余市20年 買取 麻布 |ウイスキー [余市20年]をお酒 高価買取しました。
お客様の声
ストックラボさん、本日はお世話になりました。このウイスキーは、10年前――2015年に、私が経営する麻布十番のクラブ「Bar Madame T」の常連でいらした財界人のお客様から、贈呈していただいたものです。私は今61歳で、麻布十番で26年、小さなクラブを経営してきました。銀座の老舗クラブで20代から修業を積んで、1999年に独立して麻布十番に自分の店を開きました。
2015年、ニッカが余市シリーズのエイジ・ステイトメント銘柄を一斉に終売した時、店の常連でいらした60代の財界人のお客様が、その話題を私に振ってくださいました。「ニッカの余市20年が、もう手に入らなくなる。これは日本のシングルモルトの最高峰の一本だ。ママの店の象徴として、ぜひ大切に置いておいてほしい」と。
その方は、私の店の開店当初からのお得意様で、月に2、3回はお越しくださっていました。「20周年か25周年に、特別なお客様と開けるといい」とおっしゃって、贈呈してくださいました。「ママの店の象徴」という言葉に、私は本当に感動しまして、店の高い棚の中央に、特別なライティングを当てて飾らせていただきました。
それから10年、店にお越しになるお客様から「あの余市は何ですか?」と聞かれる度に、私はその方の名前と、贈呈してくださった経緯を、誇らしく話させていただいてきました。お客様の中には、「ママのお店の象徴ですね」と感心してくださる方も多くて、私自身も、お酒があることで店の格が一つ上がったような気持ちになっていました。
2019年に店の20周年を迎えた時、贈ってくださった方も「20周年おめでとう、いつかこの余市を開ける日を楽しみにしている」と仰っていました。ただその時は、店で別の手頃なシャンパンで乾杯して、余市20年はそのままディスプレイに残しました。「もっと特別な日に」と思っていたんです。2024年の25周年も、同じ気持ちで、別のお酒で乾杯しました。
ところが、2024年の終わり、贈ってくださった方が病気で他界された、というお知らせがありました。85歳でいらっしゃいました。お通夜と告別式に伺いまして、ご家族の皆様にお会いしました。その後、ご長男(60代)から、お電話をいただきまして、「父の遺品を整理していて、あの余市20年のことを思い出した。父はママのお店をとても大切に思っていて、あのお酒のことも、よくうちで話していたよ。ママの店でまだ大切にしていただいているなら、それが何よりです」と仰ってくださいました。その言葉に、私は涙が止まりませんでした。
それから半年、私自身も61歳になりまして、店の今後を考える時期に入っています。お客様の世代交代もあって、最近は若いお客様も増えてきまして、私自身は近いうちに店の規模を縮小するか、信頼できる後輩に譲るか、検討しているところです。
そんな中で、ディスプレイの余市20年を眺めていて、「このお酒は、贈ってくださった方の『ママの店の象徴として大切に』というお気持ちを、私が10年間ディスプレイとして大切にしてきた。でも、贈ってくださった方がもうお亡くなりになって、私の店も世代交代の時期に入っている。このお酒は、ディスプレイとして置き続けるだけの存在になってしまっている」と気づきました。
「贈ってくださった方のお気持ちを、別の方の節目で活かしていただく方が、お酒も次に進めるんじゃないか」と思いまして、ご長男にお電話で相談しました。ご長男は「父もきっと、それを望んでいたと思います。あのお酒が、別の方の大切な節目を支えるなら、父も喜ぶでしょう」と仰ってくださいました。
ストックラボさんは、麻布十番店があると以前から知っていて、本日伺いました。査定員さんに事情をお話しして、135,000円のご提示。10年前に贈ってくださった方の「日本のシングルモルトの最高峰」というお言葉が、市場価値としてもしっかり評価されているのを確認できて、贈ってくださった方への感謝の気持ちが、別の形で繋がっていく予感がしました。本日はありがとうございました。
