獺祭 磨き その先へが高額になる理由

獺祭

安倍首相がオバマ大統領に贈った日本酒として、一気に人気が爆発した獺祭。

それにともなってブランドの価値も高まったのは言うまでもないが、その獺祭ブランドの中でも特に高額で取引されているのが「獺祭 磨き その先へ」だ。

ここでは「獺祭 磨き その先へ」に高値がつく理由を紹介する。

日本酒の最高級品として注目される

「獺祭 磨き その先へ」が開発された理由の一つに、世界の中でワインと対等に競合するために生み出されたということがある。

皆さんもご存知のように、ワインには1本数十万円という高額なものが当然のように存在している。逆に日本酒にはそれほど高額なものはない。

この差を埋めるべく生み出された最高級品、日本酒全体を引っ張っていく存在がこの1本なのだ。

獺祭の最高峰を超える逸品

獺祭といえば5割以上の精米をした、大吟醸クラスの日本酒のみを造る酒蔵として知られ、その中でもさらに高精米の獺祭二割三分が最高ランク品とされていた。

その二割三分を超えるものとして造られたのが「獺祭 磨き その先へ」なのだ。最高峰よりもさらにその上、その先を達成した極上の日本酒は、当然それに見合った価格で取引されている。

「KURA MASTER」プラチナ賞+金賞を受賞

日本酒人気の高まりを受け、フランスで2017年から始まった日本酒品評会が「KURA MASTER」である。

飲食業界で活躍するプロフェッショナルによって審査されるが、2018年KURA MASTERにおいて「獺祭 磨き その先へ」がプラチナ賞、獺祭 磨き二割三分が金賞を受賞した。

これは「獺祭 磨き その先へ」の味わいがどれほど優れたものなのかを証明すると同時に、その価値を高めることになった。

「獺祭 磨き その先へ」を高く売るには

あなたの手元に「獺祭 磨き その先へ」があり、売却することを考えているならば、より高値で売りたいと思うだろう。

しかし、売却方法や取引相手によっては思わぬ損をする可能性もあるのだ。

ここでは「獺祭 磨き その先へ」より高く売るために知っておくべきポイントをいくつか挙げていく。

「獺祭」の価値や相場を知ろう

まずは、売ろうとしているものがどれくらいの価値を持っているのか、市場での人気や価格はどうなのかを知っておく必要がある。

自分の想像やなんとなくのイメージで取引するのは、より高く売りたいのなら避けた方がいいだろう。

ストックラボコラムの獺祭についてまとめた記事に目を通してチェックしてみてはいかがだろうか。

「獺祭 磨き その先へ」を売る前に買取業者の比較

お酒の売却には様々な方法や業者があり、どれを選ぶかによって買取価格は前後してくるだろう。とはいえ、ではどのような方法、業者があるのか知っている方は多くないかもしれない。

リンクにある記事には、売却する際の業者選びのポイントが紹介されている。ご覧になって買取に出す際に役立てていただきたい。

買取に出す前に確認すべきことは?

より高値で売るためには、外箱など付属品も大切な要素となってくる。端的にいえば売っていた時と同じ状態に出来るだけ近い事となるため、汚れや傷の有無なども確認しておくべきだ。

しかし、傷や汚れがあっても値段がつくものもあるので、気になることがあるならば、一度査定にだけ出してみてもいいかもしれない。

「獺祭 磨き その先へ」について知る

日本酒

「獺祭 磨き その先へ」が受けている評価、人気の高さ、高額で売るためのコツなどをご覧いただいたが、もう少し「獺祭 磨き その先へ」を掘り下げていきたい。

販売価格や入手方法など、現実的な「獺祭 磨き その先へ」についてご覧いただく。より明確にどのような日本酒であるのかが見えてくるのではないだろうか。

「獺祭 磨き その先へ」とは?

世界的コンクールでプラチナ賞を受賞したことからも「獺祭 磨き その先へ」の味わいの高さは実証されたといえるが、特徴として華麗な香りと長い余韻が挙げられる。

ワイングラスで飲むとよりその特徴を愉しむことができるだろう。ブランド力のみならず内容を伴った高級品という獺祭が目指した高みを感じる日本酒である。

「獺祭 磨き その先へ」の入手方法

「獺祭 磨き その先へ」に限らず獺祭商品を入手する一番ストレートな方法は、獺祭が販売を許可している正規取扱店での購入だろう。

獺祭のホームページから店舗を探すことができ、すぐに知ることが可能だ。

他にはネットショップなどでも売っているが、日本酒は保管状況によって劣化することもあるため注意が必要だ。

「獺祭 磨き その先へ」に定価はあるか?

獺祭の公式ホームページに記載があるように「獺祭 磨き その先へ」の定価はDX箱入720mlが32,400円、DX箱入磨き二割三分720mlとのセットが37,800円となっている。

ちなみに、セットがある理由として二割三分を飲んだ後に磨きその先へを飲むと、磨きその先への魅力が現れると紹介されていた。興味がある方は試してみてはいかがだろうか。

「獺祭 磨き その先へ」の買取相場

「獺祭 磨き その先へ」は、高額で取引されるため、買取価格も高いものとなっている。

ストックラボでは、専門の鑑定士が取引実績、市場調査などから買取相場を算定しており、「獺祭 磨き その先へ」は~18,000円前後(2018年4月現在)となっている。

商品状態等によって価格は変動するが目安として押さえておいていただきたい。

「獺祭 磨き その先へ」を飲む時のポイント

お酌

「獺祭 磨き その先へ」の価値、価格など商品としての側面を紹介してきたが、やはり一度は味わってみたいところ。

ここでは、「獺祭 磨き その先へ」を飲む、それもよりおいしく飲むためのポイントを紹介していく。ここで紹介するポイントは獺祭の日本酒全体に使えるので、試していただきたい。

一杯目から飲んでみよう

「獺祭 磨き その先へ」の味、香りを完全に楽しみたいのならば、乾杯ビールをせずに一杯目から飲むのがおすすめだ。

他の味や感覚を入れずに飲むことによってフルーティーさや余韻といった繊細な部分まで味わえるだろう。

グラスと温度にこだわってみる

通常の日本酒のように一般的な日本酒グラス、お猪口ではなく、ワイングラスのように香りが立ちやすい構造のグラスで飲むのもおすすめしたい。

ただし、「獺祭 磨き その先へ」は冷やし過ぎない12℃くらいで飲んでいただきたい。

そのくらいが一番香りが立ちあがってくる温度と言われているからである。

まとめ

日本酒が踏み込んだことのない領域にある「獺祭 磨き その先へ」は、世界の中で日本酒を引っ張る存在として注目されることは間違いないだろう。今後、ますます目が離せなくなるに違いない。