DRCグラン・エシェゾー 1959年が高額になる理由

ワインボトル

唯一無二のブランド力を誇るドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ。ドメーヌが生産する神秘的な味わいの銘柄、それがグラン・エシェゾーです。

競争が激しいブルゴーニュワイン、中でも新旧の実力派がそろうグラン・エシェゾーのクリュから生まれるこの銘柄は、DRCの中でもワイン通のファンが多し。

戦後の混乱を切り抜けて、会心の出来となった1959年のヴィンテージが価格高騰となっている理由を探ってみましょう。

戦後初の”歴史に残るヴィンテージ”

ブルゴーニュのそうそうたるワイナリーが妍を競うクリュ「グラン・エシェゾー」。DRCの「グラン・エシェゾー」は、ブランド力において一頭地を抜いています。

しかし世界に冠たるDRCにも、長い歴史の中には苦難の時代がありました。戦後初の歴史残るヴィンテージとなった1959年のDRCグラン・エシェゾーは、20世紀のヴィンテージとしては29年、34年、90年、99年と並んでベスト5に入るといわれています。

専門家評価も高く入手困難!

1959年といえば、かれこれ60年も前のヴィンテージになります。味わい云々よりもまず、歴史を語る文化遺産とも言えるDRCグラン・エシェゾー1959年。

専門家のあいだでは、20世紀を代表する出来という呼び声が高く、生産されてからの年月を考慮しても入手はほぼ不可能。

購入するには、宝くじに当たるくらいの運が必要とも!

ブルゴーニュのトップDRC社のブランド力

綺羅星のごときドメーヌが華麗に林立するブルゴーニュ地方。1200年代から続くワイン醸造の歴史をもつドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティは、その中でも名門中の名門として世界中から注目され続けています。

オークションにおける史上最高価格更新も、DRCにとっては日常的な出来事に。生産数の少なさも手伝い、ブルゴーニュの女王として君臨。世界中の著名人や富裕層さえ、簡単に入手できない高みにまでのぼりつめました。

DRCグラン・エシェゾー 1959年を高く売るには

ワイン批評家の筆頭ロバート・パーカーが、「退廃的でありながら古さを感じさせない驚異的な喜び」と評した1959年のDRCグラン・エシェゾー。

世界中で在庫状況の詳細もままならないミステリアスなヴィンテージです。この一点をお持ちの方は、売却の際にも細心の注意が必要です!

DRCグラン・エシェゾー 1959年を高く売るコツとは?

「DRCグラン・エシェゾー」の価値や相場を知ろう

戦後の混乱の時代を抜け出した記念碑として高く評価される、DRCグラン・エシェゾー1959年。60年近い年月を経て、世界中に存在するこのヴィンテージは非常にわずかといわれています。

ワインサーチャーで確認できる在庫、わずかに4本!いずれにも、40万円前後の高価格がつけられています。

DRCグラン・エシェゾーについて深く知識をつけるためにも、全体の相場や評価などをチェックしておきましょう。

DRCグラン・エシェゾー 1959年を売る前に買取業者の比較

星の数ほど存在するワインの種類とそのヴィンテージ。近年のワインの人気に伴い、買取の件数も増加しています。

しかし、1959年産のワインともなると、生半可な知識では取り扱いきれません。経験豊富な買取業者との話し合いで、納得ゆく取引をしたいもの。

失敗できない買取業者の選び方については、酒買取の専門業者であるストックラボのプロの視点を参考にしてみては?

買取に出す前に確認すべきことは?

