「白州シェリーカスクシリーズ」が高価買取査定になる理由
「白州シェリーカスクシリーズ」をはじめ、白州シリーズは高価買取査定になる。
一部、終売になっているアイテムがあるなど、とにかく今もっとも手に入れにくいアイテムと言っていいだろう。
しかし、その中でも、「白州シェリーカスクシリーズ」は特に高価買取査定になるとして話題だ。なぜ、「白州シェリーカスクシリーズ」が高騰しているのか。その秘密をここで紹介していきたい。
限定品のため希少価値が高い
「白州シェリーカスクシリーズ」は、スパニッシュオークを使用したシェリー樽の原酒だけを利用してつくられているウイスキー。
そもそも原酒が少なく、特別な造りであることから限定で市販されていたアイテム。
つまり、もともと生産量が少ないことから、需要が上回ってしまい、価格が高騰してしまっているのだ。
ジャパニーズウイスキーでありながらも、力強いフレーバーを持つこのアイテムだからこそ、人気が高い。
世界でも高評価の白州のブランド力
サントリースピリッツが有する白州ブランドは、山梨県にある白州蒸留所でつくられているウイスキーだ。
白州は、SWSC2011 最優秀金賞受賞など、世界的なウイスキーコンクールでさまざまな賞を獲得している。
そもそも原酒が少なく、生産量が少ない白州。世界的な需要もあるとすれば、当然全てのアイテムの価格が高騰していく。
「白州シェリーカスクシリーズ」は限定品であることから、高騰するのは自明だろう。
“即売り切れ”が多いために入手困難に
白州は今、なかなか手に入りにくいアイテムとなった。一般的な白州も、酒屋等で一人1点まで…など、数量限定で販売されているほどだ。
そんな中、2012年に発売された「白州シェリーカスクシリーズ」は、ひじょうに話題になったアイテムで市販された瞬間に売り切れ続出してしまった伝説のシリーズでもある。
今もなお、その本数は少なく、手に入れることはかなり困難。手に入れられたら、本当にラッキーなアイテムなのだ。
「白州シェリーカスクシリーズ」を高く売るには
白州の価値や相場を知っておく
「白州シェリーカスクシリーズ」を買取する前に、白州自体の価値や相場を確認しておくことをおすすめする。
今、市場でどのような立ち位置なのか、いくらで販売されているのかなど、細かな情報を確認しておいた方がいいだろう。
もっとも高額な価値となっている状態を見定めてから、買取を任すことが重要なのだ。
「白州シェリーカスクシリーズ」は、市場価値が高く、今が売り時と言ってもいいだろう。ぜひ、確認してほしい。
「白州シェリーカスクシリーズ」を売る前の業者比較
「白州シェリーカスクシリーズ」を買取するためには、当然だが酒買取専門業者に査定してもらいたい。
酒の価値に詳しく、市場価値を常にチェックしているプロの鑑定士に頼まなければ、安価な価格になってしまうので注意だ。
さらに、公式ホームページを持っており、買取実績のあることがわかることも重要。
サービス、買取方法、キャンペーンなど、さまざまな楽しいコンテンツを持っている業者など、比較すべきことが多い。
買取に出す前に確認すべきこと
「白州シェリーカスクシリーズ」を買取に出そう、と思う前に確認しておきたいのが、開封状態だ。
例えば、ブランド品を使用したものと、未使用品であれば、後者が高額買取になるのは当然だ。ウイスキーは開栓後も長持ちはするが、やはり確実に酸化し、劣化は進む。
未開封という状態であることが、高価買取査定の基本となるので気をつけよう。また、購入時に付属した箱、説明紙など、細かなものも残っていれば高額買取に繋がる。
「白州シェリーカスクシリーズ」について知る
「白州シェリーカスクシリーズ」を高く買取してもらうためには、細かな情報をしっかりと仕入れておくことも重要だ。
白州の価値、そして「白州シェリーカスクシリーズ」についてなど、さまざまな角度から知っておこう。
「白州シェリーカスクシリーズ」に関して、市場価値などを自分で調べるのも大変なので、ここでチェックしていってほしい。
「白州シェリーカスクシリーズ」とは?
「白州シェリーカスクシリーズ」は、サントリースピリッツ有する白州蒸留所でつくられた、シングルモルトウイスキーだ。
スパニッシュオークを使用したシェリー樽原酒のみを使用したもので、白州シリーズとしては初の試みとなった。
限定で4000本前後しか造られておらず、その価値と品質の高さから発売してから即日売り切れが続出してしまうという話題の1本だ。今では、ほとんど手に入らないと言われる伝説のウイスキーなのだ。
「白州シェリーカスクシリーズ」の入手方法
「白州シェリーカスクシリーズ」は、今白州ブランドのアイテムの中でもっとも手に入りにくい、と言われているアイテムだ。
しかし、奇跡的に酒販店に残っている場合もあるので、絶対に手に入らない、ということは無い。さらに、ネット酒販店でも扱っている場所があるのでチェックしよう。
蒸留所に残っており、購入出来る可能性があると言われているが、そのタイミングは難しい。それほどに、手に入りにくいアイテムなのだ。
「白州シェリーカスクシリーズ」に定価があるか?
「白州シェリーカスクシリーズ」は、今価格が高騰しているので、なかなか定価があったことを知る人は少ない。
とあるオークションだと20万円を超える価格で落札されており、定価もかなり高額なイメージがある。
しかし、2013年に初倍された「 サントリー 白州シェリーカスク2013」は、定価が9,000円として発売されている。
とはいえ、今はこの数倍以上の買取価格になっているので、定価で手に入れるのは難しい。
「白州シェリーカスクシリーズ」の買取相場
価格が高騰中の白州シェリーカスクシリーズ。
一体、酒買取業者に買取してもらったとしたら、いくらくらいの相場になっているのだろうか。酒買取の専門店であるストックラボでは「白州シェリーカスクシリーズ」を15万円前後で買取している。
ほか、2012年から2014年とヴィンテージ別で買取価格相場に差があるが、基本的には11万円から15万円前後と考えておくと良いだろう。
もちろん、付属品や開封状態によって買取価格が変わるので注意だ。
他にも知りたい白州カスクシリーズ
「白州シェリーカスクシリーズ」の魅力、買取相場などをさまざま紹介してきた。
「白州シェリーカスクシリーズ」は高額買取されるアイテムだ、ということがお分かりいただけたと思うが、もう一歩踏み込みたい、という方もいるだろう。
最後に、「白州シェリーカスクシリーズ」の美味しい飲み方のウンチクを紹介する。
ぜひ、「白州シェリーカスクシリーズ」の知識として仕入れておいてほしい。
「白州シェリーカスクシリーズ」おすすめの飲み方
「白州シェリーカスクシリーズ」は、シェリーカスクを使用していることから、ワインを思わせる果実香を持っている。
紅茶やレーズン、マスカットなど、複雑性のある香りが有している。やや酸がありながら、樽由来の甘さもあるため、飲み心地が良い。
飲み方としては、ロックで香りをほど良く押さえてのむか、常温の水で1対1で飲むとまろやかさが増すので、初心者にも飲みやすくなる。ぜひ、試してみてほしい。
まとめ
ここでは、「白州シェリーカスクシリーズ」の魅力、買取相場について紹介してきた。「白州シェリーカスクシリーズ」は、希少価値が高くまだまだ高騰し続ける。ぜひ、相場を追いかけていこう。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。