お買取した商品について
ニッカ ピュアモルト 竹鶴21年は、ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝の名を冠したフラッグシップ・ピュアモルト・ウイスキー・シリーズの21年熟成銘柄です。「ピュアモルト」は、複数のモルト原酒のみを使用してブレンドする製法で、ニッカが余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所――まったく異なる地形・気候で育てた2つのモルト――を21年熟成してブレンドした、長期熟成代表格の一本です。
竹鶴21年は世界各国のウイスキー品評会で多数の最高評価を獲得してきた銘柄で、2015年以降のジャパニーズウイスキー原酒不足の影響により竹鶴シリーズのエイジ・ステイトメント銘柄は段階的に終売となり、21年も現在は市場での出会いが非常に貴重な銘柄です。
査定員のコメント
お客様の「あの21年は、現役のコンサートマスター補佐としての自分に楽団のメンバーが贈ってくれた一本。今の私はもう現役のヴァイオリニストではない。意味の中心が変わってしまった」というお言葉、そして楽団の同僚の方の「賛成です。あなたらしい決断」というお言葉、お話を伺いながら、芸術の世界における集団との繋がりと、現役引退後のものとの関係性の繊細さに、深く感じ入る思いがいたしました。
楽団のメンバー一同が「30年所属&海外ツアー成功記念」として贈呈された経緯は、芸術家集団が35年間音楽を作り続けてきた時間の重みを、一本のウイスキーに集約された、本当に深い意味のあるお品です。竹鶴21年は、創業者・竹鶴政孝氏の名を冠したニッカのフラッグシップ・ピュアモルトで、世界各国のウイスキー品評会で多数の最高評価を獲得してきた長期熟成代表格です。「30年所属」という集団との時間の重みを表現する銘柄として、楽団の方々の選定は本当に見事だったと拝察します。
2015年以降の原酒不足で竹鶴シリーズのエイジ・ステイトメント銘柄は段階的に終売となり、21年も現在は市場での出会いが非常に貴重です。62,000円というお値段は、竹鶴21年の現在の市場相場として標準的な水準です。
戸棚で7年大切に保管されてきたボトルは、状態ランクSとして最高水準のコンディションを保っていました。ヴァイオリニストとして音楽の繊細な響きを30年以上磨いてこられたお客様の「もの」への深い配慮が、ボトルの保管にもしっかり表れていました。
本日も別のお客様から、長年所属された大手企業の同期一同から贈られたヘネシー XOを「定年退職時に共に開ける計画がコロナ禍で実現せず、退職後の意味の中心が変わった」とのご事情でお預かりしました。集団との時間を象徴するお酒が、ご本人の現役引退とコロナ禍を経た集まりの文化の変化によって、意味の中心を失う節目を迎えるケースが、現代のシニア世代に共通するテーマなのだなと感じる一日でした。
楽団の同僚の方の「あなたらしい決断」というお言葉、現役時代のヴァイオリニストとしての思い出がお客様の中に音楽として生き続けていく姿、そして退団後のマスタークラス指導という若手音楽家への伝承の歩みが、温かい新章として続いていきますように。
ニッカ 竹鶴シリーズをご売却検討中の方へ
長年所属された組織・楽団・チーム・職場のメンバー一同から、節目のお祝いとして贈呈されたお酒のご相談を、現役引退後のシニア世代の方々を中心にいただいております。特に2015年以降の原酒不足で終売となった竹鶴シリーズ、山崎、響、白州、余市の長期熟成銘柄は、市場評価が継続的に上昇しています。現役引退後のお酒の在り方を見直されるタイミングで、お気軽にお問い合わせください。池袋店店頭・宅配買取どちらもご利用いただけます。