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宮城狭10年 買取 新宿 |ウイスキー [宮城狭10年]をお酒 高価買取しました。

宮城狭10年 買取 新宿 |ウイスキー [宮城狭10年]をお酒
新宿本店にて、2025年6月23日、東京都新宿区在住の女性のお客様より、ニッカウヰスキー シングルモルト宮城峡10年 45度 700ml(未開封・状態ランクS)22,500円にて店頭買取させていただきました。

お客様の声

ストックラボ新宿本店さん、店頭買取でお世話になりました。 お茶の仕事をしておりますと、暦を意識せずに季節と向き合うことが、自然と多くなります。今日の床にどの花を入れるか、お軸はどうするか、釜はそろそろ風炉から炉に戻る頃合いか――そんな順番で日々が過ぎてしていきます。ですから、こうやって「文章でご挨拶を書く」という、いつもと少し違う仕事をいただくと、書き出しから戸惑ってしまうのですが、なるべく実直にお話させてください。

東京・新宿区在住、40代の女性です。新宿に茶室を構えて、茶道家元の仕事を10年してまいりました。母が裏千家の茶道宗匠で、私自身も5歳の頃から手ほどきを受けて育ちましたので、お茶は人生の道具というより、もう一つの呼吸のような感覚です――というのは、半分は本当で、もう半分は格好をつけている、というのが正直なところかもしれません。

20代から15年は、京都・裏千家今日庵で本格的な修業をしました。30代の前半からは、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ベルリンといった都市の国際茶道協会の方々と連携して、海外でお茶を紹介する仕事も並行してきました。10年前、東京・新宿で独立し、いまは「裏千家茶道の伝統と、現代の茶道カルチャーの融合」というあたりを軸に、古典の茶事の主宰、海外VIPの方への茶道体験のプロデュース、茶道道具の鑑定とコレクション構築のお手伝い、それから若い茶人の方々の育成、といったあたりを手がけています。

今回お持ちしたのは、ニッカウヰスキー シングルモルト宮城峡10年(45度、700ml)を1本。 少しだけ、銘柄そのものについて。 ニッカウヰスキーは、日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝が、1934年に北海道余市に最初の蒸溜所を作ったところから始まったメーカーです。竹鶴は1918年にスコットランドへ留学していて、ロングモーンやヘーゼルバーンといった蒸溜所で本場の作り方を学んだ方だそうです。

そこから35年後、1969年に二つ目の蒸溜所として、仙台市青葉区の作並温泉近郊に作られたのが、宮城峡蒸溜所。新川と広瀬川に挟まれた峡谷地形に位置していて、清流に恵まれた立地です。余市の重厚で力強いシングルモルトに対して、宮城峡は軽やかでフルーティー、華やかで繊細な酒質を生み出すことで知られています。カフェ式蒸溜機(Coffey Still)を採用していることでも、業界のなかで独自のポジションを築いている蒸溜所です。

宮城峡10年は、その宮城峡で作られた原酒を10年熟成させた、宮城峡を代表するシングルモルト。2015年に多くのエイジドモルトが終売になり、いまでは流通在庫のみの取り扱いになっています。日々、希少性が上がっている銘柄、と聞きました。

正直なお話を、ひとつだけ。私自身、お酒はそれほど飲まないんです。 茶事の席ではお酒(燗酒)をきちんとご用意することがありますし、海外のVIPの方をお迎えするときに、日本のウイスキーで小さな祝杯を上げていただく、ということもあります。なので、宮城峡のような日本のシングルモルトを、文化のひとつとしてお伝えする機会は折々あるのですけれど、自分でグラスを傾けてゆっくり味わうことは、あまりない。お茶の仕事をしている人間としては、ちょっと申し訳ないような気持ちもあります。

