日高昆布漁業の引退に伴う住み替え
投稿者: 北海道留萌郡在住 I.K様
様似で、父の代から日高昆布の昆布漁を半世紀以上営んできました。妻と二人暮らしになり、足腰が弱って漁を続けるのが難しくなったため、漁を畳んで札幌の娘の近くへ移ることになりました。家を売るにあたって、自宅倉庫と納屋にためてきたお酒を整理することにしました。
数えると150本ほどで、漁協や昆布生産部会の役員を長く務めた関係で、取引先の卸問屋、加工業者、運送会社、料亭・乾物店のお得意様、視察に訪れた研究機関や行政の方々から頂いたお酒が、何十年もかけて納屋に積み重なっていました。北海道の日本酒(男山・髙砂酒造「国士無双」・上川大雪酒造・千歳鶴・国稀)が40本ほど、本州の地酒(久保田・八海山・〆張鶴・浦霞)が25本ほど、サントリーの山崎・響・白州、ニッカ余市・宮城峡・竹鶴といった国産ウイスキーが35本ほど、本格焼酎(森伊蔵・村尾・百年の孤独)が15本ほど、ヘネシーやレミーマルタンのブランデーが10本ほど、ボルドーやブルゴーニュのワインが15本ほど、それに昭和の古いラベルの特級酒も10本ほどありました。
倉庫と納屋は太平洋に近く、海風と湿気でコルクのウイスキーは中身が減り、一升瓶のラベルには塩分由来の汚れや経年のシミが出ていました。瓶の中身そのものはおおむね大丈夫とのことでした。
まずLINEで査定をお願いし、納屋の写真と、高そうな山崎・響・森伊蔵・村尾のラベルを撮って送りました。日高の南端の僻地のため出張は難しいかと心配していましたが、北海道エリアの出張買取のご案内をいただき、スタッフの方が様似町まで出張で来てくださり、150本あまりを丸一日かけて査定し、現金で引き取っていただきました。森伊蔵や村尾といった希少な本格焼酎も、相場をふまえて評価してくださいました。
道東に近い日高の南端ということもあって、買取業者を探すのに苦労していたので、出張で対応してもらえて本当に助かりました。長年いただいてきたお酒に値段が付いて、整理の区切りが付きました。様似や浦河、えりも、新冠の日高南部のエリアでは、引退や住み替えに伴うお酒の一括整理のご相談が多いそうです。





























