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モエ ネクター 買取 麻布 |シャンパン [モエ ネクター]をお酒 高価買取しました。

モエ ネクター 買取 麻布 |シャンパン [モエ ネクター]をお酒
麻布十番店にて、2025年6月23日、東京都港区在住の男性のお客様より、モエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル ドゥミセック 750ml 12.5%(未開栓・状態ランクS)5,000円にて店頭買取させていただきました。

お客様の声

ストックラボ麻布十番店さん、店頭買取でお世話になりました。 外交の現場でいちばん長い時間を割く作業はなにか、と問われたら、私はおそらく「席次の調整」と答えると思います。誰が誰の右に座り、誰が誰の正面に座るか。その並びがその夜の関係性を決め、ときには翌朝の交渉の結末まで連れていくことがあります。私のかつての本職は、そういう「見えにくい段取り」のほうの仕事でした。

少し古い話から書きはじめてしまいました。続けます。

東京都港区在住、40代の男性です。麻布十番に小さな事務所を構えて、国際儀礼とプロトコルの仕事を10年してきました。

経歴は短めに。東京大学の法学部の国際法学科を出てから、外務省に入省いたしました。20代から30代の半ばまで、ワシントンD.C.の在外公館、パリ大使館、ロンドンの在英大使館、ジュネーヴの国連代表部で、合計12年。30代の後半に外務省を退官して、麻布十番に拠点を移したのが、ちょうど10年前になります。

仕事の中身は、VIPクライアントの国際儀礼とプロトコルのコンサル、国際企業のグローバル・ホスピタリティとエクゼクティブ・プロトコルの研修、国際大使館との外交儀礼のコーディネート、G7・G20・APECといった国際サミットでの儀礼サポート、ハイエンドな会食やガラのプロトコル・ディレクション、それから若手の外交官や国際プロトコル・エキスパートの育成、というあたりです。具体的にどの大使館やどの首脳のお仕事をお手伝いしているか、という点については、外交の現場の慣習として、こちらでは申し上げないこととさせていただきます。

軸にしているのは、「日本の外交儀礼」と「国際プロトコル」のあいだの調整です。両者は思っているより重なる部分が多く、思っているより細部のちがいがあります。その距離を、麻布十番という場所で、ひとつずつ整えていく仕事になっています。

職業上の癖をひとつだけ告白しますと、電話やメールで何かをお断りするときに、外交電報のような遠回しの定型表現が、つい出てしまうところがあります。たとえば宅配の再配達のご連絡で、「そのお時間帯につきましては、こちらの先方の都合と整合をとる必要がございまして、もう少々お時間を頂戴できれば幸いです」のような言い方をしてしまい、業者さんから「あの、夕方でいいですか?」と単交通に整理し直されて、ようやく我に返る、という10年です。22年もこの業界にいると、たぶんもう、こちらの語彙のほうが日常語彙を上書きしてしまっているのだと思います。

今回お持ちしたのは、モエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル ドゥミセックを1本です。 このボトルが、私のかつての本職の現場でどう存在してきたか、というところから少しだけ。

モエ・エ・シャンドンは、1743年にクロード・モエがフランス・エペルネに創設したシャンパーニュ・メゾンで、280年以上の歴史を持っています。世界でもっとも売れているシャンパーニュ・ブランドだと言われていますね。

このメゾンが外交の文脈と特別な関係にある理由は、銘柄名にも刻まれています。「アンペリアル(皇帝)」は、ナポレオン1世がモエを愛飲し、皇帝として帝政期のパリの宮廷と国際外交の場にこの銘柄を広めた歴史に由来します。フランスの外交儀礼史のなかで、モエ・エ・シャンドンはほとんど一つの登場人物のように、200年以上にわたって書き込まれてきた銘柄です。現代でも、エリゼ宮の公式レセプションや、世界各国のフランス大使館の外交儀礼の場で、定番として並びます。現在はLVMH(モエ・エ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループ傘下のメゾンで、ドン ペリニヨンと同じファミリーの一員です。

その中で、「ネクター アンペリアル ドゥミセック」は、ドゥミセック――半甘口――の白シャンパーニュ。ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネのブレンドで、華やかでフルーティーな酒質、ホワイト&ゴールドのボトルデザインです。