このボトルが我が家に来た経緯を、お話させてください。 今年、新宿で独立して10周年の節目を迎えました。10年前、新宿に茶室を構えると決めたとき、不安と確信が半々、というのが本当のところでした。「お茶の世界はもう少し閉ざされた場所ではないか」という助言もいくつかいただきましたが、それでも自分の手で続けてみたかったのです。10年経ってみて、いまは国内外のお茶の関係者と、それなりに繋がる場所までは来られたかな、と思っています(母には、まだまだ、と言われ続けていますけれど)。

10周年の節目に、長年お世話になってきた取引先――VIPのゲストの方々、海外の茶道コミュニティ、美術館、海外のジャパニーズ・カルチャー系のメディア、邸宅・ホテルのパートナーの方々――からお祝いとして何本かボトルをいただきました。そのうちの一本が、このニッカ宮城峡10年でした。

贈ってくださったのは、京都・裏千家今日庵時代に師にあたる方で、添えられたお手紙にこう書いてありました。 「あなたが新宿で10年、お茶の伝統と現代の文化のあいだを編んできた仕事は、宮城峡が仙台の地で、スコットランドから来た蒸溜の技術を日本のテロワールで育て直してきたことと、どこかで響くところがあると思います。仙台は伊達政宗が茶の湯を深く愛した地でもあります。ぜひこの一本で、10周年の祝杯を」。 「ああ、そこにつなげてくるか」と、お手紙を読みながら、少し笑ってしまいました。

ご存じの方も多いと思いますが、伊達政宗は千利休やその弟子の古田織部、小堀遠州とも交流があった、茶の湯に造詣の深い大名でした。仙台に独自の茶の湯文化を根付かせた方でもあります。だから宮城峡という蒸溜所の立地に、お茶の歴史の文脈を重ねてくださった師の手紙は、思いがけず嬉しいものでした――もちろん、ウイスキーの蒸溜所と茶の湯の歴史を直接結びつけるのは、すこし話を膨らませすぎなのかもしれません。それでも、そういう橋の架け方をいまも考えてくださる方が京都にいらっしゃるということが、自分にはありがたいことなのです。

10周年を記念して、長年お世話になってきたVIPの方々や、海外の茶道コミュニティ、美術館、ジャパニーズ・カルチャー系のメディア、邸宅・ホテルのパートナーの方々を招いて、新宿エリアの歴史ある会場で、特別な国際茶事とガラを開く計画を立てておりました。10年間の集大成として、古典の茶事の主宰、現代の茶道カルチャーの提唱、それから国際茶道アンバサダーとしての仕事、この三つを、ひとつの会のなかに織り込む構成です。

ところが、ガラ予定日の3週間ほど前、海外から来日予定だった主要なゲストの方々のうち数名から、スケジュール変更のご連絡をいただきました。ロンドン、パリ、ニューヨーク、ベルリンの茶道コミュニティと美術館のメンバーの方々が、現地で開かれる国際ジャパニーズ・カルチャー・サミットへの参加都合で、来日時期を動かさなければならなくなったのです。

迷いはありませんでした。茶事というのは、亭主と客人の双方が揃って、はじめて成立するものです。一期一会という言葉は、その瞬間にしか起こりえない出会いを大切にする、という意味だと、私は受け取っています。半分の方々がいらっしゃらない状態でガラを開いても、当日その場には存在しているのに、その場では成立しない――そういう会になってしまう気がしました。延期を、自分から決めました。 「国際コミュニティを最優先される判断、茶道家元らしいご決断ですね」と、京都の師から返信をいただいたときに、ああ、決め方は間違っていなかったのだなと、肩の力が抜けました。

問題は、すでに手元にあったニッカ宮城峡10年でした。 ガラの新しい日程は、海外の皆さまのスケジュール調整次第で、しばらく先になりそうな見通しです。ウイスキーは保管の環境次第で長く持つもののようですが、それでも、最高の場には、最高のコンディションの一本を改めてご用意するのが、ものを贈ってくださった師への、そしてこの10年への、いちばん筋の通った返し方だろう、と思いました。

