「シャトー・オーゾンヌ 1982年」が高額になる理由

上から見たグラス赤ワイン

ボルドー、サンテミリオン地区はさまざまな名門シャトーが軒を連ねている。

ペトリュスは、その隣のポムロールにあるシャトーだが、これらを含めてボルドーの右岸と呼ばれており、近年格付シャトー以上に注目されているのだ。

さて、サンテミリオンにも格付が存在するが、その中でも筆頭と呼ばれているのが、「シャトー・オーゾンヌ」。

特に、「シャトー・オーゾンヌ 1982年」は買取価格も高騰している。その秘密をここで解明していこう。

年間生産量が少なく希少性が高い

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」は、当然ながら手に入れることが困難なワインのひとつである。

それもそのはず、たった7haという小さな畑でしかブドウが栽培されておらず、年間生産量が恐ろしく少ないことが関係しているのだ。

世界中にファンのいる「シャトー・オーゾンヌ」だけに、その供給量と需要のバランスが崩れ、高値がつく。そんな中、「シャトー・オーゾンヌ 1982年」が高くなるのは必然と言えるだろう。

専門家評価も高い「シャトー・オーゾンヌ 1982年」

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」は、専門家からの評価が高いことで知られている逸品だ。

そもそも、1980年代はロバート・パーカーが影響していない時期であり、世の中の潮流ばかりにシャトー全体が流されていない時代。

もちろん、同シャトーは未だ自分たちの哲学を守り続けているが、「シャトー・オーゾンヌ1982年」は特にそれが現れたヴィンテージということで、評論家たちからの信頼が厚い逸品として知られている。

ボルドー8大シャトーのひとつである

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」が高額になる理由に、やはりその名声の高さが関係しているだろう。

「シャトー・オーゾンヌ」は、何とシャトー・マルゴーやシャトー・ラフィット・ロートシルトなどの5大シャトー、ペトリュスといった世界で最も有名なシャトーたちと肩を並べている。

つまり、世界中のワイン愛好家の憧れシャトーであり、滅多に手に入れることができない、そんなレアシャトーなのだ。

サンテミリオンの格付の最高峰に位置する

ボルドーの格付というと、メドックが特に有名だ。5大シャトーと呼ばれているシャトーは、すべてこの格付の1級に位置しているわけだが、実はサンテミリオンにも格付が存在する。

サンテミリオンの場合、10年に1度格付が見直されることになっており、不動の格付であるメドックとは違い、近年本当に素晴らしいワインを造るシャトーだけが選ばれている。

その中で、サンテミリオン1級Aを守り続けているのが、同シャトーなのだ。

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」が高額になる理由

「シャトー・オーゾンヌ1982年」はワインを扱っている買取店であれば高額査定されるのは間違いない。

しかし、その価値が本当に分かる、信頼できる買取業者に「シャトー・オーゾンヌ 1982年」を査定してもらうことが重要になってくるのだ。さらに、「シャトー・オーゾンヌ1982年」だからといっても、その状態などによって査定額が異なる。

ここでは、「シャトー・オーゾンヌ1982年」を高く売るコツをお伝えしよう。

「シャトー・オーゾンヌ」の価値や相場を知ろう

シャトー・オーゾンヌ、というブランドの市場価値をまず知っておく必要がある。

「シャトー・オーゾンヌ1982年」は、シャトー・オーゾンヌが高価買取査定されなければ、高い価格がつくことはない。

今、市場で最新ヴィンテージがどの程度の価格なのか、そして「シャトー・オーゾンヌ1982年」の評価はどうなっているのか、こういった部分をしっかりと確認する必要がある。もちろん、今まだ価格は高騰中。期待が持てるだろう。

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」を売る前の業者比較

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」を買取する前に、必ず業者比較を行うことをおすすめする。

酒買取専門業者であっても、ワインに詳しい鑑定士が揃っている場所、公式ホームページがあり情報更新が常に行われているところなど、信頼できるサービスを展開している、そんな買取業者に依頼することが大切だ。

さらに、「シャトー・オーゾンヌ 1982年」の買取実績があると、なお信頼できるだろう。ここは手を抜かない欲しい。

買取に出す前に確認すべきこととは?

