終売で価格高騰！「ラフロイグクォーターカスク」の魅力と買取相場

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「ラフロイグクォーターカスク」が高額になる理由

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ラフロイグといえば、間違いなく世界最高峰のウイスキーブランドだろう。数あるアイルモルトの中でも、独特なスモーキーを持つラフロイグのウイスキーは世界中のファンを魅了し続けている。

そんなラフロイグが生み出す作品の中で、もっとも注目されている1本が、「ラフロイグクォーターカスク」だ。

今、高騰中のこの1本。ここでは、「ラフロイグクォーターカスク」が高騰している理由を紹介してみよう。

原酒不足で終売している

ラフロイグにはさまざまなアイテムが揃っているが、中にはすでに売っていない“終売”してしまったアイテムも少なくない。今、世界的なウイスキーブームが起こっているが、そういった理由から原酒不足が深刻な問題となっている。

「ラフロイグクォーターカスク」も、ラフロイグの蒸留所の原酒不足が原因となり、今終売となった、手に入れることができないアイテムとなっている。これから価格が高騰していくことは間違いない。

スモーキーな独特さでコアファンを獲得

「ラフロイグクォーターカスク」は、やはりラフロイグのその独特なスモーキーさを受け継ぐ伝説の1本。

小樽で熟成させているため、一般的なウイスキーより早めに熟成されており、スモーキーさの中に繊細さと荒々しさが共存するユニークな味わいになっている。

この独特のスモーキーさは、はじめての人には驚きがあるが、慣れるとクセになりほかでは物足りなくなってしまうほどだ。コアファンを獲得している要素だろう。

アイルランド好きにはたまらない“ラフロイグ”

「ラフロイグクォーターカスク」が高騰している背景には、やはりラフロイグというブランド価値の高さが手伝っている。

そもそも、ラフロイグという蒸留酒は1815年に創業された歴史ある蒸留所であり、当時から多くのひとたちに注目されていた。

世間のに迎合することはなく、常に独自のフレーバーを追い求めていたことから、伝説の存在になっている。アイルランド好きにはとにかく、ラフロイグということがたまらない。

馬の運搬用の樽がキーワード

「ラフロイグクォーターカスク」は、その名前の通り小さな樽で仕込まれている。19世紀の当初、馬の運搬用の樽として利用されていた樽からヒントを得たことで製品化さた。

実際には、従来のバーボン樽で熟成された原酒をファーストフィルバーボン樽を解体しつくられている。

このクォーターカスクに入れ替えることにより、より早めに熟成することにより、力強さだけでなく、軽やかさも感じられるのだ。

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「ラフロイグクォーターカスク」を高く売るには？

「ラフロイグクォーターカスク」は、ラフロイグファンには注目すべき希少価値の高い1本だ。そのため、市場価値が高く、価格が高騰しているのだが、どのタイミングでどの業者に持ち込んでも高く売れるわけではない。

やはり、「ラフロイグクォーターカスク」を売るのであれば、1円でも高く売りたいと思うのが普通だろう。

ここからは、「ラフロイグクォーターカスク」を高く売るコツなどを紹介していきたい。

「ラフロイグ」の価値や相場を知ろう

「ラフロイグクォーターカスク」を高く売るためには、まずラフロイグの価値、そして相場を知っておく必要がある。

そもそも、ラフロイグに人気が集まっていない状態で買取をしても「ラフロイグクォーターカスク」は高く売ることは難しい。今、ラフロイグは注目されており高騰中なので、「ラフロイグクォーターカスク」も高く売れる。

とはいえ、市場価値は常に変わる。ぜひ、チェックし続けてみよう。

【ラフロイグ買取】プロが教える！売る前に知りたい7つのポイント

クォーターカスクを売る前に買取業者の比較

「ラフロイグクォーターカスク」を買取に出す前に必ずチェックしたいのが、買取業者の比較だろう。

まず、酒専門買取業者に頼むことが前提だが、公式ホームページがあり、ウイスキーに詳しく、「ラフロイグクォーターカスク」の買取実績があるような業者が好ましい。さらに、情報が常に新鮮であり、さまざまなサービスが充実していると安心だ。