お茶の世界では「水は汲み立て、お湯は沸かし立て、お茶は点て立て」と申しまして、いちばんよい一瞬を逃さない、という考え方を、四百年大切にしてきております。少し違う領域ではありますけれど、根は通じているところがあるのではないかな、と思います。そう判断して、このボトルは手放すことにいたしました。

業者選びでは、宮城峡10年を、たんに「ニッカの一本」としてではなくて、2015年のエイジドモルト終売を踏まえた希少銘柄として、きちんと評価してくださるところを探しました。ストックラボさんのサイトには、ニッカウヰスキー各シリーズ(余市、宮城峡、竹鶴、フロム・ザ・バレル)とサントリー各シリーズ(響、山崎、白州)の市場のなかでの位置づけが、銘柄ごとに整理されていました。これなら丁寧に見てくださりそうだと思い、茶室から行きやすい新宿本店に持ち込みました。

店頭でいただいた説明は、想定よりずいぶん丁寧でした。 宮城峡10年は、宮城峡蒸溜所の代表的なシングルモルトで、竹鶴政孝が1934年に余市に最初の蒸溜所を作り、1969年に二つ目の蒸溜所として作並温泉近郊に設立したのが宮城峡蒸溜所であること。新川と広瀬川に挟まれた峡谷地形と清流のテロワール、カフェ式蒸溜機の独自技術が、軽やかでフルーティー、華やかで繊細な酒質を作り出していること。2015年に多くのエイジドモルトが終売になって以降、希少価値が上がっている銘柄であること。

そのうえで、ボトル本体、キャップシールとボトルキャップの状態、ラベルの保存、液面(蒸発による低下があるかどうか)を総合的に確認してくださり、 「今回のお品は未開封で、すべての項目で良好なコンディションでしたので、状態ランクS、22,500円でのご提示となります」 と、お話を結ばれました。

なかでも印象に残ったのは、「新川と広瀬川に挟まれた峡谷地形のテロワール」を、評価軸のひとつとして言葉に出してくださったことでした。お茶の世界では、お湯にどの水を使うかで一服のお茶の味わいがまったく変わる、という感覚を、四百年大切にしてきています。京都・大徳寺の名水も、東京の井戸も、宮城・蔵王の清流も、それぞれの土地の水で、それぞれの味があります。蒸溜の世界も、お茶の世界も、結局のところ「水と、土地と、職人の手と、時間」が、その液体を作っているのだろう、と。そういうことを、査定の場で改めて考えさせていただきました。

国際の茶道コミュニティの皆さまのスケジュールが整い、10周年の茶事とガラを改めて開ける日を、いまから楽しみにしております。最高のコンディションの新しい宮城峡10年を、その日のためにあらためて用意して、皆さまと祝杯を交わせたら――そう思いながら、今日の茶室に戻ります。

ありがとうございました。
  • 買取日 2025/06/23
  • 買取店舗 新宿本社
  • 担当鑑定士 木元 颯太
  • アイテム名 宮城峡10年
  • アイテム名詳細 【未開封】 ニッカウイスキー シングルモルト 宮城狭 10年 45度 700ml
  • 状態ランク
    • S
    • A
    • B
    • C
    • D
  • 買取方法 店頭買取
  • 製造者 ニッカウヰスキー
  • 原産国 宮城県
  • 種類 ウイスキー
  • アルコール度数 45%
  • 容量 700ml
  • 買取価格 22500円

今回の査定ポイント

お買取した商品について

ニッカウヰスキーは、日本のウイスキーの父・竹鶴政孝が1934年に北海道余市に余市蒸溜所を創設したことから始まる、日本のウイスキー文化の中核を担うブランドです。竹鶴政孝は1918年にスコットランドへ留学し、本場のウイスキー製造を学び、帰国後に日本でのウイスキー製造の礎を築きました。

今回お買取したニッカウヰスキー シングルモルト宮城峡10年は、1969年にニッカウヰスキーの2番目の蒸溜所として仙台市青葉区に設立された宮城峡蒸溜所が製造する代表的なシングルモルトです。新川と広瀬川に囲まれた峡谷地形のテロワール、カフェ式蒸溜機の採用といった独自の蒸溜技術により、軽やかでフルーティー、華やかで繊細な酒質を生み出すことで知られています。2015年に多くのエイジドモルトが終売となり、現在は流通在庫のみでの取扱いとなっており、希少価値が日々高まっている銘柄です。

