お買取した商品について
ヴーヴ・クリコ ドゥミセックは、1772年にフランス・シャンパーニュ地方のランスに創業した名門メゾン、ヴーヴ・クリコが手がける、やや甘口のシャンパーニュです。
「ヴーヴ」はフランス語で「未亡人」を意味し、夫を亡くして事業を継いだマダム・クリコが「シャンパーニュの女傑(グランダム)」として世界的ブランドへ育てあげたメゾンとして知られています。定番のイエローラベル(ブリュット)が爽やかな辛口であるのに対し、こちらのドゥミセックは、糖分をやや多めに加えた、やわらかな甘みのあるタイプ。白を基調とした上品なラベルが目印です。ケーキや焼き菓子、フルーツタルトといったデザートとの相性が抜群で、食後の一杯やスイーツとのマリアージュを楽しむ一本として、洋菓子を愛する方々に親しまれてきました。ヴーヴ・クリコならではの華やかさはそのままに、やさしく穏やかな口当たりが魅力の一本です。
査定員のコメント
お客様の「この甘いお酒を私の棚で眠らせておくよりどこかの素敵なデザートの並ぶ食卓で楽しく召し上がっていただけたらそのほうがこの子の贈り物が生きる、あの子の気持ちはもうしっかりこの胸にあるから瓶がなくても消えはしない」というお言葉を伺いながら、神戸・北野で四十年あまり洋菓子に生涯を捧げてこられたお客様と、十代で修業に入りいまや一人前のパティシエとなった教え子の方が、閉店の日に「先生に仕込んでいただいたおかげで今の私がある、先生のケーキにきっと合うと思って」と甘口のこの一本を贈られたという、師から弟子へと受け継がれた温かなお話に、こちらまで胸が熱くなる思いがいたしました。
菓子職人であるお客様のために、教え子の方が「デザートに合う甘口」を選ばれたというのは、なんとも心の通った、粋な贈り物ですね。ヴーヴ・クリコは1772年創業の名門メゾン、女傑マダム・クリコが世界へ広めたシャンパーニュです。定番のイエローラベルが辛口であるのに対し、このドゥミセックは、やわらかな甘みをまとい、ケーキや焼き菓子といったデザートとのマリアージュが格別な一本。洋菓子を愛する方に長く親しまれてきました。神戸の洋菓子の歴史とともに歩まれたお客様の四十年が、その甘さと、見事に重なるようで、私どもも深く感じ入りました。
ヴーヴ・クリコ ドゥミセックは、その華やかさとやさしい甘みで親しまれる、特別なシャンパーニュです。デザートとのマリアージュとともに、また甘口を好まれる方へのお祝いの一本として人気を保っています。5,000円というご提示で、お預かりいたしました。
ご自宅の棚で、教え子の方の晴れやかな笑顔を思い出させる宝物として大切に飾られてきた未開栓のボトルは、状態ランクSとして最高水準のコンディションを保っていました。菓子に向き合い続けてこられたお客様の、ものを大切にされるお気持ちが、そのまま状態に表れていました。
本日は別のお客様にも、長年続けてこられた手仕事を若い方に引き継がれたという方が、その節目にいただいたお酒を「思いは胸に、お酒は楽しめる方へ」と整理に持ち込んでくださいました。一人の人が技と心を込めて続けてきたものが、次の世代へと受け継がれ、その喜びの一本がまた新たな食卓へと巡っていく――そうしたご縁に立ち会わせていただくのは、私どもにとっても嬉しいひとときです。
お客様が、長年の菓子づくりに区切りをつけられたこれからは、お一人の時間も、教え子の方との温かなご縁も慈しみながら、このドゥミセックのように、甘く穏やかな日々をゆっくりと味わっていかれますように。心から、お祈り申し上げております。
ヴーヴ・クリコ・シャンパンをご売却検討中の方へ
大切な方からの心のこもった贈り物として、またお祝いやねぎらいの記念として手元に置かれてきたお酒のうち、お仕事の区切りや暮らしの変化を機に、あたたかなお気持ちはそのまま胸に、本当に味わってくださる方へ託したいとお考えになるお酒のご相談を承っております。ヴーヴ・クリコは、定番のイエローラベル(ブリュット)から、デザートとの相性のよいやや甘口のドゥミセック、ロゼ、ヴィンテージまで幅広く、いずれもお祝いの席を彩る一本として人気を集めており、状態の良いお品は市場でも安定した評価を保っています。未開栓で保存状態のよいものほど、しっかりとした評価につながります。思い出の宿る大切なお品を、心を込めて次の方へお繋ぎいたします。神戸三宮店店頭・宅配買取どちらもご利用いただけます。