「ロマネコンティ 2010年」が高額になる理由

ワイングラスとブドウ畑

格調高きその名が世界中にとどろく「ロマネコンティ」。ワイン通でなくても知っている「ロマネコンティ」は、ワインの女王として不動の地位を築いています。

年によって変化するヴィンテージの特徴は、価格を左右する一大要因。とくに評価が高い2010年の特徴とは?

希少なロマネコンティの当たり年

ブランド中のブランド、ロマネコンティのワインは年間生産数が5,000本前後という希少性に特徴があります。

あくまで気候とブドウの出来がモノをいうワインづくり、年によって生産数は変動します。2010年は、基準となる5000本に届かず。わずか4,636本しか生産されませんでした。

人知では把握できない味覚と評されたヴィンテージは、少数気鋭。価格は上昇し続けています。

”破格”と称されるほど高評価の作柄

2018年に入って、相場での価格が急上昇している「ロマネコンティ 2010年」。精神性が高い哲学的な味わいは、ブルゴーニュワインの魂そのものという非常にに高い評価がされています。

「禅」や「宇宙」「音楽」「球体」などなど、さまざまな比喩で表現される2010年のヴィンテージ、往年のロマネコンティ・ファンも骨抜きにした奥の深い1本なのです。

ワイン評論家も高評価の味わい

ワイン批評家個人の好みが反映されるポイントは、ばらつきがあることが多いのが事実。ところが、「ロマネコンティ 2010年」は著名なワイン批評家たちが、そろって99点を出すという稀有なヴィンテージとなりました。

もちろん、ロバート・パーカー氏も99点を出した一人。パーカー氏はまた、このヴィンテージには音楽のような宇宙観を感じる、という哲学的なコメントをしています。

「ロマネコンティ 2010年」を高く売るには

世界中で需要が高い一流どころのワイン、価格もトップレベルのワインはそれほど大きな変動がないといわれています。

ところが、ロマネコンティについていえば、良年のヴィンテージは大変な勢いで値上がりが続いています。パーカー氏が、2060年までの飲み頃を保証した2010年のヴィンテージ、その驚きの価格とは?

「ロマネコンティ」の価値や相場を知ろう

長い歴史を誇り、フランスの文化の一翼としても誉れの高いロマネコンティ。現在販売されている全ヴィンテージの平均価格は、220万円ほど。評論家の足並みがそろって高評価となった2010年は、240万円近い価格がついています。

2016年には200万円以下で手に入った2010年のロマネコンティ、1年の余で1,5倍の値上がりを記録。ますます入手が困難となっています。

ロマネコンティを売るときの市場での相場などは、下記のリンクでチェックしてみてください。

「ロマネコンティ 2010年」を売る前に買取業者の比較

通常のワインの売却とは価格のレベルに相違がある別格のワイン、「ロマネコンティ」。売却に際しては、取引先の選択に頭を悩ませている方も多いでしょう。

買取のプロが紹介する業者選びについての記事をチェックしておくのもおすすめです。

買取に出す前に確認すべきことは?

わずか、4,636本しか生産されなかった「ロマネコンティ 2010年」。希少性に加えて、たぐいまれなるその資質は世界中で愛でられ、今後も価格は上昇していくことが予想されます。

お手元に「ロマネコンティ 2010年」があるかたは、保存状態やラベルの状態に細心のご注意を。

売却をお考えの方、ストックラボにご相談いただければ状態も考慮した買取価格を提示させていただきます。

「ロマネコンティ 2010年」について知る

ブドウ畑

13世紀から続くドメーヌの歴史の中で、王侯貴族や著名人とのかかわりも深いロマネコンティ。数あるヴィンテージの中でも、高い評価と価格で知られているのが2010年のヴィンテージです。

宇宙を凝縮したような奥の深さ、構造の複雑さ、丸みを帯びた優婉さ、その品格を支える要素の一つ一つが、批評家たちの様々な言葉で表現される芸術的なヴィンテージです。

「ロマネコンティ 2010年」とは?

近年のブルゴーニュワインが2010年のロマネコンティの出来を超えることは難しい、と語ったのはワイン批評家のアレン・ミドウズでした。

ロバート・パーカーは、人間の知性では把握できない構造と魅力を持つとコメント。また同氏は、2010年のヴィンテージの飲み頃は2030年頃から2060年まで続くと断言しました。

つまり、価格はまさに今からさらに上昇していくことほぼ確実!

「ロマネコンティ 2010年」の入手方法

平均生産数450ケースにはるか及ばず、ヴィンテージの出来の良さも手伝って価格が上昇している「ロマネコンティ 2010年」。

現在、ワイン・サーチャーで確認できる在庫は35本。そのすべてに、200万円を超える価格がつけられています。

2010年のヴィンテージはまだ若く、これから熟成し本格的な飲み頃に突入します。21世紀半ばまで飲み頃が保証されているこのヴィンテージ、とにかく入手は至難の業!

「ロマネコンティ 2010年」に定価はあるか?

2017年前半までは、100万円台でも購入可能であったといわれる「ロマネコンティ 2010年」。

2017年後半からじりじり高騰を続け、2018年後半に入り一気に右肩上がりに!もはや、300万円台に乗るのは時間の問題といわれています。

2010年のヴィンテージは、本格的な飲み頃が始まるのはまだだいぶ先。というわけで、今後ますますとんでもない値上がりの予感が。

「ロマネコンティ 2010年」の買取相場

近年のブルゴーニュワインの中では、右に出るものがいない出来を誇るロマネコンティの2010年。批評家たちが、口をそろえてその完成度を称えた伝説的なヴィンテージです。

「ロマネコンティ 2010年」を売却したい方が気になるのは、買取のお値段。ストックラボは、どこよりも高くこの伝説的なワインを買い取らせていただきます。こちらが、その相場。お客様がお持ちのワインの状態に合わせて、公正な取引をさせていただきます。

ロマネコンティ2010年 買取相場

  • ~1,300,000円前後

(※2018年5月現在)

他にも知っておきたいロマネコンティのこと

ワインの棚

世界で最も高価なワインの常連となったロマネコンティ。もはや、その高価格を耳にしても「ロマネコンティなら当然」と思えるほど。

ロマネコンティは、きらびやかなエピソードや逸話に華やかに彩られてますます輝き続けているのです。

2018年どの調査でも、高額ワイン堂々の第一位!

世界で最も高価なワイン50銘柄の価格の変動について、2018年前半の結果が発表されました。ロマネコンティは不動の第一位を死守!

前年比25パーセントの価格上昇も記録したロマネコンティ、同ドメーヌが生産する8銘柄のうち7銘柄が上位50位内に食い込み、王者の風格を見せつけました。

年間に生産される5000本の行方は?

1年間に生産されるおよそ5000本のワインは、いったいどこへ消えていくのでしょうか。世界中のごくわずかな人しか口にできないロマネコンティは、総生産数の25パーセントがアメリカに輸出されています。

卸される企業も「一見さんお断り」。新参者は、オークションで入手するほか手段がないのだとか。

まとめ

世界一の価格を誇るロマネコンティの、最高のヴィンテージのひとつとされる2010年。若きブルゴーニュの雄は、今後価格の面でも大いに化けそうです!