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カリフォルニアワインの棚

オーパスワンの畑について

カリフォルニア州にあるナパヴァレーにあるオーパスワンの畑は、4地区に分散し、計68ヘクタールもの広大な土地にあります。

オーパスワンの畑のブドウは、一般的なカリフォルニアワインのブドウ畑と比較して、栽培密度が高いという特徴があります。果汁に対しての果皮の比率が高い小粒のブドウが実り、アロマが凝縮した薫り高いブドウが生産されています。

ナパヴァレーオークヴィル地区の特徴

オークヴィルは、カリフォルニアの州ナパヴァレーのほぼ中央に位置するAVA(アメリカブドウ栽培地区)です。

乾燥した日当たりの良い気候と、西側は水はけの良い砂質ローム層、東側は火山性土壌という独特の地質が、ワインを生み出すブドウを育てるために最適な土地なのです。

最高品質のカベルネ・ソーヴィニヨンが生産され、しっかりとした果実味と深みを持つことで知られています。

こだわりの生産方法について知ろう

ナイト・ハーべストとは?

原材料となるブドウの収穫には、ナイト・ハーヴェストという方式が採用されています。

太陽が昇るまえの、まだ暗い朝3時から収穫することで、糖度が抑えられ、酸と糖のバランスが最高の状態のタイミングのブドウを手に入れます。

厳選された5種のブドウ

オーパスワンに使われるブドウの品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルド、マルベック種の5種類のブドウをブレンドして作られます。

収穫されたブドウの品質により、毎年ブレンドされる比率は異なります。

丁寧な手摘みでの収穫

葡萄の収穫は、すべて手摘みで行われています。収穫されたブドウは、少量しか入らない箱に入れられ、丁寧にワイナリーまで運ばれます。

最新の機械で未熟や過熟のブドウをとのり除きます。ワインの品質に大きく影響する温度管理を徹底して行うため、ロットごとに専用のタンクを使用するというこだわりです。

グラヴィティ・フローとは?

収穫されたブドウは、ワイナリーの中二階で、一粒ずつスキャンされ、規格を満たしたブドウ粒か選別され、除梗が丁寧に行われます。

そのまま真下に設置されたタンクへ、自然の重力のみを使用して移動させます。無理な負荷を与えることなく、優しく丁寧にワインの原材料となるブドウを扱います。

徹底した管理

アルコール発酵とスキンコンタクトは、色や風味の抽出を高めるために、ステンレスのタンクで行われます。果皮と果汁を一緒にじっくり時間をかけて漬け込むことで芳醇で濃厚な、色素やタンニンなどの果皮成分を抽出ししているのです。

ワインが樽に移った後は、丁寧にウィアージュ(補酒)や澱引き、コラージュ(清澄)が行われ、澄んだ美しいワインが作られます。ガスクロマトグラフィーという分析機械を導入し、ブショネを予防しています。

ブドウ畑へのこだわり

ブドウ畑の景色

他の畑との違いはあるか?

オーパスワンのブドウ畑は、カリフォルニアの他の畑と比較すると約5倍以上の密度で栽培されています。

栽培密度が上がることで、地中でブドウの根が奪い合うように力強く成長します。この結果、小粒で皮の部分が多く、濃厚な味わいのブドウが収穫されます。

土地のの70%しか使用しない

約68ヘクタールという広大な敷地面積を誇るオーパスワンのブドウ畑では、全体の約70%しか使用されていません。

残りの30%の土地は、苗の植え替えをや土地を休ませたりと、常に丁寧に管理されています。

まとめ

最新の機械と、人の手を使い、ブドウの選別から温度管理、運搬方法に至るまで、徹底して管理されています。妥協を許さない姿勢のオーパスワンの魅力に触れ、豊かな味わいを感じてみてください。