白州 25年が高額になる理由は?

グラス

原酒不足から希少性がさらに高くなっている

白州25年はその年数の通り、25年以上熟成させた原酒を使用して造られますが、現在はその原酒が非常に少ないため希少価値が高くなり続けています。

25年前といえば90年代ですが、その頃の日本はウイスキーの需要が少なかったため、生産数がかなり抑えられていました。そのため現在の高いウイスキー需要に応えられる量がないという現実が背景にあるのです。

「最上級の白州」と称されている

サントリー白州の通常のラインナップは12年、18年、25年とあります。ウイスキーは熟成年数が上がれば上がるほど味と価格は高くなっていくので、白州の25年が最上級と称される理由はここにも。しかし、それだけではありません。

その味わいは飛びぬけていると言われ、別格と評する方もいます。そういう意味も含めて「最上級の白州」と称賛されているのです。

世界の権威あるコンペティションでの受賞歴

白州25年の受賞歴は日本のウイスキーの中でも特に輝かしいものとなっています。直近のもので、「ISC2018 金賞受賞(※1)」「WWA2018金賞受賞(※2)」、ISCにおいては7年連続金賞受賞ですし、サントリーのホームページに記載されているものだけで金賞受賞12回と、どれほど高い評価を受けているかが伝わってきます。

※1:ISCとは最高の権威と影響力があるとされている歴史ある世界的な蒸留酒のコンペティション。インターナショナル・スピリッツ・チャレンジの略。※2:WWAとは、イギリスのウイスキー専門誌「ウイスキー・マガジン」が表彰するウイスキーのみを対象とし、世界各国から選ばれたウイスキーの専門家が審査する世界的コンペティション。ワールド・ウイスキー・アワードの略。

白州 25年を高く売るためには?

「白州」の価値や相場を押さえよう

もし白州25年を売りにだそうと考えているのであれば、まずは白州25年の市場価値、評価、相場を知っておいたほうが良いでしょう。何も知らずに売りに出してしまって、後で不満が残っては意味がありません。

そこで、押さえておくべき売る前に知っておきたい情報を、プロからの目線でまとめた記事をご用意しました。ぜひ参考にしてみてください。

白州 25年を売る前に買取業者の比較を

価値、相場を押さえたら、次はどこで売るかということも大切です。売るにはどんな方法や業者があって、ご自身にとってどれがより良いものなのか確認してみてください。

その際に役立つ業者選びのポイントをまとめたコラムもありますので、そちらもご覧いただければと思います。

買取に出す前に確認すべきことは?

買取に出す場合は、その商品の状態が大切になってきます。外箱、付属品の有無、開封・開栓はしているかどうか、汚れや傷が目立ってはいないかなどです。

美品であればあるほど良いですが、傷、汚れ、開栓してあっても買取可能な場合もあるので、まずは査定に出してみるのがおすすめです。

白州 25年について知る

本棚

白州 25年はどんなお酒?

白州は、サントリーが「森の蒸留所」と呼ばれる山梨県白州で造るシングルモルトウイスキー。その原酒を25年以上寝かせたものを使用している最高ランクの白州がこの「白州25年」です。

受賞歴からも想像がつきそうですが、その味わいは深さとフレッシュさが同居する奇跡の味わいといえます。

白州 25年の入手方法

現在、白州25年を手に入れる方法として早いのが、ネット通販、ECサイトを利用して購入する方法です。原酒がわずかしかないことから流通量が少なく、店頭で普通に見かけることはないでしょう。

他のウイスキーのように酒屋さんで定価で手に入れるというのは至難の業となっています。

白州 25年に定価はあるか?

白州25年の定価は700mlで、125,000円です。25年という熟成年数を考えれば、当然の価格ですが、定価で手に入れることはおそらくできないでしょう。

現在、白州25年の実勢販売価格は業者によってバラつきがあるもの、500,000円以上~ということが多いようです。

白州 25年の買取相場

白州25年は、その希少性はもちろん、毎年のように世界的賞を獲得していることもあり、その需要は常に限界値を超えています。もし手元にあり、飲む予定がないのであれば売りに出してはいかがでしょうか。

白州25年の買取相場は2018年現在で~350,000円ほどとなっています。買取相場が余裕で定価を超えているのが分かりますね。

他にも知っておきたい白州25年のこと

森林

サントリー白州25年を買取に出す際の情報や知識をご紹介してきましたが、その他のちょっとしたうんちく、豆知識的なものもご紹介したいと思います。

もし、白州を飲む機会があったときに、肴代わりに思い出してみてください。

白州の美味しさの秘密は水?

「森の蒸留所」と称されることもある白州蒸留所は、南アルプス・甲斐駒ヶ岳の麓に位置し、水質が良いことで知られています。

ミネラル豊富な軟水が美味しさの秘密といえそうですが、「天然水 南アルプス」の水もこの地で採取されているとのことで、チェイサーとして合わせてみてはいかがでしょうか。

ブレンダー輿水精一氏の存在

白州25年の開発の中心人物は、サントリー3代目チーフブレンダーの輿水氏です。ご存知の方もいるかもしれませんが、NHKのTV番組「プロフェッショナル」でそのこだわりや、ブレンドに対する情熱が紹介されました。

白州にどれだけの情熱、経験、知識が込められているかぜひチェックしてみてください。

まとめ

白州25年は誰もが手に入れたい逸品です。買取サービスや売却を考えているのであれば、ここで紹介した情報を参考にしながら、より良い納得のいく取引に近づけてみてください。