少し業界的な余談を一行だけ。19世紀くらいまでのフランス上流社会の正餐では、いまの「ブリュット」よりも「ドゥミセック」のような半甘口のほうが、むしろ格の高い場面で好まれていた時代があったと、複数の文献で読んできました。ブリュット中心の現代の感覚からは少し意外ですが、ドゥミセックのボトルが目の前に置かれる、というのは、伝統的な国賓ディナーの感覚に少し近いところで設計された一本だと、私個人は理解しています。

私自身、現役の頃の在パリ時代に、フランス側の公式レセプションでこのドゥミセック系のボトルが並んでいるのを、何度も目にしてきました。当時はまだ若手でしたので、ボトルそのものより、誰の前にそのボトルが置かれたか、というほうに目が行っていたのですが。

このボトルが我が家に来た経緯ですが、今年、独立10周年を迎えるにあたって、長年お付き合いのある取引先と、海外のパートナーの方々から、お祝いに何本かボトルをいただきました。そのうちの一本が、このネクター アンペリアル ドゥミセックでした。

贈ってくださったのは、20代の頃の在パリ大使館時代に世話になった、当時の上席の方で、添えられたメッセージにこう書いてありました。 「この銘柄を選んだ理由は、説明するまでもないと思う。君がパリにいた頃の食卓で、何度も視界に入ったボトルだろう。10周年に、ぜひこの一本で」。 「説明するまでもないと思う」という言い方の、いかにも外交官らしい簡潔さに、思わず笑ってしまいました。あの方は、現役の頃から本当に必要なことだけを書く人で、書類でも電報でも、それは20年たっても変わっていません。

10周年を記念して、長年お付き合いのあるクライアントと、海外のプロトコル・コミュニティのパートナー、国際儀礼のメディアの方々を招いて、麻布十番エリアの会場で、国際プロトコルについての特別なサミットと、その後の外交ガラ・ディナーを開く計画を立てていました。10年やってきた仕事の代表的なケース――G7・G20・APECといった国際サミットでの儀礼サポート、各国大使館との外交儀礼のコーディネート、国際企業向けのエクゼクティブ・プロトコル研修――を、まとめてご紹介する構成です。

ところが、サミット予定日の3週間ほど前、海外から来日予定だった主要なゲストの方々のうち数名から、スケジュール変更のご連絡をいただきました。 ワシントンD.C., ロンドン、パリ、ジュネーヴ、ベルリンのプロトコル・コミュニティのメンバーの方々が、現地でのG7・G20関連の国際サミットへの参加都合で、来日時期を動かさざるをえなくなったのです。

迷いはありませんでした。このサミットの内容は、海外のプロトコルの専門家の方々が来日して、日本側の事例と現場で交差させる、というシーン自体が中身でした。海外側が抜けた状態で開いてしまうのは、議論の足場の半分が抜けることに等しい。延期を決めました。 「国際コミュニティを最優先される判断、国際外交コンサルらしいご決断ですね」とパリの方から返ってきて、ああ、判断のものさしは合っていたのだなと、肩の力が抜けました。

問題は、すでに事務所のキャビネットにあったネクター アンペリアル ドゥミセックです。 新しいサミットの日程は、海外勢のスケジュール調整次第で、しばらく先になりそうな見通しです。シャンパーニュは保管環境さえ整えば持ちますが、それでも、ベストの場には、ベストのコンディションを揃えたい。贈ってくださった方への、そして10年への、いちばん誠実な向き合い方は、サミットが改めて実現する日に、その時点で最高のコンディションの新しいネクター アンペリアル ドゥミセックを用意しなおすことだろう、と判断しました。このボトルは、手放すことに決めました。

業者選びでは、ネクター アンペリアル ドゥミセックを「モエの一本」というざっくりした扱いではなく、モエの中でのドゥミセックという独自のポジション、外交儀礼の現場で長年使われてきた銘柄、という文脈まで含めて評価してくださるところを探しました。

