「白州12年」が高額になる理由

並ぶジャパニーズウイスキー

原酒不足で販売休止に!?

ハイボールの人気が沸騰したことでウイスキー人気も高まり、原酒が不足する事態になりました。安定した供給ができなくなったため、販売元のサントリースピリッツは2018年の6月をめどに、「白州12年」の販売を休止することを発表。

このことにより、ますます希少価値が高まり、プレミア価格で取引されることが考えられます。

ジャパニーズウイスキー人気で希少価値が高騰

もはやジャパニーズウイスキーは、複雑で繊細、丁寧で妥協しないクオリティに世界中から熱視線が注がれています。

人気の高さが世界規模になったことから需要がさらに高まり、なかなか入手することが困難になりました。希少価値がますます高まり、プレミア価格を付けて市場では高値で取引されています。

海外からの高評価がわかる受賞歴

ISCとIWSCは、ロンドンで開催され、SWSCは、アメリカ最大級の規模を誇る、いずれも世界的なコンペティションです。そんな中、「白州12年」はそのコンペティションにおいて、これまでに数々の受賞歴を持っています。

2016年・2013年・2011年SWSC最優秀金賞、2014年SWSC金賞、2012年ISC金賞とSWSC金賞、2010年・2009年IWSC金賞「ベスト・イン・クラス」などです。

「白州12年」を高く売るには

「白州」の価値や相場を知ろう

お手元の白州にどのような価値があり、いくらくらいで売れるのか疑問に思ったのなら、買取を依頼する前に価値や市場での相場を確認しましょう。

買取前にしっかりチェックすることで、損をしない取引をするための第一歩です。

「白州12年」を売る前に買取業者の比較

いざ、「白州12年」を売りたいと思ったけれど、どの業者に依頼すれば良いのかわからないという方も多いと思います。まずは、信頼できる業者を選び、さらにご自身の都合に合った取引方法が選べるかも大切です。

買取業者選びのコツをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

買取に出す前に確認すべきことは?

買取を決めたのなら、商品の状態を確認しましょう。紫外線や温度など、環境によって品質は変わります。

コルクの腐食やウイスキーの変色、ラベルや付属品、箱の状態によっても査定額は変動するため、保存時の状態には注意しましょう。

「白州12年」について知る

蒸留所

「白州12年」とはどんなウイスキー?

酒齢12年以上の長期熟成させたホワイトオーク・リフィル樽の原酒をヴァッティングして作られたシングルモルトウイスキー。

1994年に発売され、その繊細で深い味わいが多くのウイスキーファンを虜にしてきました。

「白州12年」の入手方法

酒店やインターネットで現在も購入はできますが、ジャパニーズウイスキー人気で稀少価値が高まり、定価の5倍ほどの価格で取引されていることが多いようです。

今後ますます価値が高まり価格が高騰することも予想されますが、休売時期を終えて復活する楽しみもある、期待に満ちた銘柄でもあります。

「白州12年」に定価はあるか?

サントリーシングルモルトウイスキー「「白州12年」」は、700mlで8,500円。アルコール度数は43%です。

爽やかで飲みやすい口当たりでコクもある、キリッとした味わいが幅広いウイスキーファンを魅了しています。

「白州12年」の買取相場

休売を発表した「白州12年」の買取相場はどのくらいなのでしょうか。買取のプロ、ストックラボの鑑定士が、これまでの経験や買取実績、現在の市場での相場を踏まえた適正価格をご紹介します。

情報収集をしっかりして、スムーズな取引を目指しましょう。

白州12年 買取相場

  • ~30,000円前後

(※2018年6月現在)

他にも知っておきたい「白州12年」のこと

白州蒸留所イメージ

白州12年をハイボールで爽やかに楽しむ

「白州12年」を使い、爽やかさに加えて熟成させた深みも感じられる大人のハイボールです。

ウイスキー30mlを、氷で満たしたグラスに静かに注ぎます。よく冷やした炭酸水を90ml注ぎ、軽くかき混ぜ、ライムを軽く絞って完成です。

白州蒸留所でできること

白州蒸留所は、標高700mの甲斐駒ヶ岳の麓にあります。「森の蒸留所」と呼ばれる、広大な土地に広がる自然の散策も。

製造方法の見学やモルト原酒のテイスティングなど貴重な体験が待っています。バーやレストランで白州をはじめとするウイスキーや原酒を始め、ウイスキーに合ったとっておきの料理も味わえるのです。

まとめ

終売となり、入手が困難になる「白州12年」。品質を維持したまま保存することは難しいので、もし飲まないまま飾っているのであれば、ぜひ買取サービスを利用してみましょう。