信頼できる場所を選ぶことこそ、高価買取査定のポイントだ。

お酒の買取業者はどう選ぶ？プロが教える業者選びの7つのポイント

買取に出す前に確認すべきこととは？

「ラフロイグクォーターカスク」を買取する前にチェックしたいのが、開封状態だ。

やはり、食品であるウイスキーは開封してしまうと買取ができないことの方が多い。さらに、ラベル汚れや破れ、傷などの劣化なども減額対象となるので注意しておこう。

「ラフロイグクォーターカスク」を購入時に付属していたギャランティーカードやその他の付属品も持ち込むだけで、買取価格が大きく変わる。ぜひ、チェックしてみよう。

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「ラフロイグクォーターカスク」について知る

「ラフロイグクォーターカスク」は、市場で大注目されているウイスキーだ。前述したように、コアなファンが多く存在しており、価格が高騰していることは間違いない。

しかし、「ラフロイグクォーターカスク」を高く売るためには、さらに相場などについて知っておく必要があるだろう。ここからは、「ラフロイグクォーターカスク」をさらに知ることができる情報を紹介していく。

「ラフロイグクォーターカスク」とは？

「ラフロイグクォーターカスク」は、アイルランドに1815年創業のラフロイグが蒸留する特別な1本。馬の運搬用に使用していた小樽にインスパイアを受け、小樽を使用して原酒が熟成させられた1本なのだ。

ファーストフィルバーボン樽を解体し、丁寧に造られてクオーターカスクで熟成されたことで、早めに熟成し、繊細な印象に仕上がっている。しかし、香りもラフロイグらしい力強さを兼ね備えており、極上の味わいだ。

「ラフロイグクォーターカスク」の入手方法

「ラフロイグクォーターカスク」は、前述している通り、近年の原酒不足が関係して終売状態になっている希少価値の高い1本だ。そのため、在庫を持っている酒販店であったり、ネットショップでしか手に入れることはできない。

また、コレクターがネットオークションで出していることもある。もう終売ということで、市場からなくなってしまえばもう、所有する個人でまわすしかない。まさに、奇跡の1本となっているのだ。

「ラフロイグクォーターカスク」に定価はあるか？

「ラフロイグクォーターカスク」は、徐々に市場で高騰しているのだが、定価があるのか注目されている。

ただし、終売になっているということで、さまざまな価格が設定されており「ラフロイグクォーターカスク」の定価ははっきりとしない。

店鋪によっては3,800円～4,500円前後で販売されており、この辺りが小売希望価格という認識で良いのではないだろうか。

「ラフロイグクォーターカスク」の買取相場

「ラフロイグクォーターカスク」は、手軽に手に入れることができたアイテムながら、今は終売となってしまった希少価値の高い1本だ。酒買取の専門業者であるストックラボの鑑定士が導き出した買取相場は～4,000円前後となっている。

なかなか手に入れることが難しく、定価と思われる価格と大差無いため高額査定と言っていいだろう。これからも先、価格が高騰していく可能性があるので注意深く動向を見守り続けていきたい。

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他にも知っておきたい「ラフロイグクォーターカスク」のこと

テーブルの上のグラスウイスキー

ここまでは、「ラフロイグクォーターカスク」の市場価値など、さまざまな側面からその魅力を紐解いてきた。しかし、ファンとしては、気になってしまうのは当然、その味わいだろう。

コレクションとしても最高だが、やはり「ラフロイグクォーターカスク」は飲んでこそその価値を知ることができるといって過言ではない。

まとめ

ここでは、終売となった特別な酒「ラフロイグクォーターカスク」の魅力、買取相場を紹介した。これからも高騰していくことは間違いないだろう。

水越拓

古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。