「ベリー・オールド・セントニック 17年」が高額になる理由
「ベリー・オールド・セントニック 17年」は今、酒業界や市場で話題となっている注目すべきバーボンとして知られている。
確かに、なかなか市場でお目にかからないレアアイテムとなっている「ベリー・オールド・セントニック 17年」だが、ここまで高額になる理由は一体何なのだろうか。
ここではまず、「ベリー・オールド・セントニック 17年」が高額になる理由について考えていきたい。
生産数が僅かなプレミアムバーボン
「ベリー・オールド・セントニック 17年」が高額になる第一の理由は、生産数が少ないプレミアムバーボンであることだろう。
「ベリー・オールド・セントニック 17年」を造っているセントニックはヘブン・ヒル蒸留所から買取した原酒でバーボンを造っているのだが、何とその職人は僅か3人しかいない。
当然、生産本数は工業的に増やすことができず、少なくなる。この生産数の少なさこそが、価格高騰に繋がっているのだ。
終売品のため希少価値が高い
「ベリー・オールド・セントニック 17年」を手に入れたい、と思ってもそれはもう叶わぬ夢に近い。その理由としては、原酒不足なども関連して、終売品となってしまっているからだ。
終売品となれば、当たり前だがもう公式で市販されることはなく、今ある在庫に頼るしかない。
もちろん、それを手にしている人たちが飲んでしまったり、無くしてしまばこの世からこの酒は消え去る。この希少価値こそ、価格高騰に関係しているのだ。
人気が高いオールドヴィンテージ品
「ベリー・オールド・セントニック 17年」を造るセントニックだが、このオールドヴィンテージ品はバーボンファンの中でも話題になる、人気が高いシリーズのうちの1本だ。
オールドヴィンテージ品、ということだけで価格が高騰することもあるため、市場でも常に注目されている。
ファン垂涎の品となれば、間違いなく「ベリー・オールド・セントニック 17年」は高騰する。これからも、この人気が衰えることはないだろう。
聖人のバーボンと賞讃されている
「ベリー・オールド・セントニック 17年」の魅力は、何といってもさまざまなエピソードを持ち合わせている、というところだろう。
実は、「ベリー・オールド・セントニック」はアメリカの禁酒時代にニックという人がこっそり密造酒を造っており、クリスマスの日に限られた人たちに販売していた、という逸話がある。
この酒は、「聖人(st.)ニックのバーボン」として賞讃され、まさに人々に多大なる影響を与えた酒なのだ。
「ベリー・オールド・セントニック 17年」を高く売るため
「ベリー・オールド・セントニック 17年」は、今もっとも手に入れにくいバーボンのひとつということがお分かりいただけたと思う。そのため、買取業者にとっても高価買取できるアイテムなので、常に注目されていることは間違いない。
しかし、「ベリー・オールド・セントニック 17年」を高く売るためには、さまざまなポイントを押さえておく必要性がある。ここからは、この酒を高く売るためのコツをいくつか紹介していこう。
「ベリー・オールド・セントニック」の価値や相場を知ろう
「ベリー・オールド・セントニック 17年」を高く売るためには、当然ベリー・オールド・セントニック自体の市場価値を把握しておく必要がある。
ベリー・オールド・セントニックが高く売れない市場であれば、当然それに関連した商品は高く売ることができない。幸いなことに、「ベリー・オールド・セントニック 17年」は今、注目されており高価買取査定されている。
今が売り時、といっても過言ではないだろう。
「ベリー・オールド・セントニック 17年」を売る前に買取業者比較
「ベリー・オールド・セントニック 17年」を高価買取してもらうためには、当然その業者選びも重要になってくる。
酒専門買取業者であることはもちろん、公式ホームページが常に更新されており、「ベリー・オールド・セントニック 17年」の買取実績もある信頼できる業者を選ぶことが必要になってくる。
サービスが充実していることはもちろん、高価買取キャンペーンなどを行ったり、お得なところを探し出そう。
買取に出す前に確認すべきことは?