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」を高価買取査定してもらうには、必ず未開封であることが重要だ。

ワインは抜栓してから時間がたちすぎると、本来のポテンシャルが楽しめなくなる。また、ラベル汚れや破れ、ボトルの傷やコルクがボロボロなど、こういった部分にも注意を払いたい。

購入時に付属してきた化粧箱など、付属品が残っているだけでも高価買取査定が期待できる。細かい部分だが、細部にまで気を使ってみよう。

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」について知る

テーブルの上の赤ワイン

「シャトー・オーゾンヌ1982年」が、素晴らしいワインであることはお分かりいただけたと思う。しかし、高価買取査定するためには、今「シャトー・オーゾンヌ」が市場でどういった価値を持っているのか、ということを知ることだ。

やはり、素晴らしいワインだからこそ、今の相場を見極めておくことが、売り時を掴むことができるチャンスになる。

ここからは、「シャトー・オーゾンヌ 1982年」について知る情報を提供する。

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」とは?

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」は、サンテミリオン地区にある、「シャトー・オーゾンヌ」が醸す、最高峰の赤ワインだ。

カベルネ・フランとメルローをバランス良くアサンブラージュした極上の逸品は、数多くの評論家たちからも評価が高い。

サンテミリオンの格付の1級Aに輝くシャトーであり、その品質の高さは長年守られている。僅か7haという小さな畑から生み出される、最高のヴィンテージがこのワインなのだ。

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」の入手方法

「シャトー・オーゾンヌ1982年」を購入するためには、ボルドーワインに精通しているワインショップ、またはネットショップがおすすめだ。

いくら、「シャトー・オーゾンヌ 1982年」とはいえ、その保存方法が適当であれば、価値が大きく下がってしまう。

さらに、こういった高級ワインには偽物が多く出回っており、輸入品などでは怪しい場合もあるだろう。本当に信頼できる、そういった業者で購入することをおすすめしたい。

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」に定価はあるか

「シャトー・オーゾンヌ」は、そのヴィンテージによって価格が違い、相場でかなり変わってくるので定価というものは、なかなか難しい。

ちなみに、とあるワインショップでは「シャトー・オーゾンヌ 1982年」を85,000円前後で販売しているが、即日完売は必至と考えていいだろう。

こういったヴィンテージワインは、そのショップによってどのような価値をつけるかが違うため、一概に定価を割り出すのは難しい。

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」の買取相場

「シャトー・オーゾンヌ1982年」を買取してもらえる業者は多いが、実際には今どの程度の買取相場で動いているのか、それを知る必要があるだろう。

「シャトー・オーゾンヌ1982年」の酒買取の専門業者であるストックラボの鑑定士が導き出した買取相場は、~38,000円前後となっている。

当たり年と言われている2000年が7万円近い価格で買取されているが「シャトー・オーゾンヌ 1982年」も今後値上がりする可能性は十分にあるだろう。チェックし続けたいところだ。

他にも知っておきたい「シャトー・オーゾンヌ 1982年」のこと

屋外に置かれた赤ワイン

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」の相場や価値、買取相場などをお伝えしてきた。

しかし、「シャトー・オーゾンヌ 1982年」はワインであり、飲んでこそその真価を楽しめる。一体、どんな味わいのワインなのか、気になる方も少なくないだろう。

ここからは、「シャトー・オーゾンヌ 1982年」のおすすめの飲み方を2選紹介したい。ぜひ、「シャトー・オーゾンヌ 1982年」を手に入れたら楽しんでみてほしい。

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」のおすすめの飲み方

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」は、長年の熟成によってその真価が発揮される、と評論家たちに言われているシャトー。

100年後でも美味しく飲める、と言われているほどに、熟成に時間をかけたいワインとして知られてる。であれば、「シャトー・オーゾンヌ 1982年」は、今こそ飲み頃だろう。

デカンタは2時間前に行っておく!

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」は、既にかなりの熟成期間を経ているため、抜栓後すぐには、まだ還元的な状態であり軽く酸素に当ててまろやかにしておきたい。

また、滓も多いため沈めておくデカンタの作業が必至だろう。最低2時間以上は置きたいところだ。

異臭の無い部屋でじっくりテイスティング

「シャトー・オーゾンヌ 1982年」を、ワイワイしたレストランで楽しむのもいいだろう。

しかし、これほどまでのワインだ。異臭などがない、清潔でワインに真剣に対峙できる状態で飲んでほしい。真価をじっくりと味わいながら、ボルドーに思いを馳せてみよう。

まとめ

「シャトー・オーゾンヌ1982年」はまだまだ人気が高まる可能性があるワインだ。売却を迷っているなら、ぜひ査定に出してみてはいかがだろうか。