アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュが高額になる理由

外の風景とワイン

名門ドメーヌが造り出す名品のうちの1つの「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」。世界中のワイン愛好家から愛されており、今、格別に高額な価格で取引されている。

なぜ「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」が高額になるのだろうか。ここからは、その理由について紹介していこう。

ワイン評論家も絶賛の「クロ ド ラ ロッシュ」

「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」は、一見繊細に見えるが、実はがっしりとしたストラクチャーを持っている。

果実のアロマにミネラルの香りが折り重なり、「きめ細やかなタンニンが優雅な味わいを感じる!」とワイン評論家の間でも高評価の美酒である。

中でもワイン市場に絶大な影響力を持つ辛口評論家のロバート・パーカー氏は「借金地獄に陥るまでアルマン・ルソーを買い続ける」と大絶賛しているのだ。

唯一ジュヴレ村以外のグランクリュという存在価値

「アルマン・ルソー」は、所有面積の半分以上のグラン・クリュが占めており、ブルゴーニュで最も偉大なドメーヌの一つとして称えられている。

中でも「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」は、唯一ジュヴレ・シャンベルタン村以外に所有する特級畑で収穫されたワイン。

そのため「デュジャックやポンソといったモレ・サン・ドニの大御所たちとの違いは?」などの興味から即完売してしまうほどの存在価値を誇るのだ。

ジュヴレ・シャンベルタンの顔アルマン・ルソー

ブドウの栽培から自らの蔵で醸造、熟成、ボトル詰めまですべて一貫して行ったのがアルマン・ルソー。当時ボトル詰めを行うのは専門業者に委託することが主流であったが、不正なブレンドを防止するために自ら瓶詰も手掛けたのだ。

それまでの常識を破り、美酒を守るために立ち上がったアルマン・ルソーは、ジュヴレ・シャンベルタンのスーパースターとして多くのワイン愛好家の間で称えられている。

アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュを高く売るには

最高のブドウで造られた「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」は、人気や知名度が抜群に高く、希少価値も高い。

売るときはいくつかのポイントを押さえておくと、さらに高値がつけられることもあるのだ。

では、「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」を高く売るためのコツを紹介する。

「アルマン・ルソー」の価値や相場を知ろう

「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」を高く売るための前提として、まずはアルマン・ルソーの価値や相場を市場調査してほしい。

名門ドメーヌが造り出すワインとあって、アルマン・ルソー自体が注目されており、「クロ ド ラ ロッシュ」の価格も高騰している。

また、ヴィンテージによっても価格は変動するため、まずは、全体的にどの程度の価格で買取されいるか、価値は高いのかを把握することが大切だ。

クロ ド ラ ロッシュを売る前に買取業者の比較

「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」を安心して売るには、信頼できる業者選びが欠かせない。世の中には様々な買取業者が存在し、酒専門か否かでも査定額が大きく変わってしまう可能性があるからだ。

さらに、相場などはもちろんのこと、その業者の販路や在庫状況によっても買取価格が変わる。

その他にも、高値での買取を実現させるためのポイントをまとめたコラムがあるので、ぜひ参考にしてもらいたい。

買取に出す前に確認すべきことは?

「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」を高く売るには、開封状態や品質を確認することが大切だ。万が一液漏れをしていたり、明らかな変質があると、査定額に大きく影響することもある。

まずは、ラベルやパッケージに破損はないか、付属品の箱の有無は、中身の液面低下がないかなどをチェックしておこう。

アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュについて知る

アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ

さて、「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」は世界的な評価が高く、多くのワイン愛好家を魅了し続けてきたことが分かっていただけただろう。

ここからは、「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」とはどのようなワインなのかについて、現在の買取相場を含め紹介していこう。

アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュとは?

アルマン・ルソーのラインナップの中で唯一ジュヴレ村以外に所有する特級畑から収穫されるワイン。その味わいは濃厚で深く、力強さと優雅さが最上であり、全容をあらわすには10年以上もの年月が必要とされている。

現在は2代目シャルル氏がジュヴレ・シャンベルタンと南隣のモレ・サンドニ村で赤ワインのみを生産し続けている。

アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュの入手方法

数多くのワイン愛好家から絶賛される「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」。一度は飲んでみたいと思っても、アルマン・ルソーの争奪戦は年々加熱しており、最近では酒販売店ではあまり目にすることがない大人気の銘柄だ。

大手通販サイトやネットオークションで販売されていることもあるが、すぐに在庫切れになってしまうため、早めの購入がおすすめである。

アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュに定価はあるか?

ブルゴーニュで最も長命なワインにあげられる「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」は、アルマン・ルソーのラインナップの中でも特に人気が高く、発売されてもすぐに品薄になる銘柄。

市場でもなかなか目にすることができない希少品のため、ヴィンテージにもよるが、約40,000円以上の価格で売買されていることもある。

アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュの買取相場

買取相場は商品の保存状態や品質によって変わる。ちなみに、酒買取の専門業者ストックラボが2018年4月時点で提示する買取相場は、~32,000円前後となっている。

専門の鑑定士による取引実績や市場での価格調査などを踏まえた相場になるが、市場での価格はその時の需要によっても変動するため、参考価格として把握しておいてほしい。

他にも知っておきたいアルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュのこと

ワインが注がれている

ジュヴレ・シャンベルタンを語る上で欠かせない偉大なドメーヌ、アルマン・ルソーが送り出す「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」。

長年培われてきた歴史や、こだわり抜いた製造過程、力強く優雅な味わいなど、世界中のワイン愛好家を魅了してやまない逸品であることを分かっていただけただろうか。

ここからは、その美味しさをさらに引き立たせてくれる情報を紹介していく。ぜひ、参考にしてみてほしい。

おすすめの飲み方2選

「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」は、ピュアな果実味と、アロマ、ミネラル感にとんだ上品で優雅な味わいが特徴であり、世界中のワイン評論家から賛辞を贈られている。

この味わいをより楽しんでもらうために、ここからはおすすめの飲み方をご紹介する。

「温度」で味が左右する

「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」は、辛口できめ細やかなタンニンのため、ミディアムボディに分類される。その独特な個性を活かすためには、そのワインに適した温度にもっていく必要があるのだ。

「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」は、冷暗所などで15~17℃で保存しておくのがおすすめである。

優雅な味わいを引きたたせる料理とは

ワインは「マリアージュ(結婚)」という表現があるほど、一緒に食べる料理との組み合わせによってその味わいが大きく変わる。

ミディアムボディの「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」は、ハンバーグなどの肉料理やトマトソースとの相性が抜群に良く、赤ワインの渋みと肉の旨味が絶妙なバランスをとるのだ。

まとめ

世界中のワイン通から愛され続ける「アルマン・ルソー クロ ド ラ ロッシュ」。今後さらに価値が上がると予想できるので、ぜひ売り時をしっかりと見極めよう。