梵の買取

梵とは？由来と概要

エレガントな香りとシルキーな口当たり、澄み切った端麗なのど越しが魅力の梵。フラッグシップ商品である「梵 超吟」は皇室に献上されている銘柄で、日本の重要式典や国賓をもてなすシーンに梵はたびたび登場しています。

「夢は正夢」はオバマ元大統領に贈呈され、「日本の翼」は政府専用機の機内酒として提供。日本を代表する銘酒・梵は、その格調高い味わいで世界を魅了しています。

梵という名称は、 「汚れなき清浄」や「真理」という意味を持つ古代インドの文学語・サンスクリット語が由来です。また、梵のブランドロゴにBORNと記されていることからも、創造・誕生という意味も持っています。

梵の製造元である加藤吉平商店は、メガネの産地として有名な福井県鯖江市にあります。1860年、両替商・庄屋であった先祖が日本酒造りをスタートし、加藤吉平商店の礎を築きました。

昭和初期には、昭和天皇御大典の儀に地方選酒として用いられる栄誉を受けます。1963年から1966年にかけて、最高級ラインナップのみに付けていた梵と言う銘柄をすべての商品に使用するようになりました。それは加藤吉平商店の、「すべての酒を最高品質に」という熱い想いが込められています。

1969年には国内で初となる大吟醸酒「梵 超特撰デラックス」をリリース。「最高の味・コク・香り」というキャッチコピーで日本酒に新風をもたらしました。1971年には「梵 極秘造大吟醸」、「梵 三年酒オールド」を発売し、その人気を不動のものとします。

1987年に日本国有鉄道がJRへと民営化された際、梵が鏡開きの酒として採用されました。1998年にカナダのトロントで開催された国際酒祭りでは「梵 氷山」がグランプリを受賞。以降数々の国際的酒類コンペティションで名だたる賞を次々に獲得しています。

現在は世界100ヵ国以上の国々において梵を正式に商標登録。海外の公式晩さん会や大使館や領事館に指名されることも多い梵は、そのプレミアムな味わいでいつの時代も変わることなく世界を魅了しています。

梵の特徴・味

梵は、瑞々しく爽やかなのど越しとエレガントな香り、品のある適度な酸味と甘みが混然一体に溶け合っています。決して強いインパクトを与える味ではありませんが、格調高い気品とピュアな端麗さに満ちている銘酒です。

澄み切った味わいの基となっているのは、原材料と独自の製法にあります。梵で主に使っている米は100％国産の酒造好適米・兵庫県特A山田錦と福井県の五百万石で、約184mの地下から湧き出でたピュアな地下水を使用。無添加にこだわり抜いてクリアな風味が誕生しました。

国内トップクラスの高割合で米を磨き、雑味のない味を極めています。加えて、全ての酒を出荷前に氷温熟成させ、清涼で滑らかな口当たりと芳醇なコクを生み出しました。繊細な味わいの日本食の旨味を引き立て、冷やで飲むとフルーティな香りとスッキリとしたのど越しを愉しめます。常温ではシルキーな口当たりと芳醇な香り、喉の奥にゆっくり広がる豊かな香味を堪能できる銘酒です。

梵の希少性・価値​

世界で高い評価を受けている梵は、買取相場は常に高値で推移しています。特に高値で取り引きされているのは、梵 超吟、梵 夢は正夢、梵 天使のめざめ、梵 超秘蔵大吟醸製です。

梵 超吟や梵 夢は正夢などは比較的市場に出回ることもありますが、流通量を上回る人気の高さゆえにプレミアムな値段で取り引きされています。幾度もろ過を繰り返す丁寧な工程を経て生産されている梵は、販売量・取り扱う販売店も限定的です。

また、繊細な味わいをキープするためにも、温度変化が少ないような商品の発送、細心の注意をはらった取り扱いが必要であることも希少性を高めている理由となっています。プレミアムな日本酒は年々人気が上昇傾向にあるため、今後梵の価格はさらに高まると考えられている銘柄です。

梵の種類

• 梵 超吟
• 梵 団
• 梵 天使のめざめ
• 梵 夢は正夢
• 梵 日本の翼
• 梵 超秘蔵大吟醸
• 梵 さかきほまれ磨き三割五分
• 梵 寒椿
• 梵 特選純米大吟醸
• 梵 地球
• 梵 吉平
• 梵 艶
• 梵 ゴールド
• 梵 純粋
• 梵 純米吟醸ひやおろし
• 梵 ときしらず
• 梵 無濾過生原酒
• 梵 プレミアムスパークリング
• 梵 ささ雪
• 梵 しぼりたて山田錦
• 梵 しぼりたて五百万石