竹鶴12年 買取 渋谷 |ウイスキー [竹鶴12年]をお酒 高価買取しました。
お客様の声
ストックラボさん、本日はお世話になりました。このウイスキーは、去年の春、私たちが代官山近くで営んでいるカフェの10周年を迎えた時に、長年通ってくださっている常連のお客様からの贈答品としていただいたものです。
私は48歳で、夫と2人で小さなカフェをやっています。夫は元バリスタで、カフェの店主、私は接客と経理を担当しています。2014年に開店して、2024年の春で10周年を迎えました。
カフェのお客様の中に、地元の70代の小説家の先生がいらして、開店当時から週に2、3回お越しくださっていました。先生は寡黙な方で、いつも店の隅の同じ席でブラックコーヒーを飲みながら原稿用紙にペンを走らせていらして、ご自身の作品の話を私たちにしてくださることは、めったにありませんでした。でも、店の常連10人くらいの中でも特別な存在で、夫も私も先生を本当に大切に思っていました。
10周年が近づいた頃、先生がカフェにいらして、「これ、10周年おめでとう」とおっしゃって、紙袋に包まれたウイスキーをくださったんです。「ニッカの竹鶴12年。私もウイスキーは好きで、これは私のお気に入りの銘柄でした。10周年のお祝いに、皆さんで開けてください」と。普段あまりお酒の話をされなかった先生からの予想外の贈り物で、夫と二人で感激してしまいました。
10周年の記念パーティは、その月の終わりの土曜日の夜、店を貸し切りで常連10名様をご招待する予定でした。竹鶴12年は、その夜の最初の乾杯で、皆さんと一緒に開けるつもりで、店の戸棚に大切にしまっておきました。
ところが、パーティの2週間前、先生のご家族(息子さんでした)から電話がありまして。「父が肺の方の病気で入院しました。退院後も療養が長くなりそうで、10周年のパーティには伺えなくなりました。父からは『私の代わりにこのウイスキーで皆さんで乾杯してください』と言われたのですが、できれば、父が回復してきた頃に、改めて開けていただけないでしょうか」とのお話でした。
夫と相談しまして、「先生からいただいたウイスキーは、先生ご本人が一緒におられる場で開けるのが、一番先生のお気持ちにも添うのではないか」と決めて、10周年パーティでは別のお酒で乾杯し、先生からのこのウイスキーは戸棚で大切に保管しておくことにしました。
それから1年、先生は退院されましたが、長期療養が必要で、現在は介護施設に入られて穏やかに過ごされています。外出は難しい状態で、私たちもご家族からの月1回のお手紙で、先生の様子をお伺いしている状況です。先生がカフェにお戻りになる日は、もう来ないかもしれない、というのが、ご家族からの最近のお手紙の控えめなニュアンスでした。
最近、夫と話し合いまして、「先生が竹鶴12年をお気に入りと話されていた銘柄を、私たち夫婦と常連客で開けるのも、何か違うような気がする。先生のお気持ちに最も添うのは、先生のお気に入りの銘柄が、ちゃんとウイスキーに詳しい方の手に渡って、その方の楽しみの時間になることではないか」という結論に至りました。
ご家族の息子さんにもご相談したところ、「父は『お気に入りの銘柄を、ちゃんと味わってくれる方に渡してほしい』とよく言っていた人なので、それが父の本意だと思います」とご賛同いただきました。
ストックラボさんは、渋谷店があると伺って、本日伺いました。査定員さんに事情をお話しして、丁寧にご対応いただいて、17,000円のご提示。先生のお気持ちが、ちゃんとお酒の本来の価値として評価していただけて、こちらも安心しました。
先生にも、いつかご家族を通してご報告しようと思っています。本日はありがとうございました。
今回の査定ポイント
お買取した商品について
ニッカ ピュアモルト 竹鶴12年は、ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝の名を冠したフラッグシップ・ピュアモルト・ウイスキー・シリーズの12年熟成銘柄です。「ピュアモルト」とは、複数のモルト原酒のみを使用してブレンドした製法で、ニッカが余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所の異なる地形・気候で育てたモルト原酒を絶妙に組み合わせ、12年熟成を経て調和の取れた味わいに仕上げた一本です。竹鶴シリーズのエイジ・ステイトメント銘柄は、2015年以降のジャパニーズウイスキー原酒不足の影響により段階的に終売となり、12年も現在は市場価値が顕著に上昇しています。
査定員のコメント
お客様の「先生のお気に入りの銘柄が、ちゃんとウイスキーに詳しい方の手に渡って、その方の楽しみの時間になることが、先生のお気持ちに最も添う」というお言葉、お話を伺いながら、長年通ってくださった常連のお客様への深い敬意と、ご夫妻の温かい人柄が伝わってきました。竹鶴12年は、先生がお気に入りと話されていた感覚、ジャパニーズウイスキーをじっくり味わわれる方の感性として大変正確です。ニッカの竹鶴シリーズは、創業者・竹鶴政孝氏の名を冠したフラッグシップで、余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所――まったく異なる地形・気候で育てた2つのモルト――を絶妙にブレンドする「ピュアモルト」スタイルが特徴です。12年熟成は、その2つのモルトの個性が最もバランスよく調和する熟成期間として、多くのウイスキー愛好家から「竹鶴シリーズの完成形」と評価されてきました。
ニッカは2015年以降、ジャパニーズウイスキー原酒不足の影響により、竹鶴シリーズのエイジ・ステイトメント銘柄を段階的に終売としました。12年も現在は市場での出会いが限られ、ジャパニーズウイスキー全体の世界的な評価向上と相まって、市場価格が顕著に上昇してきました。17,000円というお値段は、竹鶴12年の現在の市場相場として標準的な水準です。
戸棚で1年大切に保管されてきたボトルは、状態ランクSとして最高水準のコンディションを保っていました。先生のお気持ちが詰まったお酒をご夫妻が大切に守ってこられたことが、状態にもしっかり表れていました。
本日も別のお客様から、亡くなられた恩師の方から結婚祝いにいただいたヴーヴ・クリコを、結婚10周年の節目に開けようとしたが恩師の三回忌と重なってしまい開ける気になれなかった、とのご事情でお預かりしました。贈り主の方への思いとお酒の手放し方は、人と人との関係性の深さに応じて、本当に繊細な判断が伴うものだなと感じる一日でした。
先生がいつか息子さんを通じてご報告を受けられた時に、「私の銘柄が良い方の手に渡って良かった」と穏やかに感じていただけることを願っております。
ニッカ 竹鶴シリーズをご売却検討中の方へ
ご家族・ご友人・お師匠様などから大切な節目に贈られたお酒のうち、贈り主の方のご事情により開ける機会の意味が変わってしまったお酒のご相談を、ジャパニーズウイスキーを中心にいただいております。特に2015年以降の原酒不足で終売となった竹鶴シリーズ、山崎、響、白州などのエイジ・ステイトメント銘柄は、市場評価が上昇傾向にあるためご検討中の段階でお気軽にお問い合わせください。渋谷店店頭・宅配買取どちらもご利用いただけます。査定にかかる費用はもちろん、配送料・出張料などは全て無料! 査定額にご納得できない場合は、無料でキャンセルも可能です。 まずは、お気軽にお問い合わせください。
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