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マーテル コルドンブルー現行ボトルが高額になる理由
コニャックといえば昔からある程度の値段がするものというイメージがあるだろう。
特に有名なブランドのコニャックとなればそれだけでも高額になるのは珍しくないが、マーテルのコルドンブルー現行ボトルは、そんなコニャックの中でもとりわけ高額で取引されている。
ここではなぜ高額になるのか、その理由を紹介しよう。
5大コニャックの一つ”マーテル”の代名詞
5大コニャック(レミーマルタン・カミュ・ヘネシー・クルボアジェ・マーテル)として世界に名を馳せるコニャックメーカーの一角を担うのがこのマーテル社。
マーテル社は大手コニャックメーカーの中においても特に古い歴史を持つ特別な存在だ。
そんなマーテル社のフラッグシップとして、コルドンブルー現行ボトルは世界中の人々やセレブに愛されているのだ。
“飲む香水”の異名で高評価を集めている
1912年にこのコニャックが生み出されて以来、現在では伝説のコニャックと呼ばれるほどの地位を築き上げたコルドンブルー。
その最大の特徴といえば、頑ななまでに守る伝統的製法が生み出す極上の香りだろう。その芳醇な香りは「飲む香水」と呼ばれるほど気品高く優雅であり、口にしたものを虜にしてしまうと言われている。
他に例を見ないこの魅力が高い評価、ひいては高価値・高価格に直結している。
希少性が高いボルドリ地区のブランデーを使用
コニャック地方の中でも、最も小さな地域であるボルドリ地区。ゆえにこの地区で採れるブドウを使った原酒は非常に希少性が高い。
この希少なボルドリ原酒をさらに30年以上熟成させたものをメインに造られているのがマーテルのコルドンブルーだ。
高い希少性プラスそれだけの時間をかけて造られることだけを見ても、このコニャックがなぜ高額になるのか容易に想像できだろう。
マーテル コルドンブルー現行ボトルを高く売るには
価値あるものを売ろうとするならば、それなりの評価・金額を期待するものだと思う。
しかし高く売るためには押さえておくべき情報や知識があり、それを知らずに売却してしまうと期待以下の結果となってしまいかねないこともある。
ここでは期待通り、期待以上の結果となるためのコツを紹介していく。
「マーテル」の価値や相場を知ろう
まずは、自分が売ろうとしているもののブランドについて知っておくことをおすすめする。
「マーテルというブランドは市場においてどれだけの価値を持っているのか」を押さえておかなければ、売却時の金額が妥当なのか不当なのか判断がつかないからだ。
リンクにある記事にはマーテルについて参考になる情報がまとめてあるので、ぜひご覧いただきたい。
コルドンブルー現行ボトルを売る前に買取業者の比較
お酒だけに限らずこのような取引になれている方は承知かもしれないが、買取業者の選別、比較検討は、高額買取を目指す上で非常に重要な要素となる。
信用性・専門性はどうか、買取強化をしているかなどはもちろんのこと、売却方法(持ち込みなのか宅配なのか)でも買取価格は変動してくる。
価格に直結する部分でもあるので、慎重に検討してみてはいかがだろうか。
買取に出す前に確認すべきことは?
お酒の買取の場合、販売された時と変わらない状態(美品)であることが望ましいとされることが多い。
瓶やラベルに傷や汚れがないか、開栓の有無はまず最初に確認すべきだろう。しかし、マーテルコルドンブルーのような高級コニャックの場合は、汚れや傷があったり、開栓済みであったりしても値段がつくことがある。
気になる方は査定にだけでも出してみてはいかがだろうか。
マーテル コルドンブルー現行ボトルについて知る
マーテル コルドンブルー現行ボトルの希少性、世界からの高い評価。高価買取をするためのポイントを紹介してきた。ここからは、もう少しマーテル コルドンブルー現行ボトルという商品について掘り下げていこう。
入手方法・値段・買取価格など現実的な目で見たコルドンブルーとはどうなのか紹介していく。
マーテル コルドンブルー現行ボトルとは?
コルドンブルーという名は、フランス語で「ブルーリボン(最高の栄誉の意)」となり、まさにその名にふさわしいマーテル社の傑作と言われている。
1912年に生み出された歴史あるコニャックであることから、時代によってボトルやラベルが変遷しているが、その中の最新ボトルがマーテル コルドンブルー現行ボトルとなっている。
マーテル コルドンブルー現行ボトルの入手方法
マーテル コルドンブルー現行ボトルは、旧ボトルと違い、現在一般に流通しているものであるため、入手するのは比較的容易である。
酒類の専門店、百貨店、ネット通販などで購入が可能だ。
ネット通販では、店によっては保管方法が悪く劣化している場合もあるため、その辺りの注意やチェックは必要となってくる。
マーテル コルドンブルー現行ボトルに定価はあるか?
マーテル コルドンブルー現行ボトルは、オープン価格となっているため、店舗によって若干の違いがあるようだ。
もし購入を考えているならば、実店舗やネットサイトなどを調べて価格の比較をしてみた方が良いだろう。ざっくりとした幅では1万数千円~2万円前後のようだ。
マーテル コルドンブルー現行ボトルの買取相場
ストックラボでは、お酒専門の鑑定士が買取実績や市場調査を元に買取相場を算出している。
マーテル コルドンブルー現行ボトルの買取相場は、状態等によって変動することがあるが~8,000円前後となっている。
コルドンブルーはボトルによってかなり査定が異なるので、現行ボトルなのかそうでないのかは確認が必要となってくる。
マーテル コルドンブルーおすすめの飲み方!
「飲む香水」の異名を持つマーテルコルドンブルー。そんなコニャックを飲むとしたら、十二分に味わいたいと思うのではないだろうか。
ここではコルドンブルーのおすすめの飲み方を紹介していくので、もし飲む機会に恵まれた際に思い出していただければと思う。
夜の終わりにストレートで
マーテル コルドンブルーは香りの強さもそうだが、甘みも強いコニャックである。
それは、コルドンブルーの後に他のお酒を飲むと、そのお酒の味わいを損ねてしまうかもしれないほどだ。
おすすめの一つとしては、夜の仕上げに飲む香水の香りと味わいをストレートで感じてみていただきたい。
グラスを選んでロックや水割りで
マーテル コルドンブルーに限らずコニャックは強いお酒であるため、飲み難さを感じる方もいるだろうし、冷えている方が好きという好みの問題もあるかもしれない。
ロックや水割りにする場合、多少なりとも香りが立ちにくくなるため、先がすぼまっているグラスで飲むことで解消できるはずだ。
まとめ
脈々と受け継がれるマーテル社の代名詞「マーテル コルドンブルー現行ボトル」は、この先も未来永劫受け継がれていくだろう。このコニャックの価値や存在は年月とともに上がり続けていく。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。