ストックラボさんのサイトには、シャンパーニュのラインナップ――モエ・エ・シャンドン(ブリュット アンペリアル、ロゼ アンペリアル、ネクター アンペリアル、ネクター アンペリアル ロゼ、アイス アンペリアル、グラン ヴィンテージ)、ヴーヴ・クリコ、ドン ペリニヨン、ペリエ ジュエ、ルイ・ロデレール、クリュッグ、アルマンド・ブリニャック――の市場のなかでの位置づけが、メゾンごと、銘柄ごとに整理されていました。事務所から歩いて行ける距離にある麻布十番店に持ち込みました。

店頭での査定を聞きながら、頭のなかで「あ、これも一つの小さな儀礼だな」と感じておりました。 私の業界の感覚で言うと、儀礼というのは、形式そのものに意味があるというより、形式が整っていることで、その場の言葉が信頼できるものになる、という装置です。査定の場面も、ボトルを受け取る所作、銘柄の歴史を語る順序、物理コンディションを一つひとつ確認する作業(ボトル本体、キャップシール&コルク、ラベル、液面の蒸発の有無)、そして結論を伝えるときの間――それらが一つの形式として、整っていました。

私が現役の頃に学んだことのひとつに、「儀礼が整っていれば、相手は内容を信用する。儀礼が崩れていれば、内容が正しくても信用されにくい」というものがあります。これは外交の現場に限らず、人と人のあいだで物の値段を決める場面でも、同じことが言えるのだと、改めて感じました。

「未開栓・状態ランクSで、5,000円のご提示となります」 数字そのものは、世界の相場のなかでは派手なものではありません。それでも、ボトルの背景の説明、市場の中での位置、物理的なコンディションの確認、結論の提示――その一連の運びの間と順序が、儀礼として整っていました。私の本職の言い方をすると、「相手を尊重する形式が崩れていない査定」と感じました。

国際外交のコミュニティの皆さまのスケジュールが整い、10周年のサミットと、その後の外交ガラ・ディナーが改めて開ける日を、いまから楽しみにしております。最高のコンディションの新しいネクター アンペリアル ドゥミセックを、その日のためにあらためて用意しなおすことにします。

外交의仕事には、「待つ」という時間が大きく組み込まれています。条約交渉が決着するまで何年もかかること、いったん頓挫した会談がもう一度開かれるまで半年や1年が空くこと、3年・5年単位で人事が動くこと――それらは、職業の体内時計のなかでは、当たり前の時間幅です。今回のサミットの延期も、その時間幅から見れば、十分に許容範囲のうちです。

このボトルが、どなたかの食卓の上で、新しい席次に並ぶ瞬間を、想像しています。誰の右でも、誰の正面でも、それは私の関知することではありませんが、そこに置かれる瞬間の、その小さな儀礼が、ちゃんと整ったものでありますように。

ありがとうございました。
  • 買取日 2025/06/23
  • 買取店舗 麻布十番店
  • 担当鑑定士 長部 浩生
  • アイテム名 モエ エ シャンドン ネクター アンペリアル
  • アイテム名詳細 モエエシャンドン ネクター アンペリアル ドゥミセック シャンパン 未開栓 750ml 12.5%
  • 状態ランク
    • S
    • A
    • B
    • C
    • D
  • 買取方法 店頭買取
  • 製造者 モエ・エ・シャンドン社
  • 原産国 フランス
  • 種類 シャンパン
  • アルコール度数 12.5%
  • 容量 750ml
  • 買取価格 5,000円

今回の査定ポイント

お買取した商品について

モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)は、1743年にクロード・モエがフランス・エペルネに創設したシャンパーニュ・メゾンです。280年以上の歴史を持つ、世界で最も売れているシャンパーニュ・ブランドとして、世界中のラグジュアリー・カルチャーの場で愛されてきました。「アンペリアル(皇帝)」という銘柄名は、ナポレオン1世がモエ・エ・シャンドンを愛飲し、皇帝として帝政期にこのシャンパーニュをパリの宮廷&国際外交の場に広めた歴史に由来します。現在はLVMH(モエ・エ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループ傘下のメゾンとして、ドン ペリニヨンと同じファミリーの一員です。

今回お買取したネクター アンペリアル ドゥミセックは、モエ・エ・シャンドンのラインナップにおいて「ドゥミセック(半甘口)の白シャンパーニュ」として位置付けられている特別なバリエーションです。ピノ・ノワール・ピノ・ムニエ・シャルドネのブレンドで、ドゥミセック(半甘口)の華やかでフルーティーな酒質を体現する銘柄として、世界中のラグジュアリー・パーティー・シーン、特に国際外交ガラ・ディナー&外交プロトコル文化で愛されてきました。

