喜六の買取

喜六 参考買取価格

喜六とは？由来と概要

穀物由来の優しい口当たりと芳醇な香りが堪能できる本格芋焼酎・喜六。柔らかでシルキーな口当たりとエレガントに広がる優雅な香りは、焼酎ファンのみならず女性や焼酎のライトユーザーからも高く支持されています。

宮崎県児湯郡高鍋町にある黒木本店、豊かな自然と太平洋に抱かれたその地で喜六は誕生しました。黒木本店はプレミア焼酎の筆頭である「百年の孤独」を生み出した、宮崎きっての老舗・名門の焼酎蔵です。

ラベルに表記された喜六の文字は漢数字の七が三つ並んだ「㐂六」と記されていますが、これは喜という漢字を草書体で書いた文字であるために実際にある漢字ではありません。ちなみに、77歳の祝事である喜寿は、「喜」という文字を草書体で「㐂」と記すために祝われるようになりました。

喜六は縁起の良い言葉としてお祝い事の席や贈答品としてに用いられることも多く、名入りや文字入り、イラスト入りの彫刻ボトルも人気を博しています。

喜六の蔵元である黒木本店は、明治18年の創業以降、宮崎の雄大で恵み豊かな大地と共に焼酎造り一筋に邁進。地域に根差して伝統文化を継承してきました。

それは、焼酎の原材料となる芋作りから取り組むほどのこだわりです。黒木本店では、大地を耕して種を撒き、収穫するまでの一連の作業を自家農場である農業生産法人・甦る大地の会で行っています。

製法にもこだわり、焼酎の製造過程で生じる廃棄物はすべて畑に返し肥料として生かす自然循環農法を導入。恵み豊かな宮崎の大地を育んでこそクオリティの高い焼酎が生まれるという理念の元、こだわりの焼酎を造りあげてきました。

そんな宮崎の豊かな大地の象徴ともいえる喜六の生みの親、黒木本店は「焼酎は人と人を繋げ、その人生を豊かにする。人を結ぶ。心をほどく」を大義としています。

黒木本店の情熱と技術の結晶である喜六。「きろく」という読み方は逆から読めば「くろき」となることからも黒木本店の喜六に対する心意気とポリシーが伝わってきます。

喜六の特徴・味

喜六はまろやかな旨味としなやかな口当たり、シャープでキレのある甘みとフルーティーな香りが楽しめるとても飲みやすい芋焼酎です。穀物由来の甘みはあくまで上品で温かみがあり、紅茶やコガネセンガンの豊かな香りの中には様々なニュアンスが隠れています。

スムーズに楽しめる銘柄ですが、近年人気の高い爽やかでスッキリとした焼酎とは一線を画した味わいを持っています。喜六は、のど越しが良いというよりも、ゆっくりと柔らかく広がる味わいが飲みやすさを助長しているといった表現がふさわしいでしょう。

喜六無濾過はフルーティでフレッシュな芳香とエレガンスな甘みがあり、無濾過でありながらその口当たりの良さは格別です。毎年冬期にリリースする限定品として人気が高く、季節の風物詩として冬場だけは無濾過を愛飲するというファンも少なくありません。

喜六は水割りにすると端麗なフローラルの香りが際立ち、ライトで飲みやすくも非常に華やかです。水割りにすると風味の豊かさがゆっくりと広がり、穀物の甘みと共に芳ばしさもプラスされたシャープな味わいを愉しめます。

ストレートで飲むと、飲みやすさの中にも厚みのある甘味がどっしりと鎮座し、喜六ならではの奥深いコクが濃厚に広がる味わいです。お湯割りにすると非常に滑らかに馴染み、まるで前割りしたかのように親和性の高い柔らかなでバランスの取れた味わいへと変化します。

喜六の希少性・価値​

喜六は買取市場でも人気の高い銘柄で、相場は安定した値段で推移しています。特に高値で取り引きされているのは、喜六 無濾過です。喜六 無濾過は冬季限定商品であるために、買取市場でも見かけることが少なく、通常の喜六と比較しても流通量の少なさが際立っています。

プレミア焼酎として名高い百年の孤独を手掛けた黒木本店。名門焼酎蔵が創り上げた芋焼酎・喜六は、焼酎ファンからの注目度が高く、さらに近年の焼酎ブームの影響もあり需要は上昇傾向となっています。今後はさらに価格がアップしていくと予想されている希少性・価値の高い逸品です。

喜六の種類

• 喜六 720ml
• 喜六 1800ml
• 喜六 無濾過 720ml
• 喜六 無濾過 1800ml