お買取した商品について
ニッカ ピュアモルト 竹鶴21年は、ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝の名を冠したフラッグシップ・ピュアモルト・ウイスキー・シリーズの21年熟成銘柄です。「ピュアモルト」は、複数のモルト原酒のみを使用してブレンドする製法で、ニッカが余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所――まったく異なる地形・気候で育てた2つのモルト――を21年熟成してブレンドした、長期熟成代表格の一本です。
竹鶴21年は世界各国のウイスキー品評会で多数の最高評価を獲得してきた銘柄で、2015年以降のジャパニーズウイスキー原酒不足の影響により竹鶴シリーズのエイジ・ステイトメント銘柄は段階的に終売となり、21年も現在は市場での出会いが非常に貴重な銘柄です。
査定員のコメント
お客様の「あの竹鶴21年は専務さんと一緒に開けるのが本来の意味だった、専務さんはもうおられず父も飲めない、専務さんの気持ちは私の中に大切に残っているから、お酒自体は誰かの別の節目で活躍する方が専務さんの本来の願いにも合う」というお言葉、そして専務さんの奥様の「主人はお酒を寝かせるよりも、誰かの節目を盛り上げる方が好きでしたから」というお言葉、お話を伺いながら、町工場3代目としての60年以上のご家業の歴史と、20年以上の取引関係から生まれた人と人との繋がりの繊細さに、深く感じ入る思いがいたしました。
大手メーカーの専務様が「あなたの町工場の精密加工技術は私たちの製品を支えてくれた、20年以上のご縁をこのお酒に込めさせてください」と贈呈された経緯は、戦後日本の産業を支えてきた中小製造業と大手メーカーの長年の連携文化を象徴する、本当に深い意味のあるお品です。竹鶴21年は、創業者・竹鶴政孝氏の名を冠したニッカのフラッグシップ・ピュアモルトで、世界各国のウイスキー品評会で多数の最高評価を獲得してきた長期熟成代表格です。「20年以上のご縁」を表現する銘柄として、専務様の選定眼は本当に見事だったと拝察します。
2015年以降の原酒不足で竹鶴シリーズのエイジ・ステイトメント銘柄は段階的に終売となり、21年も現在は市場での出会いが非常に貴重です。62,000円というお値段は、竹鶴21年の現在の市場相場として標準的な水準です。
戸棚で7年大切に保管されてきたボトルは、状態ランクSとして最高水準のコンディションを保っていました。町工場の精密加工技術を磨き続けてきたお客様の「もの」への深い配慮が、ボトルの保管にもしっかり表れていました。
本日も別のお客様から、長年取引のあった海運会社の役員から贈られたヘネシー XOを「ご本人が他界され、自分自身も会社売却で現役引退、お酒の意味の中心が変わった」とのご事情でお預かりしました。長年の取引関係から生まれたお酒の贈呈が、贈り主の他界とご本人の現役引退という二重の変化を経て、意味の中心を移していく場面が、現代のシニア世代の経営者の方々に共通するテーマなのだなと感じる一日でした。
専務様の奥様の「主人はお酒を寝かせるよりも誰かの節目を盛り上げる方が好きだった」という温かいお言葉、町工場3代60年以上の歴史と専務様との20年以上のご縁が、温かい新章として続いていきますように。
ニッカ 竹鶴シリーズをご売却検討中の方へ
長年の取引関係(取引先・お得意様・お客様など)から贈呈された大切なお酒のご相談を、事業承継・売却を経て引退されたシニア世代の経営者の方々を中心にいただいております。特に2015年以降の原酒不足で終売となった竹鶴シリーズ、山崎、響、白州、余市の長期熟成銘柄は、市場評価が継続的に上昇しています。事業のご節目で、お酒の在り方を見直されるタイミングで、お気軽にお問い合わせください。大阪梅田店店頭・宅配買取どちらもご利用いただけます。