今回の査定ポイント
お買取した商品について
ニッカ シングルモルト 余市20年は、1934年に竹鶴政孝が北海道余市町に設立した、ニッカウヰスキー最初の蒸溜所「余市蒸溜所」の20年熟成シングルモルトです。スコットランドの伝統的な「石炭直火蒸溜」を頑なに守り続けてきた余市蒸溜所が、最長熟成エイジ・ステイトメントとして送り出してきた最高峰銘柄で、長年にわたり世界各国のウイスキー品評会で多数の最高評価を獲得してきました。
ニッカは2015年に余市シリーズのエイジ・ステイトメント銘柄(10年・12年・15年・20年)を一斉に終売としており、特に20年は元々生産量が極めて限られていたため、現在は市場での出会いが非常に貴重な銘柄となっています。
査定員のコメント
お客様の「贈ってくださった方のお気持ちを、別の方の節目で活かしていただく方が、お酒も次に進めるんじゃないか」というお言葉、そして贈り主のご長男様の「あのお酒が別の方の大切な節目を支えるなら、父も喜ぶでしょう」というお言葉、お話を伺いながら、世代を超えてお酒の意味を引き継ぐ繊細なご決断に、深い感銘を受けました。ご常連のお客様が2015年に「ニッカの余市20年は日本のシングルモルトの最高峰の一本、ママの店の象徴として大切に」と贈呈された銘柄選びは、余市20年の本質を捉えたものです。1934年、竹鶴政孝氏がスコットランドの気候・地形に最も近い土地として北海道余市町を選び、現代のスコッチでもほとんど使われなくなった「石炭直火蒸溜」を頑なに守り続けてきた余市蒸溜所の最長熟成エイジ・ステイトメントは、長年世界各国のウイスキー品評会で最高評価を獲得してきました。財界人の方ならではの目利きで、麻布十番のママの店の象徴として贈呈された経緯は、お酒と社交の文化の深い結びつきを表しています。
ニッカは2015年に余市10年・12年・15年・20年のエイジ・ステイトメント銘柄を一斉に終売としました。特に20年は元々生産量が極めて限られていたため、終売後の現在は市場での出会いが非常に貴重で、市場価格が大幅に上昇しています。今回の135,000円というお値段は、余市20年の現在の市場相場として標準的な水準です。
店の高い棚で10年間特別なライティングを当てて飾られてきたボトルは、状態ランクSとして最高水準のコンディションを保っていました。直射日光と過度な振動を避けたディスプレイ環境は、長期保管にも適していたのだと感じます。
本日も別のお客様から、長年経営されていたバーの常連客から贈呈された山崎18年を「世代交代の時期にディスプレイ的な存在を見直すきっかけになった」とのご事情でお預かりしました。麻布・銀座・六本木などの社交の世界では、お酒がディスプレイとお客様の話題の中心、そして贈り主とのご縁を象徴する存在として、独特の意味を持つのだなと感じる一日でした。
贈ってくださった方のお気持ちが、ご長男様の理解を経て、別の方の大切な節目に新章として続いていくこと、そしてお客様のお店の世代交代も、ご自分らしいリズムで進まれますように。
ニッカ 余市シリーズをご売却検討中の方へ
長年営業されてきたバー・クラブ・料亭などの世代交代・店じまいに際しての、贈り主のお気持ちと共に大切にされてきたお酒のご相談を、社交の世界の方を中心にいただいております。特に2015年以降の原酒不足で終売となった余市10年・12年・15年・20年、山崎、響、白州、竹鶴シリーズなどの長期熟成銘柄は、市場評価が継続的に上昇しています。麻布十番店店頭・宅配買取どちらもご利用いただけます。査定にかかる費用はもちろん、配送料・出張料などは全て無料! 査定額にご納得できない場合は、無料でキャンセルも可能です。 まずは、お気軽にお問い合わせください。
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