ベリー・オールド・セントニック 15年が高額になる理由

バーボン

ベリー・オールド・セントニックといえばウイスキーファンであれば一度は飲んでみたい銘柄としてご存知の方も多いだろう。

その中でもこのベリー・オールド・セントニック 15年は高騰を続けている銘柄の一つだ。ここではなぜ高騰するのか、その理由をいくつか紹介したい。

少量生産で希少価値が高い

ベリー・オールド・セントニックは、ヘブン・ヒル蒸留所の原酒を独自に熟成しボトリングしているウイスキーである。

しかもその作業は熟練の職人わずか3人でまかなっているため、年に2度しか製品化されないという超がつく少量生産なのだ。

当然希少性が高く、その価値が価格にダイレクトに反映されることとなり、高額となっている。

終売品のため入手困難!

現在ベリー・オールド・セントニックは3つのラインナップしか生産されておらず、その中にこのベリー・オールド・セントニック 15年は含まれていない。もう二度と出荷されることはない幻の一本だ。

しかし、終売となっても忘れられないファン、求める人が多く、時が経てば経つほど価値が高騰し続けることになっている。

いくら出しても惜しくないというファンが列をなしている状況なのだ。

長期熟成の15年はファン垂涎の品

ベリー・オールド・セントニックは一時期、セントニックの権利を持っている人間が一旦製造をやめてしまった時期がある。そのため旧ラインナップは製造されていない。

中でもこの15年はその口当たり、味わいが素晴らしく、セントニックファンだけでなく、ウイスキー、バーボンファン全員が求めてやまない垂涎の逸品といえる。

希少性だけでなく本来の味わいの良さも、価格が高騰している要因の一つである。

ベリー・オールド・セントニック 15年を高く売るには

少量生産の上に終売品というとてつもない希少価値を持っているベリー・オールド・セントニック 15年は、飲んで楽しむのもいいが、心底求めているファンに渡すという手段もあるだろう。

つまり下取り、売りに出すということだが、ここではそうした場合により高い査定が出るためのポイントを紹介する。

「ベリー・オールド・セントニック」の価値や相場を知ろう

ベリー・オールド・セントニック 15年に限らず、ベリー・オールド・セントニック自体がレアで珍しいウイスキーと言える。

それだけ情報も少ないということだが、そうは言っても売りに出すのなら自身でこのウイスキーについて知っておかなければならないだろう。

下記のリンクにある記事はその助けになるはずである。ぜひご覧になっていただきたい。

ベリー・オールド・セントニック 15年を売る前に買取業者の比較

ウイスキーは原酒、蒸留所、熟成年数など様々な評価基準があり、専門性の高いお酒といえる。

こういう物を売りに出すのであれば、売却相手も当然専門的な知識がないと適正な価格で買い取ることはできないだろう。

業者を選ぶことは査定に大きく影響する要素となるため、ストックラボの記事を参考にしながら判断してみてほしい。

買取に出す前に確認すべきことは?

いくら終売した古いボトルだからといって、汚れたままで売りに出しては査定が下がるおそれがある。

まずは、ボトルの状態を確認しておこう。汚れ、傷などは可能な範囲で手入れすることをおすすめする。

他には、液面低下や栓や封はしっかりと閉じているかなども大切だ。もし、判断がつかない場合は査定にだけ出してみるのも方法の一つではある。

ベリー・オールド・セントニック 15年について知る

樽

現在ベリー・オールド・セントニック 15年が手元にある方はもちろん、そうでない方もこのボトルについてもう少し深く知っておいて損はない。

このようなレアなボトルはどこに出会いが潜んでいるか分からないものなのだ。そこで、ここでは価格や相場など現実的な側面から紹介していきたい。

もしも目の前にベリー・オールド・セントニック 15年が現れた際にきっと役立つはずだ。

ベリー・オールド・セントニック 15年とは?

紹介してきたように、入手困難な終売品である。味わいは骨太で重みがある甘さと香りを持つが、余韻が爽やかに引いていくという特徴的な味わいだ。

たいていの重いウイスキーやバーボンはいつまでも舌に残るかのような余韻を残すのに比べると、クオリティの高さが分かるだろう。

古酒といえども、ウイスキーは劣化しにくいため、いつ出会ってもその味わいが楽しめるはずである。

ベリー・オールド・セントニック 15年の入手方法

ベリー・オールド・セントニック 15年のような希少かつ貴重なお酒は、店頭に並んでいることはまず無い。オークションやネット通販で高額で購入することになるだろう。

しかし、ベリー・オールド・セントニック 15年に限っていえばそれすら幸運といえる。見かけたら即購入なファンは本当に多いのだ。

あとは、この手のウイスキーあるあるだと、地方の酒屋の隅っこにあることを期待するくらいだろうか。

ベリー・オールド・セントニック 15年に定価はあるか?

ベリー・オールド・セントニック 15年は終売品であり、新旧様々な情報が出ているため当時の正確な定価というものが把握できない状況である。

あるところによると6千円代の価格だったと出ているがこれも確かではない。ボトリングされた年代によっても価格がガラリと変わることも留意していただくと良いだろう。

ベリー・オールド・セントニック 15年の買取相場

ストックラボでは酒買取専門の鑑定士が市場調査、取引実績を踏まえて買取相場を算出している。

ベリー・オールド・セントニック 15年の買取相場はと2018年4月現在で~80,000円前後だ。

市場状況や品物の状態によってはこの限りではないが、ぜひ参考にしてみてほしい。

他にも知っておきたいベリー・オールド・セントニック 15年のこと

サンタクロース

ベリー・オールド・セントニックの成り立ちや由来には色々ないわれがあるのはご存知だろうか。

ここではそんな豆知識や小話を紹介していきたい。もし、ベリー・オールド・セントニックを飲む機会がある時に、思い出して肴にしてみてはいかがだろうか。

ラベルのおじさんは偽サンタクロース?

ラベルに描かれている初老の男性は禁酒法時代にアメリカ・ケンタッキー州の森に住んでいたとされるニック爺さんといわれている。

このお爺さんは密造酒を造り、クリスマスに流していたことから、聖ニクラウス(サンタクロース)にあやかってセント・ニックという名になったいう説がある。

もう一つの名前の由来の説とは?

クリスマスに密造ウイスキーを売るサンタクロース。という説の他にもう一つ、冬の寒い時期の体を温めるのにちょうどいい美味しいバーボンを造っていたということから「冬の番人」の意味だとも言われている。

いずれの説も共通するのは冬ということ。ぜひ冬に飲んでみたいバーボンではないだろうか。

まとめ

ベリーレアな貴重品ベリー・オールド・セントニック 15年の価値はこれからも右肩上がりになるであろうことが予想される。今後も注意を払いたい銘柄なことは間違いない。