005年の販売数は世界中でわずか6本!

また、白ワインとしては驚異的に長い保存に耐えうるDRCモンラッシェ2005年は、今後も価格の上昇はまちがいないでしょう。

DRCモンラッシェ 2005年に定価はあるか?

ワインの相場も、世界中の経済状態やワイン人気を反映して変動します。その中で、DRCモンラッシェは非常に安定した人気と価格が特徴。

当たり年といわれた2005年は、2017年1月から10万円前後で取引されているようです。ただし、実際に販売されているDRCモンラッシェ2005年の価格はというと10万円越えが大半。

日本での在庫が見当たらないため、ユーロやドルの相場によって価格が上下するという事情も。

DRCモンラッシェ 2005年の買取相場

人気が高く、買取相場が高騰しているDRCモンラッシェ2005年。売る前に気になるのが、いくらくらいで売れるのか?の目安となる買取相場。

酒買取の専門業者であるストックラボの鑑定士が算出した買取相場は下記のとおり。状態によっても変動しますが、ぜひ参考にしてみてください。

DRCモンラッシェ 2005年 買取相場

  • ~650,000円前後

(※2021年2月現在)

他にも知っておきたいDRCモンラッシェ 2005年のこと

樽

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの名が冠された唯一の白ワイン「モンラッシェ」。シャルドネのワインとしては右に出るものなし、とまで称えられる偉大なるワインです。

ある批評家は、「その希少性を考慮すると、ボトルをからにすることに罪悪感さえ覚える」と語りました。DRCモンラッシェ 2005年について紹介してきましたが、ここで世界中のワイン批評家や通たちも虜にする、「DRCモンラッシェ」のトリビアもどうぞ。

その味の秘密は土壌にあり!

白ワインを旨くする極意は、「凝縮度」「パワー」「酸性度」「ミネラル」の絶妙なバランスといわれています。

モンラッシェのクリュは、石灰質でありながら泥炭や小石も含む土壌が特徴。日中に蓄えられた太陽熱を、夜間に放出することで繊細で奥深い構造の白ワインが生まれるのです。

10年以上の熟成が楽しめるまれなる白、それがモンラッシェです。

世界で最もドライな白!

モンラッシェのワインは世界で最もドライな白である、というのがワイン評論家たちの一致した意見です。

アルコール度は13度ながら、それを補う絶妙な酸度が、完璧な調和を生み出しています。

白のワインを生産する他のワイナリーから嫉妬されるほどの味わいは、数十年の熟成にも耐えうる力強さに支えられているのです。

まとめ

DRCの「紅一点」ならぬ「白一点」ともいえる「モンラッシェ」。世界で最高の白と称えられるモンラッシェの当たり年、2005年はまだまだ相場高騰が続きそうです。