ウイスキー「響35年」の人気の理由とは?

ボトル棚

国内外問わず高い人気を誇る日本のウイスキーである「響」シリーズ。その中でも特に高い人気なのが「響35年」です。

どうして響35年は人気になっているのでしょうか。その理由を大きく3つに分けて紹介していきます。

1.多種多様な150本限定ボトル

響35年は通常の響シリーズには無い、陶器など多種多様なボトルで世に出されています。有田焼のボトル、九谷焼のボトルに蝶や牡丹を描いたものなど、それぞれ各150本ずつの限定品として発売されたことも。

コレクターの方からすると揃えたくてたまらないかもしれません。また、ボトル単体としてもかなり高い価値のものとなっています。

2.人間国宝がボトルをデザイン

35年の時を重ね熟成した響を詰めるボトルには、歴史と伝統や、技術を長い時間かけて積み重ねた人間国宝の方が、特別にデザインしたボトルが使われています。

時を重ねることでしか生まれないもの同士が出会うことで完成する響35年が、いかに特別なものなのかその姿から伝わってきますね。

3.プレミアムな希少価値

酒齢35年以上、中には40年以上にもなる超希少な原酒を使用して造られるのが、この響35年です。

しかも、ただ長い時間熟成したものではなく、長い熟成を経ても樽などの影響を受け過ぎずにきちんと生き残ったものだけを使用するので、自然と希少かつ貴重なプレミアムなものになっているのです。

ウイスキー「響35年」を高く売るには?

響35年を売るとなった場合、一番気になるのはどれだけの金額になるのかだと思います。

大変に価値のあるものなのですし、売る機会がそうそうあるものでもないので、高額査定を導き出す為にも押さえておくべきポイントをご紹介します。

響35年の相場と価値を把握

まずは何と言っても、手元にある響35年が持っている価値、そして取引されている相場は知っておかなければなりません。

ストックラボのコラムの中には、鑑定のプロが響を売る際のポイントを紹介する詳細な記事があります。知りたい情報が見つかると思いますので、そちらを参考にしてみてください。

買取業者を比較検討する

買取業者と一口に言っても、それぞれ特徴や、商品ごとに強い弱いがあります。高額査定を出す為には複数の業者を比較することをおすすめします。

こちらも業者選びのポイントを押さえた記事がありますので、ぜひ目を通してみてください。

状態確認や付属品の有無

響35年に限らず、ウイスキーを買取に出す際には、ラベルや瓶に傷や汚れがないかや、液面低下は起きてないかなどの保存状態が大切になってきます。

また、箱や冊子やグラスなど付属品がある場合は、それらが揃っているかどうかも査定に影響するので確認を必ずするようにしてください。

ウイスキー「響35年」を深く知る

ウイスキーグラス

響35年が人気のワケや、高く売るためのポイントということをご紹介しました。

ここからは、そもそもウイスキー響35年はどんなウイスキーで、どんな味でいくらくらいなのか。少し掘り下げていきたいと思います。

ウイスキー「響35年」の特徴とは?

ウイスキー響が生まれたのは1989年、サントリー創業90周年を迎えた記念の年。マスターブレンダー佐治敬三氏が、「最高峰」と呼ぶにふさわしい日本のウイスキーを目指して造ったのがウイスキー響です。

そして、その最高峰のものをさらに35年以上熟成させたのが「響35年」なのです。となれば当然、このウイスキーが日本のウイスキーの中で放つ特別な存在感があるというのも頷けるのではないでしょうか。

気になる「響35年」の味わいは?

響35年はそのボトルデザインに話題が集まりがちですが、味わいも他の響きシリーズとは一線を画しています。

35年という長期熟成でしか得られない柔らかさ、香りの深さは響30年と比べても、5年でここまで違うのかと驚くはずです。ミズナラ樽の澄んで長く続く余韻も響き35年の味わいの特徴と言われています。

「響35年」その驚きの定価とは!

限定のボトルデザインのところで紹介した、有田焼、九谷焼ボトルの希望小売価格、つまり定価はなんと700ml70万円発売されました。

響35年について知っていくと、それくらいの価値があるのは理解できますが、やはり金額だけ聞くと驚きの額といえますね。

ウイスキー「響35年」の買取相場は?

ウイスキー「響35年」の定価は70万円~ですが、それに対して買取相場はいくらくらいでしょうか。一概にこうとはいいがたいですが、80万前後くらいが平均買取価格となっています。

他には付属品の有無や、美品かどうかなどによっても前後するとは思いますが、やはりその価値の高さには驚かされます。

もっとディープに「響35年」を知る。

本

日本磁器誕生400周年記念コラボ

日本磁器が誕生して400周年を迎えた2016年に、響35年は有田焼・九谷焼とのコラボレーションをしました。

この記事で度々出てきたボトルがまさにこの時のボトルなのですが、その2つのボトルについて詳しく触れたいと思います。

有田焼・九谷焼スペシャルボトル

それぞれのボトルデザインの特徴や名前の詳細を紹介します。

まず、有田焼の方ですが正式名称は「初期有田 染付牡丹蝶図筒形瓶」と言い、初期有田の白磁が再現された美しい瓶になっています。

そして、久谷焼の方は「古九谷写し 色絵牡丹蝶図筒形瓶」となり鮮やかな描画が特徴となっていて、両方とも美術品の趣きがあります。

ウイスキー「響35年」を飲んでみる

ストレート・ロックでそのままの味を

長期熟成の深みとコクがある響35年はやはり、そのまま本来の味をじっくり時間をかけて味わうのが王道かもしれません。

響35年が過ごした年数、年代を思い返しながら口に含めば味・香りの全てが体と心にじわっと染み渡るのではないでしょうか。

ハイボールで弾ける芳醇な香り

響シリーズ全体的に言えるのが、その華やかな香りです。響35年ともなるとその華やかな香りの濃さには驚くと思います。

その香りがソーダで弾けたとしたら…グラスに口を近づけた瞬間から、甘くて華やかな香りに包まれることは間違いないでしょう。ただ一つ難点があるとしたら、飲み過ぎてしまわないかが心配なことですね。

まとめ

ボトルから、その中身まで魅力が詰まっているウイスキー「響35年」について紹介しました。手に入れるどころか、お目にかかるのすらレアではありますが、人生で一度は出会ってみたいですね。

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