ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年が高額になる理由
スコッチウィスキー蒸留所独特の文化ともいわれるボトラーズブランドの中でも、世界的に高い評価、人気を得ているダグラスレイン。
オールドモルトカスク(OMC)シリーズはダグラスレインの顔とされているが、中でもマッカラン26年の価値が高騰している。その理由を見てみよう。
“ボトラーズ・ブランドの中の最高峰”ダグラスレイン
スコッチウイスキーでは、オフィシャルボトル以上の数のボトラーズブランドが流通している。
そんなボトラーズブランドが送り出すものは当たりはずれがある場合も少なくないのだが、その中で常に高い品質を維持し続けているダグラスレインは最高峰の呼び声が高い。
高い評価を得て、信頼に足るブランドとしてその価値は上がり続けている。
ダグラスレインの人気シリーズ”OMC”
ダグラスレインにとってOMC(オールドモルトカスク)シリーズは、単なるメインシリーズという存在ではない。
ボトラーズブランドとしての現在の地位を築くきっかけとなった、非常に重要かつ人気のシリーズである。
ダグラスレインといえばOMCシリーズと言われるほど、高い認知度と人気・価値になっており、それは現在も変わっていない。
日本での流通量が少なく希少価値が高い
ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年に限らず、ダグラスレインOMCシリーズは全世界で数百本というごくわずかな生産数で送り出されている。
その中から日本に入ってくるのは数十本と言われており、とてつもなく希少性が高く、それゆえにその価値と価格は右肩上がりで高騰し続けるのだ。
ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年を高く売るには
希少性が高く、レアな物だからといって必ずしも高額で買い取られるものとは限らない。
誰にとって価値が高く、どこに売れば高額になるのかを知らないと損をしてしまうことになりかねないのだ。
ここでは、ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年を高く売るために押さえておくべきポイントを紹介する。
「ダグラスレイン」の価値や相場を知ろう
高額査定を目指すのであれば、「蒸留所ではないダグラスレインとは?」「ボトラーズブランドとは何か?」を知っておきたいところ。
その上でダグラスレインはどういう評価を得ているブランドなのかをまずはご自身で把握しておく必要があるだろう。
リンクにある記事にはストックラボがまとめた「ダグラスレインとは」が紹介されている。一度ご覧になっていただきたい。
オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年を売る前に買取業者の比較
ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年は、普通のウイスキーよりも専門性が高い部類のものだと言える。
この逸品の価値をしっかりと把握している業者を選ぶ必要があるだろう。その上でどういう売り方で売るのかを考えてみてほしい。
ここでもストックラボが用意した記事があるので、ぜひ参考にしてみていただきたい。
買取に出す前に確認すべきことは?
業者に買取に出してしまう前に、手元のボトルの状態を確認しておくべきだろう。傷や汚れはないか、外箱はあるか、開栓してあるかどうかなどだ。
出来るだけ購入時と同じ状態が好ましいが、ウイスキーは、開栓してあっても値段がつく場合もある。その際は一度査定に出してみるのもいいのではないだろうか。
ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年について知る
希少性が高く、世界的評価も高いダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年。
買取に出す際に押さえておくべきポイントを中心に紹介してきたが、ここでは定価や入手方法など具体的な情報をまとめてご紹介していく。
買取相場など、オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年についてより深く知っていただきたい。
オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年とは?
現在オールドモルトカスクシリーズは、2013年にダグラスレインが分社化。
その際にダグラスレイン社元代表スチュワート・レイン氏により二人の息子と旧ダグラスレイン社スタッフで設立されたハンターレイン社が引き継いでいる。
しかし、変わらぬ製法、高い品質、そして希少性によって絶大な人気を今も誇っている。
オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年の入手方法
紹介してきたように、ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年に限らず、OMCシリーズは非常に希少性が高い。
そして、人気のシリーズであるため、一般的な方法での入手は困難といえる。
オークションやネット通販などを通しての高額での購入となるだろう。それでもOMCのマッカラン26年を見つけるのは難しくなっている。
オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年に定価はあるか?
ダグラスレインOMCシリーズはオープン価格とされている。正規代理店などの価格を参考にするとおおよその価格が出てくるが、その価格で手に入れられるかどうかは難しいところだ。
おそらく数倍~というプレミアム価格になるだろう。
オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年の買取相場
ストックラボでは、専門の鑑定士による市場調査や、買取実績によって買取相場を算出している。
商品の状態によって変動はあるが、2018年5月現在でオールドモルトカスクシリーズ マッカラン26年は~100,000円前後となっている。
もしも手元にあって棚の飾りになっているならば、価格高騰中の今こそ、売却を検討してみてはいかがだろうか。
オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年の楽しみ方
高い品質でその地位を築き上げたダグラスレインのOMCシリーズ、その上ウイスキーの王者とも呼ばれるマッカラン。
となれば、ウイスキーファンならぜひ一度は味わってみたいところだろう。飲み方はストレート・ロック・水割りとあるが、今回は楽しみ方として少しご紹介したい。
ボトル・ラベルを味わう
ダグラスレイン社のOMCシリーズ全体的に言えることだが、そのラベルには様々な詳細な表記が記されている。
蒸留年、ボトリング年、テイスティングノートなどだ。まずはラベル・ボトルの隅々まで読み込んでみると、味わいに深みがますかもしれない。
どう違うのか、贅沢な飲み比べ
ダグラスレインOMCのマッカラン26年とオフィシャルマッカラン26年はどう違うのか?これはやはり気になるところだろう。
かなりの贅沢だが、もしそんな機会に恵まれたのなら飲み比べをしてみてはいかがだろうか。
ダグラスレインの価値、ひいてはボトラーズブランドの存在価値が浮き出るだろう。
まとめ
近年のウイスキーブーム。このブームによってウイスキーにハマった人は、いずれこのOMCシリーズに行き着くだろう。今後、さらに需要は高まり、価格も上がることが予想される。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。