DRCエシェゾー 2009年が高額になる理由

ピノノワールの出来は最高

少しばかり気難しい哲学者のようなピノノワールを原料にするワインの中で、DRCエシェゾーは初心者にもなじみやすい愛嬌がある一点と言われています。

その一方で、ブルゴーニュに燦然と輝く歴史と格式を誇るドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの名が冠されているという理由もあり、価格はやはり超一流。

DRCエシェゾーの2009年について、簡単にご説明いたしましょう。

ワイン評論家も高評価の2009年

例年よりも構造的といわれるDRCエシェゾーの2009年。ワインスペクテーターの94点をはじめ、著名なワイン評論家は軒並み90点代で評価されているのです。

緊張感が漂うほど絶妙なバランスの味わいは、なんと2019年から飲み頃が始まります。

ロバート・パーカーの直弟子アントニオ・ガローニは、「期待を裏切らない出来であるうえ、例年より少々男性的」とコメント。

”傑出”とされたブドウの作柄

2006年から2008年まで、ブルゴーニュのワイン生産者は安定しない気候に悩まされました。

ようやく2009年は、その後半に太陽の光に恵まれてピノノワールに極上の甘さに。

完璧な成熟を誇ったブドウから、豊潤でエレガントなDRCエシェゾーが誕生したのです。

TVでも絶賛された!?

スマートで知性が漂う俳優、稲垣吾郎さん。彼は、ドラマでソムリエの役を見事に演じたことでも知られていますが、実はプライベートでも大のワイン好き。

2018年1月25日に放送された「ゴロウデラックス」で、その稲垣吾郎さんが「生まれてきてくれてありがとう!」という言葉を投げかけたのがDRCエシェゾー2009年であったのです。

知的でハンサムな稲垣さんをメロメロにするヴィンテージとして話題になりました。

若々しいのにクラシック

DRCエシェゾー2009年が往年のファンからも愛され、その結果値段が高騰する理由がもう一つ。

それは、若々しさがウリのエシェゾーであるのに、常になく古典的な味わいであることです。

相反する魅力が詰まったヴィンテージ2009年は、コレクターを魅了し続けています。

DRCエシェゾー 2009年を高く売るには

2019年から飲み頃が始まるDRCエシェゾーの2009年のヴィンテージは、今だからこそさらに需要が増える可能性が大。

それならば売却する際の価格もより高く、と望むのはこのワインをお持ちの方ならば当然です。

ワインの買取価格について、極意をお教えいたしましょう。

「DRCエシェゾー」の価値や相場を知ろう

2016年から、価格が一度も下がっていないDRCエシェゾーの2009年。

現在の平均販売価格は23万円ほどです。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティが2009年に生産したエシェゾーは、18,589本。これは、例年に比べれば多い生産数。

しかし、一般的なワインの生産量に比べれば圧倒的に少量。前年の2008年は出来も量もイマイチであっため、反動で2009年は特に評価も価格も上昇しているのです。

DRCエシェゾー 2009年を売る前に買取業者の比較

インターネットで検索すれば、数多くワインの買取業者の名前が登場します。

しかし、やみくもに買取業者を選択すると損をすることにもなりかねません。ワインの買取は、経験が重要。

まずはお手軽に、メールやライン、お電話などでお問い合わせいただければ、経験豊富なストックラボでは誠心誠意で対応させていただきます。

買取に出す前に確認すべきことは?

売却するワインは、見た目がきれいなことに越したことはありません。

しかし、もともと古いヴィンテージにより価値があるとする傾向が高いワイン、多少のラベルの汚れや剥がれによって買取を拒否されるなんてことはまず起こりませんのでご安心を。

まずは、お気軽にご連絡ください。

DRCエシェゾー 2009年について知る

値段はひたすら上昇中

DRCエシェゾー 2009年とは?

ワインの味わいを擬人化することはよくあります。

DRCエシェゾーは、同じくドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティが生産するグランエシェゾーとは兄弟のように扱われることが多く、実際骨格がしっかりとした明朗な味わい。

一方で、少しばかり茶目っ気のある女性のようだと表現されることも。いずれにしても、品がありながら親しみやすさが特徴なのです。

DRCエシェゾー 2009年の入手方法

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティのワインの中では比較的手が届きやすい価格のエシェゾーですが、実は原料となるピノノワールの畑はわずかに5ヘクタール弱。

ブドウの出来によっては、生産数が1万本を切る年もあり、希少性の高さでは第一級といって過言ではありません。

現在、ワインサーチャー上で取引されているDRCエシェゾー2009年は40本ほど。飲み頃を迎える2019年からは、さらに入手が困難になりそう。

DRCエシェゾー 2009年に定価はあるか?

ワインサーチャーの価格相場チャートを見ると、有名なドメーヌのワインは上下の変動が激しいことが多いのです。

しかし、さすがにドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ、その名を冠したワインは右肩上がりがほとんど。

変動も少なく、安定した評価と価格を誇っています。DRCエシェゾー2009年も、2016年から値下がりはなく、現在23万円ほどで取引されています。

今後も、緩やかに値上がりを続けると予測。

DRCエシェゾー 2009年の買取相場

熟成10年を迎える2019年から、まさに旬の飲み頃を迎えるDRCエシェゾーの2009年のヴィンテージ、売却もまさに今がチャンスといったところです。

ブルゴーニュのピノノワールの出来も完璧といわれた年だけに、ワインファンたちがぜひコレクションに加えたいと望むヴィンテージ。

現在、買取の相場は以下の通りです。実際の買取には、お客様がお持ちのワインの保存状態や相場の状況にも左右されます。

DRCエシェゾー 2009年 買取相場

  • ~140,000円前後

(※2018年3月現在)

他にも知っておきたいDRCエシェゾー 2009年のこと

最高のマリアージュは?

なんといってもジビエ!その濃厚な味わいをエシェゾーで

赤の熟成ワインといえば、なんといってもジビエ。DRCエシェゾーは、特に鴨肉との相性が抜群。

また、高級食材として有名なトリュフとも非常に良いです。

高名な赤ワインの中では若々しい味わいのエシェゾー、赤肉独特の香りとも素敵なハーモニーを奏でてくれます。いつもとは違う雰囲気を楽しめるかも。

クリーミーなチーズと

極上のワインは、シンプルにチーズといただいてもその滋味を実感できます。DRCエシェゾーと良い相性のチーズは、クリーミーなウォッシュチーズがおすすめ。

ミルクの甘みが特徴のマンステール、エシェゾーと同郷のブルゴーニュのエポワス、トリュフが加わったカマンベール・アフィネ・オ・トリュフなどなど。

まとめ

2009年のブルゴーニュの気候を反映し、会心の出来となったDRCエシェゾー。今から始まる飲み頃に合わせて、価格も急上昇の予感です。