アルマン・ルソー リュショットシャンベルタンが高額になる理由
世界的なワイン銘醸地として知られている、ブルゴーニュのジュヴレ・シャンヴェルタン。この地を守るため、当時希少であったドメーヌ元詰めを始めたことで話題となったのが、アルマン・ルソーだ。
彼の醸すワインは瞬く間に有名となり、今伝説的な扱いをされている有名銘柄となっている。そんなアルマンの数あるワインの中で、人気が高いワインが「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」だ。その理由を知ろう。
唯一のモノポールとしての存在感
アルマン・ルソーが高級とされる理由のひとつに、モノポールというところがある。モノポールとは、単独のワイン生産者によって管理されている単一の場所にあるブドウ畑のことで、単独所有畑を意味している。
ジュヴレ・シャンヴェルタンという、世界的銘醸地でこのモノポールということは、偉大な生産者であることを意味している。
当然、ワインも他に無い個性を放ち、世界中のワイン愛好家垂涎の品となるわけだ。
3.3haの小さな畑での生産のため希少価値が高い!
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」が高額になる理由としては、村名畑はたったの3.3haほどしなかない、というところだろう。
全体で約15haの自社畑を有しているアルマン・ルソーだが、「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」に使用されているブドウの収穫量は非常に少ないため、結果希少価値が高い。
世界的な需要があるワインだけに、その数と供給量が合わないところが高額になる理由だ。
ロバートパーカー氏絶賛のワインとして話題に
ワインが有名になるためには、やはりロバートパーカー氏の存在は大きい。とはいえ、彼に認められないと、世界中の愛好家たちからも注目されないという諸刃の刃でもある。
しかし、当然アルマン・ルソーは違う。「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」など、多くのワインが彼のお気に入りとなっている。
借金地獄に陥るまで、このワインを購入し続けたい、とまで言わしめた伝説的な生産者なのだ。
高級ワインを造り続ける名門
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」はもちろん、アルマン・ルソーのワインが高額になる理由としては、彼の手掛けるワインが全て高級品という「ブランド価値」の高さにもある。
なんと、グラン・クリュは7つ、プルミエ・クリュは3つという、綺羅星の如く並ぶ愛好家垂涎の土地に自社畑を有しているのだ。
逆に、それだけクオリティを維持し続けているという、信頼の証でもあるため、評価が高くなるわけだ。
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」を高く売るには
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」が、注目されるべきワインであることが理解いただけたはずだ。
だからこそ、この希少価値の高い「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」を売るのであれば、高い価格で買取してもらいたいところだ。
ここからは、「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」を高く売るためのコツをいくつか紹介していく。ぜひ、参考にしてみてほしい。
「アルマン・ルソー」の価値や相場を知ろう
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」を高く売る前に、そもそもの話「アルマン・ルソー」というドメーヌの価値、相場を知ることが重要になってくる。
アルマン・ルソーのワインの相場価値が高ければ、全体的に買取価格も高くなるだろう。幸い、アルマン・ルソーのワイン価値は高まる一方であり、注目度はとにかく高い。
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」も高価買取対象となるだろう。
「リュショットシャンベルタン」を売る前の買取業者比較
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」は高額買取されるアイテムとして知られている。しかし、どの業者に持ち込んでも全く同じ価格になる、ということはあり得ない。
そのため、どのような業者に買取してもらうか、比較をする必要があるだろう。
公式ホームページがあったり、買取実績、価格の提示、サービス内容や販路など、こと細かな部分まで徹底して比較し、最も高く買取してくれる業者を選ぶようにしよう。
買取に出す前に確認すべきことは?
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」は、ワインだ。そのため、抜栓してしまうと価値がほとんど無くなるので、未開封品であることをベースに考えたい。
また、ボトルの状態やエチケットの状態など、美品に近ければ近いほど買取価格が高くなる。また、購入時についてきた化粧箱やそのほかの付属品なども一緒に持ち込めば、より高価買取を期待できるだろう。
ぜひ、状態を確認して持ち込むようにしたい。
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」について知る
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」を高く売るためには、アルマン・ルソーのことはもちろんだが、このワインについて、さまざまな情報を確認しておく必要があるだろう。「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」はどんなワインなのか、そして今市場価値はどの程度なのか、それらを知るだけでも高価買取査定に繋がってくる。早速「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」について知っていこう。
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」とは?
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」は、ブルゴーニュ ジュヴレ・シャンヴェルタンの名門ドメーヌ、アルマンルソーが醸す、最高峰のワインだ。
僅か1.1haの規模のクロ・デ・リュショットで生産されるワインであり、豊かな果実味が特徴的。
希少価値が高く、愛好家たちでもなかなか手に入れることができない、と話題になっている注目ワインなのだ。
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」の入手方法
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」を購入する場合、やはり信頼できるワインショップで購入するのが良いだろう。
なかなか在庫が無いところが多いが、ネットショップなどには残っている可能性がある。オークションにも出品されているが、高額なので手が出ないかもしれない。
輸入元のインポーターに問い合わせたり、多少苦労をしないと手に入れられない希少なワインなのだ。
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」に定価はあるか?
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」は、ヴィンテージによっても価格が変わったり、扱うワインショップによっても価格が変わるため定価を割り出すのは難しい。
インポーターも、わざわざ卸値をネットで公開することはないため、その価格を完璧に知るのは至難の業だろう。
ただ、基本的には6万円から8万円の間で販売されているため、どのヴィンテージが高額なのか知ることはできるだろう。
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」の買取相場
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」は、市場価値も高く、当たり年と呼ばれているものはこれからも価格が高まって行く可能性が高いワインだ。
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」のように、熟成をさせることができるような高級ワインは、コレクターはもちろん、ワイン愛好家たちからも一目置かれるため高値で取引される。
酒買取の専門業者である、ストックラボの鑑定士による買取相場を紹介しよう。
アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン買取相場
-
~35,000円前後
(※2018年4月現在)
他にも知っておきたい「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」のこと
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」。素晴らしいワインであり、ワイン好きであれば一度は口にしたいと考えている、注目ワインだ。
だからこそ、市場価値だけではなく、ほかにも知っておくべきことは多くある。
ここからは、「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」について、さらに奥深く楽しむための飲み方などを紹介していこう。
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」のオススメの飲み方2選
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」は、市場価値も高く、ワインとしてだけでなく、存在自体に価値がある。
しかし、「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」はワイン。手塩にかけて造られたブドウから、命をかけて醸造されたれっきとしたお酒だ。
ワイン愛好家だからこそ、ぜひ飲んでほしい、というところが本音だ。オススメの飲み方とは?
デキャンタして味をまろやかにする
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」は、新しいヴィンテージで無い場合、1~2時間のデキャンタで飲みたい。
ピノ・ノワールでありながら重厚感のある味わいかつ、ブルゴーニュらしい個性的な香りも持つ。軽く、酸素と触れさせることで、より繊細さが伝わるだろう。
郷土料理と楽しむ贅沢を知る
「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」は、単体で飲むのも良いが、やはり料理と合わせてほしい。
特におすすめしたいのが、牛赤ワイン煮込みや若鶏を使用した料理など、ブルゴーニュの郷土料理と合わせるとより美味しさが分かる。
海外のワインは料理ありき。ぜひ、マリアージュを楽しもう。
まとめ
ここでは、「アルマン・ルソー リュショットシャンベルタン」について解説してきた。まだまだ、これからも注目されるワインであり、高値がつくはずだ。ぜひ、その相場を追い続けていこう。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。