シーバスリーガルの買取

シーバスリーガル 参考買取価格

シーバスリーガルとは？由来と概要

クリーミーな口あたりとナッツの芳醇な香り、スパイシーでフルーティな余韻を愉しめるシーバスリーガル。その深く奥行きある味わいは、まさにスコッチの王道であると言えるでしょう。

マッカランやジョニーウォーカーと肩を並べる人気を誇るシーバスリーガルは、世界3大スコッチの一つでもあり日本ではかつての吉田茂元首相が愛飲していたとも言われている由緒ある銘柄です。

シーバスリーガルは1800年代後半、スコッチウイスキー発祥の地であるスコットランドでその歴史を刻み始めます。酒類を中心とした高級飲料の販売店を営んでいたシーバス兄弟は、仕事の傍ら店舗の地下でブレンデッドウイスキーを製造していました。そして1900年代初頭、世界初の25年の熟成期間を経たブレンデッドウイスキー・シーバスリーガルが誕生します。

その後、シーバス兄弟は経済的繁栄を遂げたアメリカに着目。富裕層の拡大と共に高品質なウイスキー需要が高まっていたことを背景に、シーバスリーガルの市場をアメリカへと拡大しました。

1950年にはストラスアイラ蒸溜所を買収し、キーモルトであるアイラモルトの安定供給が可能となります。さらに事業は大きく拡大し、そして現在もシーバスリーガル独自の味わいを継承し守り続けています。

シーバスリーガルの特徴・味

円やかでエレガンス、爽やかな風味のシーバスリーガルは、初心者でもナチュラルに楽しめる飲みやすさが特徴です。アイラモルト特有の潮の香りやピート香、さらにストアスアイラならではのナッツを思わせる樽薫やフローラルな香りもほのかに漂います。

ストアスアイラ蒸留所では発行樽に木製のウオッシュバックを使用しているので、麦芽が上質なもろみへと変化することにより味にまろやかさがプラスされています。仕込み水にはカルシウム豊富な中軟水の湧水「フォンズ ブイエン」を用い、柔らかな味わいが一層深まっています。

多彩な原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキーならでは複雑味と奥行き、飲み続けるほどシーバスリーガルに魅了される人も多い趣き深い味わいです。

シーバスリーガルの希少性・価値​

シーバスリーガルの買取価格は安定し、ほとんどのラインナップが平均的相場となっています。高値で取り引きされている銘柄は、プレミアムな商品としてリリースされたシーバスリーガル アイコン、シリアルナンバーが施されたシーバスリーガル アルティス ブレンデッド モルト、数量限定発売されたシーバスリーガル 25年などです。

近年は、国内でのウイスキー需要も上昇傾向にあるため、今後買取市場におけるシーバスリーガルの値段も上がっていくと予想されます。

シーバスリーガルの種類

シーバスリーガル 12年

ブランドを象徴するスタンダードボトルであるシーバスリーガル 12年。グレーン原酒とモルト原酒をブレンドし、樽由来のはちみつやリンゴの芳香とクリーミーな口あたりが魅力です。

シーバスリーガル 18年

マスターブレンダーが選んだ85種類もの原酒を使用したシーバスリーガル 18年は、芳醇なアロマと複雑味、エレガントな味わいが魅力のラインナップです。フィニッシュにミズナラ樽を使い、奥行きある味わいの中にフレッシュさが加わり、さらにシナモンのスパイシーな風味が添加されています。

シーバスリーガル 25年

限定発売のシーバスリーガル 25年は、当ブランドが初のアメリカ進出時にリリースしたボトルです。熟練のマスターブレンダーの技術により現代に再現されました。

シーバスリーガル ミズナラ 12年

日本に向けて限定発売されたシーバスリーガル ミズナラ 12年は、ミズナラ樽由来の新緑の香りとほのかな甘みが奏でる繊細な味わいが日本人の味覚にマッチした逸品です。

シーバスリーガル アルティス ブレンデッド モルト

シーバスリーガルを継承してきたマスターブレンダーに対するリスペクトの意を込めて造られたアルティス ブレンデッド モルト。シーバスリーガルが所有する5つの蒸留所の希少なモルトをブレンドした贅沢な逸品です。

シーバスリーガル アイコン

シーバスリーガル アイコンは、その名が表すようにウイスキーのアイコンとして造られた当ブランドの最高級ラインナップです。希少なモルトをブレンドし、ボトルは「ダーティントン」を使用するなどラグジュアリーの極みとも言える銘柄となっています。