磯自慢の買取

磯自慢 参考買取価格

磯自慢とは？由来と概要

フルーティでエレガントな香りと奥深いコクが魅力の磯自慢。しなかな口当たりと果実のような甘みは日本酒というジャンルを超越した端麗で洗練された味わいに満ちています。

磯自慢は、2008年に開催された洞爺湖サミットのさいに、当時の福田首相が主催した晩餐会で磯自慢 純米大吟醸 中取り35が供されたことで注目を集めました。また2016年に行われた伊勢志摩サミットでも磯自慢がふるまわれています。

磯自慢の生みの親である磯自慢酒造は、雄大な太平洋と駿河湾に抱かれた静岡県、魚の水揚げ日本一の地である焼津市にあります。焼津市は、日本神話の地としても知られ、古事記や日本書紀にもその地名が記されています。

磯自慢酒造が創業したのは1830年、実に江戸時代から歴史を刻んできた老舗の酒造です。江戸時代の酒造は地主が多く、庄屋として農業を営む傍ら農繫期以外は酒造りを行っていました。磯自慢酒造も同様に焼津の地の大地主で、副業として酒造りを代々継承していたのです。

第2次世界大戦後、GHQが農地解放政策を実施し、日本酒造りを専業に営むようになりました。その後、日本は高度経済成長が到来し、日本酒の需要も右肩上がりに伸び続けます。

しかし、1980年代のバブル時代の訪れと共に日本酒の消費量は一気に低迷。ワインやカクテルなどの都会的な洋酒が好まれるようになり、日本酒は完全に時代遅れの酒類となってしまいました。

そんな時代の大きな変化をいち早く察知した当時の社長（現会長）は、「日本酒であってもハイクオリティな味わいは必ず評価される」「ファンの信頼を裏切らない」という想いのもと高品質な商品を手掛けます。

以降、磯自慢酒造はプレミアムな日本酒の先駆けとなり、その味わいが高く評価されることとなりました。現在の磯自慢の礎を築いた志太杜氏・横山福司氏は社長から全幅の信頼を寄せられていましたが、75歳で現役を引退しています。

磯自慢は、高品質な日本酒に欠かせない特A山田錦を中心に使い、仕込水には磯自慢酒造の北々西にある南アルプス水系のピュアな大井川伏流水を使用。冷涼な温度を保つためにステンレスの冷蔵庫内で手作業で米を醸しています。

人気のラインナップ「駿光の雫」はお客様の意見を反映してヴィノスやまざきと磯自慢が共同開発した商品で、買取市場でも注目されている逸品です。

「伝統と革新そして本質へ」。磯自慢は長年の伝統を継承しながらも、常に限界への挑戦をモットーとした酒造りを行っています。

磯自慢の特徴・味

磯自慢は、フルーティで華やかな香りとクリアで爽やかなのど越し、シルキーな口当たりと奥行きある味わいが魅力の日本酒です。

パッションフルーツや完熟バナナのようなトロピカルな芳香と白桃や洋ナシ、マスクメロンのような柔らかく華やかな香りが豊かに花開き、微かな酸味と透明感のある甘みが織りなすハーモニーを堪能できます。

瑞々しくフレッシュ、くどくない柔らかな酒質は、様々な料理との相性も抜群です。日本食はもちろんのこと、ワインに合うチーズやアワビのバターソテー、ガーリックシュリンプなどのコクのある魚介類やスイーツとのペアリングも最適。

海の幸豊かな焼津で誕生した磯自慢に最も合うのは、やはり新鮮な魚介類かもしれません。磯自慢は品質管理が徹底し、製造経過から流通段階に至るまで低温でしっかり管理しています。だからこそ食中酒としても愉しめるピュアな味わいを堪能できるのでしょう。

磯自慢の希少性・価値​

国賓をもてなす際にも用いられる磯自慢は、人気の高さと資産量の少なさで希少性が高まっています。指定販売店でも欠品が相次ぐと共に、買取相場も上昇傾向が続いている価値ある銘柄です。

特に高値で取り引きされているのは、磯自慢 大吟醸愛山 グラッパエメラルドボトル、磯自慢 駿光の雫、磯自慢 中取り純米大吟醸シリーズ各種、磯自慢 42大吟醸 水響華です。

ヴィンテージのラインナップ磯自慢 中取り純米大吟醸は特にプレミアムな値段で取り引きされています。洞爺湖サミットの乾杯酒として供された事でも注目されている銘柄です。日本酒の需要は年々高まっていることもあり、磯自慢の買取額はさらにアップするであろうと予想されています。

磯自慢の種類

• 磯自慢 中取り純米大吟醸35ビンテージ
• 磯自慢 中取り純米大吟醸アダージョ35
• 磯自慢 中取り純米大吟醸ノビルメンテ
• 磯自慢 純米大吟醸ブルーボトル
• 磯自慢 大吟醸純米 エメラルド
• 磯自慢 純米大吟醸愛山中取りグラッパブルーボトル
• 磯自慢 大吟醸愛山グラッパエメラルドボトル
• 磯自慢 大吟醸 一滴入魂
• 磯自慢 純米大吟醸 スプリング・ブリーズ
• 磯自慢 42大吟醸 水響華
• 磯自慢 純米吟醸
• 磯自慢 吟醸
• 磯自慢 特別本醸造
• 特撰磯自慢 別撰本醸造
• 磯自慢 本醸造
• 磯自慢 駿光の雫