査定時の着眼点

ストックラボ麻布十番店では、今回のモエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル ドゥミセックについて以下のポイントを確認しました。

モエ・エ・シャンドンのシャンパーニュ市場におけるブランド・ポジション
モエ・エ・シャンドンは、1743年創設・280年以上の歴史を持つ世界で最も売れているシャンパーニュ・メゾンとして、LVMH傘下の主要シャンパーニュ・ブランドの一つです。

ネクター アンペリアル ドゥミセックの国際外交儀礼カルチャーのアイコンとしての市場ポジション
ネクター アンペリアル ドゥミセックは、世界中の国際外交ガラ・ディナー&外交プロトコル・シーンで愛飲される外交儀礼のアイコンとして、安定した市場価値を持つ銘柄です。

「ドゥミセック(半甘口)」ラインの固有評価ポイント
ネクター アンペリアル ドゥミセックは、モエ・エ・シャンドンのラインナップにおいて「ドゥミセック(半甘口)の白シャンパーニュ」として固有の市場ポジションを持ちます。通常のブリュット(辛口)よりもふくよかな甘みと華やかさを持つ酒質で、デザート・コース・国際外交ガラ・ディナーでの愛飲に最適な特別なラインです。

象徴的な「ホワイト&ゴールド」のボトルデザインの状態
ネクター アンペリアル ドゥミセックの査定では、象徴的な「ホワイト&ゴールド」のボトルデザインの状態(傷・剥がれ・色褪せの有無)が、銘柄識別の核心として重要な評価ポイントとなります。今回のお品は、ボトルデザインの状態が良好に保たれていました。

キャップシール&コルクの状態
未開栓品の証明として、キャップシールの未剥離&コルクの密封状態を確認します。今回のお品は、キャップシールの状態が完全に保たれていました。

ラベルの保存状態
ボトルの「Moët & Chandon」のロゴ・「Nectar Impérial Demi-Sec」のラベル・LVMHの認証ラベルの保存状態は、銘柄識別と真贋判定の基本となる評価ポイントです。今回のお品は、ラベルの状態が鮮明に保たれていました。

液面の状態
未開栓品でも、長期保管によりわずかな液面低下が起きる場合があります。液面の高さがボトル肩位置を保っているかを確認します。今回のお品は、液面の状態が良好に保たれていました。

未開栓・状態ランクSの良好なコンディション
今回のお品は、ボトル本体・キャップシール・コルク・ラベル・液面のコンディションを総合確認し、いずれも良好な状態を保たれていました。状態ランクSとして適正に評価できる品質でした。

正規輸入品としての確認
今回のお品は、ラベルおよび輸入元表記から正規輸入品として確認できました。

モエ・エ・シャンドンをはじめとするラグジュアリー・シャンパーニュをご売却検討中の方へ

モエ・エ・シャンドン ネクター アンペリアル ドゥミセックは、世界で最も売れているシャンパーニュ・メゾン「モエ・エ・シャンドン」のドゥミセック白シャンパーニュ・ラインで、世界中の国際外交ガラ・ディナー&外交プロトコル文化で愛飲される外交儀礼のアイコンです。記念パーティー・周年記念会・国際外交ガラ・お祝いの席用に準備したが使用機会がなくなったボトル、ギフトでいただいたボトルなど、さまざまな背景でお手元に残ったラグジュアリー・シャンパーニュも、未開栓の状態が良好なうちにご相談いただくことで、現在の市場価値を反映した適正評価が可能となります。ストックラボでは、モエ・エ・シャンドン(ブリュット アンペリアル・ロゼ アンペリアル・ネクター アンペリアル・ネクター アンペリアル ロゼ・アイス アンペリアル・グラン ヴィンテージ)、ヴーヴ・クリコ、ドン ペリニヨン、ペリエ ジュエ、ルイ・ロデレール クリスタル、クリュッグ、アルマンド・ブリニャックをはじめ、シャンパーニュ全般の専門査定を行っております。麻布十番店への店頭お持ち込みはもちろん、宅配買取もご利用いただけます。

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