ジョニー・ウォーカーの買取

ジョニー・ウォーカー 参考買取価格

ジョニー・ウォーカーとは？由来と概要

世界中で愛され続けているスコッチウイスキー、ジョニーウォーカー。ウイスキー愛好家でなくても、その名前を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。ジョニーウォーカーはその知名度の高さと共に販売数も世界トップクラスで、年間出荷量は実に2億本以上という圧倒的なシェアを誇っているブランドです。

ラベルの色でグレードや年代、製法が異なるジョニーウォーカー。戦後・昭和時代の人々の憧れであったジョニーウォーカー・ブラックラベルは、1957年当時の発売価格が10,000円、しかも10,000円は当時の大卒初任給2か月分に相当したということからもハイグレードなボトルであったことがうかがい知れます。

ジョニーウォーカーのブランドロゴであるシルクハットのジェントルマンは、創業者であるジョン・ウォーカー氏をモチーフとしたデザインです。そんなジョン・ウォーカー氏が1819年、スコットランド・キルノーマックで酒類・食料雑貨店を営み始めたことからジョニーウォーカーの歴史は始まります。

店舗開業後間もなく、酒税減税という時代の波に乗りウォーカー氏は大きな利益を得ました。そして、1825年を過ぎたころウイスキー販売に特化するとともに自らも蒸留所を建立。品質の安定のため、他のモルト原酒とヴァッティングした自家ブランドウイスキー「ウォーカーズ・キルマーノック」を販売します。

続いてブランドを継承した息子アレクサンダーは、ウォーカーズ・キルマーノックにグレーン原酒をブレンドし、新たにオールドハイランドと名付け販売を開始します。3代目のアレクサンダー2世の時代にオールドハイランドをジョニーウォーカーに改名し、世界的なブランドへと飛躍を遂げていったのです。

ジョニー・ウォーカーの特徴・味

ジョニーウォーカーはラインナップで味が異なりますが、基本的に飲みやすくさっぱりとした味わいとなっています。もっともスタンダードなジョニーウォーカーブラックラベルは芳醇な香りと飲みやすい口当たり、40種類の原酒をブレンドして造られたコクと深みのある味わいが特徴です。

レッドラベルは、フレッシュな果実のような芳香と爽やかな口当たり、柔らかなコクの中にもスモーキーな香薫が広がるジョニーウォーカーらしい味わいです。調和の取れた味わいで癖も少なく飲みやすく、ハイボールや水割りにするとより爽やかで豊かな芳香が広がります。

ジョニー・ウォーカーの希少性・価値​

ジョニーウォーカーは各ラインナップとも安定した価格で相場は推移し、値段もリーズナブルなので比較的入手しやすい銘柄と言えるでしょう。

高値で取り引きされているのはジョニーウォーカー ブルー ラベルです。本来の希望小売価格が高値であるために買取価格も高まっています。ジョニーウォーカーは歴史が長いことから終売している製品もあり、ジョニーウォーカー プラチナムラベルはリニューアルされ終売しているので、買取市場でも希少な逸品となっています。

ジョニー・ウォーカーの種類

ジョニーウォーカー ブラックラベル

長年愛され親しまれてきたブラックラベルは、スコットランド原産の原酒のみでブレンドされた銘柄です。様々な原酒の個性が一つに調和し、クセも少なく大変飲みやすくなっています。

ジョニーウォーカー レッドラベル

レッドラベルもジョニーウォーカーの定番ラインナップで、ブラックよりもリーズナブルなボトルです。ブラック同様に爽やかで飲みやすく、芳醇な香り漂う味わいが愉しめます。

ジョニーウォーカー グリーンラベル

タリスカーやクラガンモアなどの多彩な原酒を用いて造られたグリーンラベルは、爽やかな草原の香りと樽由来のウッディな香薫、バニラの風味もプラスされた奥行きある味わいです。

ジョニーウォーカー グリーンラベル

ジョニーウォーカーの中でも最高級と称されるブルーラベルは、創業者であるジョン・ウォーカー氏のレシピを基に再現したボトルです。フルーティで甘い香りが濃厚で、樽由来のウッディな香りが隠れています。さらにコクと重厚感のある口当たりと、スモーキーな香薫が漂う逸品です。