半世紀以上も前に生産された貴重なワインですが、長い年月の中ではラベルの汚れなどは避けられません。

お持ちのDRCグラン・エシェゾー1959年の状態を見て、「売却するにはちょっと」と躊躇している方はぜひストックラボにご相談ください。

お気軽にラインに写真を送付していただくことも可能です。相場や価値を十分に考慮し、納得のいく買取価格と提示させていただきます。

DRCグラン・エシェゾー 1959年について知る

ワインが注がれているグラス

希少価値が高いといわれ、入手が困難なドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティのワイン。それでも20世紀後半に誕生したDRCのワインであれば、まだ身近に感じられます。

1959年とは、日本でメートル法が完全実施された年。戦後の世相を静かに見つめてきたDRCグラン・エシェゾー1959年について、買取相場を含めより詳しく知りましょう。

DRCグラン・エシェゾー 1959年とは

DRCグラン・エシェゾー1959年を味わったロバート・パーカー氏は、琥珀色にも見えるそのワインについて「老化や酸化も感じさせず、驚喜を与えてくれる味わい」と絶賛しました。

販売価格は、40万円弱。価格が安定しているDRCのワインにしては珍しく、変動が激しい銘柄です。

2017年に一度価格が低下し、2018年に入って再び上昇中。売却の際は、ベテランのアドバイスが必須の銘柄です。

DRCグラン・エシェゾー 1959年の入手方法

1900年代を代表する良年であった1959年。長い年月の中で消費され、記念すべきそのヴィンテージの存在は世界中でもごくわずかといわれています。

世界中のワイン販売サイトを網羅するワインサーチャーにおいても、確認できるDRCグラン・エシェゾー1959年の在庫は、英国や香港をはじめわずか4本!

日本にまでたどり着くことはまずまれ、といってよいでしょう。

DRCグラン・エシェゾー 1959年に定価はあるか?

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティという抜群のブランド力に加え、その歴史的価値を考慮すると、DRCグラン・エシェゾー1959年の価格はあってないようなもの。まず、その存在自体を探し出すことが先決というほど購入は困難。

現在、世界中で確認される同ワインの販売価格は40万円前後。オークション等で登場しても、必ず前回の価格を上回るのが通常のDRCのワインですからグラン・エシェゾーもその例に漏れず。

DRCグラン・エシェゾー 1959年の買取相場

ブルゴーニュに確固たる地位を築いたドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ。DRCの銘柄の中では、思索的で精神性の深いワインといわれているのが「グラン・エシェゾー」です。

1959年のヴィンテージは、歴史的価値はもはや計り知れず。また、規格外の希少性でも特別な存在。というわけで、買取価格も当然高額に。

買取相場については、高額な1959年だけに一度ぜひお問い合わせを。

DRCグラン・エシェゾー 1959年 買取相場

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(※2018年11月現在)

他にも知っておきたいDRCグラン・エシェゾー のこと

オークション

インターネットの普及により、ワインの流行もまさに日替わり。しかし、13世紀からの歴史と確かな技術力、そして知名度を誇るドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ、そんな風潮にもびくともしない存在です。

新旧双方のワインファンを魅了してやまないドメーヌのトリビアも、ワインのブランド力を示す逸話となっています。

ロマネコンティのワインに、1本5千万円の価格が!!

2018年10月、ニューヨークで行われたサザビーズのオークションで、ロマネコンティの1945年のヴィンテージが5千万円で落札されました。

他の著名なアルコール類の価格が伸び悩む中、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティだけが涼しい顔で毎回最高値を更新中。

これに伴って、その他のDRCの銘柄もさらに価格が伸びそうな予感。

世界中で行われるオークション、ロマネコンティの銘柄が主役!

ワイン投資という言葉まで生まれた近年、ワインのオークションが世界中で頻繁に開催されます。

とくに、チャイナ・マネーの増強ぶりを象徴し、香港で行われるオークションは毎回盛会!

2018年5月のオークションでは、DRCグランエシェゾーになんと予想よりも87パーセントも上乗せした価格がつき話題に!

まとめ

向かうところ敵なしのブランドDRC、さらに歴史的価値も加わったグラン・エシェゾー1959年は文字通り「伝説」。飲み頃を考慮すると、まさに「今」が売却のボーダーラインです!