シャトー・ペトリュス 2000年が高額になる理由

今世紀最大のヴィンテージ

すでに「ボルドーの神話」と崇拝されていたシャトー・ペトリュス、そのシャトーの最高のヴィンテージともなればまさに鬼に金棒。

もともとの高価格とヴィンテージの価値が加わり、歴代のヴィンテージの中でも1,2を競う高額に。その理由とは?

”偉大なるヴィンテージ”と称されている

シャトー・ペトリュスが過去に持つパーカーポイント100点5回という輝かしい実績のなかでも、2000年のヴィンテージはその筆頭。

パーカー氏からは「油彩画のような美しさ」と評されたほか、「通常の年よりも遅い収穫であったのかと錯覚するほど」甘みと味わいが凝縮しています。

21世紀では2005年、2009年、2010年も当たり年と言われていますが、2000年はそれらをしのいであまりあるのだとか。

専門家も高評価の2000年

パーカーポイント100点を筆頭に、ジニー・チョー・リーが99点、ワインエンスージアストとワインスペクテーターが98点と軒並み高得点。

こうしたワイン批評家たちが異口同音に語ったのはこのヴィンテージの熟成期間の長さ。実に、50年はもつのだとか。

メルローのワインで、右に出るものなしという評価も。

ペトリュスの中でもさらに希少価値が高い

由緒あるフランスのシャトーの中では比較的歴史が浅いシャトー・ペトリュスですが、20世紀にオーナーたちの普段の努力が実り、ボルドーにおいては他を圧する実力派となりました。

にもかかわらず、生産数は据え置き、セカンドワインも作らず、他のシャトーとは一線を画しています。

年間生産数はわずか2500ケース。シャトーの歴史でも最高と言われる2000年は、市場に出れば即売れてしまうほど希少性が高いのです。

シャトー・ペトリュス 2000年を高く売るには

ボルドー最高のシャトーの最高のヴィンテージ。その価値は天井知らずといって過言ではありません。とはいえ、ワイン通でもないかぎりその魅力はわかりにくいものです。

シャトー・ペトリュス2000年には、どんな魅力が詰まっているのでしょうか。そしてその価格とは?

「シャトー・ペトリュス」の価値や相場を知ろう

ロバート・パーカーから100点満点をせしめた5つのヴィンテージの中でも、2000年のシャトー・ペトリュスは文字通り最高の価格を誇ります。

高値が期待できるからこそ、2000年だけではなくシャトー・ペトリュス全体の価値や買取相場についても知っておくことも有利になるはずです。

シャトー・ペトリュス 2000年を売る前に買取業者の比較

自分の手もとにあるシャトー・ペトリュスの偉大なるヴィンテージ2000年を手放したい、という方はまず買取業者を適格に選択する必要があります。

シャトーのブランド力はもちろん、ヴィンテージの価値まで査定してもらうには、経験ある買取業者を見極めなくてはなりません。

ストックラボは、これまでの経験からお客様から絶大な信用を獲得しております。

買取に出す前に確認すべきことは?

シャトー・ペトリュスはもともと生産数が少なく、空前の出来といわれる2000年のヴィンテージは世界中で相場以上の価格がつくことも。

お手元にあるこのワイン、もしラベルがはがれていたりホコリをかぶっていたりしてもご心配は無用。元の価値を基準に、ストックラボが正しく査定させていただきます。まずは、ご連絡ください!

シャトー・ペトリュス 2000年について知る

スケールが大きい2000年

ボルドーワインの頂点に君臨するシャトー・ペトリュスは、世界中のワインファンたちが恋焦がれる存在です。世界中のワインサイトでは現在、1915年からのヴィンテージが販売されていますが、現実的な近年のヴィンテーージの中では2000年のそれが光り輝く存在なのです。その価格とは?

シャトー・ペトリュス 2000年とは?

まるでオートクチュールのドレスをまとったような、と表現されるシャトー・ペトリュス2000年。シンプルなのに力強く、この上なく優美とあらゆる批評家に絶賛され、さらには長い飲み頃も特徴。

ロバート・パーカーはなんと、「飲み頃は2018年ごろから50年」とコメント。つまり、まさに今から50年はおいしく飲めるというわけですから、値上がりは容易に予想できるのです。

シャトー・ペトリュス 2000年の入手方法

ロバート・パーカ-氏は、他の年と比べてもさらに大きなスケールが2000年のシャトー・ペトリュスと語ります。また、年間生産数2500ケースという希少性により、世界中のワインファンから引く手あまた。

世界中のワイン販売サイトを網羅するワインサーチャーを見れば、その在庫の存在がワールドレベルであることがわかります。店頭に並ぶことはまれなこのヴィンテージ、サイトで検索してストックを模索するほかないのです。

シャトー・ペトリュス 2000年に定価はあるか?

需要と供給の関係が常に変動的で、定価をつけるのが難しいワイン。シャトー・ペトリュスのレベルになると、シャトーだけの査定ではなくボルドー全体のシンボルとして、その価値はほぼ不変です。

今世紀、まだ2000年の出来をしのぐヴィンテージが登場しないという事実を踏まえると、ワインサーチャー上の平均販売価格59万円は今後も上昇する予感です。

シャトー・ペトリュス 2000年の買取相場

ここ100年で急速に神話のレベルにまで到達したシャトー・ペトリュスは、ワインファンが喉から手が出るほどに欲しいワインのひとつ。

そのシャトーの最高のヴィンテージである2000年、買取価格はこうした事実を踏まえて当然高額になります。当社の買取価格の相場は、下記となります。

シャトー・ペトリュス 2000年 買取相場

  • ~330,000円前後

(※2018年2月現在)

お客様がお持ちのヴィンテージの状態も考慮し査定をさせていただきます。お気軽にメールやラインでお問い合わせください。

他にも知っておきたいシャトー・ペトリュス のこと

こぼれ話も楽しい

歴史は浅いのに、「神話」とか「伝説」という名詞とともに語られることが多いシャトー・ペトリュス。世界中のセレブたちが、ステイタスとしてシャトー・ペトリュスを所有しようと躍起になっています。

そのシャトーのこぼれ話をどうぞ。

ワイナリーの設計は東京のプラダと同じ!

その高名にもかかわらず、仰々しいワイナリーを所有していないシャトー・ペトリュス。しかし、2002年にワイナリーの拡張を行っています。

この時に設計を担当したのは、ヘルツォーク&ド・ムーロン。世界文化賞の建築部門を受賞したこともあるこのユニット、東京のプラダやミュウミュウを設計したことでも有名です。

ワイナリーらしからぬ平屋がモダンで美しい設計。

1991年のヴィンテージが存在しない

メルローにこだわり、究極の栽培法によって世界の頂点に上り詰めたシャトー・ペトリュスは、世界で最も希求されるワインのひとつに。栽培法にこだわり、生産数を増やさないストラテジーを貫いています。

パーカーポイント100点を2年続けて獲得した翌年の1991年、シャトーはブドウの出来がその名にふさわしくなかったとしてワインの醸造を断念。

こうしたエピソードも、シャトーの名を高らしめる結果に。

まとめ

ボルドーの王者、最高のメルローの名を持つシャトー・ペトリュス2000年。価格ももちろん世界最高レベル。お手元のシャトー・ペトリュスをぜひご確認ください!