「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」が高額になる理由
シャンパーニュは、その価値と手間、希少度から高額になるアイテムだ。
その中でも、名門メゾンである、ペリエ・ジュエのアイテムは高額であり、日々人気が高まっている。その中でも、「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」が注目されているが、なぜ高額査定になるのだろう。
ここでは、「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」が高額になる理由を徹底してチェックしていきたい。
ブリュットシャンパーニュのパイオニア的存在
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」が注目される存在なのは、ブリュットシャンパーニュのパイオニア的存在である、という理由がある。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」が誕生したのが、1865年。
この時代、ほかのメゾンは甘みのあるシャンパーニュを多く造っていたが、それらメゾンに先駆けて“辛口”というタイプを生み出した。
まさに、時代の革命児であり、今もなお世界中のシャンパーニュファンに愛されている。
伝統を受け継ぐ”ペリエ・ジュエ”
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」をつくる、ペリエ・ジュエが誕生したのは1811年。
高品質なブドウだけを使い、手仕事で醸造が行われる貴重なブランドだ。創業以来、品質の良さにこだわった伝統的製法は変化させておらず、その在り方も今尚健在。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、その伝統を受け継いでつくられるブリュットシャンパーニュ。生きる伝説として、今も認識されているのもポイントだろう。
IWSCやCSWWCなどで金賞を受賞
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、ペリエ・ジュエのブランド力だけで話題になっているわけではなく、品質をも兼ね備えているからだ。
最も注目したいのは、“Champagne&Sparkling Wine World Championships”での金賞受賞。
もちろん、あのIWSCでも金賞を受賞している、ということで世界中にその品質の高さをアピールした。今後も、価値は高まり続けてくことだろう。
世界中のセレブにも愛されるブランド力
品質の高さで注目されている、「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」。
とはいえ、やはり確固たるブランド力を持っている、ペリエ・ジュエの放つ伝統の1本という存在感は大きい。
そもそも、ペリエ・ジュエは、モナコ王妃のグレース・ケリーやナポレオン3世、さらにガレといった芸術家に愛された、正真正銘セレブが愛したシャンパーニュ。
“芸術”という二文字を完成させるために妥協の無い、王道を歩むメゾンなのだ。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」を高く売るには
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、数あるシャンパーニュの中でも特に注目度が高い、高級アイテムの1つ。
そのため需要も高く、買取市場でも高価買取査定になるアイテムとして人気が高い。
しかし、この「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」。どこで買取してもらっても、同じ価格になるとは限らない。やはり、高く買取してもらうにはコツがあるのだ。
ここでは、このシャンパーニュを高く買取してもらうコツを紹介する。
ペリエ・ジュエの価値や相場を知る
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」をつくっているのは、前述した通り、ペリエ・ジュエだ。つまり、このペリエ・ジュエの相場を確認することが、「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」を高価買取査定してもらうポイントになってくる。
市場全体でこのメゾンのアイテムがどの程度の価格で買取されているか、相場価値を知ることは高価買取査定に繋がる。
もちろん、今が売り時だが、注意深く価値や相場をチェックしておこう。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」を売る前の業者比較
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」を買取する前に、必ずしたいのが業者比較。
まず、シャンパーニュに詳しく「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」の本当の価値を見出せる鑑定士が揃っているところに依頼したい。
さらに、公式ホームページを持っており、販路や買取実績、数多くの情報を提供している業者が信頼できるだろう。
手数料の有無、サービス内容など、コト細かな部分を比較検討することが高価買取査定では重要になってくる。
買取に出す前に確認すべきこと
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、シャンパーニュだ。つまり、発泡性ワインなので一度開封したら泡は揮発し、酸化が進むので買取は難しい。
また、ラベルやボトルの劣化も注意。購入時の箱など、付属品の有無も買取査定額に大きく関係してくるので注意しよう。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」を高価買取査定してもらうためには、購入時の状態であることがポイントになってくるのだ。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」について知る
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、素晴らしいシャンパーニュであることがお分かりいただけただろう。
しかし、これだけの情報ではなく、さまざまな角度から「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」を知ることが、高価買取査定をしてもらうポイントになる。
ここからは、「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」をさらに知るための情報をいくつか紹介していこう。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」とは?
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、1811年創業のペリエ・ジュエが生み出したシャンパーニュ。1865年、ほかのメゾンに先駆けてつくられた辛口(ブリュット)タイプのシャンパーニュは、世界中のセレブを虜にした。
ペリエ・ジュエが有するグラン・クリュ畑で収穫された、極上のシャルドネのみを使用しており、そのポテンシャルを100%引き出してつくられる。
まさに、芸術品と呼べる究極の1本と言えるだろう。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」の入手方法
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、多くのワインショップで扱っているので、手に入れることができない、ということはないだろう。
ネットショップでも、在庫が残っていれば手に入れることができるので、比較的手に入れやすい1本とは言える。
しかし、気にすべきはヴィンテージや保存状態。そのヴィンテージによっても味わいが変わってくるほか、最高の保存状態でキープされていたのであればこそ、その真価が分かる。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」に定価はあるか?
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、前述しているように、さまざまなワインショップで購入することができる。
希少価値が高く、生きる伝説的な扱いを受けているワインだが、まだプレミア価格にはなっていない。基本的に、定価は5,800円ほどだが、より求めやすい価格で提供しているショップもある。
しかし、これからどんどん話題になるアイテムだけに、これから高騰することも考えられるだろう。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」の買取相場
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、買取市場で注目されているアイテムだ。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」の買取相場は比較的高く、2,000円前後の価格で買取してもらえる。比較的、流通量が多いシャンパーニュの部類でありながら、この高価買取査定はかなり珍しい。
ペリエ・ジュエ ブラゾン・ロゼも、2,500円を超える買取価格相場になっているなど、このメゾンのレギュラー品は比較的高価買取査定なのだ。
他にも知りたい「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」について
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、注目度が高いシャンパーニュだ。
ブリュットシャンパーニュの先駆けとして、シャンパーニュ界に衝撃を与えた一本だけに、その品質の高さは今も尚受け継がれている。
さて、そんな「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」。やはり、飲んでこそその真価を問える。
ここからは、「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」の飲み方を2選紹介していこう。
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」おすすめの飲み方2選
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、ブリュットタイプのシャンパーニュ。
そのため、非常ににシャープでエレガントな味わいが特徴だ。しかし、辛口だからこそ飲み方をこだわってその真価を味わってほしいところ。
ここからは、「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」の飲み方を2選紹介していく。
大きめのグラスで楽しむ
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、香りが大変ふくよかで複雑性がある。
ライム、プラム、カシス、柑橘などさまざまだ。細いフルートグラスもいいが、香りを取るのであればやや大きめのグラスで楽しんでもいいだろう。
馥郁たるその香りに包まれる、至高の時間をぜひ過ごしてほしい。
温度を高めても面白い
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」は、前述したようにふくよかな香りがある。
また、シュールリーや樽由来のバニラやバターのニュアンスもあるため、やや温度が高くなると表情がガラッと変わる。
キンキンに冷やしたタイプだけではなく、少し時間がたったまろやかな味わいも試したいところだ。
まとめ
ここでは、「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」を紹介した。定番品でありながら、その品質の高さは誰もが認めるところ。今後も、「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット」の価格に注目しよう。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。