1.ウイスキー竹鶴とは?

竹鶴21年を持つ鑑定士

創業者は”日本のウイスキーの父”

「竹鶴」というブランド名は、ニッカウヰスキーの創業者でもある竹鶴政孝氏の名前から付けられました。

サントリーウイスキーの直接的始祖であり、マルスウイスキーの間接的始祖でもあり、その業績から「日本のウイスキーの父」と呼ばれています。

「竹鶴」の歴史について

最初に発売された「竹鶴」は、2000年に発売された「竹鶴12年ピュアモルト」です。

「ブレンデッドウイスキーのように飲みやすいピュアモルトウイスキー」を目指して美味しさと飲みやすさを追求し続けた結果、世界中で高い称賛を受けるまでになりました。

竹鶴の味わいについて

飲みやすさと香り豊かな味わいのモルトウィスキーを作り上げるために、初代ブレンダーでもある竹鶴政孝氏から受け継がれた技と経験。ニッカのモルト同士をブレンドするこで、複雑で繊細な味わいと重厚感を再現します。

さらに、長期熟成されたものは、深みのある濃厚な風味が増し、格別なピュアモルトが完成します。

2.竹鶴の買取相場

竹鶴の買取相場について

竹鶴って国産のウィスキーだけど買取してもらえるの?お酒を飲まない人にとって、その価値を判断することは困難です。そんなときには、買取専門店のストックラボにお任せください。

経験と知識が豊富な鑑定士が、「竹鶴」の市場と実績に見合った買取価格をご紹介します。

【竹鶴 買取相場】

  • ●竹鶴21年
    ~20,000円前後
  • ●竹鶴17年
    ~12,000円前後
  • ●竹鶴 ピュアモルト
    ~2,000円前後
  • ●竹鶴25年
    ~80,000円前後
  • ●竹鶴35年
    ~300,000円前後

(※2018年2月現在)

竹鶴の最高価格はどれくらい?

根強い人気の竹鶴ですが、特に熟成期間の長い21年や35年ものなど、プレミアムが付いたボトルや終売されてしまったものが高値で取引されています。

50万円前後で取引されているものもあり、海外からの人気が高まりつつあるのです。今後も価値の動向が注目されています。

3.竹鶴の買取価格が高額になる理由

高額理由を掲げる女性

世界で高まりつつある国産ウィスキーの評価

日本で作られたウイスキーは世界的にも評価が高まり、需要も増えつつあります。

2011年から4年連続で「竹鶴21年ピュアモルト」が、イギリスのウイスキー専門誌が主催する国際コンクールのワールド・ウイスキー・アワード(WWA)でワールド・ベスト・ブレンデッドモルト(ピュアモルト)ウイスキーという世界最高賞を受賞しました。

さらに2015年には「竹鶴17年」がブレンデッド・モルトウイスキー部門で世界最高賞を受賞し、口当たりがよく、滑らかで品のある味わいは、世界中の人に認められています。

こだわりの”ヴァッティング”

ヴァッティングとは、モルトウィスキーとモルトウィスキーを混和することを指しますが、ブレンダーによる繊細な作業により、より価値を高めるための美味しさが追求され続けています。

ニッカを代表する竹鶴ならではのこだわりが垣間見える工程です。

NHKの連続テレビ小説「マッサン」人気で品薄に

2014年から2015年にかけて放送された、NHK連続ドラマの「マッサン」では、ニッカ創業者の竹鶴政孝氏がモデルとなりました。

その影響はとても大きく、「竹鶴」だけでなく、「余市」やサントリーの「山崎」など、空前のウィスキーブームを巻き起こしたのです。

原酒不足も一因?

ウイスキーは、大麦麦芽(モルト)を原料としていますが、糖化・発酵させ、蒸溜することで原酒を作ります。その後、樽の中でじっくり寝かせて熟成させます。商品によっては、12年や17年など長期熟成が必要になるため、とても時間がかかります。

現在の品薄は、1990年代にウィスキーの人気があまりなかったため生産数を抑えていたため、原酒が足りなくなっているということも影響しています。

4.竹鶴の相場高騰中の種類は?

並ぶ竹鶴ボトル

1位:国内外からの人気を集める「竹鶴21年」

竹鶴21年 ボトル全体
海外の品評会でいくつも賞を受けた「竹鶴21年」は、熟成された美しい琥珀色をしています。フルーティーで甘くリッチな香りが印象的です。

口に含むと、複雑で繊細な香りが広がります。バニラのような味わいが特徴的で、インパクトを残して消える余韻は、いつまでも浸っていたいほどです。

2位:バランスが絶妙な「竹鶴17年」

竹鶴17年 ボトル全体

程よく熟成されたまろやかで甘みのあるな味わいが楽しめる「竹鶴17年」は、スモーキーな風味とウッディなやさしさにホッとします。

さらに、しっかりとしたコクもあり、豊かで可憐な味わいも感じられます。爽やかな後味もクセになる美味しさです。

3位:華麗な味わい「竹鶴 ピュアモルト」

フレッシュで軽やかな印象を受ける「竹鶴ピュアモルト」は、フルーティーな甘さと甘酸っぱさが際立つ若々しい印象です。

なめらかな口当たりと柔らかさもしっかりと感じられ、複雑な味わいは何度も確かめたくなる味です。

4位:滑らかで濃厚な「竹鶴25年」

竹鶴25年ボトル全体と箱

25年の熟成を経た、濃厚でまろやかな味わいがもう一杯飲みたい気分にさせてくれます。

華やかさや品のある華麗な香りが広がり、熟成された樽香やレーズンやバニラのような甘さもあります。重厚感が感じられる飲みごたえを堪能できます。

5位:熟成された魅力の「竹鶴35年」

「竹鶴35年」はブレンデッドウィスキーです。雑味のない複雑で繊細な味わいは35年という長期間にわたり熟成を経たからこその味わいです。

樽熟成を経たウッディでスモーキーな香りにシェリーの甘さが重なり、しっかりとした飲み口です。絶妙なバランスがとれた味わいは、インパクトも十分です。熟成期間が長い分、稀少価値も高くなります。

5.ジャパニーズウイスキー「竹鶴」の種類

竹鶴12年のボトル

竹鶴の種類と違いとは?

竹鶴というウィスキーは、竹鶴ピュアモルトというニッカウヰスキーを代表するブランドです。

エイジング事にまったく異なる味わいや広がる香りが楽しめます。プロのブレンダーにより、熟成年月に合わせた調合の技を比べてみたくなる繊細な技術が堪能できます。

6.竹鶴の買取方法

竹鶴を査定する鑑定士

竹鶴を売る時に利用できる買取サービス

頂き物などで竹鶴を飾ったままにしているのであれば、買取サービスを利用してみてはいかがでしょうか。全国展開している買取専門のストックラボなら、忙しい方にも負担のない気軽なお取引が可能です。ぜひ検討してみてくださいね。

7.竹鶴を売る前に!買取業者比較

業者比較に悩む女性

竹鶴を売る前にチェックしたいのが、業者比較。しかし売る業者を比較するには、どのポイントに気を付けるべきか悩んでしまいますよね。そんな時は、プロに聞くのが一番手っ取り早いですよ!

下記の記事でしっかり確認してみてくださいね。

まとめ

国産ウィスキーはまだまだブームで、人気があります。もし飲まない竹鶴が眠っているのであれば、高い買取が期待できるこのタイミングに査定に出してみてはいかがでしょうか。

竹鶴買取ページ
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