シャンパンの中でも最高ランクの品質を誇るドン・ペリニヨン。のどごしの良い炭酸と深い味わいでついペースが速くなりますが、アルコール度数はご存知でしょうか。ゆったり楽しむことで、格別な美味しさに辿り着ける特別なシャンパンです。
ドン・ペリニヨンの豆知識
ドン・ペリニヨンは人の名前
ドン・ペリニヨンは俗称でドンペリとも呼ばれ、シャンパンにあまり詳しくない方の間でも知名度はトップクラスのお酒です。
フランスのモエ・エ・シャンドン社によって生産されていますが、その名称はフランスの修道院で酒庫係をしていたドン・ピエール・ペリニヨンからつけられました。
ドン・ぺリニオンのグレード
シャンパンは3つのグレードがあり、「ノンヴィンテージシャンパン」「ヴィンテージシャンパン」「プレスティージュシャンパン」に分類されます。ドン・ペリニヨンはその年に収穫したブドウのみを使った「ヴィンテージシャンパン」です。
ブドウの出来が良い年でなければ製造されないため希少価値が高く、さらに「プレスティージュシャンパン」という最高級ランクのグレードに分類されています。
ドン・ペリニヨンの特徴
「特級畑」を意味するグランクリュの日当たりの良い豊穣な畑で収穫された、品質の良いブドウのみを使用しています。ドン・ペリニヨンは、白が3種類・ロゼが1種類あり、通常の750mlとマグナムの150mlの2種類のサイズがあります。
ブドウの品質によっては作られない年もあり、熟成期間や希少性などにより価格も大きく変動します。
ドンペリのアルコール度数とは?
ドンペリののアルコール度数とは
誕生日や記念日など、特別な日の特別なディナーでドン・ペリニヨンは最高の演出をします。
ですが、せっかくの記念日に飲みすぎて台無しにすることだけは避けたいものですよね。
ドン・ペリニヨンのアルコール度数は12.5%です。もし2人で1本開けるとなると、アルコールに強くない人は気をつけなければいけません。
酔いがまわりやすいので注意
シャンパンなどの発泡性のワインは、アルコールに酔いやすいという印象があります。炭酸が入ることで飲みやすくなり普段よりも早いペース飲めてしまうこともありますが、炭酸が胃を刺激して活発になり、吸収がよくなることも酔いが回りやすいことに影響します。
また、パーティーや記念日など、普段とは違う特別な場所で楽しむことにより、場の雰囲気との相乗効果で酔いやすくなることもあります。
アルコールが回りやすいので注意
シャンパンなどの発泡性のワインは、アルコールに酔いやすいという印象があります。炭酸が入ることで飲みやすくなり普段よりも早いペース飲めてしまいますが、炭酸が胃を刺激することで活発になり、吸収がよくなることで酔いが早くまわってしまうのです。
また、普段とは違う特別な場所で楽しむことが多いため、場の雰囲気との相乗効果で酔いやすくなることもあります。
ドン・ペリニヨンの楽しみ方
時間をかけてゆっくり飲む
大人数のパーティーでドンペリをグビグビ飲むなどのもったいない飲み方をしてしまうと、本当の美味しさを知ることはできません。ドンペリは長期の熟成を終えてコルクを抜かれます。
酸素に触れ、じっくり時間をかけるほど味や風味が驚きの変化を遂げます。最高級の味を堪能したいのであれば、少人数でゆっくりと時間をかけて飲むことをおすすめします。
シャンパンは適温で楽しみましょう
家で飲む場合、ドンペリは9℃~12℃くらいが適温とされています。冷蔵庫で冷やしすぎると、味や香りを感じにくくなってしまうので、冷蔵庫から出して温度を調整しましょう。
常温で保存していた場合は、ワインクーラーを使うと良いでしょう。氷と水を1:1で入れ、その中でボトルを冷やすと、1分に1度ほどのスピードで温度が下がります。
シャンパンの定義について
厳しい基準をクリアした特別なもの
シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインのことです。正式な発音はシャンペン(英)または、シャンパーニュ(仏)とされています。
シャンパーニュ製法を用いて作られた、アルコール度数が11度以上のもので、ブドウの品種や品質など、フランスのAOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)によって定められた規定をクリアしなければ、シャンパンという名称を使うことはできません。
まとめ
ドン・ぺりニオンのアルコール度数についてご紹介しました。大勢で盛り上がって飲んでも楽しいですが、一番おいしく飲める方法で、特別な日に特別な味を堪能してみてはいかがでしょうか。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。