「ベリー・オールド・セントニック 17年」を買取に出す前に、必ず確認しておきたいのが開封状態だろう。抜栓してしまったらせっかくの価値も下がる。
さらに、古いものなので厳しいかもしれないが、ラベル汚れやボトルの傷も無いにこしたことはない。
また、重要なのが購入時に付属してきた箱など、こういったものも一緒に査定してもらおう。フルセット揃っているだけで、買取価格が全く変わってくるので注意したい。
「ベリー・オールド・セントニック 17年」について知る
高級バーボンの代表格である、「ベリー・オールド・セントニック 17年」。希少価値が高く、注目すべき酒であることが分かったと思うが、やはり高価買取査定を狙うためには、その市場価値をしっかりと見つめ直す必要がある。
今、市場で「ベリー・オールド・セントニック 17年」はどのような価値を持っているのか。ここでは、「ベリー・オールド・セントニック 17年」についてさらに知るべき情報を紹介しよう。
「ベリー・オールド・セントニック 17年」とは?
「ベリー・オールド・セントニック 17年」は、ヘブン・ヒル蒸留所から買い取った原酒を用いて造られている、注目のバーボン。
僅か3人のみの職人によって手掛けられており、年に二回しか製品化されていないことから、ファン垂涎の品になっている。
また、流通量自体も恐ろしく少ないため、現物を見たことがある人も少ない。まさに、「ベリー・オールド・セントニック 17年」は、幻のバーボンとなっているのだ。
「ベリー・オールド・セントニック 17年」の入手方法
「ベリー・オールド・セントニック 17年」を入手したい、という方は多い。レアなバーボンに力を入れている業者であれば残っているかもしれないが、望みはほぼないと言っていい。
一部、ネットショップに残っていることがあるが即日完売してしまっており、ネットオークションしか手に入れる方法が無い状態だろう。
稀なタイミングで市場に出回ることがあるので、常にショップをチェックしておくことをおすすめする。
「ベリー・オールド・セントニック 17年」に定価はあるか?
「ベリー・オールド・セントニック 17年」だが、ほとんど終売になっていることと、明らかに数が少ないことから定価で販売している場所が無い。
とあるネットショップでは、6万円前後で売られているが、それはプレミアム価格がつけられている可能性が高い。
仮に、「ベリー・オールド・セントニック 17年」を定価で手に入れることができたら、それはまさに奇跡と言っても良いかもしれない。
「ベリー・オールド・セントニック 17年」の買取相場
さて、ここまで「ベリー・オールド・セントニック 17年」についてさまざまな角度からチェックしてきた。では、一体今の市場価値からして、買取相場はどのくらいになるのだろうか。
酒買取の専門業者であるストックラボの鑑定士が導き出した買取相場は~95000円前後という驚くべき相場となっている。
もちろん、この価格はどんどん上がって行く可能性もあり、天井知らずだ。今、必ずチェックしたいバーボンといっていいだろう。
他にも知っておきたい「ベリー・オールド・セントニック 17年」のこと
「ベリー・オールド・セントニック 17年」について、さらに知っておくべきことがある。それは、美味しい飲み方だ。
「ベリー・オールド・セントニック 17年」は、確かに希少価値が高く、宝石と言っても過言ではない扱いを受けているバーボンだが、基本的には酒。
つまり、飲んでこそその価値が分かるといっても過言ではない。
おすすめの飲み方を2選紹介!
「ベリー・オールド・セントニック 17年」は、ヴィンテージ品のため、味わいが独特だ。独自の製法で造られており、その香りも鮮烈で爽やかかつ強烈。
味わいはまろやかながら、奥行きと通が喜ぶ個性溢れる風味が楽しめる。
こういった酒だからこそ飲み方にこだわってもらいたい。ここからは、飲み方を2選紹介していこう。
常温でストレートが一番うまい
「ベリー・オールド・セントニック 17年」を楽しむのであれば、やはり常温でストレートという飲み方にこだわりたい。
もちろん、香りが逃げないように口がすぼまったウイスキーグラスを使いたいところ。そのまろやかな個性に圧倒されることだろう。
ロックでやわらげるのもおすすめ
「ベリー・オールド・セントニック 17年」は、バーボンであるからして、ややアルコール度数やアタックが強い。
ストレートだと、少々疲れてしまうという人もいるだろう。やはり、ここは定番のロックで味わいたい。穏やかになるため、杯が進むだろう。
まとめ
ここでは、「ベリー・オールド・セントニック 17年」について紹介してきた。プレミアムバーボンとして、これからもどんどん価格が高騰する気配がある。市場価値を常にチェックしておこう。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。