ベリー・オールド・セントニック 20年が高額になる理由

ウイスキー入りグラス

入手が困難な「ベリー・オールド・セントニック 20年」は、ファンからの需要が衰えない限りは価格は高騰を続けていくでしょう。

もちろん希少ということもありますが、味や製法など本物志向のバーボン愛飲家の支持を得たことが影響しています。

流通量が少ないレアなプレミアムバーボン

オールド・セント・ニックは、ヘブン・ヒル蒸留所から原酒を買い取り、わずか3人しかいない職人の手作業によって作られ、流通しています。

熟成から瓶詰までの工程が、丁寧に手作業でされているので、製造本数が僅かしかありません。そのため、年に2回しか出荷されないという、希少価値が高く入手が非常に困難なバーボンです。

”辛口バーボンの代表作”と称されている

トウモロコシを原材料につくられるバーボンの、知る人ぞ知る銘酒「ベリー・オールド・セントニック20年」です。

バーボン独特の野性的な知カラダ強さを感じられ、辛口バーボンを代表する銘柄。

ガツンとした重さもありますが、20年熟成させたことにより、繊細でなめらかな口当たりは心地よく、飲んだらクセになる特別な魅力を秘めています。

20年の長期熟成がファンを魅了

キリッとした辛口バーボンですが、樽や瓶で約20年という長期熟成を経たことで、まろやかでバランスよくまとまった美味しさが完成します。

力強い中にも奥行きのある多彩な風味や繊細で芳醇な香りが、バーボンを愛飲するファンの心を魅了しています。

希少価値も相まって、プレミアム価格で取引されていますが、ファンは世界中に存在しています。

ベリー・オールド・セントニック 20年を高く売るには

もしご自宅に「ベリー・オールド・セントニック 20年」があって、飲まないのであれば、劣化で品質が変わってしまう前に売ってしまうことをおすすめします。

高い査定額をつけるためには、どのような価値があって、市場での取引相場を把握しておくことが損をしない取引のための第一歩です。

「ベリー・オールド・セントニック」の価値や相場を知ろう

流通している本数がないため、情報も少ない「ベリー・オールド・セントニック」ですが、どのような価値やいくらくらいで取引されているのかを事前に調べておくと、売るときに役立ちます。

買取専門ストックラボの鑑定士が、これまでの買取実績や市場での相場、どんなお酒なのかをご紹介しているので、確認してみましょう。

ベリー・オールド・セントニック 20年を売る前に買取業者の比較

「ベリー・オールド・セントニック 20年」を売るのなら、信頼できる買取業者を選びましょう。

家の近所の業者も便利ですが、実績があって、相場に基づいた値段をつけてくれるかは重要です。

近所に買い取って貰えるお店がないという方も、郵送や訪問などを利用して、ご自身の都合に合った取引方法がある業者を選びましょう。

買取のプロが、業者選びのコツをご紹介しているので、参考にしてみてください。

買取に出す前に確認すべきことは?

古いヴィンテージになるので、ラベルに破損が見られたり、汚れがひどい場合でも買取は可能なことがあります。

キャップは蝋で封印されていますが、経年劣化によりひび割れなどを起こしている可能性も。液漏れを起こしていなければ問題はないので、そのまま査定に出してみましょう。

液体に多少の澱が見られても、味や風味には影響はありません。

ベリー・オールド・セントニック 20年について知る

バーボンの蒸留所

バーボンを嗜む方でなければ聞いたことがないかもしれませんが、「ベリー・オールド・セントニック20年」は、ファンにとっては一度飲んでみたい垂涎モノの希少なバーボンです。

どのようなお酒で、入手することは可能なのでしょうか。気になる買取相場についても、しっかりとチェックしておきましょう。

ベリー・オールド・セントニック 20年とは?

バーボンは原材料をトウモロコシから作りますが、「ベリー・オールド・セントニック20年」のアルコール度数は58.2%。

力強い味わいにインパクトを感じますが、バタースコッチ、カカオ、カラメルなどのチョコレート菓子のような風味とスパイスや酵母の香ばしさも感じられます。

20年という長期熟成を経て、まろやかでバランス良くまとまった美味しさは感動的です。

ベリー・オールド・セントニック 20年の入手方法

古いヴィンテージになるので、市場で流通しているものは滅多に見かけることはありません。

インターネットやオークションなどで見ることもあります。希少なため価格も高騰しているため、入手することがとても困難なバーボンです。

ベリー・オールド・セントニック 20年に定価はあるか?

「ベリー・オールド・セントニック 20年」は、現在購入しようとすると、平均100,000円前後で入手することができるかもしれません。

終売品で、輸入販売元は現在ありません。希少な一杯ですが、老舗のバーなど稀にみることもあるので、もし出会えたなら味わってみてはいかがでしょうか。

ベリー・オールド・セントニック 20年の買取相場

ベリー・オールド・セントニック 20年」の買取相場は、~70,000円となっています。市場での取引相場やこれまでの買取実績などから算出された価格ですが、商品の状態や売買するタイミングでの市場状況によって変動します。

20年のヴィンテージとなるため、ラベルやボトルに多少のダメージがあっても高値が付く可能性も考えられます。迷っているのなら、まずはプロの鑑定士までご相談ください。

他にも知っておきたいベリー・オールド・セントニック 20年のこと

ヘブンヒルの景色

市場で見かけることはほぼない「ベリー・オールド・セントニック」ですが、ファンは多く存在し、特にバーボンファンであれば一度は飲んでみたい20年のヴィンテージ。

そこでここでは、「ベリー・オールド・セントニック」についての逸話をご紹介。知っておくとちょっとした話の種になるかもしれません。

セントニックという名前の由来

Very Olde St Nickは、日本の輸出向けに作られたバーボンのブランドです。

ラベルに描かれた老人はケンタッキー州に住んでいたニックというお爺さんで、禁酒時代にこっそり作っていた密造酒を売っていましたが、あまりの美味しさから評判をよび、セント(聖人)という敬称が付けられたという説があります。

ヘブン・ヒル蒸留所のこと

ベリー・オールド・セントニックが原酒を仕入れていたヘブン・ヒルは、全米でトップクラスの生産量を誇る蒸留所でしたが、1996年に落雷により火災が発生しました。

大規模な被害を残しましたが、現在では買収したルイヴィル地区のバーンハイム蒸留所を立て替えて生産を続けています。

まとめ

レトロなラベルで飾っていても絵になる「ベリー・オールド・セントニック 20年」ですが、もし飲まないのであれば、買取サービスを利用してみませんか。