1.バランタインについて

バランタインのボトル

バランタインの特徴とは?

スコッチウイスキーの代表格のひとつ、バランタインの魅力は、スコットランド各地で作られた原酒の特徴を絶妙に取り入れたバランス感にあります。

まろやかな飲み口と芳醇な香り、甘く柔らかな余韻が続く上品で繊細な仕上がりに、世界中のスコッチファンが虜にされているのです。

バランタインの歴史を知ろう

創業者のジョージ・バランタインは、1869年にブレンデッドウイスキーの製造を始めます。

1895年にはイギリス王国御用達として認められ、徐々に頭角を現しますが、1919年にバークレー=マッキンレー商会、1937年にカナダのハイラム・ウォーカー社へと経営権が移りました。

栄誉ある紋章「コート・オブ・アームズ」

1938年に、スコットランド紋章院よりコート・オブ・アームズが授けられました。

バランタインのラベルで存在感を放つ紋章ですが、中央にデザインされた盾にはスコッチ造りの4大要素(大麦、水、ポットスチル、樽)が描かれ、その両側に馬が配置されています。1895年には、英国御用達のウイスキーに採用。

幅広いラインナップが有名

1937年に作られたバランタイン17年は、「ザ・スコッチ」と称されるほどの高い評価を得ました。12年・17年・22年・30年・マスターズなど、豊富なラインナップが揃い、製品によって適したレシピが採用されています。

2.バランタインの買取相場

バランタインの買取相場について

人気も知名度も高いバランタインですが、いざ売るとなると、いくらくらいの価格がつけられるのでしょうか。

商品の状態や付属品の有無なども多少影響しますが、平均的な買取相場について事前に確認しておくと、損をしない取引への近道になります。

バランタイン買取相場

  • ●バランタイン 17年
    ~5,000円前後
  • ●バランタイン 21年
    ~7,000円前後
  • ●バランタイン 30年 赤紋章 760ml 特級表記
    ~110,000円前後
  • ●バランタイン17年 赤紋章
    ~70,000円前後

(※2022年6月現在)

バランタインの最高価格

バランタインの中でも、熟成年数が長いものや、生産本数の少ない希少なウイスキーは取引価格も高騰します。

バランタイン30年のベリーオールドボトルの場合、オークションサイトなどでは5万円前後で取引されていることも。

3.バランタインの買取価格が高額になる理

高額理由を掲げる女性

世界中で親しまれるバランタイン

バランタインと聞くと、ウイスキーを飲まない人にも知られるほどの高い知名度があります。

世界中はもとより、日本人にも親しみやすい味わいを持つバランタインの愛飲家は国内にも多く存在していますが、本来ジャパニーズウイスキーは、スコッチの影響を強く受けて作られているため、甘さをもつバランタインは馴染みやすかったのです。

スコッチウイスキー3大ブランドのひとつ

スコッチウイスキーの3大ブランドといえば、まずは今回ご紹介しているバランタイン、そしてブレンデッドスコッチの中で最も売れ筋の人気商品シーバス・リーガル、そして飲みやすさがナンバーワンとの呼び声も高いカティサーク。

それぞれに個性を持ち世界中にファンを持つ、人気も知名度も圧倒的な支持を誇るブランドです。

世界第2位の販売量があるブランド力

スコッチウイスキーの売り上げランキングにおいて、世界1位に君臨するのはジョニーウォーカーです。そして、バランタインは次いで世界第2位にランクインを果たしています。

世界各国に販路を持ち、多くのバランタインファンを獲得してきた結果、その地位やブランド力はゆるぎないものに成長しました。日本国内においては、サントリースピリッツにより輸入・販売されています。

4.バランタインの相場高騰中の2種類

並ぶバランタインのボトル

スコッチの帝王「バランタイン 30年 赤紋章 760ml 特級表記」

バランタインを象徴するラベルに描かれた赤白の紋章が歴史を感じさせます。

1960年代後半以降は、赤青白カラーリングの紋章に代わっているため、1960年代前半以前のオールドボトルということになります。希少価値が高く、市場ではほぼ見ることがありません。

最高峰のクオリティ「バランタイン17年 赤紋章

バランタインの17年が最初に誕生したのは1937年。「ザ・スコッチ」という称号を得るほどの高い評価を得ました。

40種類ものこだわり抜いた原酒を用いて、17年という熟成期間をかけて絶妙な美味しさが完成。1960年代前半までに発売された赤白紋章タイプのオールドボトルのため、希少価値が高く価格も高騰しています。

5.他にもある高く売れるバランタイン

並べてあるウイスキー

バランタイン17年の他シリーズ

数量限定で販売された「スキャパエディション」は、バランタインにも用いられるスキャパのモルト原酒の香りや風味にクローズアップした商品。

スキャパはスコットランド北部のオークニー諸島にあるスキャパ蒸溜所で作られるウイスキーで、華やかで滑らかな風味が特徴的です。ほかにも、バランタインの17年は、並行輸入品の12本セットで購入できます。

正規輸入品の場合、サントリーから箱や品質管理がしっかりされた上で販売されていますが、並行輸入品はそうでないこともあり、安価で購入できることがあります。

6.バランタインの買取方法

ウイスキーグラス

バランタインを売る時に利用できる買取サービス

ギフトでお酒を頂いたけれど開封しないまま保管していたということはありませんか?もう飲むこともないだろうと思ったのなら、買取サービスを利用をおすすめします。

年代や状態によっては、驚きの高値で買取が叶うかもしれません。

ご自身に合った買取方法について、先に知っておくことでスムーズな買取利用ができるはずです。

7.バランタインを売る前に確認したい「買取業者比較」

業者比較に悩む女性

お酒を売りたいけれど、どこにお願いしたらいいかわからない…と、再び保管してしまう前に、買取業者選びのポイントをご紹介します。

取引の方法や利用できるサービスなど、ご自身の都合や希望に合わせた取引ができる業者を選びましょう。

まとめ

ブレンデッドウイスキーの真骨頂が味わえるバランタイン。ボトルを飾っておいてもお洒落ですが、飲まないのであれば思い切って買取査定を利用してみてはいかがでしょうか。

バランタイン買取ページ
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