査定時の着眼点

ストックラボ新宿本店では、今回のニッカウヰスキー シングルモルト宮城峡10年について以下のポイントを確認しました。

ニッカウヰスキーのジャパニーズウイスキー市場におけるブランド・ポジション
ニッカウヰスキーは、日本のウイスキーの父・竹鶴政孝が1934年に余市蒸溜所を創設して以来の、日本のウイスキー文化の中核を担うブランドとして、国際的に高い評価を獲得してきました。

宮城峡蒸溜所の独自テロワール&技術
宮城峡蒸溜所は、新川と広瀬川に囲まれた峡谷地形のテロワールと、カフェ式蒸溜機(Coffey Still・1830年イーニアス・カフェ発明)の採用といった独自の蒸溜技術により、軽やかでフルーティー、華やかで繊細な酒質を生み出す蒸溜所として、ジャパニーズウイスキー業界に独自の地位を確立してきました。

宮城峡10年の希少価値&市場ポジション
2015年に多くのエイジドモルトが終売となり、現在は流通在庫のみでの取扱いとなっています。国際的なジャパニーズウイスキー人気の高まりを受けて、未開封・正規流通品の希少価値が日々高まっている評価ポイントです。

ボトル本体の状態
シングルモルト宮城峡10年の査定では、ボトル本体の表面状態(傷・剥がれ・汚れの有無)が、銘柄識別の核心として重要な評価ポイントとなります。今回のお品は、ボトル本体の状態が良好に保たれていました。

キャップシール&ボトルキャップの状態
未開封品の証明として、キャップシールの未剥離&ボトルキャップの密封状態を確認します。今回のお品は、キャップシールの状態が完全に保たれていました。

ラベルの保存状態
ボトルの「宮城峡」のラベル・「10 Years Old」のラベル・ニッカウヰスキーの認証ラベルの保存状態は、銘柄識別と真贋判定の基本となる評価ポイントです。今回のお品は、ラベルの状態が鮮明に保たれていました。

液面(ウイスキーの蒸発による液面低下の有無)
未開封品でも、長期保管によりわずかなウイスキーの蒸発(エンジェルズ・シェア)が起きる場合があります。液面の高さがボトル肩位置を保っているかを確認します。今回のお品は、液面の状態が良好に保たれていました。

未開封・状態ランクSの良好なコンディション
今回のお品は、ボトル本体・キャップシール・ボトルキャップ・ラベル・液面のコンディションを総合確認し、いずれも良好な状態を保たれていました。状態ランクSとして適正に評価できる品質でした。

正規流通品としての確認
今回のお品は、ラベルおよびニッカウヰスキーの認証表示から正規流通品として確認できました。

ニッカウヰスキーをはじめとするジャパニーズウイスキーをご売却検討中の方へ

ニッカウヰスキー シングルモルト宮城峡10年は、ジャパニーズウイスキー文化を代表するニッカウヰスキーの宮城峡蒸溜所の代表シングルモルトで、2015年に終売となった希少銘柄です。記念パーティー・周年記念会・お祝いの席用に準備したが使用機会がなくなったボトル、ギフトでいただいたボトルなど、さまざまな背景でお手元に残ったジャパニーズウイスキーも、未開封の状態が良好なうちにご相談いただくことで、現在の市場価値を反映した適正評価が可能となります。ストックラボでは、ニッカウヰスキー(余市シリーズ・宮城峡シリーズ・竹鶴シリーズ・フロム・ザ・バレル)、サントリー(響シリーズ・山崎シリーズ・白州シリーズ)をはじめ、ジャパニーズウイスキー全般の専門査定を行っております。新宿本店への店頭お持ち込みはもちろん、宅配買取もご利用いただけます。

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