お買取した商品について
ニッカ ピュアモルト 竹鶴12年は、ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝の名を冠したフラッグシップ・ピュアモルト・ウイスキー・シリーズの12年熟成銘柄です。「ピュアモルト」とは、複数のモルト原酒のみを使用してブレンドした製法で、ニッカが余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所――まったく異なる地形・気候で育てた2つのモルト――を絶妙に組み合わせ、12年熟成を経て調和の取れた味わいに仕上げた一本です。
竹鶴シリーズのエイジ・ステイトメント銘柄は、2015年以降のジャパニーズウイスキー原酒不足の影響により段階的に終売となり、12年も現在は市場価値が顕著に上昇しています。
査定員のコメント
お客様の「結婚15周年のお酒は、15周年が過ぎて16周年も17周年も過ぎて、いつか18周年で開けようとしても、そのお酒の本当の意味は『15周年』にある」というご主人のお言葉、お話を伺いながら、お酒というものの「節目との結びつき」について、深い洞察を共有させていただいた気持ちになりました。
酒販店の方が「竹鶴12年は余市と宮城峡の両方のモルトをブレンドした12年熟成のバランスが取れた一本、シングルモルトの個性とピュアモルトのブレンドの妙が両方楽しめます」と推薦された銘柄選びは、業界の方ならではの本質を捉えたご対応です。竹鶴シリーズの「ピュアモルト」スタイルは、ニッカの余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所の異なる個性のモルトをブレンドする伝統で、12年熟成はその2つのモルトが最もバランスよく調和する熟成期間として、業界内で「竹鶴シリーズの完成形」と評価されてきました。ご主人のお好みを理解した上での思いやり深い選び方だったと感じます。
ニッカは2015年以降の原酒不足で竹鶴シリーズのエイジ・ステイトメント銘柄を段階的に終売としました。12年も現在は市場での出会いが限られ、市場価格が顕著に上昇しています。17,000円というお値段は、竹鶴12年の現在の市場相場として標準的な水準です。
戸棚で2年保管されていたボトルは、状態ランクSとして良好なコンディションを保っていました。お客様のサロンが火災から再開された大変な時期にも、丁寧に保管環境を維持されていたことが、状態にもしっかり表れています。
サロン火災を乗り越えて夫婦で「今、何が大切か」を見直されていらしたご経験、人的被害ゼロでお客様も従業員も全員ご無事だったとのこと、本当に何よりだったと拝察します。本日も別のお客様から、ご自身のオフィスの火災対応で結婚記念日が遅延したとのご事情で、当時購入された白州12年をお預かりしました。予期せぬ出来事と、それに合わせて変わっていくお酒との関係性、現代の生活のなかにはそういう繊細な交差点があるのだなと感じる一日でした。
ご主人の「お酒の本当の意味は『その節目』にある」というお考え、お酒との向き合い方の現代的な感性として、温かい示唆をいただきました。お客様の次の節目に、その時のお二人らしい新しい一本との出会いがありますように。
ニッカ 竹鶴シリーズをご売却検討中の方へ
ご結婚記念日・ご夫婦の節目のためにご準備されたが、予期せぬ出来事やライフイベントの変化により、本来の節目を逃してしまったお酒のご相談を多くいただいております。特に2015年以降の原酒不足で終売となった竹鶴シリーズ、山崎、響、白州、余市の各種ジャパニーズウイスキーは、市場評価が継続的に上昇しています。麻布十番店店頭・宅配買取どちらもご利用いただけます。